【2026年8月最新】そのExcelマクロ、作った人しか直せませんか?非エンジニアが知っておくべきVBAの「属人化」リスク
「このExcel、ボタン1つで請求書が全部できるんです。作ったのは3年前に辞めた〇〇さんですが」——このような会話を、社内で耳にしたことはないでしょうか。
多くの会社の業務の裏側には、VBA(Visual Basic for Applications)と呼ばれる仕組みで作られたExcelマクロが動いています。便利に使われている一方で、「中身を理解しているのが特定の1人だけ」という属人化した状態のまま放置されているケースが非常に多いのが実情です。
この記事では、VBAが何をしている仕組みなのか、なぜ属人化が起きるのかを非エンジニアの経営者・管理職の方でも理解できる言葉で解説します。後半では、弊社(株式会社GENAI)がAIエージェント「Claude Code」を使って、こうしたブラックボックス化したマクロをどう解読・引き継ぎしているかも紹介します。
この記事を最後まで読むと、次の6つが明確になります。
01 WHY IT MATTERS 「あの人しか分からないマクロ」は経営リスクである理由 便利なマクロほど、依存度が高く気づかれにくい
VBAで作られたExcelマクロは、請求書作成・在庫集計・勤怠管理・売上レポートなど、会社の基幹業務に深く組み込まれていることが少なくありません。しかし、その多くは以下のような状態で運用されています。
この状態で万が一、マクロが誤作動する、Excelやパソコンの環境が変わって動かなくなる、担当者が急に不在になるといった事態が起きると、業務が完全に止まってしまうリスクがあります。しかも、代わりに直せる人が社内にいない場合、外部のエンジニアに調査を依頼しても「何をしているマクロか」の解読だけで相応の時間と費用がかかります。
「このマクロが止まったら、業務にどれだけの影響が出るか」を洗い出しておくことが第一歩です。影響の大きいマクロから優先的に、中身の可視化・ドキュメント化を進めることをおすすめします。
1-1. 属人化は「悪意」ではなく「余裕のなさ」から生まれる
属人化したマクロを作った担当者を責めるのは適切ではありません。多くの場合、目の前の業務を早く片付けるために、その場しのぎでマクロを組んだ結果であり、悪意や怠慢が原因ではないケースがほとんどです。ドキュメント化やコメントの記述には追加の時間がかかるため、日々の業務に追われる中で後回しにされがちなのです。
つまり属人化は、個人の問題ではなく「ドキュメント化する余裕を持てない組織構造」の問題として捉える方が、本質的な対策につながります。
1-2. 「見えないコスト」として蓄積していく
属人化したマクロが引き起こすコストは、通常の会計上の数字には現れません。担当者がマクロの内容を思い出すのにかかる時間、ちょっとした仕様変更のたびに発生する確認作業、万が一のトラブル時の対応工数——これらは全て「見えないコスト」として、日々少しずつ積み重なっています。
経営として厄介なのは、この見えないコストが普段は意識されず、担当者の退職や重大な不具合が起きて初めて顕在化するという点です。顕在化したときには、すでに対応の選択肢が限られ、緊急対応にならざるを得ないことがほとんどです。だからこそ、平常時からの備えが重要になります。
見えないコストは、決算書のどこにも計上されません。だからこそ経営者自身が意識的に光を当てない限り、誰も指摘してくれないまま静かに積み上がっていくという、非常にやっかいな性質を持っています。日頃から目を配る習慣を持つことが、結果的に最も安価な保険になります。
02 THE BASICS VBAとは何か——Excelを自動で動かす仕組み 「繰り返し作業を記録して再生する」という発想
VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Officeに組み込まれたプログラミング言語です。
📚 用語解説
VBA(Visual Basic for Applications):Excel・Word・AccessなどMicrosoft Officeソフトに標準搭載されているプログラミング言語。Excel上での「セルに入力する」「シートを作る」「別のファイルを開く」といった操作を、人間の代わりに自動で実行させることができます。
📚 用語解説
マクロ:VBAで書かれた「一連の自動処理の手順」のこと。Excelの「記録」機能を使えば、人間が行った操作をそのままコードとして記録することもでき、プログラミングの知識がなくても簡単なマクロなら作成できます。
VBAが広く普及した理由は、「プログラミングの専門知識がなくても、それなりに動くものが作れてしまう」という間口の広さにあります。Excelの「マクロの記録」ボタンを押して、普段の操作をそのまま行うだけでも、簡単な自動処理が完成します。この手軽さが、多くの現場担当者による「見よう見まねのマクロ作成」を後押ししてきました。
2-1. 手軽さと引き換えの「品質のばらつき」
専門のエンジニアが体系立てて学んだ上で書くコードと、現場担当者が独学で書き足していったコードとでは、読みやすさ・保守のしやすさに大きな差が生まれます。後者の場合、動くことを最優先に作られているため、後から見て理解しやすい構造になっていないことが多く、これが後の属人化・ブラックボックス化の温床になります。
03 NAME PROPERTY Nameプロパティとは何か——シート名を扱う基本 VBAでよく使われる「性質」を指定・取得する仕組み
VBAで頻繁に登場する概念の1つにプロパティ(property)があります。
📚 用語解説
プロパティ:VBAにおいて、対象物(セル・シート・ファイル等)が持つ「性質」や「情報」を表すもの。例えば、シートには「名前」「表示・非表示の状態」「色」といった様々なプロパティがあり、それぞれを取得したり変更したりできます。
その中でもNameプロパティは、シート(Excelの作業タブ)の名前を取得したり、変更したりするための基本的な仕組みです。例えば、現在開いているシートの名前を知りたい場合や、日付を使って自動的にシート名を変更したい場合などに使われます。
| やりたいこと | VBAでの考え方 |
|---|---|
| 現在アクティブなシートの名前を知りたい | 「今どのシートを見ているか」の名前を取得する |
| 特定の番号のシートの名前を知りたい | 「1番目・2番目」のように順番を指定して名前を取得する |
| シート名を変更したい | 取得と同じ書き方で、逆に新しい名前を代入する |
| 全シートの名前を一覧化したい | シートの数だけ繰り返し処理をして、名前を1つずつ取り出す |
この「シート名を自動で書き換える」という処理は、日付ごとにシートを作り替える月次レポート、複数店舗分のデータを一括処理するファイルなど、多くの業務マクロで実際に使われている基本パターンです。逆に言えば、この基本さえ理解していれば、多くのマクロの「何をしているか」の輪郭はつかめるようになります。
「このマクロは、シート名やファイル名にどんなルールで名前を付けていますか?」と質問できれば、マクロの設計思想の一端を把握できます。命名ルールが分かれば、マクロ全体の動きも推測しやすくなります。
04 BASIC USAGE VBAの基本的な使い方(実例つき) エンジニアとの会話で使える最低限の知識
専門的なコードを書けるようになる必要はありませんが、エンジニアや詳しい社員との会話で「何が起きているか」を理解できるように、代表的な構造を紹介します。
4-1. マクロは「手順書」として読める
VBAのコードは、慣れると「上から順番に読んでいくと、何をしているか大まかに分かる手順書」として捉えられます。例えば「シートAを開く」「特定のセルの値をコピーする」「シートBに貼り付ける」「ファイルを保存する」といった一連の処理が、コードの中に順番に書かれています。
4-2. コメントの有無が「読みやすさ」を決定づける
VBAに限らず多くのプログラミング言語では、コードの中に「コメント」という、人間向けの説明文を書き込める仕組みがあります。このコメントが充実しているかどうかで、後から読む人の理解速度は何倍も変わります。
📚 用語解説
コメント:プログラムの動作には影響を与えず、人間が読むための説明文としてコードに書き加えられる文章。VBAでは行の先頭に '(アポストロフィ)を付けることでコメントとして扱われます。「なぜこの処理が必要か」を書き残すことで、後任者の理解を大きく助けます。
コメントが一切ないマクロは、作成者本人にとっては当時理解できていても、数ヶ月後の本人や後任者にとっては「何をしているか分からないブラックボックス」になりがちです。特に条件分岐が複雑なマクロほど、コメント不足の影響は深刻です。
05 BLACKBOX PATTERNS 「ブラックボックス化」が起きる典型パターン 発注者・管理者として知っておきたい事故の芽
弊社がこれまで関わってきた案件の中から、VBAマクロが属人化・ブラックボックス化していく典型的なパターンを紹介します。
| パターン | 内容 | 起きやすい場面 |
|---|---|---|
| 「動いているから触らない」文化 | 中身を誰も検証せず、そのまま運用し続ける | 長年運用されている業務マクロ全般 |
| 継ぎ足し開発 | 複数人が場当たり的に修正を重ね、全体構造が破綻する | 長期間にわたり複数人が関わった案件 |
| ドキュメント未整備 | 仕様書・引き継ぎ資料が一切存在しない | 個人主導で作られたマクロ |
| 退職・異動による知識の消失 | 唯一の理解者が組織を離れ、誰も対応できなくなる | 担当者の入れ替わりが多い部署 |
共通しているのは、「今日、明日は困らないが、数年後に必ずツケが回ってくる」という時間差のある問題だという点です。だからこそ、経営として意識的に対策を講じない限り、放置され続けてしまいます。
5-1. 「継ぎ足し開発」が招く複雑化のスパイラル
特に厄介なのが「継ぎ足し開発」です。最初はシンプルだったマクロに、担当者が変わるたびに「この条件のときはこう処理して」「あの店舗のときは例外的にこうして」といった修正が積み重なっていくと、誰も全体像を把握できない複雑な条件分岐の塊になっていきます。修正した本人でさえ、半年後には「なぜこの条件分岐があるのか」を忘れてしまうことも珍しくありません。
この状態になると、新しく修正を加えること自体がリスクになります。「ここを直したら、あの処理にどう影響するか分からない」という恐怖から、誰も触りたがらなくなり、結果として非効率な処理がそのまま温存され続ける、という悪循環に陥ります。
この悪循環を断ち切るには、まず「全体を俯瞰して読み解く」という、人間にとって最も負荷の高い作業を誰かが引き受ける必要があります。この役割こそ、AIエージェントが最も価値を発揮できる部分だと弊社では考えています。地道な解読作業を高速にこなせる存在がいるだけで、着手のハードルは大きく下がります。
5-2. 「動くけど遅い」も見過ごされがちなサイン
属人化したマクロのもう1つの特徴が、「動くには動くが、なぜか処理が遅い」という状態です。本来であれば数秒で終わるはずの処理に数分かかっている、というケースも珍しくありません。これは、非効率な処理方法がそのまま放置されている典型的なサインであり、業務量の増加とともにこの「遅さ」がボディブローのように効いてきます。
毎日同じマクロを使い続けていると、処理の遅さに慣れてしまい、「これが普通」と感じるようになりがちです。しかし、他社の同種の処理と比較すると、実は大幅に非効率な実装のままになっているケースが少なくありません。定期的に「本当にこれが最適か」を疑う視点が重要です。
06 PREVENTION CHECKLIST 属人化を防ぐためにチェックすべきポイント 早見表 専門知識がなくても実行できる予防策
非エンジニアの経営者・管理職でも実行できる、属人化予防のための具体的なアクションをまとめました。
| 確認・実行したいこと | 具体的なアクション例 |
|---|---|
| 重要マクロの棚卸し | 「止まったら業務が止まる」マクロを一覧化し、優先度をつける |
| ドキュメント化 | 各マクロについて「何をするものか」を1行でもいいので書面化する |
| 複数人での理解共有 | 担当者1人に依存せず、最低もう1人が内容を把握できる体制を作る |
| 定期的な動作確認 | Excelやパソコンの更新後に、主要マクロが問題なく動くか確認する |
07 GENAI CASE STUDY 【独自データ】GENAI社内のマクロ・スクリプト管理、AIにどこまで任せているか 「読めない」を「読める」に変える作業をAIに任せる
ここからは、弊社(株式会社GENAI)の実運用データを紹介します。弊社ではClaude Max 20xプラン(月額$200・約30,000円)を契約し、経営・営業・広告・開発・経理・秘書業務まで全社的にAIエージェント「Claude Code」を活用しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約プラン | Claude Max 20x(月$200 / 約30,000円) |
| 利用開始 | 2025年後半〜 |
| マクロ・スクリプト関連の用途 | 既存VBAマクロの解読・ドキュメント化、コメント付与、リファクタリング |
| 担当体制 | 専任のマクロ管理担当を新規に雇わず、既存メンバー+Claude Codeで対応 |
本記事のテーマである「コメントのない古いマクロを読み解く」作業は、実はAIエージェントが非常に得意とする領域です。人間が1行ずつ目で追って理解するには時間がかかる処理でも、AIはコード全体を高速に読み込み、「このマクロは何をしているか」を日本語で要約してくれます。
「このマクロが
何をしているか
教えて」
Claude Codeが
コード全体を
解析
処理内容を
日本語で
要約・報告
必要に応じて
コメントを
自動付与
この体制により、「誰も中身が分からなかった古いマクロ」を、数十分〜1時間程度で「何をしているか説明できる状態」に変えられるようになりました。属人化していたブラックボックスを解消するために、以前であれば元担当者への聞き取りや長時間の解読作業が必要でしたが、その工程を大幅に圧縮できています。
7-1. 「解読」だけでなく「移行」の相談も増えている
弊社への相談の中には、単にマクロの中身を知りたいというだけでなく、「このマクロが依存しているExcelのバージョンが古く、そろそろ限界が近い」「もっと安定した形に作り直したい」という、次の一手を見据えた相談も増えています。こうした場合も、まず現状のマクロをClaude Codeに解読させ、仕様を洗い出した上で、移行の要否・方法を検討するという進め方が有効です。
📚 用語解説
リファクタリング:外部から見た動作は変えずに、コードの内部構造を整理・改善すること。読みにくいコードを整理して保守しやすくする作業で、属人化・ブラックボックス化したマクロの改善策としても使われます。
リファクタリングは、人間が手作業で行うと非常に時間のかかる作業ですが、AIエージェントであれば「元の動作を変えずに、コメントを追加し、変数名を分かりやすく整理する」といった修正を高速に提案できます。もちろん、金額や在庫数など重要な処理を含むマクロについては、修正後に必ず人間が動作確認を行うことが前提になります。慎重さとスピードは両立できるという実感が、弊社の運用の中で積み上がってきています。
7-2. 「聞ける相手」がいることの心理的な安心感
属人化したマクロを抱える現場でよく聞かれるのが、「怖くて触れない」という声です。何が起きるか分からないコードに手を入れるのは、経験豊富なエンジニアでも慎重になる作業です。Claude Codeのように「まず聞いてみる」ことができる相手がいるだけで、この心理的なハードルは大きく下がります。人間だけの体制では「聞くのは気が引ける」という遠慮も生まれがちですが、AIエージェント相手であればその心配もありません。
08 FOR NON-ENGINEERS 【独自】非エンジニアでも「読めないマクロ」をAIで解読する3ステップ コードが書けなくても引き継ぎのきっかけを作れる
「マクロなんて書けないし、中身の解読なんて無理」と思われるかもしれません。しかし、AIエージェントを間に挟むことで、非エンジニアでも属人化の解消に取り組めるようになります。
8-1. ステップ1:気になるマクロのファイルを用意する
「このマクロ、誰も中身を説明できない」と気づいたら、そのExcelファイルを準備するところから始めます。難しい前準備は必要ありません。
8-2. ステップ2:Claude Codeに「何をしているか」を聞く
Claude Codeのデスクトップ版を使えば、ターミナル(黒い画面)を開かずに、チャット形式で「このマクロが何をしているか教えて」と指示できます。AIがコードを解析し、処理の流れを日本語で分かりやすく説明してくれます。
8-3. ステップ3:解読結果をドキュメントとして残す
AIが説明してくれた内容を、簡単なメモや手順書として残しておくことが、次の属人化を防ぐ最大のポイントです。「Claude Codeに聞けば分かる」という状態を維持しつつ、要点だけは人間が読める形で保存しておくと、さらに安心です。作業自体は難しくなく、必要なのは「後回しにしない」という意思だけです。今日できる小さな一歩が、数年後の大きな安心につながります。まずは1つのマクロから、気軽に試してみることをおすすめします。
ファイルを
用意する
難しい準備
不要
解読を依頼
日本語で
処理内容を説明
ドキュメント化
次の属人化を
防ぐ
マクロが実際に止まってから解読を始めると、業務が停止した状態での緊急対応になり、コストも心理的な負担も大きくなります。平常時に少しずつ解読・ドキュメント化を進めておくことが、最も効率的な進め方です。
8-4. 「棚卸し」を年に一度のイベントにする
属人化対策は、一度きりで終わるものではありません。新しいマクロが日々作られ続ける以上、定期的に「今、社内にどんなマクロがあり、誰がどれだけ理解しているか」を棚卸しする機会を設けることが望ましいです。年に一度、半期に一度など、頻度は会社の状況に応じて決めればよく、重要なのは「忘れた頃にやる」のではなく「定期的に行う」という仕組み化です。
09 CONCLUSION まとめ ── 「読める状態」を保つことが最大のリスク対策 技術の詳細を知らなくても、属人化リスクは管理できる
この記事では、VBAとは何か、Nameプロパティのような基本的な仕組み、属人化・ブラックボックス化が起きる典型パターン、予防のためのチェックポイント、そして弊社GENAIがAIエージェント「Claude Code」を使ってこうしたマクロをどう解読・引き継ぎしているかを紹介しました。最後にポイントを振り返ります。
「あの人しか分からないマクロ」は、便利に使われてきた実績があるからこそ、リスクとして認識されにくいという厄介な性質を持っています。技術の詳細を全て理解する必要はありませんが、「読める状態を保っているか」を意識しているだけで、いざという時の被害を大きく減らせます。
専門的な技術用語を全て覚える必要はありません。「このマクロ、今から解読するとしたらどれくらい大変か」を時々自問する習慣さえあれば、非エンジニアの経営者・管理職でも十分に属人化リスクの管理に関わることができます。
特に、これから新しいマクロや業務システムの構築を依頼する経営者・管理職の方にとっては、「コメントとドキュメントを必ず残してください」という一言を発注時のチェックリストに加えるだけで、将来の属人化リスクを大きく減らせます。逆に、すでに属人化したマクロを抱えている場合は、「まず1つ、AIに聞いてみる」ことが、リスク解消への最短ルートです。
「あの人しか分からない」を、放置していませんか?
属人化したExcelマクロの解読から、業務プロセス全体の自動化まで。
Claude Codeを使った「自社でブラックボックスを解消できる体制」の作り方を、実例ベースでご提案します。
NEXT STEP
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よくある質問
Q. VBAマクロの中身を、非エンジニアが自分で読むことは可能ですか?
A. 簡単なマクロであれば、コメントが充実していればある程度読み解けます。しかし複雑な処理や条件分岐が多いマクロは、専門知識がないと理解が難しく、AIエージェントに解読を依頼する方が現実的です。
Q. マクロを作った担当者が既に退職している場合、どうすればいいですか?
A. 本人に聞けない状態でも、Claude CodeのようなAIエージェントにコードを解析させることで、処理内容の概要を把握できます。完全な意図までは分からなくても、「何をしているか」が分かるだけで対応の選択肢は大きく広がります。
Q. VBAマクロは今後も使い続けて大丈夫ですか?何か新しい技術に置き換えるべきですか?
A. 一概にはいえません。安定して動いているマクロを無理に置き換える必要はありませんが、属人化・ブラックボックス化が進んでいる場合は、ドキュメント化や必要に応じた再構築を検討する価値があります。
Q. マクロのドキュメント化は、どの程度詳しく書けばいいですか?
A. 完璧な仕様書を目指す必要はありません。「何をするためのマクロか」「いつ実行するのか」「注意点は何か」程度の要点が押さえられていれば、後任者が対応する際の助けとして十分に機能します。
Q. 新しくマクロを作る際、属人化を防ぐために最初にやるべきことは何ですか?
A. 作成の最初の段階からコメントを書く習慣をつけることが最も効果的です。また、可能であれば作成者以外のもう1人が内容を把握しておく体制を、最初から組み込んでおくことをおすすめします。
Q. Claude Codeにマクロの解読を依頼する場合、専門知識は必要ですか?
A. 不要です。「このマクロが何をしているか教えて」と伝えるだけで、Claude Codeがコードを解析し、日本語で分かりやすく説明してくれます。最終確認や業務判断だけ人間が行う運用で十分に回せます。
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