【2026年8月最新】会計・経理で使えるSUM関数テクニック|SUMIF・SUMIFS・SUBTOTALとの使い分けから、Claude Code/Codexで集計作業を自動化する方法まで徹底解説

【2026年最新】会計・経理で使えるSUM関数テクニック|SUMIF・SUMIFS・SUBTOTALとの使い分けから、Claude Code/Codexで集計作業を自動化する方法まで徹底解説

「SUM関数は知っているけれど、部門別・条件別の集計になると毎回手作業で範囲を選び直している」——経理業務でエクセルを使う方の多くが、SUM関数を基本の合計にしか使えていません。実はSUM関数には「ファミリー」と呼べる関連関数群があり、それらを使い分けられるかどうかで、集計作業の速度が大きく変わります

結論から言うと、単純合計はSUM、1条件の集計はSUMIF、複数条件の集計はSUMIFS、フィルタ後の集計はSUBTOTAL、単価×数量のような掛け算を伴う集計はSUMPRODUCT——この使い分けさえ覚えれば、経理業務で発生する集計のほとんどに対応できます。

この記事では、SUM関数ファミリーの使い分けと会計業務での具体的な活用例を実務目線で整理したうえで、後半ではその集計作業自体をClaude Code/Codex(AIエージェント)に肩代わりさせる方法を、弊社サービス「AI鬼管理」(運営: 株式会社GENAI)の実践ノウハウとともに解説します。

✔️SUM関数の基本と3つの範囲指定方法
✔️SUMIF関数で条件付き集計をする方法(取引先別・勘定科目別等)
✔️SUMIFS関数で複数条件の集計をする方法(部門×月等)
✔️SUBTOTAL・SUMPRODUCTを使った応用的な集計方法
✔️SUM関数使用時によくあるエラーと対処法
✔️Claude Code/Codexで集計作業そのものを自動化する具体的な仕組み
代表菅澤 代表菅澤
SUM関数は経理エクセルの基本中の基本ですが、SUMIF・SUMIFSまで使いこなせている人は意外と少ないです。この記事で一段階レベルアップしていきましょう。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
基本的な関数の一覧は別記事で解説していますので、この記事ではSUM関数ファミリーに絞って深く掘り下げます。
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📌 この記事の結論
【2026年8月最新】会計・経理で使えるSUM関数テクニック|SUMIF・SUMIFS・SUBTOTALとの使い分けから、Claude Code/Codexで集計作業を自動化する方法まで徹底解説
SUM・SUMIF・SUMIFS・SUBTOTAL・SUMPRODUCTなど、経理の集計業務で使うSUM関数ファミリーの使い分けとよくあるエラーを整理。集計作業そのものをClaude Code/Codexで自動化する方法まで、AI鬼管理(株式会社GENAI)が解説します。

01 SUM関数の基本と3つの範囲指定方法 基本のようで、実は範囲指定に3つのパターンがある

SUM関数は「指定した範囲のセルの合計を計算する」関数で、=SUM(計算したいセル)という書式で使います。範囲の指定方法には、次の3パターンがあります。

指定方法書き方意味
連続範囲=SUM(A1:C5)コロン(:)で区切り、連続したセル範囲を指定
複数セル=SUM(A1,A4,C3)カンマ(,)で区切り、飛び飛びのセルを個別に指定
共通部分=SUM(A1:D4 C3:E3)スペースで区切り、2つの範囲が重なる部分のみを対象にする

📚 用語解説

SUM関数:Excelで指定した範囲のセルに入力されている数値の合計を計算する関数。「=SUM(範囲)」という書式で使い、月別売上の合計や勘定科目ごとの合計など、経理業務で最も使用頻度の高い関数の一つ。

経理業務では「月別売上をB2からB4に入力し、B5に総売上を=SUM(B2:B4)で算出する」というような、連続範囲の合計が最も頻繁に使われます。まずはこの基本を確実に押さえたうえで、次の章から条件付き集計に進みます。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「複数セル」「共通部分」の指定方法は意外と知られていませんが、飛び飛びのデータを集計したいときに地味に便利です。覚えておくと役立つ場面が出てきます。

02 SUMIF関数で条件付き集計をする 「特定の条件に合うものだけ」を合計する

SUMIF関数は、指定した条件に合うデータだけを選び出して合計する関数です。経理業務では「特定の取引先の売上だけ合計したい」「特定の勘定科目の金額だけ集計したい」という場面で活躍します。

📚 用語解説

SUMIF関数:指定した条件に一致するセルの値だけを合計するExcel関数。「=SUMIF(検索対象範囲,"条件",合計対象範囲)」という書式で使う。経理業務では、取引先別・勘定科目別・部門別など、特定の条件でデータを絞り込んで集計する場面で頻繁に使用される。

例えば、A列に取引先名、C列に売上金額が入力された表で、「A商会」の売上合計を出したい場合は次のように書きます。

数式意味
=SUMIF(A1:A10,"A商会",C1:C10)A1〜A10の中で「A商会」と一致する行のみ、C1〜C10の値を合計する

この考え方を応用すれば、部門別の売上集計や、勘定科目別の月次集計にもそのまま使えます。日別の取引データがずらりと並んだ表から、部門ごとの合計を瞬時に取り出すことができます。

代表菅澤 代表菅澤
SUMIF関数を覚えると、「この条件で合計を出して」という依頼にその場で対応できるようになります。経理担当者としての武器が一つ増える感覚です。

03 SUMIFS関数で複数条件の集計をする 「AかつB」という複数条件の集計に対応する

SUMIF関数は条件が1つまでしか指定できません。「特定の部門」かつ「特定の月」のように、複数の条件をすべて満たすデータを合計したい場合は、SUMIFS関数を使います。

📚 用語解説

SUMIFS関数:複数の条件をすべて満たすセルの値を合計するExcel関数。「=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,"条件1",条件範囲2,"条件2",...)」という書式で使う。SUMIF関数と異なり、合計対象範囲を最初に指定する点に注意が必要。経理業務では「部門×月」「取引先×勘定科目」のような複数軸での集計に使われる。

⚠️ SUMIFとSUMIFSは引数の順番が違う

SUMIF関数は「検索対象範囲、条件、合計対象範囲」の順ですが、SUMIFS関数は「合計対象範囲」を最初に指定し、その後に条件範囲と条件のペアを続ける順番になります。似た関数だからこそ、この引数順の違いを混同して入力ミスをするケースが多いので注意してください。

例えば「営業部」かつ「1月」の売上合計を出したい場合は、次のように書きます。

数式意味
=SUMIFS(D1:D10,A1:A10,"営業部",B1:B10,"1月")A列が「営業部」かつB列が「1月」の行について、D列の値を合計する

SUMIFS関数を使いこなせるようになると、「部門×月」「取引先×勘定科目」といったクロス集計を、ピボットテーブルを使わずに数式だけで実現できます。決まったレイアウトのレポートを毎月更新するような場面では、SUMIFSの方が扱いやすいこともあります。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
ピボットテーブルとSUMIFS、どちらを使うか迷ったら、「毎回同じレイアウトで出力したいか」を基準に選ぶといいです。定型フォーマットならSUMIFS、柔軟に切り口を変えたいならピボットテーブルが向いています。
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04 SUBTOTAL・SUMPRODUCTで応用集計をする SUM関数だけでは対応できない場面をカバーする

SUM関数ファミリーには、さらに応用的な場面で活躍する関数があります。

4-1. SUBTOTAL関数:フィルタ後の集計に対応する

📚 用語解説

SUBTOTAL関数:集計方法(合計・平均・件数等)を数値で指定して計算するExcel関数。SUM関数と異なり、オートフィルタで非表示になった行を集計対象から自動的に除外できる。「=SUBTOTAL(9,範囲)」(9は合計を意味する)のように使い、フィルタで絞り込んだ状態のデータだけを正確に合計したい場合に有効。

⚠️ SUM関数はフィルタで非表示にした行も合計してしまう

オートフィルタで一部の行を非表示にしても、SUM関数は非表示行も含めて合計してしまいます。「フィルタで絞り込んだ表示分だけの合計を出したい」場合は、SUM関数ではなくSUBTOTAL関数を使う必要があります。この違いを知らずにSUM関数を使い続けると、フィルタ後の集計結果が実態と合わないというミスにつながります。

4-2. SUMPRODUCT関数:掛け算を伴う集計に対応する

📚 用語解説

SUMPRODUCT関数:複数の範囲同士を掛け合わせたうえで合計するExcel関数。「=SUMPRODUCT(範囲1,範囲2)」という書式で使い、「単価×数量」のように2つの値を掛け合わせてから合計したい場面で使用する。単価と数量が別々の列にある売上明細から、総売上額を1つの数式で算出できる。

例えば、A列に単価、B列に販売数が入力された表から総売上を計算したい場合、=SUMPRODUCT(A2:A10,B2:B10)と書けば、行ごとの「単価×数量」を自動計算したうえで合計してくれます。SUM関数だけでは実現できない集計です。

代表菅澤 代表菅澤
SUBTOTALとSUMPRODUCTは、SUM・SUMIF・SUMIFSに比べると使用頻度は下がりますが、知っているかどうかでできることの幅が大きく変わる関数です。

05 SUM関数でよくあるエラーと対処法 正しく数式を書いても、データ側の問題で結果が狂うことがある

SUM関数は基本的な関数ですが、実務では次のようなエラー・誤集計がよく発生します。

✔️文字列が混ざっていて正しく合計されない:セルに数値ではなく文字列(全角数字、単位付きの文字列等)が入っていると、SUM関数はその値を計算に含めない
✔️結合セルが範囲に含まれ、意図しない挙動になる:セル結合された範囲を含めて合計すると、想定外の結果になることがある
✔️SUMIF・SUMIFSの条件範囲と合計範囲の行数が合っていない:範囲の行数がずれていると、正しく対応する行が集計されずエラーや誤った結果になる
✔️フィルタ後の集計にSUM関数を使ってしまう:前述のとおり、SUBTOTAL関数を使うべき場面でSUM関数を使うと、非表示行も含めて合計されてしまう
💡 数値のはずなのに合計されない場合は「表示形式」を疑う

セルに数字が表示されているのに合計されない場合、その値が実は「文字列」として入力されている可能性があります。特に他システムからコピー&ペーストしたデータでよく起こる現象です。該当セルを選択し、セルの表示形式を確認する、または「値の貼り付け」でデータを入れ直すことで解消できることが多いです。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
このエラーは経理あるあるです。「合計が合わない」と焦る前に、まず対象のセルが本当に数値として認識されているかを確認する癖をつけましょう。

06 関数を極めても残る集計業務の限界 関数を使いこなせても、「入力」と「更新」は人の仕事のまま

SUM関数ファミリーを使いこなせるようになると、集計作業のスピードは大きく上がります。しかし、次のような限界は残ります。

✔️元データの整形は毎回手作業:関数で集計する前提として、データを表形式に整える作業自体は自動化されない
✔️複数ファイルをまたぐ集計は関数だけでは完結しない:他のエクセルファイルや会計ソフトのデータを都度コピー&ペーストする必要がある
✔️数式のメンテナンスが属人化しやすい:複雑なSUMIFS・SUMPRODUCTの数式は、組んだ本人以外が修正しづらい
✔️異常値のチェックは結局目視:集計結果が出ても、その数字が正しいかどうかの検証は人の目で行う必要がある
✔️月次で同じ作業を繰り返す:関数を組んだファイルであっても、新しいデータを読み込ませる作業自体は毎月人が行う

経験則として、こうした限界はデータソースの数や集計の頻度が増えたときにより顕著になります。関数の技術力を高めることは間違いなく有効ですが、「毎月ファイルを開いて数式を実行する」という前提そのものは、関数だけでは変えられません。

ここで従来の選択肢は「マクロ・VBAでさらに自動化する」の一択でした。もちろんそれも有効です。ただし2026年現在は、もう一つの選択肢があります。データの読み込みから集計・異常値チェック・レポート化までを、Claude Code/CodexのようなAIエージェントに丸ごと任せる方法です。すでに関数以外のエクセルテクニックをAIで補うアプローチを実践している会社であれば、集計作業全体にも同じ考え方をそのまま広げられます。

代表菅澤 代表菅澤
関数を極めることと、集計業務そのものを自動化することは、実は別の話です。次の章では、この「作業そのものをなくす」という発想を紹介します。
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07 【核心】Claude Code/Codexで集計作業を「無人で回る仕組み」にする 効率化ではなく自動化。トリガーで勝手に走るワークフローに落とし込む

📚 用語解説

Claude Code/Codex:Claude CodeはAnthropic社、CodexはOpenAI社が提供するAIエージェント。ChatGPTのような「質問に答えるAI」と違い、指示を受けてパソコン上のファイル操作・データ集計・文書作成などの作業そのものを実行できる。プログラミング不要で、日本語の指示だけで業務の仕組みを構築できるため、非エンジニアの経営者・バックオフィス担当者の業務自動化ツールとして注目されている。デスクトップアプリで利用可能。

ここからがこの記事の核心です。本記事では以降、操作イメージを弊社が主に使うClaude Codeで説明します(Codexでも同じことができます)。重要なのは、AIに「このSUMIFS、どう書けばいい?」と都度質問するのではなく、集計作業そのものをワークフローごとAIに渡してしまうという発想の転換です。

7-1. 「AIに聞く」と「AIが勝手にやる」は別物

ChatGPTに「このSUMIFSの数式、間違ってる?」と聞くのは効率化です。人間が作業の主体で、AIは数式の確認を速くしてくれるだけ。この使い方では、毎月のファイル更新も異常値チェックも結局手作業のままです。

一方、Claude Code/Codexで作るのは自動化です。「複数のファイルからデータを読み込んで、部門別・勘定科目別に集計し、前月と比較して異常値があれば報告する」という一連の流れを最初に一度だけ設計しておけば、あとは決まったトリガーで人間が何もしなくても走り続けます。人間の仕事は、最後に集計結果を確認することだけです。

📅 月次締め日(トリガー)
🤖 複数ファイルのデータを自動読み込み
📊 部門別・勘定科目別に自動集計
🔄 前月データと自動比較
⚠️ 異常値を自動検知
👤 人は確認と経営判断に専念

7-2. Claude Code/Codexに任せられる集計関連の作業

これまで人間がやっていた作業Claude Code/Codexに任せた後
複雑なSUMIFS・SUMPRODUCTの数式を毎回組む集計ルールを日本語で伝えるだけで自動集計
元データを表形式に整形データの整形・クレンジングを自動実行
複数ファイルのデータを手作業でコピー&ペースト複数ファイルを自動で読み込み・統合
集計結果の異常値を目視で確認前月・前年データと自動比較し異常値を検知
数式のメンテナンスを特定の担当者に依存日本語の指示で仕様変更ができ属人化しにくい

7-3. 導入は3ステップ(プログラミング不要)

1
現状の運用をClaude Codeに説明するデスクトップアプリのClaude Codeに、いま使っているエクセルファイルの構成と、集計ルールを日本語で説明します。仕様書は不要で、会話で伝えれば十分です。
2
ワークフローを一緒に設計してもらう「このファイル群を読み込んで部門別に集計して」と依頼すると、Claude Codeが読み込みから集計・比較までの一連の手順を組み立てます。
3
定期実行の仕組みに載せる設計したワークフローを、決まった周期(日次・月次等)で自動的に走るように設定します。以降は完成した集計結果が自動で手元に届く状態になります。

7-4. AI鬼管理(株式会社GENAI)での実践例

AI鬼管理では、この「集計業務をClaude Codeのワークフローに落とす」やり方を、クライアント企業の実業務で数多く構築してきました。SUM関数ファミリーによる集計と同じ構造の定型業務——証憑整理、預金出納帳の記帳、月次レポート作成など——をトリガー起動の自動ワークフローに変え、人は「最終確認と経営判断」だけに絞る運用です。月に何時間もかかっていた集計作業が確認10分程度になる、というのがクライアント企業での典型的な効果です。もちろん、運営元の弊社(株式会社GENAI)自身のバックオフィスも、すべて同じ仕組みで回しています。

そして重要なのは、これが経理担当者の価値を奪う話ではないことです。数式を組む・データを整形するという「間違えたら怒られるだけの作業」から解放されて、数字の分析・経営への提案・顧問先へのアドバイスという、人にしかできない仕事に時間を使えるようになります。顧問先を多く抱える税理士事務所であれば、この仕組みを事務所側に置いて複数社の集計業務を一括処理する、という応用も可能です。

……と、ここまで読むと「明日からできそうだ」と感じるかもしれません。ただし正直にお伝えすると、Claude Codeを検索しながら独学で業務に組み込もうとした会社の多くが、途中で止まります。なぜ止まるのか。次の章で、その「壁」の正体と越え方を説明します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
Claude Code自体は月数千円から使えるツールなので、「ツールを買えば解決」に見えるんですよね。でも実際に成果が出るかどうかは、ツールではなく設計と運用で決まります。ここからが本題です。

08 ただし独学には「3つの壁」がある——最短で越える方法 Claude Codeは強力。だからこそ、最初の設計を間違えると危ない

集計業務の自動化でつまずくポイントは、ほぼ次の3つに集約されます。

壁1:自社ルールを「正確に言語化」できない

Claude CodeやCodexは指示されたとおりに正確に働きますが、指示が曖昧なら曖昧なまま自動化されます。「どのファイルとどのファイルを突き合わせる?」「異常値の判定基準は?」「集計軸はどこまで細かくする?」——本記事で見てきたとおり、集計業務は細かいルールの塊です。この言語化を飛ばして作った仕組みは、間違った集計結果を毎回自動で量産する装置になります。経営判断の材料になる領域だけに、ここが独学の最初で最大の壁です。

壁2:検証のやり方を知らないまま「AIを信じてしまう」

AIの出力は必ず検証が必要です。過去の手作業の集計結果と自動集計の結果を突き合わせる、わざとイレギュラーなデータを混ぜて挙動を確かめる——こうしたテストの型を知らないと、「動いているように見えるが正しいかは誰も知らない」状態で本番運用に入ってしまいます。逆に、検証の型さえ身につければ、集計軸が増えてもAIへの指示を直して再検証するだけで追従できます。

壁3:作った本人しか触れない「第二の属人化」

複雑なSUMIFS・SUMPRODUCTの数式が「組んだ人にしか直せない」状態になりがちなのと同じで、独学のAI自動化も同じ罠にはまりがちです。担当者が一人で作って一人で運用していると、その人の退職と同時に仕組みが止まる。社内の複数人がAIワークフローを読み書きできる状態まで持っていって、初めて「会社の資産」になります。ここは技術ではなく、教育と運用設計の問題です。

独学で導入AI鬼管理(伴走支援)で導入
最初の題材選び手探り。難しい業務から始めて挫折しがち貴社の業務を棚卸しし、成功しやすい定型業務から着手
業務ルールの言語化自力で仕様を書き起こす(数十時間規模)実際のエクセルファイルを見ながら一緒に言語化
検証テストの型を知らず「動いたら本番」になりがち過去データ突合・異常系テストまで型として提供
社内定着担当者1人に依存(第二の属人化)研修形式で複数人が扱える状態まで育成
集計業務の先への展開1業務で力尽きるケースが多い証憑整理・記帳・レポート等へ同じ型で横展開

「AI鬼管理」とは——3〜6ヶ月で自動化を叩き込む伴走型トレーニング

この3つの壁を越えるために弊社(株式会社GENAI)が提供しているのが、AI鬼管理です。Claude Code/Codexをはじめとした最新AIによる業務自動化を、3〜6ヶ月間・オンラインセッション形式で伴走するトレーニングプログラムで、ツールの一般論を教える座学ではありません。受講者が自社の実業務——例えば今お使いの集計用エクセルファイルそのもの——を教材に、実際に動く自動化ワークフローを自分の手で作り切るところまでやります。

✔️無料相談(約1時間):現在の集計業務を棚卸しし、どの業務から自動化すべきかをその場で診断
✔️オンライン伴走セッション:貴社の実データ・実ファイルを使い、ワークフローの設計から構築までを講師と一緒に進める
✔️90日で「不在でも回る仕組み」を完成:最初の3ヶ月で、経理担当者が張り付かなくても走る自動化を最低1つ稼働させる
✔️検証と保守の型まで習得:過去データとの突合テスト、集計軸変更時の直し方など、壁2で挫折しないための技術移転
✔️横展開の設計(4〜6ヶ月目):集計業務で作った型を、証憑整理・記帳・レポート作成など他の定型業務へ展開し、社内に定着させる
1
無料相談で診断(約1時間)現在の集計業務の内容を伺い、「どの業務が・どの順番で・どこまで」自動化できるかをその場で診断します。この段階までは費用がかかりません。
2
前半カリキュラム(1〜3ヶ月):最初のワークフローを作り切る自社業務を題材にした伴走セッションで、設計・構築・検証まで完了させ、実際に業務で稼働させます。
3
後半カリキュラム(4〜6ヶ月):横展開と社内定着2本目以降を受講者主導で構築し、講師はレビュー役に回ります。プログラム終了時には「自走できる状態」がゴールです。
💡 どの業務から自動化すべきか

毎月同じ集計を繰り返す業務のように「ルールが明確」「頻度が高い」「複数ファイルをまたぐ」業務は、AI自動化との相性が最も良い領域です。逆に、判断基準が曖昧な業務からAI化を始めると失敗しやすい。自社の業務を「ルールが明確な定型作業」から順に並べて、上から自動化していく——この優先順位付けも、AI鬼管理の初回で必ず一緒に行います。

代表菅澤 代表菅澤
「Claude CodeやCodexがすごい」で終わる記事は世の中にたくさんありますが、すごいツールを買った会社と、集計業務が実際に自動で回っている会社の間には大きな溝があります。その溝を最短で渡るための伴走が、AI鬼管理だと思ってください。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「うちの集計は複雑な数式だらけで無理では」という質問をよくいただきますが、複雑であるほど自動化の効果は大きくなります。まずは今のファイルを見せて相談してみてください。

09 SUM関数のみ vs 関数の組み合わせ vs Claude Code/Codex 徹底比較・まとめ 自社の規模と体制に合った集計方法の「正解」を選ぶ

SUM関数のみで対応SUMIF・SUMIFS等を組み合わせClaude Code/Codex自動化
条件付き集計対応できない(手動で絞り込み集計)SUMIF・SUMIFSで対応可能日本語の指示で柔軟に対応
フィルタ後の集計非表示行も合計してしまうSUBTOTALで対応可能意図を汲んで正確に集計
複数ファイルの統合手作業でコピー&ペースト手作業でコピー&ペーストデータ収集から自動で統合
異常値の検知目視のみ条件付き書式と併用すれば可能前月比較等を自動で実施
集計以外への展開できないできない証憑整理・記帳等あらゆる定型業務に展開可能

この考え方は集計業務だけでなく、関数以外のエクセルテクニック証憑整理の自動化にも横展開できます。経理・記帳業務のAI活用を体系的に知りたい方は、経理・記帳・仕訳 完全ガイドもあわせてご覧ください。

まとめると、判断基準は次のとおりです。

✔️集計するデータ量・頻度が少ない:SUM・SUMIF・SUMIFSの使い分けを覚えれば十分対応できる
✔️複数条件・複数ファイルをまたぐ集計が頻繁にある:SUMIFS・SUBTOTAL・SUMPRODUCTまで含めて使いこなす価値が高い
✔️数式のメンテナンスが属人化している/集計以外の定型業務も自動化したい:Claude Code/Codexによるワークフロー自動化が最有力

SUM関数ファミリーを使いこなせるようになると、経理の集計作業は格段に速くなります。しかしデータソースや集計頻度が増えるほど、「数式を組む・更新する」という作業自体が新たな負担になっていきます。関数の技術を身につけたうえで、その先の作業をAIに任せる——それが2026年時点での現実的な最適解だと、弊社は考えています。

代表菅澤 代表菅澤
集計作業の自動化は入口にすぎません。ここで「業務をAIワークフローに渡す」感覚を掴めば、経理全体を同じ考え方で作り替えられます。数式づくりに追われる経理から、仕組みで回る経理へ。その転換を、ぜひ体験してください。

最初の自動化ワークフローを、貴社の実業務で一緒に作りませんか

「うちの集計作業、Claude CodeやCodexでどこまで自動化できる?」「独学で試したが止まってしまった」というご相談、お気軽にどうぞ。
AI鬼管理は、貴社の実際のエクセルファイル・業務フローを題材に、設計・検証・社内定着まで伴走します。3つの壁を、最短距離で越えましょう。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「AIは触ったことがない」という経理担当の方でも大丈夫です。まずは無料相談で、いま一番手間がかかっている集計業務を1つ教えてください。それをどう自動化するか、その場で一緒に設計します。

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よくある質問

Q. SUM関数とSUMIF関数はどう違いますか?

A. SUM関数は指定した範囲のすべてのセルを合計します。SUMIF関数は、指定した条件に一致するセルだけを選び出して合計します。例えば「特定の取引先の売上だけ合計したい」といった条件付き集計にはSUMIF関数を使います。

Q. SUMIFSとSUMIFはどう使い分ければいいですか?

A. 条件が1つだけならSUMIF、複数の条件をすべて満たすデータを合計したい場合はSUMIFSを使います。SUMIFSは「部門×月」のような複数軸での集計に対応できますが、SUMIFと違って合計対象範囲を最初の引数に指定する点に注意してください。

Q. オートフィルタで絞り込んだデータをSUM関数で合計すると、なぜ結果がおかしくなるのですか?

A. SUM関数はフィルタで非表示になった行も集計対象に含めてしまうためです。フィルタで表示されているデータだけを正確に合計したい場合は、非表示行を自動的に除外できるSUBTOTAL関数を使う必要があります。

Q. 単価×数量の合計を出すのに便利な関数はありますか?

A. SUMPRODUCT関数が便利です。「=SUMPRODUCT(単価の範囲,数量の範囲)」と書くことで、行ごとの単価×数量を自動計算したうえで合計してくれます。別途「単価×数量」の列を作らなくても、1つの数式で総売上額を算出できます。

Q. SUM関数を使っても数値が正しく合計されないのはなぜですか?

A. 対象のセルが数値ではなく「文字列」として入力されている可能性があります。他システムからコピー&ペーストしたデータでよく起こる現象で、セルの表示形式を確認するか、値を貼り付け直すことで解消できることが多いです。

Q. Claude CodeやCodexで集計作業を自動化するのに、プログラミングの知識は必要ですか?

A. 不要です。Claude CodeやCodexは日本語の指示だけで動くAIエージェントで、既存のエクセルファイルの構成と集計ルールを説明すれば、データの読み込みから集計、異常値の検知までを行うワークフローをAI側が組み立てます。AI鬼管理のクライアント企業でも、非エンジニアの経理担当者が同様の仕組みを運用しています。

Q. Claude CodeやCodexの導入は独学でも可能ですか?

A. 可能ですが、業務で確実に成果を出すまでには「自社ルールの言語化」「出力の検証」「社内定着」という3つの壁があり、特に経営判断の材料になる集計業務では、間違った集計結果を自動で量産してしまうリスクに注意が必要です。独学で進める場合は、必ず過去の手作業データとの突合検証を挟んでください。最短で確実に立ち上げたい場合は、貴社の実業務を題材に設計から検証・定着まで伴走するAI鬼管理のような支援サービスの活用が近道です。

Q. 関数を使った集計とClaude Code/Codexの自動化はどちらを選ぶべきですか?

A. データ量・集計頻度が少なく、1つのファイル内で完結する場合は、SUM関数ファミリーの使い分けで十分対応できます。一方、複数ファイル・複数データソースをまたぐ集計が頻繁にある場合や、数式のメンテナンスが属人化している場合、集計以外の定型業務もまとめて自動化したい場合は、Claude Code/Codexによるワークフロー自動化のほうが投資対効果が高くなります。両者は排他ではなく、既存の数式による集計をClaude Code/Codexで補完する併用も有効です。

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監修 最終更新日: 2026年8月8日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。