【2026年5月最新】CopilotでPowerPointの資料を作成する3ステップ|Claude Codeで自動化する上位互換術

【2026年5月最新】CopilotでPowerPointの資料を作成する3ステップ|Claude Codeで自動化する上位互換術

「CopilotでパワポのスライドをAIに作ってもらえる?」——この記事に辿り着いたあなたは、会議資料や提案書の作成に毎回時間を取られている方ではないでしょうか。

Microsoft 365に組み込まれたCopilot(コパイロット)を使えば、プロンプトを入力するだけでPowerPointのドラフトが自動生成されます。ゼロからスライドを作る手間を大幅に削減し、デザインの一貫性を保ったまま最初の叩き台が数分で完成します。

ただし、Copilotにはライセンスの縛りや機能の限界もあります。この記事では、CopilotでPowerPoint資料を作る3ステップを丁寧に解説するとともに、より柔軟で強力なClaude Codeによる資料作成自動化も合わせて紹介します。

代表菅澤 代表菅澤
弊社(株式会社GENAI)では以前Copilotも試しましたが、現在は営業資料・提案書・報告書の作成をほぼClaude Codeに集約しています。「プロンプトを打ったらスライドが出てくる」というレベルを超えて、「会議メモを渡したら完全な提案書ができていた」という体験ができるようになったからです。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
Copilotは「Microsoft 365の中で完結させたい」場合には十分な選択肢です。ただし、他のデータソースと組み合わせたり、複数のファイルを横断して資料を作ったりするときは、Claude Codeの方が圧倒的に柔軟です。今日はその両方を比較しながら解説します。

この記事を最後まで読むと、次の5つが明確になります。

✔️Copilotを使ったPowerPoint資料の作成手順(3ステップで完成)
✔️Copilotの得意・不得意と、使うべき場面の見極め方
✔️Claude Codeで資料作成をさらに自動化する方法
✔️CopilotとClaude Codeの機能比較と最適な使い分け
✔️GENAI社内の実運用事例——週20時間の資料作成がどう変わったか

01 CopilotでPowerPoint資料を作成する3ステップ 準備→生成→仕上げの流れを丁寧に解説する

まず前提として、PowerPointのCopilot機能を使うにはMicrosoft 365 Copilotのライセンスが必要です。個人向けのCopilot Pro(月額3,200円)または法人向けのMicrosoft 365 Copilot(月額4,497円/人〜)が対象となります。

📚 用語解説

Microsoft 365 Copilot:MicrosoftのOfficeアプリ(Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teams)に統合されたAIアシスタント機能。Azure OpenAIのモデルをベースに、各アプリの操作を自然言語で指示できる。2023年末から一般提供が開始された。

ライセンスの確認ができたら、以下の3ステップで資料を作成できます。

Step 1
準備
ファイルを
OneDriveに保存
Step 2
生成
プロンプトで
スライド自動作成
Step 3
仕上げ
確認・修正・
デザイン調整

Step 1:準備——参照ファイルをOneDriveに保存する

Copilotは、Word・PDF・ExcelなどのファイルをPowerPoint生成の参照元として使えます。ただし、参照できるのはOneDriveに保存されているファイルのみです。ローカルのデスクトップに置いたファイルや、社内共有フォルダにあるファイルは直接参照できない点に注意が必要です。

✔️提案書の元になるWord文書、Excelデータ、PDFなどをOneDriveにアップロードする
✔️ファイル名は分かりやすく日本語で命名しておく(例:「2026年度サービス提案書.docx」)
✔️ファイルサイズが大きい場合(50MB超)は内容を分割するか、要点だけを別文書にまとめる
✔️機密情報を含む場合は「会社の情報管理ポリシー上、OneDriveへのアップが許可されているか」を事前確認する
💡 参照ファイルなしでも作成可能

特定ファイルを参照せずに、テーマやアジェンダをテキストで指示するだけでもスライドを生成できます。「新製品のローンチに関する5枚の提案書を作って」といった自由なプロンプトでも動作します。参照ファイルがあると内容の精度が上がるので、できれば準備しておくのが理想です。

Step 2:生成——Copilotでスライドを自動作成する

PowerPointを開き、リボンバーの「Copilot」ボタンをクリックします。右側にCopilotパネルが表示されたら、プロンプトを入力します。

プロンプトの書き方によって生成される資料の質が大きく変わります。以下のポイントを押さえてプロンプトを書くと、修正の手間が減ります。

プロンプトの要素例文効果
目的・用途「2026年度の新サービス提案を社内プレゼンする資料」スライドのトーンと対象読者が確定する
枚数・構成「10枚、3部構成で(課題→提案→効果)」過不足ない分量に調整される
参照ファイル「OneDriveの"提案概要.docx"を参考に」内容が資料に即したものになる
トーン「簡潔かつビジネス向けに」文体と表現が揃う

例えば、以下のようなプロンプトを入力すると質の高いドラフトが生成されます。

💡 プロンプト例

「OneDriveの"2026年サービス概要.docx"を参考に、社内向け提案プレゼンを作ってください。構成は①現状課題→②提案内容→③期待効果の3部構成で、全10枚程度。読み手は非エンジニアの経営層を想定し、専門用語は最小限にしてください。」

生成が完了したら、スライドのプレビューが表示されます。内容の追加・修正もCopilotのチャット欄から自然言語で指示できます。たとえば「3枚目に競合比較の表を追加して」「見出しをより具体的にして」と入力するだけです。

📚 用語解説

スピーカーノート:PowerPointのスライドに付随するメモ欄。発表者が口頭で説明するための補足情報を書いておく箇所。CopilotはAIがスライドの内容に合わせてスピーカーノートを自動生成することも得意としている。

Step 3:仕上げ——確認・修正・デザイン調整

AIが生成した初稿は、そのまま使えるクオリティになっているケースもありますが、必ず以下の観点でチェックしてから使用してください。

✔️数値・固有名詞の確認:市場規模や競合名などの情報はCopilotが誤って生成することがあるため、必ず原典と照合する
✔️ブランドガイドラインへの適合:フォント・配色・ロゴ配置など、社内のデザイン規定に合わせて調整する
✔️スライド構成の整合性:導入→本論→結論の流れが論理的につながっているかを確認する
✔️表現の適切さ:対象読者に合わせた表現になっているか、丁寧語・専門用語のバランスを見直す
✔️機密情報の扱い:不用意に顧客名・個人情報が混入していないかを確認する

仕上げ工程でCopilotに追加指示を出すことも可能です。「全体のトーンをより前向きに変えて」「箇条書きを表形式にして」といった要望に答えながら、段階的に完成度を上げていきます。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
Copilotでのプレゼン作成で一番時間を取られるのは「仕上げ」フェーズです。AIが作ったドラフトは、確かにゼロから作るより速いですが、内容の精度確認には結局人間の目が必要です。この「確認コスト」を意識しておかないと、「時短になった感じがしない」という結果になります。

02 Copilotが得意なこと・苦手なこと 使う場面を見極めてムダな期待を排除する

Copilotは「Microsoft 365の中で完結する作業」においては非常に優秀なツールです。一方で、特定の場面では明らかに苦手があります。現実的な期待値を持ってツールを使うために、得意・不得意を整理しておきましょう。

2-1. Copilotが得意なこと

機能内容向いているケース
新規プレゼン自動作成指定したテーマ・構成でスライドを生成ゼロからの初稿作成
既存ファイルの要約→スライド化Word・PDF・Excelを参照してスライド生成会議資料・報告書の資料化
スライド追加・修正「3枚目に〇〇を追加」などの指示で随時変更後から内容を追記したいとき
スピーカーノート自動生成スライド内容に合わせた話し言葉の補足メモを生成発表用原稿が欲しいとき
デザイン統一テーマ・配色の適用、フォントの統一見た目のバラつきをなくしたいとき
💡 Copilotが真価を発揮するシーン

Word文書で作った企画書や、Excelでまとめたデータを「そのままパワポにしたい」ときが最も効果的です。文章をスライドに再構成する手間が丸ごとなくなるので、既にOfficeで文書が完成している場合はCopilotを使わない理由がありません。

2-2. Copilotが苦手なこと

一方で、以下のような用途ではCopilotの限界が見えてきます。

✔️OneDrive以外のデータソース参照:社内サーバー・Google Drive・社外APIのデータはそのまま渡せない
✔️複数ファイルを横断した高度な比較分析:10個以上のExcelファイルを一気に統合して資料化するような作業は不得意
✔️データ集計→グラフ→スライド化の一気通貫:Excelの集計からグラフ生成、スライドへの組み込みを完全自動化するには追加操作が必要
✔️動的な更新への対応:毎週数字が変わる週次レポートを自動で最新化する仕組みは作れない
✔️複雑なビジネスロジックの反映:「この条件で顧客をセグメントして、各セグメント別の提案を別スライドにまとめる」といった高度な判断が必要な処理

📚 用語解説

OneDrive:Microsoftが提供するクラウドストレージサービス。Microsoft 365に含まれ、WordやExcelなどのOfficeファイルを保存・共有できる。Copilotが参照できるファイルはこのOneDriveに保存されたものに限られる。

これらの「苦手な領域」こそが、後述するClaude Codeが圧倒的な差をつける部分です。

代表菅澤 代表菅澤
正直に言うと、Copilotで「苦手なこと」のリストを見て「これが使えないなら、うちでは半分しか使えないな」と思いました。弊社では社外システムや独自データベースと連携して資料を作ることが多いので、OneDrive限定の制約が地味に効いてくるんです。

03 Copilotを使うときの注意点3つ セキュリティ・品質・コストの3軸で失敗を防ぐ

Copilotで資料作成を効率化する際、以下の3つの注意点を押さえておくことで、後から問題が発生するリスクを大幅に下げられます。

注意点1:機密データの取り扱い

Copilotはプロンプトに入力した情報や参照させたファイルの内容をAI処理に使用します。顧客の個人情報・未公開の財務情報・契約書の内容・社外秘の製品仕様などをCopilotに入力する前に、自社の情報セキュリティポリシーを確認してください。

Microsoft 365 Copilotは、企業向けセキュリティ基準を満たす設計になっており、入力されたデータがMicrosoftのAIモデル訓練に使われることはないとされています。ただし、IT管理者側でCopilotの利用範囲と情報分類を設定できる機能を活用することを推奨します。

⚠️ 個人情報・機密情報の入力に注意

「Copilotに渡してよい情報かどうか迷ったら入力しない」が安全な原則です。特に、顧客名・個人の連絡先・取引金額・未発表製品の情報などは、機密情報として扱い、Copilotへの入力を避けることを社内ルールとして定めることをお勧めします。

注意点2:生成内容のファクトチェック

CopilotはAIが生成した内容のため、数値・日付・会社名・統計データが事実と異なることがあります。特に以下の情報は必ず確認が必要です。

✔️市場規模や業界統計(出典不明の数字が入ることがある)
✔️競合他社の情報(情報が古い・不正確なことがある)
✔️法律・規制に関する記述(最新情報と異なる場合がある)
✔️製品の仕様・価格(ハルシネーションが起きやすい領域)

「AIが作ったから大丈夫」と信じてそのまま提出した資料に誤情報が含まれていた、という事例は既に多く報告されています。最終確認は必ず人間が行うという前提でワークフローを設計してください。

注意点3:ライセンス・バージョンの確認

PowerPointのCopilot機能は、すべてのMicrosoft 365プランで使えるわけではありません。個人のMicrosoft 365 Personal / Familyプランでは、Copilot Proを別途追加購入する必要があります(月額3,200円)。法人プランでも、旧来のOffice 365 E1・E3では対象外となっているため、IT部門に確認が必要です。

プランの種類Copilot利用可否月額目安
Microsoft 365 Personal/FamilyCopilot Pro追加で可(別料金)月+3,200円
Microsoft 365 Business BasicMicrosoft 365 Copilot追加で可月+4,497円/人〜
Microsoft 365 Business PremiumMicrosoft 365 Copilot追加で可月+4,497円/人〜
Microsoft 365 E3/E5 (法人)Microsoft 365 Copilot追加で可要問合せ
⚠️ アプリバージョンも確認が必要

PowerPointのバージョンが古い場合、Copilotボタンが表示されないことがあります。Microsoft 365アプリの自動更新を有効にして最新版を使用してください。また、法人環境ではIT管理者側でCopilot機能を有効化する必要がある場合があります。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
Copilotは「入れればすぐ使える」ではなく、ライセンス確認→IT部門に有効化依頼→バージョン更新という地味な準備ステップが意外と面倒です。社内全員に展開する場合は事前にIT部門と調整するスケジュールを確保してください。

04 【上位互換】Claude Codeで資料作成を自動化する方法 Copilotの限界を超えた「本当の自動化」を実現する

ここからが、この記事の核心です。CopilotがPowerPointの「補助ツール」であるのに対し、Claude Codeは資料作成プロセス全体の「自動化エンジン」として機能します。

具体的に何が違うのかを説明する前に、「資料作成」という業務を分解してみましょう。

情報収集
データ・会議メモ
競合情報の取得
整理・分析
要点抽出
構成の決定
資料化
スライド・文書
として出力
確認・修正
レビュー対応
最終調整

Copilotが担当できるのは、主に「資料化」と「修正」の一部です。一方、Claude Codeは情報収集→整理→資料化→修正の4ステップを連続して処理できます。

4-1. Claude Codeでできる資料作成の具体例

例えば、以下のような指示をClaude Codeに与えると、端末上で自律的に処理が進みます。

💡 Claude Codeへの指示例

「先週の会議メモ(meeting_notes.txt)と、昨月の売上データ(sales_data.xlsx)を読んで、今月の経営会議用プレゼン資料のアウトラインを作ってください。重点課題3つ、施策案3つ、期待効果を入れた10枚構成で。」

この指示1つで、Claude Codeは自動的に以下を処理します。

✔️meeting_notes.txtを読み込み、主要な課題・決定事項・アクションアイテムを抽出
✔️sales_data.xlsxを読み込み、重要な数値トレンドを特定
✔️2つのファイルの内容を統合し、プレゼン用の論理構成を組み立てる
✔️PowerPointのXML形式またはMarkdownのアウトライン形式で資料の骨格を出力
✔️各スライドに入れるべき要点とスピーカーノートを同時生成

📚 用語解説

Claude Code:Anthropicが提供するターミナル上で動くAIコーディングエージェント。単なるチャットではなく、ファイル操作・データ処理・コード実行を自律的に組み合わせて業務タスクを処理できる。CopilotがMicrosoft 365内に限定されるのに対し、Claude Codeはローカルファイル・クラウドAPI・社内データベースなど、あらゆるデータソースと連携できる。

4-2. Copilotにはできない「他システムとの連携」

Claude Codeの最大の強みは、Microsoft 365以外のシステムとも自由に連携できる点です。例えば、以下のような連携が可能です。

連携先できることCopilotで可能か
社内CRM・SFAシステム顧客データをCSVで取得→資料に自動反映不可(OneDrive限定)
Googleスプレッドシートシートのデータを取得して表・グラフを作成不可
自社データベース(MySQL等)SQLでデータ取得→集計→スライド挿入不可
Slack・メール会話履歴や議事録から要点抽出→資料化不可
Web上の競合情報Webスクレイピングで最新情報を取得→比較表に反映不可

「情報をOneDriveに手動でアップしてからCopilotで処理する」というステップ自体を、Claude Codeは自動化できます。結果として、資料作成に人間が介在する時間が大幅に削減されます。

4-3. Python-pptxでPowerPointを直接生成

Claude Codeはpython-pptxライブラリを使って、PowerPointファイルを直接プログラムで生成することもできます。「毎週同じフォーマットで数字だけ変わる週次レポート」「月次の営業KPIレポート」などは、1度フォーマットを作ればあとはClaude Codeが自動で最新版を生成します。

📚 用語解説

python-pptx:PythonでPowerPoint(.pptx)ファイルを生成・編集できるライブラリ。スライドの追加、テキスト挿入、グラフ作成、画像埋め込みなどをすべてコードで制御できる。Claude Codeはこのライブラリを使ってPowerPointを自動生成するPythonスクリプトを書くことができる。

例えば、毎週月曜日に最新の売上データを読み込んでPowerPointレポートを自動生成するスクリプトをClaude Codeに1時間で作ってもらうことができます。一度作ってしまえば、以後は人手を介さずに最新レポートが完成します。

🏆
VERDICT
Claude Code に軍配
Copilotは「今ある資料を作る」ツール。Claude Codeは「資料作成そのものを自動化する」ツール。目的が違う。
代表菅澤 代表菅澤
弊社で一番インパクトが大きかったのは、週次レポートの自動化です。毎週月曜の朝、Slackに「資料できました」と通知が来て、添付ファイルを開くと最新データ入りのPowerPointが完成している——という体験は、初めて見たとき正直驚きました。

05 CopilotとClaude Codeの機能比較 資料作成の観点で2ツールを徹底的に並べる

ここまでの内容を踏まえて、資料作成という観点でCopilotとClaude Codeを横並びで比較します。どちらが「優れている」という話ではなく、用途によって使い分けることが大切です。

比較項目Microsoft CopilotClaude Code
操作インターフェースPowerPoint内のチャットパネルターミナル または デスクトップ版UI
利用可能なデータソースOneDriveのファイルのみローカルファイル・API・DB・Web等
資料作成の自動化手動操作の補助バッチ処理・定期自動化が可能
他システムとの連携不可(Microsoft 365内に限定)可(あらゆるシステムと連携可能)
週次レポートの自動更新不可可(スケジュール実行で完全自動化)
必要なライセンスMicrosoft 365 Copilot(月4,497円/人〜)Claude Pro以上(月$20〜)
セットアップの難易度低(Office内で即使用)中(ターミナル操作またはデスクトップ版)
既存Officeとの統合◎ Office内で完結○ ファイル生成で対応
非エンジニアの利用しやすさ◎ すぐ使える○ デスクトップ版なら容易

この比較表から分かることは、「すぐ使えるか」ではCopilot、「深く自動化できるか」ではClaude Codeという明確な差があることです。

5-1. どちらを選ぶべきか——判断基準

あなたの状況推奨ツール理由
PowerPoint内でサクッと資料を作りたいCopilot操作コストが低く、Office内で完結する
既にWord・Excelで作ったものをスライド化したいCopilotOneDriveのファイル参照が最も効率的
毎週同じフォーマットで数字を更新したいClaude Code自動化・スケジュール実行が強み
社内システムのデータを取り込んで資料化したいClaude CodeAPI・DB連携が必要な場面
複数のデータソースを統合して資料を作りたいClaude CodeOneDrive以外のソースへの対応が必要
非エンジニアが今すぐ使いたいCopilot または Claude Code(デスクトップ版)両方ともUIは平易
💡 最終的には「両方使い」が最強

CopilotとClaude Codeは競合ツールではなく、補完関係にあります。「Officeの簡単な資料はCopilot、複雑な自動化・他システム連携はClaude Code」という使い分けが最もROIが高い運用です。まずCopilotを使いながら、Claude Codeのデスクトップ版も並行して試してみることをお勧めします。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
実際に私もCopilotを使って簡単な社内報告書を作りつつ、毎週の数字が入る定型レポートはClaude Codeで自動化しています。2つを使い分けることで、それぞれの弱点をカバーし合えます。

06 【独自】GENAI社内の資料作成自動化事例 週20時間の資料作成がどう変わったか——実数で公開

ここでは、弊社(株式会社GENAI)でClaude Codeを使って資料作成を自動化した実例を公開します。数値はすべて概算・肌感ベースですが、参考になれば幸いです。

6-1. 導入前の課題——週20時間が資料作成に消えていた

弊社では月に30〜40本の営業提案書・広告レポート・サービス説明資料を作成しています。導入前は、1本の資料作成に平均2〜3時間かかっており、週あたり換算で約20時間が資料作成に費やされていました。

特に課題だったのが、以下の2点です。

✔️毎週の広告レポート:各媒体のCSVデータを手動でExcelに統合してグラフ化→PowerPointに貼り付けていた(毎週3〜4時間)
✔️顧客向け提案書:業種別に内容をカスタマイズする必要があり、テンプレートはあっても書き直し作業に毎回1〜2時間かかっていた

6-2. Claude Code導入後の変化

業務内容導入前導入後(概算)削減率
週次広告レポート毎週3〜4時間毎週15〜20分(確認のみ)約90%削減
営業提案書(顧客向け)1本あたり2〜3時間1本あたり20〜30分約85%削減
月次経営報告資料月に8〜10時間月に1〜2時間(確認・修正)約80%削減
サービス説明資料の更新都度1〜2時間30分以内約70%削減

合計すると、月間の資料作成工数が約80時間から約15〜20時間に圧縮されました。この削減分を他の業務に充てることができ、特に顧客対応とサービス開発に時間を使えるようになった点が大きな変化です。

⚠️ 数値の注意事項

上記はあくまで弊社(株式会社GENAI)の肌感ベースの概算です。業種・業態・資料の複雑さ・担当者のスキルによって削減率は大きく変わります。また、「削減」とは完全自動化ではなく、「確認・修正の工数が残る」形での削減です。

6-3. 具体的な仕組みの概要

週次広告レポートの自動化を例に、Claude Codeがどのように動いているかを説明します。

データ取得
各広告媒体の
CSVを自動DL
集計・分析
KPI計算
前週比・目標比
資料生成
Pythonで
PowerPoint生成
配布
Slackに
自動投稿

このフローを週次スケジュール実行で動かしており、月曜の朝に自動でレポートがSlackに届きます。担当者の作業は「内容確認と誤りがあれば修正」のみです。

代表菅澤 代表菅澤
このレポート自動化を作るのに、Claude Codeを使って1日かかりませんでした。以前なら社内システム開発に外注で数十万円かかっていたような仕組みを、自分たちで1日で作れるようになったことが、Claude Codeを導入して一番驚いたことです。

07 【独自】非エンジニアがClaude Codeで資料を自動化するまでの道筋 「自分にはムリ」という思い込みを変える最短ルート

「Claude Codeは便利そうだけど、自分はエンジニアじゃないし無理かな…」——この記事を読んでいる多くの方が感じているはずです。しかし、実際には非エンジニアでもClaude Codeで資料作成の自動化を実現できます

弊社での導入支援の経験上、3ヶ月以内に非エンジニアが自走できるようになるロードマップを紹介します。

7-1. 最初の1週間:デスクトップ版を試す

まず最初は、Claude Codeのデスクトップ版をインストールしてください。2026年にリリースされたデスクトップ版はターミナルを開かずに使えます。ChatGPTに話しかける感覚で操作できるので、非エンジニアでも抵抗感なく始められます。

1日目
デスクトップ版
インストール
2〜3日目
既存ファイルを
読ませて要約
4〜7日目
資料アウトラインを
生成させる

最初の1週間の目標は「1つの会議メモをClaude Codeに渡して、そのメモを元に資料の骨格を作らせる」ことです。この体験が、「自分でも使えそう」という感覚を生み出します。

7-2. 2週目〜1ヶ月目:繰り返す作業を特定する

1週間触ってみたら、次は「自分の業務の中で、毎週・毎月繰り返している作業」を書き出してみてください。

✔️毎週月曜に同じフォーマットで数字をまとめるレポート
✔️毎月末に作る月次報告のPowerPoint
✔️商談前に作る顧客別の提案書のカスタマイズ
✔️会議後に作る議事録と次回アクションリスト

これらの「繰り返しのある作業」は、Claude Codeで自動化できる最有力候補です。まず1つを選んで、Claude Codeに「こういう作業を毎週やっているんですが、自動化できますか?」と聞いてみてください。

7-3. 2〜3ヶ月目:自動化スクリプトを育てる

繰り返し作業の1つをClaude Codeで自動化できたら、次は精度を上げていきます。「もう少し詳しく数字を見せて」「このグラフのデザインを変えて」「比較表を加えて」といった改善指示を繰り返すことで、自分の業務スタイルに合った資料が生成されるようになります。

💡 「完璧を求めない」が成功の鍵

最初から100%の資料を期待しないことが大切です。70〜80%の品質の初稿を30秒で作り、残り20〜30%を自分で修正する——このサイクルの方が、ゼロから2時間かけて作るより圧倒的に速いです。「AIに任せる部分」と「人間が確認する部分」を最初から設計してください。

3ヶ月後には、「資料作成で忙しい」という感覚がなくなっているはずです。弊社での導入支援でも、このロードマップを踏んだ方は3ヶ月以内に自走できるようになっています。

代表菅澤 代表菅澤
「エンジニアじゃなくてもClaude Codeは使えますか?」という質問を毎週のように受けます。弊社の証明で言うと、使えます。弊社の事務スタッフも3ヶ月で月次レポートの自動化を自分で実装できるようになりました。大事なのは「ターミナルが分かること」ではなく「繰り返しの作業を見つけてClaude Codeに相談し続けること」です。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
資料作成の自動化で大切なことをひとつ言うなら、「完璧なアウトプットを最初から求めない」ことです。Copilotでも、Claude Codeでも、最初のアウトプットは叩き台です。その叩き台を素早く作って、修正する——このサイクルを速く回すことが、結果的に一番時間を節約します。

よくある質問

Q. CopilotでPowerPointを作成するには何が必要ですか?

A. Microsoft 365 Copilotのライセンスが必要です。個人向けはCopilot Pro(月3,200円)、法人向けはMicrosoft 365 Copilot(月4,497円/人〜)です。通常のMicrosoft 365のサブスクリプションには含まれていないので、追加購入が必要になります。

Q. CopilotでPowerPointを作成するときにOneDriveは必須ですか?

A. 参照ファイルなしでプロンプトだけで作成する場合はOneDriveは必須ではありません。ただし、既存のWord文書やExcelデータを参照させて資料の精度を上げるには、OneDriveにファイルを保存しておく必要があります。ローカルフォルダのファイルは直接参照できません。

Q. CopilotとClaude Codeはどちらを選べばよいですか?

A. Microsoft 365の中で完結する資料作成が主な用途であればCopilot、社内システムや他のデータソースと連携して自動化したい・繰り返しレポートを自動生成したい場合はClaude Codeが向いています。両方使い分けることも有効で、簡単な資料はCopilot、定期自動化はClaude Codeという分担が理想的です。

Q. Claude Codeで本当にPowerPointが作れますか?

A. はい、可能です。Claude Codeはpython-pptxライブラリを使ってPowerPointファイルを直接生成できます。テキスト・表・グラフ・画像の挿入も対応しており、スライドの枚数や構成もプログラムで制御できます。毎週の定型レポートなら、一度フォーマットを作れば以後は完全自動で最新版が生成されます。

Q. Claude Codeは非エンジニアでも使えますか?

A. 使えます。2026年にデスクトップ版がリリースされ、ターミナル操作なしにチャットUIで日本語の指示を出せるようになりました。まずデスクトップ版をインストールして「この会議メモから提案書の骨格を作って」と話しかけてみるだけで、AIが自律的に処理してくれます。

Q. Copilotで作ったPowerPointはどのくらい修正が必要ですか?

A. 数値・固有名詞・市場データなどのファクトチェックは必須です。全体の構成や文章表現はかなりのレベルで仕上がることが多いですが、数字の正確さは保証されないため、最終確認は必ず人間が行ってください。目安として、10枚のスライドで20〜30分の確認・修正が必要と考えておくと現実的です。

Q. AI生成の資料を社外向けに使っても問題ありませんか?

A. 使用自体に問題はありませんが、注意点があります。まずファクトチェックを徹底すること、自社の情報セキュリティポリシーに従ってCopilotやClaude Codeに入力できる情報を判断すること、著作権や個人情報の取り扱いに注意することが重要です。「AIが作ったから大丈夫」という油断がミスにつながりやすいため、社外向け資料は特に厳密な確認プロセスを設けてください。

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監修 最終更新日: 2026年5月26日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。