【2026年7月最新】GitHub Copilot CLI完全ガイド|インストール・使い方・料金・Claude Codeとの比較
この記事の内容
「GitHub Copilot CLIって最近よく聞くけど、何ができるの?」「ターミナルで動くAIコーディングツールって非エンジニアでも使える?」——2024〜2025年にかけて、AIコーディングアシスタントの市場は急速に拡大しています。
GitHub Copilot CLIは、GitHubが提供するAIコーディングアシスタント「GitHub Copilot」のコマンドライン版です。ターミナル(コマンドライン画面)から直接AIに指示を出して、コード生成・ファイル編集・プログラム実行まで行えます。ローカル環境のファイルに直接アクセスできる点がブラウザベースのAIチャットとの最大の違いです。
この記事では、GitHub Copilot CLIの仕組み・料金・インストール手順・使い方を丁寧に解説します。さらに「同じCLIベースのAIツール」として注目されるClaude Code(Anthropic)との比較、そして非エンジニアの経営者・管理職がどこまで活用できるかというリアルな視点も提供します。
01 WHAT IS IT GitHub Copilot CLIとは何か ブラウザ版Copilotと何が違うのか基礎から理解する
GitHub Copilot CLIは、GitHubが提供するAIコーディングアシスタント「GitHub Copilot」のターミナル版です。2024年に「GitHub Copilot Extensions」の一部として正式リリースされ、2025年以降は「GitHub Copilot coding agent」として大幅に強化されました。
ブラウザ版のGitHub Copilot(チャット・IDE拡張)と異なり、CLIバージョンはローカルコンピューターのファイルに直接アクセスし、実際にファイルを読み書き・プログラムを実行します。「AIに指示を出して、AIが実際に作業してくれる」という体験は、ブラウザのチャットとは根本的に異なります。
📚 用語解説
CLI(コマンドライン・インターフェース):画面上のボタンをクリックするのではなく、テキストでコンピューターに命令を送る操作方式。Windowsの「PowerShell」「コマンドプロンプト」、MacのTerminalがCLIの代表例。GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)と対比される概念で、プログラマーはCLIを多用しますが、非エンジニアには馴染みが薄い場合が多いです。
1-1. GitHub Copilot CLIの主な特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 動作環境 | ターミナル(PowerShell / bash / zsh) |
| ファイルアクセス | ローカルファイルの読み書き・実行が可能 |
| 対応AIモデル | Claude Sonnet系・GPT-5(モデル選択可) |
| MCP連携 | Model Context Protocol経由で外部ツールと統合 |
| インストール方法 | npmパッケージ or GitHub App経由 |
| 対応OS | Windows(PowerShell v6+)/ Mac / Linux |
| 依存環境 | Node.js v22+、npm v10+ |
1-2. 通常のGitHub Copilot(IDE拡張)との違い
| 比較軸 | GitHub Copilot(IDE拡張) | GitHub Copilot CLI |
|---|---|---|
| 操作環境 | VS Code / JetBrains等のIDE | ターミナル(コマンドライン) |
| ファイル操作 | エディタ内のファイルのみ | ローカル全ファイルに直接アクセス |
| タスク実行 | コード補完・サジェスト中心 | ファイル編集・コマンド実行まで自律 |
| 使い方 | コードを書きながら補完 | ゴールを指示→AI自律実行 |
| 非エンジニア向け | △(IDE操作が必要) | △(ターミナル操作が必要) |
📚 用語解説
MCP(Model Context Protocol):AnthropicとGitHubが共同策定した、AIエージェントとツールを接続するための標準規格。MCPに対応したツール(Slack / Google Calendar / データベース等)をAIと繋ぐことで、AIがそれらのツールを直接操作できるようになります。GitHub Copilot CLIとClaude Codeの両方がMCPに対応しており、業務ツール連携の中心的な仕組みになっています。
02 PRICING 料金プラン比較 Pro/Pro+/Business/Enterpriseの違いと自分に合うプランの選び方
GitHub Copilotの料金は2025年に大幅改定されました。個人向けから法人向けまで4プランが存在します。
| プラン | 料金 | 対象 | CopilotCLI利用 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 個人(制限付き) | △限定 | 月2,000コード補完/50チャット |
| Pro | $10/月 | 個人開発者 | ○ | 無制限補完・チャット・CopilotCLI |
| Pro+ | $39/月 | 個人ヘビーユーザー | ○ | 高性能モデル優先・拡張機能 |
| Business | $19/月/ユーザー | 企業チーム | ○ | 管理機能・ポリシー設定・SAML SSO |
| Enterprise | $39/月/ユーザー | 大企業 | ○ | Fine-tuning・高度なセキュリティ |
2-1. どのプランを選ぶべきか
個人で試したい場合はPro($10/月、約1,500円)が最もコスパが高いです。GitHub Copilot CLIを含む全機能が解放されます。
業務利用・チームでの導入を検討している場合はBusiness($19/月/ユーザー)が実質的な選択肢です。管理者がポリシーを設定できるため、セキュリティ要件がある企業でも使いやすくなっています。Enterpriseは独自モデルのfine-tuning(自社データで学習)が必要な大企業向けです。
GitHub Copilot ProはGitHubアカウントへの登録が必須です。また、月払いと年払いで価格差があります(年払いの場合は$100/年で$8.3/月相当)。法人・チームで使う場合は個人Proではなく必ずBusinessプランを選択してください。Proは個人利用のみ対象で、法人データのポリシー管理や請求書払いには対応していません。
03 INSTALLATION インストールと初期設定手順 Windows/Mac対応の最新セットアップ方法を解説
GitHub Copilot CLIをインストールするには主に2つの方法があります。npmパッケージ経由の方法と、VS Codeエクステンション経由の方法です。
📚 用語解説
Node.js / npm:Node.jsはJavaScript(プログラミング言語)をブラウザ外で動かすための実行環境。npmはNode.jsに付属するパッケージ管理ツール(「アプリストア」のようなもの)。GitHub Copilot CLIはnpm経由でインストールするため、事前にNode.jsをインストールしておく必要があります。インストール先はnodejs.orgから最新のLTS版(長期サポート版)を選択してください。
3-1. 前提条件
3-2. インストール手順
Node.js v22+
インストール
PowerShell/Terminal
を開く
npm install -g
@github/copilot-cli
gh auth login で
GitHubにサインイン
github-copilot-cli で
起動確認
「npm command not found」が出る場合はNode.jsが未インストールです。nodejs.orgで「LTS」と書かれたバージョンをダウンロード・インストールしてください。「permission denied」が出る場合はターミナルを「管理者として実行」で起動してください(Windows: PowerShellを右クリック → 「管理者として実行」)。
3-3. VS Code経由での利用(エンジニア向け)
VS Code(Visual Studio Code)をすでに使っているエンジニアであれば、VS Codeの拡張機能「GitHub Copilot」をインストールして、VS Code内のターミナルからCopilot CLIを呼び出す方法が最もスムーズです。VS Codeのマーケットプレイスで「GitHub Copilot」を検索してインストールするだけで、IDE補完機能とCLI機能の両方が利用可能になります。
04 HOW TO USE 基本的な使い方とコマンド例 ファイル編集・コード生成・Webアプリ作成まで実践解説
GitHub Copilot CLIが起動したら、ターミナルで `github-copilot-cli` または `gh copilot` と入力してAIとの対話を開始します。基本操作はシンプルで、「何をしたいか」を自然な言葉で入力するだけです。
4-1. 主なコマンドカテゴリ
| 用途 | コマンド例 | 何が起きるか |
|---|---|---|
| コード生成 | 「Python でCSVを読み込むスクリプトを作って」 | コードを生成しファイルに保存 |
| ファイル編集 | 「main.pyのバグを見つけて修正して」 | ファイルを読んで修正版を書き出し |
| Webアプリ生成 | 「React でTodoアプリを作って」 | 複数ファイルを生成・構造を作成 |
| コマンド実行 | 「このフォルダ内のJSファイルをまとめてテストして」 | テストコマンドを自動実行 |
| バージョン管理 | 「変更をコミットしてPRを作って」 | git add/commit/pushを自動実行 |
| Web検索 | 「最新のReactの変更点を調べて要約して」 | Web検索して内容を返す |
4-2. 具体的な使用例
実際の業務でよく使われるシナリオをいくつか紹介します。
ケース①:既存コードのバグ修正
「`app.py`を読んで、エラーが発生している箇所を特定して修正してください」と指示すると、CLIがファイルを開き、問題のある行を見つけて修正版を提案・保存します。これまでStackOverflowでエラーメッセージを検索して自分で直していた作業が、数秒で完了します。
ケース②:データ処理スクリプト生成
「`sales_data.csv`を読み込んで、月別の集計と前月比を計算して`report.xlsx`に書き出すPythonスクリプトを作って」と指示するだけで、実際に動作するスクリプトが生成されます。データ集計の自動化に活用できます。
ケース③:バージョン管理の自動化
「このリポジトリの変更をステージングして、コミットメッセージを日本語で書いてプッシュして」と指示すると、`git add`, `git commit`, `git push`を順番に実行してくれます。エンジニアが毎日行うルーティン作業を省力化できます。
📚 用語解説
git(ギット):ソフトウェアのソースコード変更履歴を管理するツール。「どのファイルをいつ誰が変更したか」を記録し、以前の状態に戻したり、複数人での共同作業を管理したりできます。GitHubはgitを使ったプロジェクト管理サービスです。GitHub Copilot CLIはgitコマンドを自動実行できるため、コードのバージョン管理作業を大幅に省力化できます。
05 MCP & ADVANCED MCP連携と高度な活用法 SlackやNotionなど外部ツールとの統合で業務自動化を加速
GitHub Copilot CLIの注目機能の1つがMCP(Model Context Protocol)との連携です。MCPを使うと、Slack・GitHub Issues・データベース・Google Workspace等の外部ツールとCopilot CLIを直接繋ぐことができ、「複数のツールをまたいだ自動化」が実現します。
5-1. MCP連携でできること
AIが指示を受ける
外部ツールとの橋渡し
Slack/GitHub/DB等
AIが次のアクションへ
MCP連携は非常に強力ですが、設定にはJSON形式の設定ファイルを手動で書く必要があります。現時点(2026年)では開発者向けの機能という位置付けが強く、非エンジニアが単独で設定するには難易度が高いです。ただし、Claude Codeにも同様のMCP連携機能があり、設定はコマンド1行で済むケースも増えています。
📚 用語解説
エージェント(AIエージェント):単にテキストを生成するだけでなく、ファイルの読み書き・ツールの操作・プログラムの実行・外部サービスへのアクセスなど、複数のステップにわたる作業を自律的に実行できるAIシステムのこと。GitHub Copilot CLIとClaude Codeはいずれも「コーディングエージェント」として設計されており、ユーザーが「ゴール」を指示するだけで、AIが必要なステップを自律的に実行します。
5-2. セキュリティ考慮事項
GitHub Copilot CLIはAIがローカルファイルや外部システムに自律的にアクセスするため、ツール使用権限の設定が重要です。特に「ファイル削除」「外部システムへの書き込み」「コマンド実行」については、実行前に確認を求める設定にすることを強く推奨します。
AIエージェントにファイル操作・コマンド実行権限を与える場合、AIが意図しない操作をするリスクがあります。特に本番環境・重要データのあるフォルダへのアクセス権限は与えないようにしてください。テスト環境・開発環境に限定してAIエージェントを使うことがベストプラクティスです。
06 VS CLAUDE CODE 【比較】GitHub Copilot CLI vs Claude Code コスト・機能・使いやすさ・非エンジニア適性で徹底比較
同じ「ターミナルで使うAIコーディングエージェント」として、GitHub Copilot CLIとClaude Code(Anthropic)は直接競合する位置にあります。どちらを選ぶべきか、複数の観点から比較します。
| 比較軸 | GitHub Copilot CLI | Claude Code |
|---|---|---|
| 開発元 | GitHub(Microsoft) | Anthropic |
| 料金(個人) | $10/月〜(Pro) | $20/月(Max)/ API従量課金 |
| 料金(法人) | $19/月/ユーザー〜 | API従量課金またはEnterpriseプラン |
| 対応AIモデル | Claude / GPT系(選択可) | Claude専用(最新モデル) |
| インストール | npm + Node.js必要 | macアプリ / npm(簡易) |
| MCP連携 | ○(設定ファイル手動記述) | ○(コマンド1行で追加可能) |
| 日本語対応 | ○ | ○(日本語プロンプト精度高い) |
| GitHub統合 | ◎(ネイティブ連携) | ○(GitHub MCP経由) |
| 非エンジニア適性 | △(ターミナル操作必須) | △(同様にターミナル必要) |
| コンテキスト長 | 長い | 非常に長い(200k tokens) |
| コーディング以外 | △(限定的) | ◎(資料作成・分析・自動化も得意) |
6-1. コードを書くのが主目的なら
GitHubリポジトリとのシームレスな連携、Issues・PRの自動管理、複数AIモデルの切り替えなど、ソフトウェア開発に特化した機能はGitHub Copilot CLIが優位です。日常的にGitHubを使っているエンジニアにとって、最も自然に使えるツールです。
6-2. 業務自動化・非コーディング用途なら
コーディング以外の業務(Slackへの投稿・CSVデータ処理・レポート作成・業務フロー自動化)を含む場合、Claude Codeの方が汎用性が高い傾向があります。Anthropicのモデルは「業務文書の読み書き・判断・言語理解」において非常に高い評価を受けており、コーディング以外の業務自動化でも強みを発揮します。
6-3. コスト面の実際
GitHub Copilot Pro($10/月)は月額固定で使い放題という点で予算が立てやすいのが強みです。Claude Codeは従量課金(使った分だけ課金)のため、使い方によって月額が変動します。ただし、Claude Codeを月$20の「Claude Max」プランで使う場合は固定費となります。「毎月いくらかかるかを明確にしたい」という要件があればGitHub Copilot Proの方が管理しやすいでしょう。
07 NON-ENGINEER PERSPECTIVE 【GENAIの知見】非エンジニアにCLIツールは使えるか 正直なアドバイス:現実的な壁と乗り越え方
経営者・管理職など「コードを書かない人」がGitHub Copilot CLIやClaude Codeを使いこなせるかどうか——これは非常に重要な問いです。弊社GENAIが複数のクライアントに導入支援をしてきた経験から、正直な評価をお伝えします。
7-1. 現実的な障壁
| ハードル | 内容 | 難易度 |
|---|---|---|
| ターミナルへの慣れ | コマンドプロンプトやPowerShellの基本操作 | 中〜高 |
| Node.jsインストール | バージョン管理が必要な場合もある | 中 |
| エラーへの対処 | インストール・実行時のエラー解読 | 高 |
| セキュリティ判断 | 何を実行許可するか判断できるか | 高 |
| 英語ドキュメント | 一部機能は英語情報のみ | 中 |
7-2. 乗り越え方
非エンジニアがCLIツールを使いこなすには、以下のアプローチが現実的です。
弊社GENAIでは、GitHub Copilot CLIやClaude Codeの業務導入支援を提供しています。「何から始めたら良いかわからない」「社内エンジニアがいないが使いたい」という場合は、無料相談からご連絡ください。
08 CONCLUSION まとめ GitHub Copilot CLIが向いている人・Claude Codeが向いている人
GitHub Copilot CLIは、GitHubを日常的に使うエンジニアにとって非常に強力なツールです。一方、コーディング以外の業務自動化を重視する場合や非エンジニアの利用を想定する場合は、Claude Codeの方が適している面もあります。
| こんな人には | おすすめ |
|---|---|
| GitHubを毎日使うエンジニア | GitHub Copilot CLI |
| コード補完・PR管理を自動化したい | GitHub Copilot CLI |
| 複数AIモデルを比較したい | GitHub Copilot CLI |
| コーディング以外の業務も自動化したい | Claude Code |
| Anthropicのモデルを使いたい | Claude Code |
| 非エンジニアのチームメンバーも使う可能性がある | Claude Code(比較的敷居低め) |
| 日本語での業務文書処理が多い | Claude Code |
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よくある質問
Q. GitHub Copilot CLIは無料で使えますか?
A. GitHub Copilot Freeプラン(月50チャット)では限定的に使えますが、実用的に使うにはPro($10/月)以上のサブスクリプションが必要です。学生・オープンソース開発者向けには無料プランが別途存在する場合があります。
Q. GitHub Copilot CLIのインストールに失敗します。
A. 最も多い原因は「Node.js/npmのバージョンが古い」ことです。Node.js v22以上・npm v10以上が必要です。nodejs.orgから最新のLTS版をインストールし直してください。Windowsの場合はPowerShell v6以上(Windows Terminalに同梱)が必要です。
Q. GitHub Copilot CLIと通常のGitHub Copilotは何が違いますか?
A. 通常のGitHub Copilotは主にVS Code等のIDEでコード補完として機能します。CLIバージョンはターミナルから使え、ファイルの読み書き・コマンド実行・GitHub Issues/PRの操作など、より自律的に作業を進められます。
Q. Claude Codeと比べてどちらがコーディングに強いですか?
A. コーディング特化(GitHubとの統合・複数AIモデル選択・PR管理)ではGitHub Copilot CLIが優れています。業務自動化全般(コーディング以外を含む)・長いコンテキスト処理・日本語精度ではClaude Codeが強みを持ちます。
Q. MCPとは何ですか?どう使いますか?
A. MCPはModel Context Protocolの略で、AIエージェントと外部ツール(Slack、データベース等)を繋ぐ標準規格です。GitHub Copilot CLIではJSON設定ファイルにMCPサーバーの設定を記述することで連携できます。設定には一定のITリテラシーが必要です。
Q. 非エンジニアでもGitHub Copilot CLIは使えますか?
A. ターミナル操作・Node.jsインストールなどに慣れる必要があるため、完全な初心者には難易度が高いです。ただし「最初だけ誰かに設定してもらう」方式で使い始めれば、日常操作は自然言語の入力だけになるため慣れてくれば問題ありません。
Q. GitHub Copilot CLIのセキュリティリスクはありますか?
A. ローカルファイルへの自律的なアクセス・コマンド実行ができるため、適切な権限設定が重要です。本番環境や機密データへのアクセス権限は与えず、テスト環境で試してから本番利用することを推奨します。ツール実行前に確認を求める設定も活用してください。
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