【2026年5月最新】Midjourneyプロンプト完全ガイド|基本の書き方・コツ・実例集・業務活用まで徹底解説

【2026年5月最新】Midjourneyプロンプト完全ガイド|基本の書き方・コツ・実例集・業務活用まで徹底解説

「Midjourneyのプロンプトがうまく書けない」「思い通りの画像にならない」「パラメータの意味が分からない」——Midjourneyは世界最高峰の画像生成AIですが、プロンプト(指示文)の書き方次第で出力品質が天と地ほど変わるツールでもあります。

この記事では、Midjourneyプロンプトの基本ルール・5つのコツ・カテゴリ別の実例集・パラメータ完全リファレンス・V7の高度な技法まで、2026年5月時点の最新情報で徹底解説します。さらに、弊社(株式会社GENAI)が業務で蓄積したビジネス活用のためのプロンプト戦略も公開します。

代表菅澤 代表菅澤
弊社では広告バナー・LP画像・ブログサムネイル・プレゼン資料の図版と、Midjourneyを日常的に業務で使っています。良いプロンプトを書けるかどうかで、1枚の生成にかかる時間が10分から2分に変わります。今日はその実践ノウハウをすべてお伝えします。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
初心者の方でも安心してください。プロンプトは「英語が苦手」でも問題ありません。パターンを覚えれば誰でも高品質な画像を生成できるようになります。実例をコピペして使えるように構成しています。
✔️Midjourneyプロンプトの基本ルール4つ
✔️プロンプトを上手く書く5つのコツ(実例付き)
✔️構図・アングル系のプロンプトワード実例集
✔️スタイル・画風系のプロンプトワード実例集
✔️雰囲気・ライティング系のプロンプトワード実例集
✔️パラメータ完全リファレンス(--ar, --s, --c, --w等)
✔️V7の高度な機能とプロンプト技法

01 Midjourneyプロンプトの基本ルール まずこの4つを押さえれば「最低限使える」レベルに到達

Midjourneyのプロンプトとは、画像を生成するためにAIに与えるテキスト指示のことです。Discordの「/imagine」コマンドに続けて入力する文章がプロンプトです。まずは基本の4ルールを押さえてください。

1-1. 英語で書く

Midjourneyのプロンプトは英語で書くのが原則です。日本語でも動作しますが、英語のほうが圧倒的に精度が高く、意図した通りの画像が生成されやすくなります。英語が苦手な場合は、ChatGPTやDeepLで日本語をプロンプト英語に翻訳してから入力してください。

例えば「夕焼けの海岸を歩く女性の写真」を作りたい場合、「a woman walking on a beach at sunset, golden hour lighting, cinematic photograph」のように記述します。完璧な英語である必要はなく、キーワードの羅列でも十分に機能します

1-2. 重要な要素を先に書く

プロンプト内の単語の配置順序は生成結果に影響します。最も重要な要素(主題・被写体)をプロンプトの先頭に書き、補足的な要素(背景・光源・雰囲気)を後半に配置するのがベストプラクティスです。AIは先頭のキーワードを優先的に解釈します。

📚 用語解説

プロンプト(Prompt):AI画像生成ツールに対して「こんな画像を作ってほしい」と伝えるテキスト指示のこと。Midjourneyでは /imagine prompt: の後に英語で記述します。プロンプトの書き方次第で生成品質が大きく変わるため、プロンプトエンジニアリングという専門分野が発展しています。

1-3. シンプルに書く(最初は短く)

初心者がやりがちな失敗はプロンプトを長く書きすぎることです。要素を詰め込みすぎると、AIがどの要素を優先すべきか判断に迷い、結果がぼやけます。最初は3〜5個のキーワードで始め、生成結果を見ながら要素を追加していく「インクリメンタル方式」が最も効率的です。

1
Step 1: 被写体だけa cat → 猫の画像が生成される(スタイルや構図はAI任せ)
2
Step 2: スタイル追加a cat, watercolor painting → 水彩画風の猫になる
3
Step 3: 構図追加a cat sitting on a windowsill, watercolor painting → 窓辺に座る猫の水彩画
4
Step 4: 雰囲気追加a cat sitting on a windowsill, watercolor painting, warm sunlight, cozy atmosphere → 温かい日差しの中の猫

1-4. パラメータで出力を制御する

プロンプトの末尾に「--」で始まるパラメータを追加することで、アスペクト比・スタイル強度・生成モードなどを制御できます。最も頻繁に使うパラメータは「--ar(アスペクト比)」と「--v(バージョン指定)」です。パラメータの全リストはSec06で解説します。

例:a cat on a windowsill, watercolor --ar 16:9 --v 7 → 横長(16:9)でV7モデルを使用した水彩画風の猫

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
プロンプトの基本は「被写体 + スタイル + 構図 + 雰囲気 + パラメータ」の5要素を覚えるだけ。最初は被写体とスタイルの2つだけでも十分です。

📚 用語解説

パラメータ(Parameter):Midjourneyのプロンプト末尾に「--」で始まる形式で追加する制御オプション。--ar 16:9(アスペクト比)、--v 7(バージョン指定)、--s 750(スタイル強度)、--c 50(カオス度)などがあります。プロンプト本文が「何を描くか」を指定するのに対し、パラメータは「どう描くか」を制御します。

02 プロンプトを上手く書く5つのコツ 初心者から中級者へステップアップする実践テクニック

基本ルールを押さえたら、次のステップとして5つの実践コツを身につけましょう。これだけで生成品質が劇的に向上します。

2-1. 「形容詞 + 名詞」のセットで描写する

単に「dog」と書くよりも「fluffy golden retriever(ふわふわのゴールデンレトリバー)」と書くほうが、AIは具体的にイメージを掴めます。名詞の前に2〜3個の形容詞を付けるのが鉄板です。「ancient stone castle」「vibrant neon city」「delicate silk fabric」のように、形容詞で質感・色・状態を伝えます。

2-2. カメラ設定・レンズを指定する

写真風の画像を生成する場合、カメラ機材やレンズの名前をプロンプトに含めると驚くほどリアルな仕上がりになります。「shot on Canon EOS R5, 85mm f/1.4」「Hasselblad medium format」「Fujifilm X-T5, 35mm」——機材名が入ることで、AIはその機材特有のボケ味・色調・解像感を再現しようとします。

💡よく使うカメラ設定フレーズ

shot on Sony A7R V, 50mm f/1.2 / shot on Leica M11, 35mm / Canon EOS R5, 85mm f/1.4, shallow depth of field / drone aerial shot, DJI Mavic / macro photography, Laowa 100mm / Hasselblad X2D, medium format film ——これらをプロンプト末尾に追加するだけで写真のリアルさが格段に上がります。

2-3. 「何を含めないか」を明示する(--no パラメータ)

Midjourneyには「--no」パラメータがあり、画像に含めたくない要素を指定できます。「--no text」(文字なし)、「--no people」(人物なし)、「--no background」(背景なし)のように使います。特に「--no text」は最も頻繁に使うパラメータの一つで、意図しない文字の混入を防ぎます。

2-4. 参照画像(Image Prompt)を活用する

MidjourneyではURLを貼り付けることで参照画像(Image Prompt)を使えます。「こんな雰囲気の画像が欲しい」という参考画像のURLをプロンプトの先頭に貼り、続けてテキストで指示を加えると、参照画像のスタイルを取り入れた新しい画像が生成されます。

使い方は「[画像URL] テキストプロンプト」の形式です。複数の画像URLを並べることも可能で、その場合はAIが複数画像のスタイルをブレンドします。ブランドの世界観を統一したい場合に非常に有効な技法です。

2-5. シード値(--seed)で再現性を確保する

同じプロンプトでも毎回異なる画像が生成されますが、「--seed」パラメータに数値を指定すると、同じシード値+同じプロンプトで再現性のある出力が得られます。気に入った画像のシード値(生成後にエンベロープマークで確認可能)を記録しておけば、そのスタイルをベースに微調整していくことができます。

📚 用語解説

シード値(Seed):画像生成AIの乱数初期値。同じシード値と同じプロンプトを使うと、ほぼ同じ画像が再生成されます。気に入った画像の「再現」「バリエーション展開」「微調整」に活用する技法で、プロのMidjourneyユーザーは必ず活用しています。--seed 12345 のように指定します。

代表菅澤 代表菅澤
この5つのコツを使い分けるだけで、生成クオリティは初心者レベルから中級者レベルに一気にジャンプします。特にカメラ設定の指定とシード値の活用は、業務で使う場合は必須テクニックです。

03 構図・アングル系プロンプト実例集 コピペで使えるカメラアングル・構図の指定ワード

構図とアングルを指定するだけで、同じ被写体でも全く異なる印象の画像が生成されます。以下の定番プロンプトワードをシーンに合わせて使い分けてください。

カテゴリプロンプトワード効果最適用途
正面front view, facing camera被写体を正面から捉える人物ポートレート・商品撮影
斜めthree-quarter view, 45-degree angle立体感が出る最も自然なアングル全般的に使いやすい定番
俯瞰top-down view, overhead shot, flat lay真上から見下ろす料理・文具・レイアウト系
ローアングルlow angle, worm eye view被写体を大きく力強く見せるヒーロー・建築・迫力演出
超ワイドwide angle, ultra-wide, panoramic広大さ・開放感を表現風景・建築・室内全景
クローズアップclose-up, macro, extreme close-up細部を拡大して描写テクスチャ・目・花・ジュエリー
ミディアムショットmedium shot, waist-up人物の上半身を捉えるビジネスポートレート・対話シーン
全身full body shot, full length人物の全身を描写ファッション・キャラクター設定
左右対称symmetrical composition左右対称の構図ポスター・宗教的・厳かな表現
三分割rule of thirds三分割法に沿った自然な構図写真全般・バランス良い画作り

構図ワードは単独で使うよりも、被写体の描写と組み合わせることで効果を発揮します。例えば「a samurai warrior in full armor, low angle, dramatic lighting, cinematic --ar 16:9」のように、被写体+構図+雰囲気をセットで記述すると一貫性のある画像が得られます。

💡ビジネスで最も使う構図3選

業務で画像を生成する場合、最も使用頻度が高いのは (1) three-quarter view(プロフィール写真・商品画像)、(2) flat lay / top-down(SNS投稿・商品レイアウト)、(3) wide angle(オフィス・施設紹介)の3つです。この3つを覚えるだけで業務利用の8割をカバーできます。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
構図の指定は「写真の教科書」そのものです。写真撮影の基本構図を知っている人は、その知識がそのままプロンプトに活きます。逆に言えば、プロンプトを学ぶことで写真の構図感覚も身につく——一石二鳥です。

04 スタイル・画風系プロンプト実例集 コピペで使える画風・描画スタイルの指定ワード

Midjourneyの真骨頂は多彩なスタイル表現です。同じ被写体でも、スタイルを変えるだけで写真にもイラストにも水彩画にもなります。

カテゴリプロンプトワード効果・特徴
写真風photorealistic, photograph, photo, realistic実写のようなリアルな画像
映画風cinematic, movie still, film grain映画のワンシーンのような画作り
水彩画watercolor painting, soft watercolor透明感のある水彩タッチ
油絵oil painting, impasto, thick brushstrokes重厚な油絵タッチ
アニメanime style, manga, cel-shaded日本のアニメ風イラスト
3Dレンダリング3D render, octane render, blenderCGのようなツルツルした3D表現
ミニマルminimalist, simple, clean designシンプルで洗練されたデザイン
ピクセルアートpixel art, 8-bit, retro gameレトロゲーム風のドット絵
線画line art, ink drawing, pen sketch黒インクの線画スケッチ
ステンドグラスstained glass, colored glass, mosaicステンドグラス風の美しい色彩
ポップアートpop art, Andy Warhol style, bold colors鮮やかな配色のポップアート
浮世絵ukiyo-e, Japanese woodblock print日本の浮世絵風の木版画表現

ビジネス用途で最も使用頻度が高いのは「photorealistic」「cinematic」「minimalist」の3つです。広告バナーやLP画像には cinematic、SNS投稿には photorealistic、プレゼン資料のアイコンには minimalist が適しています。

4-1. 色彩系ワード

画像全体の色調を指定するワードも非常に有効です。暖色系のwarm tones、寒色系のcool tones、モノクロのblack and white、パステルのpastel colors、ネオンのneon glow、アースカラーのearthy tones——これらを追加するだけで画像の雰囲気が大きく変わります。

✔️warm tones, golden hour:温かみのある暖色系(夕焼け・カフェ・暖かいシーン)
✔️cool tones, blue hour:クールな寒色系(テクノロジー・冬・夜景)
✔️pastel colors, soft palette:柔らかいパステル(美容・ベビー・スイーツ)
✔️neon glow, cyberpunk colors:ネオンカラー(テクノ・ゲーム・ナイトシーン)
✔️muted tones, desaturated:落ち着いた彩度の低い色調(高級感・ヴィンテージ)
✔️monochrome, black and white:モノクロ(アート・ドキュメンタリー・重厚感)

📚 用語解説

Octane Render:3DCGレンダリングソフトの名称。Midjourneyのプロンプトに「octane render」と入れると、CGのようなツルツルした質感・精密な光の反射・グローバルイルミネーション風の表現が得られます。実際にはOctane Renderを使っているわけではなく、AIが「Octane Renderで作られた画像」の特徴を模倣して生成します。

代表菅澤 代表菅澤
プロンプトワードの引き出しが増えるほど「頭の中のイメージを正確にAIに伝える」能力が上がります。この実例集をブックマークして、生成する度に新しいワードを試してみてください。

05 雰囲気・ライティング系プロンプト実例集 光と雰囲気の指定で画像の「世界観」をコントロール

画像の「雰囲気」を決める最大の要因は光(ライティング)です。同じ被写体でも、光の種類と方向を変えるだけで全く異なる印象の画像になります。

ライティングプロンプトワード効果・印象
ゴールデンアワーgolden hour, sunset lighting温かく柔らかい夕方の光
ブルーアワーblue hour, twilight日没後の幻想的な青い光
スタジオ照明studio lighting, professional light均一で安定した照明(商品撮影)
バックライトbacklit, rim lighting, silhouette背後からの光で輪郭を強調
ドラマチックdramatic lighting, chiaroscuro強いコントラスト・明暗差
ソフトライトsoft light, diffused light柔らかく均一な優しい光
ネオンneon lights, neon glow人工的なネオンカラーの光
自然光natural light, sunlight, daylight自然な太陽光
キャンドルcandlelight, warm glow, firelight暖かいろうそくの炎の光
foggy, misty, hazy atmosphere霧がかった幻想的な雰囲気

ライティングワードは構図+スタイルと組み合わせることで効果が倍増します。例えば「a mysterious forest path, foggy, dramatic lighting, cinematic, moody atmosphere --ar 16:9」のように、複数の雰囲気ワードを重ねることでより具体的な世界観を構築できます。

5-1. 「雰囲気」を伝えるムードワード

光だけでなく、全体の雰囲気(ムード)を伝えるワードも重要です。以下のワードを被写体やスタイルに追加してください。

✔️cozy, warm, inviting:居心地の良い温かさ(カフェ・家庭・くつろぎ)
✔️ethereal, dreamy, surreal:幻想的・夢のような(ファンタジー・美容)
✔️dark, moody, mysterious:暗く神秘的(ホラー・サスペンス・高級感)
✔️vibrant, energetic, dynamic:活気に満ちた(スポーツ・フェス・若者向け)
✔️serene, calm, peaceful:静寂で穏やか(自然・ヨガ・ウェルネス)
✔️epic, grand, majestic:壮大でスケール感のある(映画・冒険・建築)
✔️nostalgic, vintage, retro:懐かしさ・レトロ感(昭和・アンティーク)
✔️futuristic, sci-fi, cyberpunk:未来的(テクノロジー・ゲーム・SF)
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
ライティングとムードワードはプロンプトの「味付け」です。被写体とスタイルが「食材と調理法」だとすれば、ライティングは「調味料」。少量追加するだけで仕上がりが一変します。

📚 用語解説

キアロスクーロ(Chiaroscuro):イタリア語で「明暗法」を意味する美術用語。レンブラントやカラヴァッジョの絵画に代表される、強い光と深い影のコントラストで立体感と劇的な雰囲気を演出する技法です。Midjourneyでは「chiaroscuro」「dramatic lighting」で再現でき、ポートレートやプロダクト撮影に効果的です。

06 パラメータ完全リファレンス --ar, --s, --c, --w, --no, --seed——全パラメータの効果

Midjourneyのパラメータは、プロンプトの末尾に「--」で始まる形式で追加する制御オプションです。2026年5月時点(V7ベース)で使用可能な主要パラメータを網羅します。

パラメータ書式効果デフォルト値使用例
--ar--ar 16:9アスペクト比の指定1:1--ar 3:2, --ar 9:16
--v--v 7使用するモデルバージョン最新版--v 6, --v 5.2
--s--s 750スタイル強度(0〜1000)100--s 0(弱)〜 --s 1000(強)
--c--c 50カオス度(0〜100)0--c 0(安定)〜 --c 100(変化大)
--w--w 500ウィアドネス(奇抜さ)0--w 0(通常)〜 --w 3000(超奇抜)
--no--no text除外要素の指定なし--no people, --no background
--seed--seed 12345ランダムシード値ランダム--seed 42
--q--q 2品質(計算量)1--q .25(低品質・高速)〜 --q 2(高品質)
--tile--tileタイル(繰り返し)パターン生成OFFテクスチャ・壁紙用
--niji--niji 6にじジャーニーモデル使用OFFアニメ風生成

6-1. --ar(アスペクト比)の選び方

アスペクト比は用途で決まります。以下の組み合わせを覚えておけば、ほぼすべてのビジネスシーンに対応できます。

1
1:1(正方形)Instagram投稿、プロフィール画像、アイコン。最もバランスが良いデフォルト。
2
16:9(横長ワイド)YouTubeサムネイル、ブログアイキャッチ、プレゼンスライド背景、デスクトップ壁紙。
3
9:16(縦長)Instagram Stories、TikTok、スマートフォン壁紙。
4
3:2(写真標準)一般的な写真比率。ポートフォリオ、ギャラリー展示。
5
4:3(従来比率)iPadディスプレイ、旧来のプレゼンスライド。
6
2:3(ポートレート縦長)人物ポートレート、書籍カバー、ポスター。

6-2. --s(スタイル強度)の使い分け

--sパラメータはAIの「美化フィルター」の強さをコントロールします。値が大きいほどAIが独自の美的判断を強く反映し、値が小さいほどプロンプトの指示に忠実な結果が得られます。

✔️--s 0〜50:プロンプトに非常に忠実。技術的な図解やダイアグラム向き
✔️--s 100:デフォルト。バランスが良い
✔️--s 250〜500:AIの美的判断がやや強まる。アート作品向き
✔️--s 750〜1000:AIの美化が最大。ファンタジー・コンセプトアート向き

6-3. --c(カオス度)の活用法

--cパラメータは生成結果のバリエーション幅を制御します。値が0なら安定した結果が得られ、100に近づくほど予想外の「ハプニング」が起きやすくなります。アイデア出しのフェーズでは高め(--c 50〜80)、最終成果物では低め(--c 0〜20)に設定するのが効率的です。

アイデア出し: --c 50〜80
方向性決定: --c 20〜40
最終調整: --c 0〜10
代表菅澤 代表菅澤
パラメータは「覚える」のではなく「使いながら体で覚える」のが一番早いです。まず --ar と --s を試し、慣れてきたら --c と --w を追加していく。この順番がおすすめです。

07 V7の高度な機能とプロンプト技法 マルチプロンプト・Describe・画像編集・テキスト生成

Midjourney V7は2025年にリリースされた最新バージョンで、従来バージョンから大幅な機能強化が行われています。ここではV7で追加・改善された高度なプロンプト技法を解説します。

7-1. マルチプロンプト(::で区切る複合指示)

マルチプロンプトは、プロンプトを「::」で区切って複数のコンセプトを個別に指定する技法です。例えば「hot dog」は通常「ホットドッグ(食品)」として解釈されますが、「hot:: dog」と区切ると「暑い」と「犬」が別々のコンセプトとして処理され、暑そうにしている犬の画像が生成されます。

「::」の後に数値を付けると重み付けができます。「cat::2 space::1」なら「猫」のウェイトが「宇宙」の2倍になり、宇宙にいる猫だけど猫がメインの構図になります。複合コンセプトの制御に非常に有効な技法です。

7-2. /describe(画像からプロンプト逆生成)

/describeコマンドは、画像をアップロードすると、その画像を再現するためのプロンプト候補を4つ生成してくれる機能です。「この画像みたいなのが作りたいけどプロンプトが書けない」という場面で絶大な効果を発揮します。参考画像をdescribeしてプロンプトを取得→微調整して生成——というワークフローが非常に効率的です。

7-3. V7のテキスト生成精度

V7で最も大きく改善されたのが画像内のテキスト描画精度です。従来は「AI」と書きたいのに「A1」になったり、日本語は全く使い物にならなかったりしましたが、V7では英語テキストはほぼ正確に描画可能になっています。バナーやポスターの文字入れが格段に実用的になりました。

テキストを含めたい場合は、プロンプト内に「"テキスト内容"」と二重引用符で囲んで記述します。例えば「a minimalist poster with the text "AI Revolution" in bold typography, clean design」のように書きます。ただし日本語テキストはまだ不安定なため、英語テキストでの使用を推奨します。

⚠️日本語テキストはまだ不安定

V7でも日本語テキストの描画精度は英語に比べて大幅に劣ります。漢字の画数が多い文字や、ひらがな・カタカナの混在は誤字が頻発します。日本語テキスト入りの画像を作る場合は、画像をMidjourneyで生成→Canva/Photoshopで日本語テキストを後乗せする2ステップ運用を推奨します。

7-4. V7の人物描写改善

V7では人物の手の描写が大幅に改善されています。V5以前では「指が6本ある」「手の向きがおかしい」といった問題が頻発していましたが、V7ではほぼ解消されました。これにより、ビジネスポートレート・ファッション撮影・人物イラストの実用性が格段に向上しています。

📚 用語解説

マルチプロンプト(Multi-Prompt):Midjourneyのプロンプトを「::」で区切り、複数のコンセプトを個別に制御する技法。各コンセプトに重み(ウェイト)を数値で指定でき、「cat::3 hat::1」なら猫が主役で帽子は控えめ、という重み付けが可能です。単語の意味が曖昧な場合や、複数要素のバランスを細かく制御したい場合に使用します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
V7の進化で「Midjourneyでできないこと」が急速に減っています。テキスト入り、正確な手、高解像度——かつての弱点がほぼ解消された今、プロンプト力が「できる画像の幅」を決める最大の変数になっています。

08 ビジネスでのプロンプト活用——業務効率化の先にあるAI自動化 Midjourneyを業務に組み込むワークフローとClaude Codeの活用

Midjourneyのプロンプト技術を身につけたら、次のステップは「業務フローへの組み込み」です。1枚ずつ手動で生成するだけでなく、業務の中で効率的に画像を量産するワークフローを構築しましょう。

8-1. 業務用途別プロンプトテンプレート

毎回ゼロからプロンプトを書くのではなく、用途別のテンプレートを作成しておくのが業務効率化の鉄則です。以下は弊社が実際に使用しているテンプレートの一部です。

用途テンプレートプロンプトパラメータ
ブログサムネイル[被写体], modern minimalist, clean background, professional, soft lighting--ar 16:9 --s 200
広告バナー[商品/サービス], premium, cinematic lighting, vibrant, eye-catching--ar 4:5 --s 300
SNS投稿[テーマ], instagram-worthy, trendy aesthetic, bright colors--ar 1:1 --s 150
プレゼン挿絵[概念], isometric illustration, flat design, corporate colors--ar 16:9 --s 100
人物ポートレート[人物描写], professional headshot, studio lighting, shallow depth of field--ar 3:4 --s 200

8-2. プロンプト管理からワークフロー自動化へ

Midjourneyのプロンプト技術は「画像1枚を上手に作る」スキルですが、ビジネスに本当にインパクトを与えるのは「画像生成を含む業務フロー全体の自動化」です。弊社では Claude Code を活用して、キーワード分析→記事構成→本文生成→画像生成プロンプト作成→WordPress投稿→SEO設定という一連の流れをコードで自動化しています。

プロンプトテンプレート設計
APIで一括生成
CMS自動投稿
SEO自動設定
効果測定レポート

Midjourneyのプロンプト技術とClaude Codeの業務自動化能力を組み合わせることで、月間数十本のクリエイティブ制作を人手ゼロで回すことが可能になります。画像生成AIは「手でツールを操作する」段階から「コードでフローを回す」段階へ進化しています。

項目プロンプト手動入力Claude Code + 自動化
1枚あたりの所要時間5〜15分数秒(自動実行)
月間生成量50〜100枚数千枚も可能
品質の一貫性人間のスキルに依存テンプレートで安定
ワークフロー連携手動でコピペAPI・CMS・SEOと自動連携
スケーラビリティ人手が必要24時間自動稼働
代表菅澤 代表菅澤
Midjourneyのプロンプトが上手に書ける方は、すでに「AIに良い指示を出す」スキルを持っています。そのスキルをClaude Codeの業務自動化に応用すれば、画像だけでなく業務プロセス全体をAIで回せるようになります。AI鬼管理ではその設計と実装を伴走支援しています。
💡プロンプト力はAI活用の基礎体力

Midjourneyのプロンプト技術を磨くことは、ChatGPT・Claude・Gemini等あらゆるAIツールの活用力を底上げします。「AIに適切な指示を出す能力」は、2026年のビジネスパーソンにとって最も投資対効果の高いスキルの一つです。

よくある質問

Q. Midjourneyのプロンプトは日本語でも書けますか?

A. 技術的には日本語でも動作しますが、英語のほうが圧倒的に精度が高くなります。Midjourneyは主に英語のテキスト-画像データで学習されているため、英語プロンプトのほうが意図に近い画像が生成されます。日本語が苦手な場合はChatGPTやDeepLで英語に翻訳してから入力してください。

Q. 長いプロンプトと短いプロンプト、どちらが良いですか?

A. 最初は短いプロンプト(3〜5キーワード)で生成し、結果を見ながら要素を追加するインクリメンタル方式が最も効率的です。長すぎるプロンプトはAIが解釈に迷い、結果がぼやける原因になります。最終的に15〜30ワード程度が「十分に具体的かつAIが混乱しない」最適な長さです。

Q. --seedパラメータはどう使えばいいですか?

A. 気に入った画像が生成されたら、その画像のシード値(エンベロープマークで確認)を記録します。次回、同じシード値とプロンプトを使えばほぼ同じ画像を再生成できます。プロンプトを少しだけ変えてシード値を固定すると「微調整」ができるため、最終仕上げのフェーズで非常に有用です。

Q. V7で日本語テキスト入りの画像は作れますか?

A. V7では英語テキストの描画精度が大幅に改善されましたが、日本語テキストはまだ不安定です。短い単語(2〜3文字)なら成功率が高まりますが、長文は誤字が頻発します。日本語テキスト入り画像は「Midjourneyで画像を生成→Canvaで日本語テキストを後乗せ」の2ステップ運用を推奨します。

Q. プロンプトの学習におすすめの方法は?

A. Midjourneyの公開ギャラリー(midjourney.com/explore)で気に入った画像のプロンプトを研究するのが最も効率的です。また、/describeコマンドで参考画像からプロンプトを逆生成して構造を学ぶ方法も有効です。毎日1〜2枚でも生成しながらプロンプトを試行錯誤することで、2週間程度で実用レベルに到達します。

代表菅澤 代表菅澤
Midjourneyのプロンプト技術は「AIに的確な指示を出す力」です。このスキルを業務プロセス全体のAI自動化に発展させたい方は、AI鬼管理にご相談ください。Claude Codeを活用した設計・実装を、90日間で経営者に伴走しながら構築します。

NEXT STEP

この記事の内容を、あなたのビジネスで
実践してみませんか?

AI活用を自社で回せるようになりたい方へ

AI鬼管理

Claude Code・Cowork導入支援から業務設計・社内浸透まで実践ベースで伴走。「自社で回せる組織」を90日で作る経営者向けトレーニング。

AIAI鬼管理

AI鬼管理へのお問い合わせ

この記事を読んで気になった方へ。
AI鬼管理の専門スタッフが、御社に最適な
業務自動化プランを無料でご提案します。

会社名を入力してください
業種を選択してください
お名前を入力してください
正しいメールアドレスを入力してください

1つ以上選択してください
1つ以上選択してください
月額コストを選択してください

約1時間のオンライン面談(Google Meet)です

空き枠を取得中...
面談日時を選択してください

予約確定後、Google Calendarの招待メールをお届けします。
しつこい営業は一切ございません。

監修 最終更新日: 2026年5月22日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。