【2026年5月最新】ChatGPTのバージョン一覧|GPT-5時代のモデル確認・切り替え方法と最適な選び方

【2026年5月最新】ChatGPTのバージョン一覧|GPT-5時代のモデル確認・切り替え方法と最適な選び方

「ChatGPTのバージョンって今いくつ?」「GPT-5って何が変わったの?」——ChatGPTを業務で使い始めると、真っ先にぶつかるのがモデルのバージョン問題です。

2026年5月時点で、ChatGPTにはGPT-5.2 Instant、GPT-5.2 Thinking、GPT-5.3-Codex、GPT-5.4など複数のモデルが同時に存在しています。名前だけ見ても違いが分からず、「今自分が使っているのはどれ?」「切り替えた方がいい?」と迷っている方が非常に多いのが現状です。

この記事では、ChatGPTの全モデルを一覧で整理し、バージョンの確認方法・切り替え手順・料金プラン別のモデル対応表・GPT-1からの歴史までを網羅的に解説します。さらに記事の後半では、業務利用の視点からClaude Codeとの比較も踏まえ、「結局どのモデルを選ぶべきか」に答えを出します。

代表菅澤 代表菅澤
最初にお断りしておくと、OpenAIはモデルのアップデートを頻繁に行うため、この記事の情報は2026年5月時点のものです。弊社ではChatGPTとClaude Codeの両方を業務で使っていますが、主力はClaude Max 20x(月約30,000円)です。なぜそうなったかも含めて、正直にお話しします。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
ChatGPTのモデルバージョンは「GPT-3.5→GPT-4→GPT-4o→GPT-5系」と進化してきましたが、5系以降は枝番が細かくなって混乱しがちです。この記事で全体の地図を頭に入れておけば、今後のアップデートにも迷わず対応できるようになります。

この記事を最後まで読むと、次のことが明確になります。

✔️2026年5月時点のChatGPT全モデルの名前・特徴・使い分け
✔️自分が今使っているモデルの確認方法(PC・スマホ)
✔️モデルの切り替え手順と、業務内容別の最適な選び方
✔️料金プランごとに使えるモデルの対応表
✔️GPT-1からGPT-5.4までの歴史と各世代の進化ポイント
✔️ChatGPT vs Claude Code——業務利用で選ぶべきモデルの基準

01 ChatGPTの現行モデル一覧(2026年最新) 2026年5月時点で利用可能な全モデルを整理

2026年5月時点で、ChatGPTのチャット画面から選択できるモデルは以下の通りです。OpenAIは「GPT-5系」への移行を進めており、旧モデル(GPT-4oなど)は段階的に置き換えられています。

モデル名世代特徴主な用途
GPT-5.2 InstantGPT-5系高速・軽量。日常会話に最適雑談、簡単な質問、要約
GPT-5.2 ThinkingGPT-5系推論特化。段階的に思考して回答複雑な分析、数学、論理問題
GPT-5.2 AutoGPT-5系タスクに応じてモデルを自動選択デフォルト設定での汎用利用
GPT-5.2 ProGPT-5系(Pro限定)最大の推論能力。Proプラン専用高度なリサーチ、専門分析
GPT-5.3-CodexGPT-5系コーディング特化。コード生成に最適化プログラミング、デバッグ
GPT-5.4(最新)GPT-5系総合性能最高。マルチモーダル対応業務全般、画像理解、長文処理
GPT-4o(旧世代)GPT-4系旧メインモデル。段階的に非推奨化互換性維持が必要な場合のみ

📚 用語解説

GPT-5系モデル:OpenAIが2025年後半〜2026年にかけてリリースした最新世代のモデル群。GPT-4oの後継として、推論能力・マルチモーダル処理・コーディング能力が大幅に向上しています。「5.2」「5.3」「5.4」の枝番はリリース時期と性能レベルを示します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「Auto」モードを選んでおけば、ChatGPTが質問内容に応じて最適なモデルを自動で切り替えてくれます。こだわりがなければ、まずはAutoで問題ありません。ただし、業務で使うなら「自分が今どのモデルを使っているか」を把握しておくことが大切です。

1-1. GPT-5.2系——速度と推論のバランス

GPT-5.2系にはInstant(高速版)Thinking(推論版)の2種類があります。Instantは旧GPT-4o-miniの後継にあたる軽量モデルで、レスポンスが速く、日常的な会話や簡単な質問に向いています。

一方のThinkingは、OpenAIの「o1」モデルの後継です。回答前に内部で推論ステップを踏むため、複雑な数学問題、論理パズル、多段階の分析に強みを持ちます。ただし、回答に時間がかかるため、簡単な質問にThinkingを使うのはオーバースペックです。

📚 用語解説

Thinking(推論モード):AIが回答する前に、内部で「思考の連鎖(Chain of Thought)」を実行するモード。人間が問題を解くときに頭の中で段階を踏むのと同じ仕組み。回答の精度は上がるが、レスポンスは遅くなります。

💡InstantとThinkingの使い分け

「5秒以内に答えが欲しい日常的な質問」→ Instant。「時間がかかっても正確な分析がほしい」→ Thinking。迷ったらAutoを選べば、ChatGPTが自動で判断してくれます。

1-2. GPT-5.3-Codex——プログラミング特化

GPT-5.3-CodexはOpenAIがコーディング用途に特化させたモデルです。Python、JavaScript、TypeScript、SQL等のコード生成・デバッグ・リファクタリングに最適化されています。

ChatGPTのCodex機能(ブラウザ内でコードを実行できる機能)と組み合わせることで、コードの生成から実行・結果確認まで一気通貫で行えるのが特徴です。

代表菅澤 代表菅澤
コーディング用途で言うと、GPT-5.3-Codexは確かに優秀です。ただし、弊社の実務では「ブラウザ内のサンドボックスで完結しない」ケース——たとえば既存のプロジェクトファイルを直接編集したり、ターミナルコマンドを連続実行したりする場面が多いです。そういった場面では、後述するClaude Codeの方が遥かに実用的です。

1-3. GPT-5.4——2026年時点の最高性能モデル

GPT-5.4は2026年5月時点でOpenAIが提供する最高性能のモデルです。テキスト処理はもちろん、画像の理解・音声対応・長文処理など、マルチモーダル能力が大幅に強化されています。

Plusプラン以上で利用可能で、Proプランでは「GPT-5.4 Pro」としてさらに拡張された推論能力を持つ上位版にアクセスできます。

📚 用語解説

マルチモーダル:テキストだけでなく、画像・音声・動画など複数の入出力形式を扱えるAIの能力。GPT-5.4は画像をアップロードして内容を分析したり、音声で会話したりすることが可能です。

02 各モデルの違いと特徴を完全整理 速度・精度・コスト・得意分野を一覧比較

モデル名だけ見ても「結局何が違うの?」と思う方が多いはずです。ここでは速度・推論精度・コーディング力・マルチモーダル対応・コスト効率の5軸で全モデルを比較します。

モデル速度推論精度コーディングマルチモーダルコスト効率
GPT-5.2 Instant◎ 最速○ 標準○ 標準○ 基本対応◎ 最良
GPT-5.2 Thinking△ 遅い◎ 最高○ 標準○ 基本対応○ 中程度
GPT-5.2 Auto○ 自動○ 自動○ 自動○ 自動○ 自動最適化
GPT-5.2 Pro△ 遅い◎ 最高◎ 高い◎ フル対応△ Pro専用
GPT-5.3-Codex○ 中程度○ 標準◎ 最高△ 限定的○ 中程度
GPT-5.4○ 中程度◎ 高い◎ 高い◎ フル対応○ 中程度
GPT-4o(旧)○ 中程度○ 標準○ 標準○ 基本対応◎ 良い

2-1. 速度重視なら GPT-5.2 Instant

「とにかく素早く回答がほしい」場面では、GPT-5.2 Instantが最適です。メール下書き、スケジュール確認、簡単な翻訳など、日常の軽いタスクはInstantで十分にこなせます。

特にスマホでChatGPTを使う場合、Thinkingモデルだと回答が表示されるまでに10〜30秒かかることがあります。移動中や会議の合間に使うなら、Instantの「1〜3秒で回答」が圧倒的に快適です。

2-2. 正確さ重視なら GPT-5.2 Thinking または GPT-5.4

契約書のレビュー、データ分析の根拠確認、複雑な論理展開が必要な場面では、GPT-5.2 ThinkingGPT-5.4を選んでください。

両者の違いは、Thinkingが「推論の過程を重視して丁寧に考える」のに対し、GPT-5.4は「総合的に高い精度で処理する」ことです。どちらが優れるかはタスクによりますが、明確な正解がある問題(数学・ロジック)はThinking、複合的な業務判断はGPT-5.4が向く傾向があります。

📚 用語解説

Autoモード:ChatGPTがユーザーの質問内容を分析し、最適なモデルを自動選択するモード。簡単な質問ならInstant、推論が必要ならThinking、コードならCodexなど、内部で切り替えが行われます。ユーザーが意識せずに最適な回答を得られる設計です。

2-3. コーディングなら GPT-5.3-Codex——ただし限界あり

GPT-5.3-Codexはコード生成のベンチマークでGPT-5.4を上回るケースがあり、プログラミング単体の能力では最強クラスです。

ただし注意点があります。ChatGPT上のCodexはブラウザ内のサンドボックス環境で動くため、ローカルのファイルを直接編集したり、外部APIを叩いたりする業務には制約があります。「既存のプロジェクトをまるごとリファクタしたい」「ターミナルからコマンドを連続で回したい」といったケースでは、後述するClaude Codeのようなエージェント型ツールの方が実用的です。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
ここが重要なポイントです。ChatGPTのCodexは「新規のコードを書いてブラウザ内で動かす」には優秀ですが、「既存の業務環境に入り込んで改修する」用途ではまだ制限が多い。用途によってツールを使い分ける視点が大切です。

2-4. 迷ったらAutoモード——ただし「何が選ばれたか」は確認を

モデル選びに迷ったら、AutoモードにしておけばChatGPTが自動で最適なモデルを選んでくれます。日常使いではこれで問題ありません。

ただし、業務でChatGPTを使う場合は「今どのモデルで回答が生成されたか」を把握しておくことを推奨します。特にThinkingモデルが使われた場合は、回答の精度は高いですがAPI利用量やレート制限に影響する場合があるためです。確認方法は次のセクションで解説します。

💡モデル選びの黄金ルール

日常使い→Auto、速度重視→Instant、正確さ重視→ThinkingまたはGPT-5.4、コーディング→Codex。4パターンを覚えておけば迷いません。

03 ChatGPTのバージョン確認方法(PC・スマホ) 今使っているモデルを3秒で確認する手順

「自分が今どのモデルを使っているか分からない」——これは非常によくある悩みです。ChatGPTのバージョン(モデル)は、以下の方法で簡単に確認できます。

3-1. PC(ブラウザ版)での確認方法

Step 1
ChatGPTを開く
(chat.openai.com)
Step 2
チャット入力欄の
上部にある
モデル名を確認
Step 3
クリックで
モデル一覧が
表示される

PC版では、チャット画面の入力欄の上部(または左上のドロップダウン)に、現在選択中のモデル名が表示されています。「GPT-5.4」「Auto」などと書かれているはずです。

もしモデル名が表示されていない場合は、新しいチャット(New Chat)を開始してみてください。既存のチャットでは、そのチャット開始時のモデルが引き続き使われている場合があります。

💡回答に使われたモデルの事後確認

回答が生成された後、回答文の下部に小さく「GPT-5.4」などのモデル名が表示されることがあります。Autoモードの場合は、実際にどのモデルが使われたかをここで確認できます。

3-2. スマホアプリでの確認方法

Step 1
ChatGPTアプリを
開く
Step 2
画面上部の
モデル名を
タップ
Step 3
モデル一覧が
表示され
切り替え可能

iPhone/Androidアプリでも操作は同じです。画面上部に表示されているモデル名をタップすると、利用可能なモデルの一覧が表示されます。

ただし、スマホアプリは無料プランの場合、選択できるモデルが制限されます。GPT-5.2 Instantなどの軽量モデルは選べますが、GPT-5.4やThinkingモデルはPlusプラン以上が必要です。

3-3. APIでのバージョン確認

開発者がAPI経由でChatGPTを使っている場合、レスポンスのmodelフィールドに使用モデルが記載されます。

response["model"] の値が "gpt-5.4-2026-05-06" のように、モデル名とスナップショット日付が返ります。API利用者は、この値を確認することで正確なモデルバージョンを特定できます。

📚 用語解説

モデルスナップショット:OpenAIのAPIでは、同じ「GPT-5.4」でも内部的にはバージョン管理されています。「gpt-5.4-2026-05-06」のように日付が付与されたスナップショットが、実際に使われているモデルバージョンです。微調整やバグ修正が反映されるタイミングで更新されます。

代表菅澤 代表菅澤
バージョン確認は地味ですが、業務でChatGPTを使う上では非常に重要です。「昨日と回答の品質が違う気がする」と感じたら、まずモデルが変わっていないか確認してください。OpenAIは予告なくデフォルトモデルを切り替えることがあります。

04 モデルの切り替え方法と使い分けのコツ 業務内容に応じた最適モデルの選択フレーム

モデルの確認ができたら、次は業務に合わせた切り替えです。ChatGPTでは、チャットごとにモデルを変更できます。

4-1. モデル切り替えの基本手順

1
新しいチャットを開始する既存のチャットではモデルを途中変更できない場合があります。切り替えたいときは新しいチャットを開始するのが確実です。
2
モデル選択ドロップダウンをクリックチャット入力欄の上部にあるモデル名をクリック(スマホならタップ)します。
3
使いたいモデルを選択表示された一覧から目的のモデルを選びます。グレーアウトしているモデルはプランのアップグレードが必要です。
4
そのまま質問を入力選択後、すぐにそのモデルで回答が生成されます。チャットが続く限り、同じモデルが使われます。
⚠️チャット途中のモデル変更について

一部の環境では、既存チャットの途中でもモデルを変更できます。ただし、それまでの会話コンテキストが新モデルに引き継がれない場合や、回答の一貫性が崩れる場合があるため、重要な業務では「新しいチャットで切り替え」が安全です。

4-2. 業務別のモデル使い分けガイド

「結局、どの業務でどのモデルを使えばいいの?」——以下の対応表を参考にしてください。

業務カテゴリ推奨モデル理由
メール返信・日常的な相談GPT-5.2 Instant速度が最優先。1〜3秒で回答
議事録の要約GPT-5.2 Instant or Auto軽い処理なのでInstantで十分
契約書・法務文書のレビューGPT-5.2 Thinking正確な推論が必要。見落とし防止
データ分析・レポート作成GPT-5.4総合性能が高く、長文処理に強い
プログラミング・コード生成GPT-5.3-Codexコーディング特化の最高性能
画像の分析・資料の読み取りGPT-5.4マルチモーダル対応が最も充実
ブレインストーミングAuto考える必要なし。ChatGPTにお任せ
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
よくある失敗は「すべての業務をGPT-5.4にする」ことです。GPT-5.4は確かに高性能ですが、メール返信のような軽いタスクにまで使うとレスポンスが遅くなり、Plusプランの利用回数を無駄に消費します。タスクの重さに応じてモデルを切り替える習慣をつけましょう。

4-3. 「Auto」と「手動選択」どちらが良いか

結論から言うと、日常の7割はAutoモード、重要な業務の3割だけ手動選択がバランスの良い使い方です。

Autoモードは便利ですが、ChatGPTの判断が常に最適とは限りません。特に「推論精度が最重要」な法務・財務系タスクや、「速度が最重要」な会議中のリアルタイム支援では、手動でモデルを指定する方が確実です。

📚 用語解説

レート制限:ChatGPTの有料プランでも、一定時間内のメッセージ数や処理量に上限が設けられています。特にGPT-5.4やThinkingモデルは消費量が大きいため、軽いタスクはInstantで処理して「枠」を節約するのが賢い使い方です。

05 ChatGPTの料金プラン比較(Free/Plus/Pro/Team) どのプランでどのモデルが使えるかを整理

ChatGPTのモデルは、料金プランによって利用できる範囲が異なります。「GPT-5.4を使いたいのに選べない」という場合、プランが対応していない可能性が高いです。

5-1. プラン別モデル対応表

モデルFree(無料)Plus(月$20)Pro(月$200)Team(月$25/人)
GPT-5.2 Instant◎ 使える◎ 使える◎ 使える◎ 使える
GPT-5.2 Thinking× 使えない◎ 使える◎ 使える◎ 使える
GPT-5.2 Auto○ 制限付き◎ 使える◎ 使える◎ 使える
GPT-5.2 Pro× 使えない× 使えない◎ 使える× 使えない
GPT-5.3-Codex× 使えない◎ 使える◎ 使える◎ 使える
GPT-5.4△ 回数制限◎ 使える◎ 無制限◎ 使える
DALL-E 3(画像生成)○ 制限付き◎ 使える◎ 使える◎ 使える

5-2. 各プランの概要と選び方

Free(無料):ChatGPTを試してみたい方向け。GPT-5.2 Instantは使えますが、上位モデルは使えないか回数制限がかかります。業務利用には不十分です。

Plus(月$20 / 約3,000円):個人の業務利用の定番プラン。GPT-5.4、Thinking、Codexなど主要モデルがすべて使えます。多くの人にとってはPlusで十分です。

Pro(月$200 / 約30,000円):最上位の個人プラン。GPT-5.2 Pro(最高推論モデル)へのアクセスとGPT-5.4無制限利用が特徴。Plusの10倍の価格に見合うかは業務量次第です。

Team(月$25/人 / 約3,800円/人):チーム利用向け。管理機能とデータの組織内共有が追加されます。5名以上のチームで検討する価値があります。

💡プラン選びの鉄則

まずはFreeで試す→業務で使うならPlus→Plusの利用上限に毎月ぶつかるならPro検討。段階的にアップグレードするのが最もコスパが良い方法です。いきなりProに飛ぶのは避けましょう。

5-3. Proプラン(月30,000円)の費用対効果

Proプランは月約30,000円と高額ですが、「GPT-5.2 Proモデル」と「GPT-5.4の無制限利用」が解放されます。

ここで覚えておいてほしいのが、月30,000円という価格帯はClaude Max 20x(月$200 / 約30,000円)と完全に競合するということです。同じ予算でChatGPT ProとClaude Max 20xのどちらを選ぶかは、「何に使うか」で決まります。この比較はセクション7で詳しく解説します。

代表菅澤 代表菅澤
弊社の実感としては、Plusで月の8割は足りました。残り2割の「もう少し使いたい」場面のためだけに、Plusの10倍を払うのは割に合わない。それなら同じ30,000円をClaude Max 20xに投じて「業務自動化エージェント」を手に入れた方が、投資効率は高かったです。

06 ChatGPTのバージョンの歴史——GPT-1からGPT-5.4まで AI進化の全体像を時系列で理解する

ChatGPTの「バージョン」を正しく理解するには、そもそもGPTシリーズがどう進化してきたかの歴史を知っておくと便利です。以下に、GPT-1から現在のGPT-5.4までの進化を一覧で整理します。

モデルリリース時期パラメータ数主な進化ポイント
GPT-12018年6月1.17億「事前学習+微調整」のTransformerモデルの原型
GPT-22019年2月15億文章生成能力が飛躍。「危険すぎて公開延期」と話題に
GPT-32020年6月1,750億Few-shot学習が可能に。文章品質が人間レベルに接近
GPT-3.52022年11月非公開ChatGPTとして一般公開。世界的ブームの起点
GPT-42023年3月非公開マルチモーダル対応。推論精度が大幅向上
GPT-4o2024年5月非公開速度とマルチモーダルの両立。音声対話対応
GPT-4o mini2024年7月非公開軽量・低コスト版。Free/Plusの標準モデルに
o12024年9月非公開推論特化モデル。Chain of Thought内蔵
GPT-5.22025年後半非公開GPT-5系の初期リリース。Instant/Thinking/Auto
GPT-5.3-Codex2026年初頭非公開コーディング特化モデル
GPT-5.42026年非公開総合性能最高。現行フラッグシップ

📚 用語解説

パラメータ数:AIモデルの「脳の大きさ」に相当する数値。パラメータが多いほど複雑なパターンを学習できます。GPT-3の1,750億パラメータは当時衝撃的でしたが、GPT-4以降はOpenAIがパラメータ数を非公開にしています。

6-1. GPT-3.5→GPT-4——ChatGPTブームの始まり

2022年11月、GPT-3.5をベースにした「ChatGPT」が一般公開され、わずか5日間で100万ユーザーを獲得。史上最速で1億ユーザーに到達したサービスとなりました。

翌2023年3月にリリースされたGPT-4は、テキストだけでなく画像の入力にも対応し、推論精度が大幅に向上。米国の司法試験で上位10%に入る成績を出すなど、「AI が知的作業で人間に匹敵する」時代の到来を印象づけました。

6-2. GPT-4o——速度とマルチモーダルの両立

2024年5月のGPT-4o(「o」はomniの略)は、テキスト・音声・画像を統合処理できるモデルです。回答速度がGPT-4より大幅に改善され、音声での自然な対話も可能になりました。

同年7月に登場したGPT-4o miniは、GPT-4oの性能を維持しつつコストを大幅に削減した軽量モデルで、無料プランやPlusプランのデフォルトモデルとして広く使われました。

6-3. GPT-5系——現在進行形の最新世代

2025年後半から段階的にリリースされたGPT-5系は、GPT-4世代からの大幅な性能向上を実現しています。特に推論能力、長文処理、コーディング精度で顕著な改善が見られます。

GPT-5系の特徴的な変化は、「枝番による細分化」です。GPT-5.2、5.3、5.4とバージョンが細かく分かれ、それぞれに用途特化のバリエーション(Instant、Thinking、Codex、Pro)が用意されています。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
GPT-5系以降、「バージョン=性能」という単純な図式が崩れています。GPT-5.4が常に最良とは限らず、コーディングならGPT-5.3-Codex、速度ならGPT-5.2 Instantの方が良い。「最新=最良」ではなく「目的に合った選択」が重要な時代です。

📚 用語解説

GPT-5.4 Pro:Proプラン(月$200)限定で利用できるGPT-5.4の拡張版。通常のGPT-5.4よりも推論能力が強化されており、複雑な分析タスクで最高の精度を発揮します。2026年5月時点で、ChatGPTの最上位モデルです。

2022
GPT-3.5
ChatGPT公開
AIブーム起点
2023
GPT-4
マルチモーダル
推論精度向上
2024
GPT-4o
速度改善
o1推論モデル
2025-26
GPT-5系
用途特化
枝番細分化

07 【独自】ChatGPT vs Claude Code——業務利用で選ぶべきモデルの基準 同じ月30,000円。何に使うかで正解が変わる

ここまでChatGPTのバージョンを網羅的に解説してきましたが、業務でAIを使う上で避けて通れない比較があります。それがChatGPT vs Claude Codeです。

弊社(株式会社GENAI)では、ChatGPTとClaude Codeの両方を業務で1年以上使い込んだ上で、主力をClaude Max 20x(月約30,000円)に移行しています。2026年5月時点の正直な比較をお伝えします。

7-1. そもそも「バージョン選び」の先にある問い

ChatGPTのバージョンを正しく理解し、最適なモデルを選ぶ——これは確かに重要です。しかし、業務でAIを本格活用する段階になると、もう一つ上の問いが生まれます。

本質的な問い

「ChatGPTの中でどのモデルを選ぶか」ではなく、「そもそもChatGPTが業務に最適なツールなのか」という視点です。チャットUIで質問→回答を繰り返すだけでは、業務の自動化には限界があります。

7-2. ChatGPTとClaude Codeの根本的な違い

比較軸ChatGPT(GPT-5.4)Claude Code(Opus 4系)
操作形式ブラウザのチャットUIターミナル+デスクトップアプリ
自律実行△ Codexでブラウザ内のみ◎ ファイル操作・コマンド実行を自律的に
コーディング◎ GPT-5.3-Codexが強い◎ 複数ファイルの一括改修に強い
マルチモーダル◎ 画像生成・音声対話○ 画像認識のみ(生成は不可)
業務の連続処理△ 都度指示が必要◎ 1指示で最後まで完遂
同価格帯プランPro(月$200 / 約3万円)Max 20x(月$200 / 約3万円)

最大の違いは「自律実行」の深さです。ChatGPTはブラウザ内でチャットを繰り返す形式であり、業務を連続的に処理するには人間が都度指示を出す必要があります。

一方、Claude Codeはローカルのファイルを直接読み書きし、ターミナルコマンドを実行し、結果を検証して次のステップに進むという自律的な動作が可能です。「このフォルダの全ファイルをレビューして、バグがあれば修正して」という1行の指示で、数十ファイルを自動処理できます。

代表菅澤 代表菅澤
正直に言うと、ChatGPTのGPT-5.4は単体の推論能力では非常に優秀です。ただし弊社の業務では「チャットで1つずつ質問する」よりも「1回の指示で業務をまるごと完遂する」方が圧倒的に効率が良かった。だからClaude Max 20xに移行しました。

7-3. ChatGPTが勝つ場面

とはいえ、ChatGPTの方が適している場面も明確にあります。

✔️画像生成:DALL-E 3による高品質な画像生成はChatGPTの専売特許。Claude Codeには画像生成機能がない
✔️音声対話:リアルタイムの音声会話機能はChatGPTが先行
✔️初心者の導入:ChatGPTの知名度とUI直感性は圧倒的。AIに触れたことがない人に最初に勧めるならChatGPT
✔️軽いリサーチ・雑談:ブラウザで気軽に使える手軽さはChatGPTの強み

7-4. Claude Codeが勝つ場面

✔️業務の自動化:ファイル操作・API連携・データ処理を1指示で自律実行
✔️コーディング(実プロジェクト):既存プロジェクトのファイルを直接編集・テスト・修正
✔️長文処理:200Kトークン(約30万字)のコンテキストで長大なドキュメントを一括処理
✔️エージェント的な複合タスク:「調査→分析→レポート作成→ファイル保存」を一気通貫で
🏆
VERDICT
引き分け
画像生成・手軽さではChatGPT、業務自動化・エージェント実行ではClaude Code。用途で選ぶのが正解。

7-5. 弊社の使い分け——両方使うのが現実解

弊社(株式会社GENAI)では、以下のように使い分けています。

用途使用ツール理由
業務の自動化全般Claude Code(主力)1指示で複数ステップを自律完遂
コーディング・リファクタClaude Codeローカルファイルを直接操作
画像生成・クリエイティブChatGPTDALL-E 3の画像品質が必要
軽いリサーチ・壁打ちChatGPTブラウザで気軽にアクセス
ブログ記事の執筆・投稿Claude CodeWP APIまで含めた一気通貫処理
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「ChatGPTかClaude Codeか」の二者択一ではなく、役割を分けて両方使うのが成熟した使い方です。弊社の場合、月の投資は「Claude Max 20x(3万円)+ChatGPT Plus(3,000円)」の約33,000円で、これが最も費用対効果の高い組み合わせでした。

08 まとめ ChatGPTのバージョンを理解し、業務に最適なAIを選ぶ

この記事では、2026年5月時点のChatGPTの全モデルバージョンを一覧で整理し、確認方法・切り替え手順・料金プラン比較・歴史・Claude Codeとの比較までを網羅的に解説しました。

最後にポイントを振り返ります。

✔️2026年5月時点のChatGPT主要モデルはGPT-5.2 Instant/Thinking/Auto/Pro、GPT-5.3-Codex、GPT-5.4の6種類
✔️バージョン確認はチャット画面上部のモデル名表示で3秒で可能
✔️切り替えは新しいチャットを開始してモデルを選択。既存チャットの途中変更は非推奨
✔️モデル選びの鉄則:速度→Instant、正確さ→Thinking/5.4、コード→Codex、迷ったら→Auto
✔️プラン選び:業務利用ならPlusで十分。Proは月3万円の価値を使い切れる人だけ
✔️GPT-5系以降は「最新=最良」ではない。目的に合ったモデルを選ぶ時代
✔️業務の自動化まで踏み込むなら、Claude Codeも選択肢に入れて比較すべき

ChatGPTのバージョンを正しく理解することは、AI活用の第一歩です。しかし本当に業務を変えたいなら、「どのバージョンを使うか」の先にある「AIで業務をどう設計するか」にまで踏み込む必要があります。

弊社「AI鬼管理」では、ChatGPTとClaude Codeの使い分けから業務自動化の設計まで、実践ベースで伴走しています。「自社でAIを回せる組織」を作りたい方は、お気軽にご相談ください。

代表菅澤 代表菅澤
ChatGPTのバージョン選びも、Claude Codeの導入も、最終的には「自社の業務にどう落とし込むか」がすべてです。AI鬼管理では、そこを一緒に設計するところからお手伝いしています。まずは無料相談でお気軽にどうぞ。

ChatGPTもClaude Codeも、業務で使いこなしたい方へ

「モデルの使い分けは分かったけど、実際の業務にどう組み込めばいい?」
弊社の1年間の実運用ノウハウをベースに、個別にご相談を承ります。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「ChatGPT Plusで十分か、Claude Codeに移行すべきか」「月3万円の投資で何時間分の業務を削減できるか」——こうした判断は、実際に両方を使い込んだ専門家の知見が効きます。まずは無料相談で、あなたの業務の最適解を一緒に設計しましょう。

NEXT STEP

この記事の内容を、あなたのビジネスで
実践してみませんか?

AI活用を自社で回せるようになりたい方へ

AI鬼管理

Claude Code・Cowork導入支援から業務設計・社内浸透まで実践ベースで伴走。「自社で回せる組織」を90日で作る経営者向けトレーニング。

よくある質問

Q. ChatGPTの現在のバージョンは何ですか?

A. 2026年5月時点の最新モデルはGPT-5.4です。ただし、ChatGPTにはGPT-5.2 Instant、GPT-5.2 Thinking、GPT-5.3-Codexなど複数のモデルが同時に提供されており、「バージョン=1つ」ではなく「用途別に複数のモデルが並行して存在する」状態です。

Q. ChatGPTのバージョンを確認する方法は?

A. PC(ブラウザ版)の場合、チャット入力欄の上部に表示されているモデル名をクリックすると、現在選択中のモデルと利用可能なモデル一覧が表示されます。スマホアプリでも画面上部のモデル名をタップすれば同様に確認できます。

Q. GPT-5.2とGPT-5.4の違いは何ですか?

A. GPT-5.4はGPT-5.2よりも総合性能が高く、特にマルチモーダル処理(画像理解など)と長文処理に優れています。一方、GPT-5.2 Instantは速度面で優位で、GPT-5.2 Thinkingは推論精度に特化しています。「5.4が常に最良」ではなく、用途に応じた使い分けが重要です。

Q. ChatGPTの無料版ではどのモデルが使えますか?

A. 無料版(Free)ではGPT-5.2 InstantとGPT-5.2 Autoが利用可能です。GPT-5.4やThinking、Codexモデルを使うにはPlusプラン(月$20)以上への加入が必要です。

Q. ChatGPTのモデルを途中で切り替えることはできますか?

A. 新しいチャットを開始する際にモデルを変更できます。一部の環境では既存チャットの途中でもモデル変更が可能ですが、会話の一貫性を保つためには新しいチャットで切り替えるのが推奨されます。

Q. GPT-5.3-Codexは何が得意ですか?

A. GPT-5.3-Codexはプログラミングに特化したモデルで、コード生成・デバッグ・リファクタリングが得意です。ChatGPTのCodex機能と組み合わせることで、ブラウザ内でコードの実行・検証まで行えます。ただし、ローカル環境のファイルを直接操作する用途では制限があります。

Q. ChatGPT ProとClaude Max 20xはどちらがおすすめですか?

A. 画像生成や音声対話を重視するならChatGPT Pro、業務の自動化やエージェント的な自律実行を重視するならClaude Max 20xが向いています。両方とも月約30,000円なので、「何に使うか」で判断してください。弊社ではClaude Max 20xを主力、ChatGPT Plusを補助として併用しています。

Q. ChatGPTのバージョンアップはいつ行われますか?

A. OpenAIは不定期にモデルを更新しています。大きな世代交代(GPT-4→GPT-5など)は事前にアナウンスされますが、マイナーアップデート(同じGPT-5.4内の改善)は予告なく行われることがあります。公式ブログ(openai.com/blog)をフォローしておくのが確実です。

AIAI鬼管理

AI鬼管理へのお問い合わせ

この記事を読んで気になった方へ。
AI鬼管理の専門スタッフが、御社に最適な
業務自動化プランを無料でご提案します。

会社名を入力してください
業種を選択してください
お名前を入力してください
正しいメールアドレスを入力してください

1つ以上選択してください
1つ以上選択してください
月額コストを選択してください

約1時間のオンライン面談(Google Meet)です

空き枠を取得中...
面談日時を選択してください

予約確定後、Google Calendarの招待メールをお届けします。
しつこい営業は一切ございません。

監修 最終更新日: 2026年5月20日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。