【2026年6月最新】Midjourney V7の新機能と使い方|料金プラン・商用利用・他ツール比較まで完全解説
この記事の内容
「Midjourney V7ってV6と何が違うの?」「ビジネスで使っても大丈夫?」——この記事は、そんな疑問を持って調べ始めたあなたのために書きました。
Midjourneyが2025年にリリースした最新モデルV7は、単なる画質向上にとどまらず、Draft Mode(10倍高速)・Voice Prompt(音声入力)・Profiles(スタイル保存)という3つの機能追加で、ビジネス活用の幅を大きく広げました。
この記事では、V7の新機能から料金プラン・商用利用ルール・他ツールとの比較まで完全解説します。さらに、弊社(株式会社GENAI)が実際に行っているClaude Codeと連携した画像生成の業務自動化フローを、独自コンテンツとして公開します。
この記事を最後まで読むと、次のことが明確になります。
01 WHAT IS V7 Midjourney V7とは何か?前バージョンからの進化を整理する V6からV7で「何が」「どれだけ」変わったか
Midjourney(ミッドジャーニー)は、アメリカのMidjourney社が提供するAI画像生成サービスです。テキストプロンプト(文章での指示)を入力するだけで、高品質な画像を自動生成できます。2022年のリリース以来、アーティストやデザイナーを中心に急速に普及し、現在では世界最大規模の画像生成AIコミュニティを持つサービスに成長しています。
📚 用語解説
Midjourney(ミッドジャーニー):カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を置くMidjourney Inc.が開発・運営するAI画像生成サービス。テキストから画像を生成する「Text-to-Image」技術を用い、2022年8月にβ版を公開。2025年時点でBasic〜Proの4プランを提供し、月間アクティブユーザーは数百万人規模とされています。
1-1. V7リリースの背景とタイムライン
Midjourneyのモデルバージョンは、V1(2022年)からV6(2023年末)まで急速に進化を続けてきました。V6で達成した「写真に近いリアルな表現」という目標の次に、V7が掲げたのは「速度・操作性・ビジネス適用性」の改善です。
| バージョン | リリース時期 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| V1〜V3 | 2022年前半 | 初期モデル。品質は荒削り、実験的 |
| V4 | 2022年後半 | 大幅な品質向上。ユーザー急増 |
| V5 | 2023年前半 | 写真品質に接近。プロ利用が広がる |
| V6 | 2023年末 | プロンプトへの高精度な追従。テキスト描画の改善 |
| V7 | 2025年 | Draft Mode / Voice Prompt / Profiles を新搭載。速度10倍 |
特筆すべきは、V7が「よりリアルに」という方向だけでなく、「より速く・より使いやすく」という方向に舵を切った点です。これは、アーティスト向けからビジネスユーザー向けへとユーザー層が移行していることへの対応と見られます。
1-2. V6とV7の差:何が変わったのか
| 項目 | V6 | V7 | 変化のポイント |
|---|---|---|---|
| 画像生成速度 | 標準速度 | 約10倍(Draft Mode時) | バッチ生成・量産用途に対応 |
| プロンプト入力 | テキストのみ | テキスト+音声入力 | 操作性が大幅向上 |
| スタイル管理 | 都度プロンプトで指定 | Profilesで保存・再利用 | ブランド統一が容易に |
| 画質 | 高品質(写真級) | 高品質(維持)+微調整強化 | 基本画質は継承 |
| テキスト描画 | 改善済み | さらに精度向上 | ロゴ・キャプション生成が実用的に |
📚 用語解説
画像生成AI(Text-to-Image AI):テキスト(プロンプト)を入力すると、AIが自動で画像を生成する技術。拡散モデル(Diffusion Model)という仕組みを使っており、ランダムなノイズから少しずつ意図した画像を生成する。MidjourneyのほかDALL-E・Stable Diffusion・Fireflyが代表的。
02 NEW FEATURES 3つの新機能:Draft Mode・Voice Prompt・Profiles V7で追加された機能をビジネス活用の観点から深掘りする
V7の新機能は大きく3つに分けられます。それぞれについて、「何ができるか」だけでなく「業務でどう使えるか」という視点から解説します。
2-1. Draft Mode:10倍速の高速生成モード
Draft Mode(ドラフトモード)は、V7で新たに追加された高速生成専用モードです。通常モードと比べて約10倍の速度で画像を生成でき、1枚あたり数秒〜10秒程度での出力が可能になりました。
その代わり、Draft Modeで生成した画像は通常モードより若干画質が落ちます。ただし、アイデア出し・方向性の確認・大量のバリエーション作成という用途であれば、画質の差より速度のメリットの方がはるかに大きいというのが現場の評価です。
📚 用語解説
Draft Mode(ドラフトモード):Midjourney V7で追加された高速生成専用モード。通常モードの約10倍の速度で画像を生成できる。画質は若干低下するが、大量のアイデア出しやバリエーション生成に最適。コマンド:`--draft`パラメータを付加して使用。
プロンプトの末尾に `--draft` を追加するだけで有効になります。例:`a modern office interior, minimalist design, natural light --draft --ar 16:9`。大量生成で方向性を絞り、気に入った構図を通常モードで仕上げるという2段階フローが業務では最も効率的です。
2-2. Voice Prompt:音声でプロンプトを入力する
Voice Prompt(ボイスプロンプト)は、スマートフォンやPCのマイクから音声でプロンプトを入力できる機能です。従来はDiscordのテキストチャットや専用WebアプリからタイピングするしかなかったMidjourneyの操作が、音声で完結できるようになりました。
特に移動中・片手がふさがっているとき・長い描写を口頭で説明したい場面で効果を発揮します。AIが音声をテキストに変換し、そのままプロンプトとして処理するため、「長くて詳細な指示」が口頭で伝えやすいのが特徴です。
📚 用語解説
Voice Prompt(ボイスプロンプト):Midjourney V7で追加された音声入力機能。マイクに向かって画像の指示を話すと、AIが自動的にテキストに変換してプロンプトとして処理する。Midjourneyの公式モバイルアプリ・デスクトップアプリで使用可能。
| シーン | Voice Promptが有効な理由 |
|---|---|
| 移動中のアイデア出し | スマホを片手に持ちながら音声で指示、タイピング不要 |
| 長い描写の指示 | 「東京の朝、駅のホームで、スーツ姿のビジネスマンが…」を口頭で一気に描写できる |
| 非エンジニア向け | プロンプト記法を覚えなくても、話しかけるだけで動く |
| デザイナーのブレスト | 思いついた瞬間を即座に形にできる |
音声認識の精度は使用言語・環境ノイズに依存します。日本語での利用は英語より認識精度が若干落ちる場合があります。重要なプロジェクトでは、音声入力後に生成されたプロンプトテキストを確認・修正してから実行するステップを挟むことを推奨します。
2-3. Profiles:スタイルを保存して一貫したビジュアルを量産する
Profiles(プロファイル)は、お気に入りのスタイル設定を保存・再利用できる機能です。「このブランドカラー・このテイスト・このアングル」というスタイル定義を一度作っておけば、毎回プロンプトに細かく指定せずに再現できます。
これはビジネス利用において特に重要な機能です。ブランドガイドラインに沿った一貫したビジュアルを量産するためには、生成するたびにバラついていては意味がありません。Profilesによって、「いつ誰が生成しても同じトーン&マナー」が保てるようになりました。
📚 用語解説
Profiles(プロファイル):Midjourney V7で追加されたスタイル保存機能。カラーパレット・スタイル・照明・構図などのパラメータをセットとして保存し、以降の生成に再利用できる。企業のブランドビジュアルを統一するユースケースに最適。
03 PRICING PLANS 料金プラン:Basic〜Proまで徹底比較 2025年時点の最新プランと、ビジネス利用に最適な選択肢
Midjourneyは月額サブスクリプション制を採用しており、生成できる画像枚数・速度・商用利用の条件がプランによって異なります。2025年時点では以下の4プランが提供されています。
| プラン | 月額料金(年払い時) | 月額料金(月払い時) | 高速GPU時間 | Fast mode同時実行数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Basic | $8/月 | $10/月 | 3.3時間/月 | 3並列 | 個人の軽い利用向け |
| Standard | $24/月 | $30/月 | 15時間/月 | 3並列 | 個人〜副業レベルの利用 |
| Pro | $48/月 | $60/月 | 30時間/月 | 12並列(Stealth含む) | ビジネス利用・商用メイン |
| Mega | $96/月 | $120/月 | 60時間/月 | 12並列 | ヘビー業務・エージェンシー向け |
📚 用語解説
GPU時間(Fast mode):Midjourneyが画像生成に使うコンピューター処理時間の割り当て量。Fast modeは優先的に高性能GPUを使って生成するため速い。使い切るとRelax mode(低速・無制限)に切り替わる。ビジネス利用ではFast modeが枯渇しないプランを選ぶことが重要。
3-1. ビジネス利用でのプラン選択基準
個人のクリエイターなら Standard でも十分ですが、ビジネス利用・商用利用を前提とする場合は、以下の点でプランを選ぶ必要があります。
📚 用語解説
Stealth Mode(ステルスモード):Midjourneyで生成した画像が公開ギャラリーに表示されないようにする設定。通常、生成した画像はMidjourneyのコミュニティギャラリーで他ユーザーが閲覧できるが、Stealth Modeを使うとその画像を非公開にできる。Pro以上のプランで利用可能。社内資料・クライアント向け素材の生成時に重要。
| 利用シーン | おすすめプラン | 理由 |
|---|---|---|
| 個人のクリエイター・副業 | Standard ($24〜/月) | Relax modeで無制限生成できるため枚数は十分 |
| 中小企業のマーケティング担当 | Pro ($48〜/月) | Stealth mode + 高速並列 + 商用利用がセット |
| 広告代理店・エージェンシー | Mega ($96〜/月) | 大量生成 + 複数クライアントの素材を非公開で管理 |
| 企業の内製デザインチーム | Pro or Mega | チーム共有・Stealth mode・大量生成の全要件を満たす |
3-2. 年払いvs月払い:コスト差はどれくらいか
Midjourneyは年払いにすると約20%割引になります。長期利用が確定している場合は年払いの方が明確にお得ですが、初月だけ試す場合は月払い→合えば年払いに切り替えという順序が合理的です。
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 年間の差額 |
|---|---|---|---|
| Basic | $10/月 | $8/月 | -$24/年 |
| Standard | $30/月 | $24/月 | -$72/年 |
| Pro | $60/月 | $48/月 | -$144/年 |
| Mega | $120/月 | $96/月 | -$288/年 |
まず月払いのStandardで1ヶ月試して、Fast modeが枯渇するかどうかを確認するのが最短の選択フローです。枯渇しなければStandard継続 or 年払い切り替え、枯渇するようであればProへアップグレードという判断が合理的です。
04 COMMERCIAL USE 商用利用ルール:何が許可されて何がNGか 利用規約ベースで整理する「OK」と「NG」の境界線
Midjourneyで生成した画像の商用利用については、プランと売上規模によってルールが異なります。正確には利用規約(Terms of Service)が適用されますが、ここでは実務的な観点でポイントを整理します。
この記事の情報は2025年時点のものです。商用利用を判断する際は、必ず最新のMidjourney Terms of Service(midjourney.com/tos)を直接確認してください。契約後のルール変更についても定期的に確認することを推奨します。
4-1. 有料プランでの商用利用:原則OKの条件
有料プランに加入している場合、Midjourneyで生成した画像は基本的に商用利用可能です。ただし、年間売上が一定額を超える企業には追加の条件が付きます。
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 対象プラン | Basic・Standard・Pro・Megaの有料プラン加入者 |
| 一般的な商用利用 | 広告・LP・SNS投稿・パッケージデザイン等に使用可 |
| 著作権の扱い | 生成物の著作権はユーザーに帰属(有料プランの場合) |
| 売上1,000万ドル以上の企業 | 別途エンタープライズ契約が必要になる場合あり(要確認) |
| 無料プランの場合 | 商用利用不可・コミュニティライセンスのみ |
📚 用語解説
著作権の帰属:AI生成画像の著作権が誰に属するかという問題。Midjourneyの有料プランでは、生成した画像の著作権はユーザーに帰属するとされています。ただし日本の著作権法では「AIが生成した著作物」の扱いは依然として解釈が分かれており、法的な確実性を求める案件では専門家への相談を推奨します。
4-2. 商用利用でのNGケース
以下のケースは、有料プランであっても商用利用に問題が生じる可能性があります。
4-3. Stealth Modeが必要なビジネスシーン
Pro以上のプランで利用できるStealth Modeは、商用利用と合わせて覚えておくべき機能です。通常、Midjourneyで生成した画像はコミュニティギャラリーに表示されますが、Stealth ModeをONにすると非公開になります。
以下のような場面では、Stealth Modeを必ず使うべきです。
05 HOW TO START 始め方・使い方:アカウント作成からプロンプト実行まで Midjourney V7を最短で使い始めるための手順
Midjourneyを始めるには、かつてはDiscordアカウントが必須でしたが、現在はMidjourneyの専用Webアプリ(midjourney.com)からも利用可能です。ここでは最短の始め方を整理します。
5-1. アカウント作成の手順
midjourney.com
にアクセス
Googleアカウント
or Discordで
サインアップ
プランを選択
(まず月払い
Standardが無難)
Webアプリ
またはDiscordで
生成開始
Discordを使いたくない場合は、midjourney.comのWebアプリから全機能が利用できます。WebアプリはDiscordのUIより直感的で、プロンプト入力・画像管理・Profiles設定まで一元管理できます。
以前のMidjourneyはDiscord上での操作が必須でしたが、現在は公式WebアプリとモバイルアプリがリリースされているためDiscordは不要です。ビジネス利用ではWebアプリの方が管理しやすく、チームでの共有も簡単です。
5-2. 基本的なプロンプトの書き方
プロンプト(生成指示)は英語での記述が基本です。日本語でも動きますが、英語の方が精度・再現性ともに高いのが現状です。基本構造は以下の通りです。
| 要素 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 被写体 | 何を描くか | a professional business meeting |
| スタイル | どんな画風・テイストか | photorealistic, corporate, clean |
| 照明・色調 | 雰囲気のコントロール | natural window light, bright and airy |
| 構図 | アングル・比率 | --ar 16:9 --v 7 |
| パラメータ | 詳細設定 | --quality 2 --draft |
実際のプロンプト例をいくつか紹介します。
| 用途 | プロンプト例 |
|---|---|
| LP用ヒーロー画像 | Japanese business team in modern office, collaborative atmosphere, professional, photorealistic --ar 16:9 --v 7 |
| SNS広告バナー | minimalist product packaging, white background, soft shadows, premium feel, commercial photography --ar 1:1 --v 7 |
| ブログアイキャッチ | AI technology concept, abstract digital brain, blue and purple gradient, futuristic --ar 3:2 --v 7 |
| Draft Mode高速案だし | corporate website hero image, diversity team, clean modern design --draft --ar 16:9 --v 7 |
📚 用語解説
プロンプト(Prompt):画像生成AIへの指示文のこと。「何を」「どんなスタイルで」「どんな構図で」という情報をテキストで伝える。MidjourneyではさらにAR(アスペクト比)・クオリティ・バージョン指定などの「パラメータ」を追加することで生成結果を細かく制御できる。
5-3. V7でよく使うパラメータ一覧
| パラメータ | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| --v 7 | V7モデルを使用(デフォルト) | --v 7 |
| --ar X:Y | アスペクト比(縦横比)指定 | --ar 16:9 (横長)/ --ar 1:1 (正方形) |
| --q X | 品質(0.25〜2)。高いほど高品質・低速 | --q 2 (最高品質) |
| --draft | Draft Mode有効(約10倍高速・若干低画質) | --draft |
| --s X | スタイライズ度(0〜1000)。高いと個性的 | --s 750 |
| --no X | 除外要素の指定 | --no text, watermark |
| --seed X | 再現性確保のためのシード値 | --seed 12345 |
06 TOOL COMPARISON 他ツール比較:DALL-E 3・Stable Diffusion・Firefly 用途・コスト・クオリティで4ツールを横並び評価
画像生成AIは現在Midjourneyのほかにも複数の選択肢があります。ここではDALL-E 3・Stable Diffusion・Adobe Fireflyとの比較を、ビジネス利用の観点から整理します。
| ツール | 提供元 | 月額コスト | 画質 | 商用利用 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| Midjourney V7 | Midjourney Inc. | $10〜$120 | ◎ 最高水準 | ○(有料プランで可) | アート・ビジネス両対応。独自の美的センス |
| DALL-E 3 | OpenAI | ChatGPT Plus内($20) | ○ 高品質 | ○(有料プランで可) | ChatGPTと連携しやすい。プロンプト理解力が高い |
| Stable Diffusion | Stability AI | 無料〜 | △〜◎ 設定次第 | ○(モデルごとに条件あり) | オープンソース。高度なカスタマイズが可能 |
| Adobe Firefly | Adobe | Adobe CCプラン内 | ○ 良品質 | ◎ 商用安全性最高 | Adobe製品との統合。商用安全性が最も高い |
6-1. DALL-E 3との比較:プロンプト理解力 vs 画質
DALL-E 3(OpenAI)はChatGPT Plusに含まれているため、追加費用なしで使えるコスパの良さが最大のメリットです。また、自然言語でのプロンプト理解力が高く、「複雑な説明でも意図を汲んで生成する」精度はMidjourneyより優れている場合があります。
ただし、アート性・ビジュアルのインパクト・細部の美しさという観点ではMidjourney V7が明確に上です。広告・LP・ブランドビジュアルのように「見た目の訴求力」が重要な用途ではMidjourney、テキストと画像を組み合わせたコンテンツ制作ではDALL-E 3、という使い分けが実務的です。
6-2. Stable Diffusionとの比較:無料 vs クオリティ
Stable Diffusion(Stability AI)はオープンソースで無料でも使えるのが最大の特徴です。自前のPCで動かすことも、クラウドサービス経由で使うことも可能です。高度なカスタマイズが可能で、特定の画風にファインチューニングしたモデルを使うことで、独自スタイルの量産ができます。
ただし、設定の複雑さと技術ハードルが高く、エンジニア以外には導入が難しいのが現実です。また、生成品質はモデルの選択と設定次第で大きく変わるため、「簡単にプロ品質を出す」という用途ではMidjourneyに大きく劣ります。
6-3. Adobe Fireflyとの比較:商用安全性 vs 画質
Adobe Firefly(Adobe)の最大の特徴は商用利用における安全性の高さです。Fireflyは著作権をクリアしたデータだけで学習されているため、生成物の商用利用に法的なリスクが最も低いとされています。
また、Photoshop・Illustratorとの統合が深く、Adobe製品ユーザーにとってのワークフロー効率は他のツールを上回ります。ただし、アート性・ビジュアルの独自性という観点ではMidjourney V7に分があります。
| 用途 | おすすめツール | 理由 |
|---|---|---|
| LP・広告バナーのヒーロー画像 | Midjourney V7 | ビジュアルインパクト・品質が最高水準 |
| ChatGPTと連携したコンテンツ制作 | DALL-E 3 | 同一プラットフォームで完結・連携しやすい |
| 特定スタイルの大量量産(技術者向け) | Stable Diffusion | カスタムモデルで独自スタイルを固定できる |
| Adobe製品でのデザイン作業 | Firefly | 既存ワークフローへの統合・商用安全性 |
| 全般的なビジネス用画像生成 | Midjourney V7 | バランス・品質・商用利用の総合力が最高 |
07 AUTOMATION WITH CLAUDE CODE 【独自】Claude Codeで画像生成を業務自動化する MidjourneyとClaude Codeを組み合わせた業務フローの設計
ここが、この記事の最も独自性の高いセクションです。弊社GENAIでは、MidjourneyをスタンドアロンのAIツールとして使うのではなく、Claude Codeと組み合わせた業務自動化フローの一部として組み込んでいます。
具体的には、「コンテンツの企画→プロンプト生成→Midjourney生成→選別→LP/広告への組み込み」という一連のフローを、Claude Codeが中心となってオーケストレーション(全体統括)する形で自動化しています。
7-1. 自動化フローの全体像
Claude Codeが
記事・LP構成を
企画
各セクションの
画像仕様を
Claude Codeが設計
Draft Modeで
高速に複数候補を
一括生成
人間が選択→
通常モードで
高画質化
Claude CodeがLP/
WP記事へ
自動挿入
このフローの肝はClaude Codeによるプロンプト生成の自動化です。「どんな画像が記事・LP・広告のどのセクションに合うか」を、コンテンツの文脈を読んだ上でClaude Codeが提案・生成するため、デザイナーが毎回考えていた「どんな画像を作るか」という判断コストが大幅に削減されます。
7-2. Claude Codeによるプロンプト自動生成の仕組み
Claude Codeにプロンプト生成を任せる際は、以下のような形でClaude Codeに指示します。
| 指示の種類 | 具体例 |
|---|---|
| コンテキスト付き指示 | 「このLP(本文を貼り付け)のヒーロー画像用のMidjourneyプロンプトを3案生成して。日本のビジネスユーザー向け、清潔感重視」 |
| ブランドトーン指定 | 「弊社のブランドカラーは#DC2626、ダークバックグラウンドよりも白背景系。この条件でプロンプトを最適化して」 |
| Draft Mode向け量産指示 | 「Draft Mode用に20パターンのバリエーションプロンプトを生成して。同じコンセプトで構図・被写体を変えて」 |
Claude Codeは、コンテンツの内容・トーン・対象ユーザーを理解した上でMidjourneyの記法に沿ったプロンプトを出力します。人間が毎回ゼロから英語プロンプトを考える手間が省け、日本語で「どんな画像が欲しいか」を説明するだけで、高精度なプロンプトが生成されます。
📚 用語解説
オーケストレーション(Orchestration):複数のツール・AIを組み合わせた業務フローの全体を制御・統括すること。ここでは「Claude Codeがプロンプト生成→Midjourneyへ送信→生成物の管理→コンテンツへの組み込み」という複数ステップを一括管理する役割を指す。
7-3. Midjourney APIとの連携(エンジニア向け補足)
さらに一歩進んだ活用として、MidjourneyのAPI(非公式/サードパーティ経由)を使ってClaude Codeから直接生成をトリガーする方式も存在します。この場合、人間がMidjourneyのUIを操作する必要がなくなり、完全自動の画像生成パイプラインが構築できます。
2025年時点でMidjourneyの公式APIは限定提供中であり、一般公開されていません。サードパーティの非公式APIを使う場合は、利用規約の確認とアカウント停止リスクを十分に理解した上で使用してください。公式APIの一般公開を待つことを推奨します。
弊社では、画像生成の「最終選別」だけは人間が行うフローを維持しています。完全自動化よりも「高速生成→人間の目でフィルタ→自動組み込み」という半自動化フローの方が、品質と効率のバランスが取れているというのが実運用の結論です。
7-4. 具体的な業務削減効果(弊社GENAI実績)
| 業務 | 従来フロー(時間) | Claude Code + Midjourney V7(時間) | 削減率 |
|---|---|---|---|
| LP用ヒーロー画像作成 | 2〜4時間(デザイナー依頼往復含む) | 15〜30分 | 約80%削減 |
| 広告バナー素材(5案) | 1〜2時間 | 20〜40分 | 約65%削減 |
| ブログ記事アイキャッチ | 30〜60分 | 5〜10分 | 約80%削減 |
| プレゼン資料ビジュアル(10枚) | 2〜3時間 | 30〜60分 | 約70%削減 |
特にブログ記事のアイキャッチ生成は、弊社のブログ運用にClaude Codeが組み込まれて以来、ほぼ完全自動化されています。この記事のサムネイルも、Claude CodeとMidjourneyを組み合わせたフローで生成しています。
08 CONCLUSION まとめ Midjourney V7はビジネス活用の「実用段階」に入ったAIツール
この記事では、Midjourney V7の新機能から料金プラン・商用利用ルール・他ツール比較、さらにClaude Codeを組み合わせた業務自動化フローまでを解説しました。最後にポイントを振り返ります。
Midjourney V7は「アーティストやデザイナーのためのツール」から、「ビジネスユーザーが業務フローに組み込むツール」に進化しました。特にDraft ModeとProfilesはB2B活用を明確に意識した機能追加であり、今後もビジネス寄りの機能強化が続く可能性が高いです。
単体で使うのも価値がありますが、Claude Codeのような業務AIと組み合わせることで、画像生成の企画〜生成〜組み込みまでの全フローが自動化され、本当の業務効率化が実現します。
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よくある質問
Q. Midjourney V7はV6と比べて画質が落ちていますか?
A. 通常モードでの画質はV6と同等以上です。Draft Modeを使用した場合は若干の画質低下がありますが、アイデア出し・方向性の確認には十分な水準です。通常モードではV6の高品質を引き継ぎながら細部の制御精度が向上しています。
Q. Midjourneyで生成した画像はSNS広告に使えますか?
A. 有料プラン(Basic以上)に加入している場合、商用利用は原則OKです。SNS広告(Facebook・Instagram・Twitter等)への使用も可能です。ただし、実在人物を模した画像や他社商標を含む画像は利用しないようにしてください。また、Proプランの場合はStealth Modeで非公開生成することを推奨します。
Q. Draft Modeの画像は仕上げ(Upscale)できますか?
A. できます。Draft Modeで気に入った画像を見つけたら、通常モードでUpscale(高解像度化)または再生成(Vary)することで、高品質な仕上げ版を得られます。「Draft Modeで方向性を決めて通常モードで仕上げる」という2段階フローが最も効率的です。
Q. Voice Promptは日本語で話しかけられますか?
A. 日本語での音声入力も機能しますが、生成精度は英語プロンプトより落ちる場合があります。日本語で話しかけた内容を確認し、必要に応じて英語に調整してから生成することを推奨します。または日本語で話した後、Claude Codeに「このプロンプトをMidjourney向けに英語最適化して」と依頼するワークフローも効果的です。
Q. Midjourneyは法人契約・請求書払いに対応していますか?
A. 2025年時点でMidjourneyはクレジットカード払いのみで、法人請求書払いには対応していません。法人利用の場合は、会社のクレジットカードで決済する形での契約になります。大企業向けのエンタープライズ契約については、Midjourneyに直接問い合わせることで個別対応の可能性があります。
Q. Claude Codeを持っていなくても、Midjourneyだけで十分ですか?
A. はい、Midjourneyは単体でも十分なビジネス価値があります。Claude Codeとの連携は「さらに効率化したい」「業務フローに完全統合したい」というニーズに応えるものであり、まずはMidjourneyだけで画像生成を試してから、業務への組み込みを検討するのが現実的な順序です。
Q. 無料プランで始めてから有料プランに移行できますか?
A. Midjourneyは現在、完全無料プランを提供していません(無料トライアルは一部提供されることがあります)。基本的には最初から有料プランの契約が必要です。まずはBasicプラン(月$10)で始めて、使用量が増えてきたらStandard・Proへアップグレードする流れが最も無駄がありません。
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