【2026年8月最新】Zoomで議事録を自動作成する5つの方法とおすすめAIツール比較|Claude Codeで一気通貫自動化
この記事の内容
「Zoomの議事録、もっと楽に作れないものか」——毎週何本もの会議に出ている経営者・管理職なら、一度はそう感じたことがあるはずです。
Zoomには標準搭載の文字起こし機能から、有料アドオンのAI Companion、ChatGPTと組み合わせる方法、さらには専用のAI議事録ツールまで、議事録を自動化する手段が複数存在します。しかし「結局どれが一番いいのか」「無料機能で十分なのか、有料ツールを入れるべきか」で迷う方が非常に多いのが実情です。
この記事では、Zoomで議事録を自動作成する5つの方法と、代表的なAI議事録ツール5選を、精度・料金・手間の3軸で比較します。さらに後半では、弊社(株式会社GENAI)がMax 20xプランで実際にClaude Codeを使って議事録業務をどこまで自動化しているかという独自データもあわせて公開します。
この記事を最後まで読むと、次の6つが明確になります。
01 BEFORE YOU CHOOSE Zoomの議事録自動化、選ぶ前に確認すべきこと 「議事録の種類」を決めてから手段を選ぶと迷わない
議事録自動化の方法を比較する前に、まず整理しておきたいのが「自分たちがどんな議事録を必要としているか」という点です。ここを決めずにツール選びから入ると、機能過多のツールを契約して使いこなせなかったり、逆に精度不足で結局人間が手直しすることになったりします。
議事録は大きく分けて次の3タイプに分類できます。
| 議事録の種類 | 目的 | 求められる精度 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 決定事項記録型 | 「何が決まったか」だけを短く残す | 中(要点が拾えれば十分) | 定例会議・社内ミーティング |
| 詳細記録型 | 発言者・発言内容をほぼ全て記録する | 高(発言の抜け漏れが致命的) | 契約交渉・重要な意思決定の場 |
| 要約記録型 | 会議全体を数行〜数十行に要約する | 中〜高(要約の質が重要) | 経営会議・顧客との商談後の社内共有 |
📚 用語解説
トランスクリプト(文字起こし):音声を文字データに変換する処理そのものを指す言葉。議事録の「素材」にあたる部分で、ここで発言をどれだけ正確に文字化できるかが、後工程の要約やタスク抽出の精度をそのまま左右します。
もう一つ確認しておきたいのが、会議の頻度と重要度です。週1回の定例会議と、月1回の重要な経営会議とでは、求められる精度もコストの許容度も変わってきます。
「精度が一番高いツールはどれか」から探し始めると遠回りになりがちです。まずは自社の会議を上記3タイプに当てはめてみて、「決定事項記録型で十分」なのか「詳細記録型が必須」なのかを先に決めてから、この記事の比較を読み進めてください。
02 METHOD COMPARISON Zoomで議事録を自動作成する5つの方法を徹底比較 Zoom内蔵機能から外部ツール連携まで、段階的に整理する
ここからは、Zoomで議事録を自動作成する代表的な5つの方法を、実際の使い方・メリット・デメリットとあわせて解説します。まずは全体像を1枚の表で押さえておきましょう。
| 方法 | 概要 | 精度目安 | コスト | 手間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. フルトランスクリプト機能 | Zoom標準搭載の自動文字起こし | 中 | 契約プランに内包 | 低(文字起こしのみ、要約は別途) |
| 2. Zoom AI Companion | 会議中の要約・議事録を自動生成 | 中〜高 | 有料アドオン | 低(ボタン一つで要約生成) |
| 3. 文字起こし×ChatGPT | Zoomの文字起こしをChatGPTで整形 | 文字起こし精度に依存 | ChatGPT Plus等 月$20〜 | 中(コピペ+プロンプト調整) |
| 4. 外部AI議事録ツール連携 | 専用ツールでZoom会議を録音・自動要約 | 高(専用開発) | 月額980円〜数千円 | 中(別ツールの操作が必要) |
| 5. 外部ツール連携(Zapier等) | 議事録データを他システムへ自動連携 | ツール依存 | 別途連携費用 | 高(初期設定に時間がかかる) |
2-1. 【方法1】Zoomのフルトランスクリプト機能で議事録作成
Zoomには、クラウド録画に対して自動で文字起こしを行うフルトランスクリプト機能が標準搭載されています。録画終了後、会議の音声データが自動的にテキスト化され、発言のタイムスタンプ付きで一覧表示されます。追加のアプリ導入や外部ツール契約が不要な点が最大のメリットです。
ただし、この機能はあくまで「文字起こし」までが範囲です。会議の要点をまとめたり、決定事項を抽出したりする「要約」の工程は含まれていません。つまり、文字起こしされた大量のテキストを、人間が読んで議事録の形に整形する作業が別途発生します。
2-2. 【方法2】Zoom AI Companion機能で議事録作成
Zoom AI Companionは、会議中の内容をリアルタイムで解析し、会議終了後に要約・決定事項・アクション項目を自動生成する機能です。フルトランスクリプトが「素材」までだったのに対し、AI Companionは「議事録に近い完成形」まで自動で作ってくれる点が大きな違いです。
📚 用語解説
Zoom AI Companion:Zoomが提供するAIアシスタント機能。会議中の自動要約、議事録生成、チャット返信の下書き作成などを行う。多くの場合、有料のプロプラン以上、もしくは追加のアドオン契約が必要になる。
会議に出ながらメモを取る負担を大きく減らせる一方で、専門用語や社内独自の略称が多い会議では要約の精度が落ちる傾向があります。特に議題が複数にまたがる長い会議では、重要度の低い雑談まで要約に含まれてしまい、結局人間が取捨選択する必要が出てくるケースも見られます。
2-3. 【方法3】Zoomの文字起こし機能×ChatGPTで議事録作成
Zoomのフルトランスクリプト機能で得たテキストを、ChatGPTなど汎用AIチャットに読み込ませて要約・整形してもらう方法です。プロンプト次第で「決定事項だけ抽出して」「担当者ごとにタスクを整理して」といった柔軟な出力が可能になる点が強みです。
一方で、この方法には明確な弱点があります。文字起こしのコピー&ペースト、プロンプトの調整、出力結果の確認という3つの手作業が毎回必要になる点です。会議のたびにこの一連の作業を繰り返すのは、慣れていても地味に時間がかかります。
ChatGPTの無料版・Plus版はブラウザのチャット形式のため、「Zoomの録画から自動で文字起こしを取得してChatGPTに渡す」という連携部分は自動化されていません。毎回のコピペ作業が発生する前提で運用する必要があります。
2-4. 【方法4】Zoom対応のAI議事録ツールで議事録作成
JAPAN AI SPEECHやtoruno、Rimo VoiceといったZoom会議専用の議事録AIツールを使う方法です。Zoomと連携して会議に自動参加(または録音データを取り込み)し、文字起こし・要約・話者分離までを一括で処理してくれます。次の第3章で5つの主要ツールを詳しく比較します。
📚 用語解説
話者分離(スピーカーダイアライゼーション):複数人が話す会議の音声から、「誰がいつ発言したか」を自動で判別する技術。議事録の読みやすさに直結する要素で、話者分離の精度が低いと「誰の発言か分からない議事録」になってしまう。
専用ツールのメリットは、文字起こしから要約までが1つの操作で完結する点です。デメリットは、月額数百円〜数千円のランニングコストが発生することと、ツールごとに得意な会議の種類(社内会議向け/商談向けなど)が分かれている点です。
2-5. 【方法5】Zoomと外部ツール連携で議事録作成
ZapierやMakeといった連携ツールを使い、Zoomの録画・文字起こしデータを、SlackやNotion、Googleスプレッドシートなど社内の他システムに自動転記する方法です。議事録そのものの生成というより、できあがった議事録データを「どこに届けるか」の自動化に近い位置づけです。
この方法は初期設定のハードルが最も高く、連携フローの構築に相応の時間がかかります。反面、一度設定してしまえば「会議が終わったら自動でSlackに議事録が投稿される」といった運用が可能になり、社内共有の手間を大きく減らせます。
03 TOOL COMPARISON おすすめAI議事録ツール5選の比較 精度・料金・向いている人で5つのツールを並べる
前章の「方法4」に該当する、Zoom会議専用のAI議事録ツールを5つ、統一フォーマットで比較します。いずれも文字起こし+要約+話者分離を自動化できるツールですが、精度・料金・向いている人が異なります。
| ツール名 | 特徴 | 精度目安 | 料金目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| JAPAN AI SPEECH | 正答率99%以上を謳う高精度文字起こし、話者分離、外部ツール連携 | 高 | 要問い合わせ(法人向け) | 精度最優先の法人利用者 |
| Otolio | AIアシスト機能、音声と文字起こしテキストの連動再生 | 中〜高(90%以上目安) | プランにより変動 | 議事録を後から見返す機会が多い人 |
| toruno | AmiVoice採用のWindows専用アプリ、ローカル運用向き | 中〜高 | 月額1,650円〜 | PC作業中心・セキュリティ重視の企業 |
| Rimo Voice | 日本語特化、ChatGPT要約連携、シンクスライダーで文字と音声を同期 | 中〜高 | プランにより変動 | 日本語会議中心・要約の読みやすさ重視の人 |
| AI議事録取れる君 | 16言語対応、共同編集機能、リーズナブルな料金設定 | 中 | 月額980円〜 | 海外拠点あり・低コスト重視のチーム |
3-1. 精度で選ぶなら
契約交渉や重要な意思決定の場など、発言の抜け漏れが致命的になる会議では、JAPAN AI SPEECHのような高精度をうたうツールが選択肢に入ってきます。参考までに、業界全体の音声認識精度の比較文脈では、ZoomのWER(Word Error Rate)が7.40%程度と、WebexやMicrosoft Teamsより低い水準にあるという調査結果も紹介されています。
📚 用語解説
WER(Word Error Rate / 単語誤り率):音声認識の精度を測る指標。認識結果と正解テキストを比較し、誤って認識された単語の割合を示す。数値が低いほど精度が高い。会議の専門用語が多いほどWERは悪化しやすい。
3-2. コストで選ぶなら
コストを最優先するなら、AI議事録取れる君(月額980円〜)やtoruno(月額1,650円〜)のような低価格帯のツールが候補になります。会議の頻度が少ない小規模チームであれば、まずはこの価格帯から試して、精度に不満が出た段階で上位ツールへの乗り換えを検討するのが現実的です。
3-3. 使い勝手・継続利用で選ぶなら
日々の議事録を「後から読み返す」頻度が高いなら、音声と文字起こしテキストを同期させて確認できるOtolioやRimo Voiceのような、再生機能が充実したツールが便利です。文字だけでは伝わりにくいニュアンスを、音声を聞き直しながら確認できます。
いきなり年間契約を結ばず、まずは無料トライアルや月単位契約で1〜2ヶ月試すのが安全です。会議の種類ごとに向き不向きがあるため、複数のツールを実際の会議で試してから本契約に進むことをおすすめします。
専用の議事録ツールはあくまで「文字起こし+要約」の範囲に特化しています。多くのツールは、議事録から先の「タスク管理システムへの登録」「関係者への個別連絡」「次回会議の日程調整」までは対象範囲に含まれていません。この点は第5章・第6章で詳しく扱います。
04 GENAI CASE STUDY 【独自データ】GENAI社内の議事録自動化の実運用 Claude Max 20xプラン契約会社が、議事録業務を実際どこまで自動化しているか
ここでは、弊社(株式会社GENAI)が実際にClaude Codeを使って議事録・秘書業務をどこまで自動化しているかを、数値ベースで公開します。「議事録自動化ツールを入れた会社の実態」を知っていただくための章です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約プラン | Claude Max 20x(月$200 / 約30,000円) |
| 利用開始 | 2025年後半〜 |
| 利用部署 | 経営・営業・広告・開発・経理・秘書業務・個人業務まで全社 |
| 議事録関連の主担当領域 | 秘書業務(日報生成・議事録・スケジュール調整) |
弊社の秘書業務領域では、日報生成・議事録作成・スケジュール調整という3つの業務を合わせて、以前は1日あたり約2時間かかっていた作業が、現在は1日あたり約15分程度まで圧縮できている肌感です。これは議事録の「作成」だけでなく、その先のタスク化やスケジュール調整まで含めた業務全体の数値です。
上記は弊社の肌感ベースの概算数値であり、業種・業態・会議の性質によって削減時間は変動します。また「完全自動化」ではなく、最終確認・微調整は人間が行っています。あくまで「Max 20xプランをどこまで使い倒せるか」の参考情報としてご覧ください。
4-1. 議事録業務を自動化する4ステップ
弊社で議事録関連の業務をClaude Codeに任せるまでの流れを図解すると、以下のような4ステップになります。
議事録作成だけ
試しに任せる
効果検証
時間・精度を
数値化
タスク抽出・
日程調整まで
拡大
秘書業務として
全社運用に
組み込み
重要なのは、最初から「議事録も日程調整も全部自動化する」と欲張らなかった点です。まずは議事録の要約精度だけを1〜2ヶ月検証し、実用に足ると確認できてから、タスク抽出・日程調整へと段階的に範囲を広げています。
4-2. 業務領域全体で見た削減効果
参考として、弊社で削減できている業務領域を秘書業務以外も含めて一覧化します。議事録自動化は、実は秘書業務という大きな枠組みの一部として運用されています。
| 業務領域 | 主な用途 | 概算削減時間 |
|---|---|---|
| 秘書業務 | 日報生成・議事録・スケジュール調整 | 日2時間 → 日15分 |
| 営業 | 提案書・見積・顧客別資料の自動生成 | 週20時間 → 週2時間 |
| 広告運用 | 週次レポート・CPA分析・配信調整 | 週10時間 → 週1時間 |
| 経理 | 請求書チェック・経費仕訳・Freee連携 | 月40時間 → 月5時間 |
弊社の経験上、議事録・秘書業務は「毎日必ず発生する」「フォーマットがある程度決まっている」ためAI活用の効果検証がしやすい業務です。これからAI活用を始める会社にも、最初の1業務として議事録関連はおすすめです。
05 THE REAL PROBLEM 【独自】「議事録を作って終わり」で止まる会社の共通点 ツールを導入しても業務が変わらない、本当の原因
ここまで紹介した5つの方法・5つのツールは、いずれも「議事録を自動で作る」という点では優秀です。しかし弊社が導入支援の中で数多くの会社を見てきた経験から言うと、議事録ツールを導入したのに業務が思ったほど楽にならないという相談が非常に多く寄せられます。
その原因を分解すると、共通してある1つのギャップに行き着きます。それは、「議事録を作る」ことと「議事録を使う」ことの間にある溝です。
5-1. 議事録が「作られて終わる」典型パターン
議事録ツールを導入した会社でよく見られるのが、以下のような状態です。
つまり、「文字起こし→要約」という川上の工程は自動化されたのに、「タスク化→日程調整→共有」という川下の工程は手作業のままという状態です。議事録ツールの精度がいくら上がっても、この川下の工程がボトルネックである限り、体感する業務削減効果は限定的になります。
📚 用語解説
タスク抽出:議事録や会議メモといった非構造化テキストの中から、「誰が」「何を」「いつまでに」やるかという実行可能な作業項目を見つけ出し、リスト化する処理のこと。要約とは異なり、行動につながる情報だけを抜き出す点が特徴。
5-2. なぜ議事録ツールだけでは川下が自動化されないのか
この理由は明快で、議事録ツールの多くは「会議の内容を文字とテキストに変換する」ことに特化して設計されているからです。カレンダーへの登録、タスク管理ツールへの反映、関係者ごとに異なる文面でのメール送付といった、他システムへの実際の書き込み・操作は、そもそも設計上の対象範囲外になっているケースがほとんどです。
第2章の方法5(Zapier等の外部連携)を使えば、議事録データを他システムに転送すること自体は自動化できます。しかし、それはあくまで「決まったフォーマットのデータを、決まった場所に流す」連携であり、「この議事録の内容から判断して、誰にどんな文面で連絡すべきか」を考える工程までは代替してくれません。
Zapierなどの連携ツールは「作業の流れ」を自動化するものであり、「何をすべきかの判断」まで行うわけではありません。判断が必要な工程が残っている限り、人間の作業は完全にはゼロになりません。
06 AGENT AUTOMATION 議事録の先まで任せるならClaude Code 単発ツールとエージェント型AIは「位置づけ」が違う
前章で整理した「作って終わり」問題を解決する鍵になるのが、自律型エージェントという考え方です。ここでは、弊社が全社的に活用しているClaude Codeを例に、議事録業務がどこまで一気通貫で自動化できるかを解説します。
📚 用語解説
自律型エージェント:人間が都度指示しなくても、目的を与えればそこに向けて複数のステップを自分で計画・実行するAI。Claude Codeは「この議事録から今週中のタスクを拾って、担当者に確認メールの下書きを作って」といった抽象的な指示だけで、複数の作業を連続して実行できる。
6-1. 単発ツールとエージェント型AIの違いを整理する
ここで重要なのは、専用の議事録ツールを否定する話ではないという点です。文字起こしの精度や話者分離の完成度という点では、専用開発された議事録ツールの方が優れている場面も当然あります。両者は競合というより、役割が異なるレイヤーのツールと捉えるのが正確です。
| 工程 | 専用議事録ツール | Claude Code(エージェント型AI) |
|---|---|---|
| 文字起こし | ◎ 専用設計で高精度 | ○(音声認識自体は外部連携が必要な場合あり) |
| 要約・議事録生成 | ◎ フォーマットが整った出力 | ◎ 柔軟な指示に対応した要約が可能 |
| タスク抽出 | △ ツールにより対応状況が異なる | ◎ 「誰が・何を・いつまでに」を自動抽出 |
| スケジュール調整 | × 対象範囲外が一般的 | ◎ カレンダー確認〜候補日提示まで実行可能 |
| 関係者への共有・下書き作成 | △ 定型フォーマットの自動転送のみ | ◎ 相手・文脈に応じた文面を個別に生成 |
| 継続的な業務への組み込み | △ ツールの機能範囲に限定される | ◎ 他業務(経理・営業等)にも同じ仕組みを横展開可能 |
6-2. 議事録から先まで一気通貫で動くフロー
Claude Codeを使った場合、議事録に関する一連の業務は以下のような流れで一気通貫に処理されます。
録画・文字起こし
データを取得
要点・決定事項を
構造化して整理
担当者・期限を
自動で拾い出す
次回会議の
候補日を提示
担当者ごとの
連絡文面を下書き
専用の議事録ツールが担うのは、この図の最初の2ステップ(文字起こし・議事録生成)までであるケースがほとんどです。Claude Codeのようなエージェント型AIは、そこから先のタスク抽出・スケジュール調整・関係者共有までを同じ指示の流れの中で連続実行できる点が本質的な違いです。
「文字起こしの精度は専用ツールに任せて、その出力結果をClaude Codeに読み込ませてタスク化・日程調整まで行う」という併用の仕方も十分現実的です。既存の議事録ツールを入れ替える必要はなく、後工程だけを拡張するイメージで導入できます。
6-3. 非エンジニアでも「議事録の後工程」を任せられる理由
「エージェント型AI」と聞くと、エンジニア向けの難しいツールという印象を持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、普段の言葉で話しかけるだけで、Claude Codeは議事録の要約・タスク抽出・日程調整の下書きまで対応します。
ターミナル操作やプログラミングの知識は不要です。ChatGPTにチャットで話しかける感覚と同じように、日本語の指示だけでこれらの作業を進められます。
6-4. どこから始めるべきか
専用の議事録ツールをすでに導入している会社であれば、いきなり乗り換える必要はありません。まずは「議事録が出来上がった後、タスク抽出と日程調整だけをClaude Codeに任せてみる」という小さな範囲から始めるのが現実的です。
効果が確認できたら、次は関係者への共有メールの下書き作成、さらには過去の議事録データを横断して「対応が止まっている案件」を洗い出す、といった具合に段階的に範囲を広げていくと、無理なく業務全体に定着させられます。
議事録の後工程を一度に全部自動化しようとすると、精度検証が追いつかず失敗しやすくなります。「タスク抽出だけ」「日程調整だけ」と工程を分けて、1つずつ検証しながら広げるのが定着の近道です。
07 QUICK GUIDE 目的別おすすめ早見表 「結局どれを選べばいいか」を1枚で決める
ここまでの情報を1枚にまとめた早見表です。自分の状況に一番近い行を探してください。
| あなたの状況 | おすすめ | 補足 |
|---|---|---|
| まず無料で試したい | Zoomフルトランスクリプト機能 | 追加費用なし、要約は別途手作業 |
| 会議中に手ぶらで参加したい | Zoom AI Companion | 有料アドオンだが要約まで自動 |
| 柔軟に要約フォーマットを変えたい | 文字起こし×ChatGPT | プロンプト調整の手間はかかる |
| 発言の抜け漏れが許されない重要会議 | JAPAN AI SPEECHなど高精度ツール | 専用ツールで話者分離まで自動 |
| 低コストで議事録ツールを試したい | AI議事録取れる君・toruno | 月額980円台〜 |
| 議事録の先(タスク・日程調整・共有)まで任せたい | Claude Code | 専用ツールとの併用も可能 |
| 複数業務(営業・経理等)も含めてAI化したい経営者 | Claude Code(Max 20xプラン) | 議事録は入口、全社展開が前提 |
08 CONCLUSION まとめ ── 議事録は「作る」より「使い切る」が本題 議事録ツール選びより先に、後工程の設計を決めることが重要
この記事では、Zoomで議事録を自動作成する5つの方法、代表的なAI議事録ツール5選の比較、弊社GENAIの実運用データ、そして議事録の後工程をエージェント型AIに任せる考え方までを整理しました。最後にポイントを振り返ります。
最も重要なメッセージをお伝えします。議事録の自動化で本当に時間削減効果が出るのは、「議事録を作る」工程よりも「議事録を使い切る」工程です。どれだけ精度の高い議事録ツールを導入しても、その先のタスク化・日程調整・共有が手作業のままでは、体感の業務削減効果は限定的にとどまります。
弊社では、Claude Codeを「議事録を作るためのツール」ではなく「議事録から次の行動までつなげる仕組み」として位置づけることで、秘書業務全体の工数を大きく圧縮しています。この考え方に共感いただけた方は、ぜひ以下のAI鬼管理までお気軽にご相談ください。
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議事録ツールは入れたけれど、タスク管理や日程調整は結局手作業のまま——そんな会社の業務を、Claude Codeで一気通貫の仕組みに変える設計をご提案します。
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よくある質問
Q. Zoomの無料プランでも議事録の自動作成はできますか?
A. Zoomの無料プランではクラウド録画やフルトランスクリプト機能が制限されるため、本格的な議事録自動作成には有料プラン(プロプラン以上)への加入が基本的に必要です。ローカル録画からの文字起こしのみであれば、外部の文字起こしツールと組み合わせることで一部代替は可能ですが、運用の手間は増えます。
Q. Zoom AI Companionと外部のAI議事録ツール、どちらを選ぶべきですか?
A. Zoom単体で完結させたいなら、追加ツールの契約が不要なAI Companionが手軽です。一方、話者分離の精度や専門用語への対応、他システムとの連携まで求めるなら、JAPAN AI SPEECHのような専用ツールの方が精度・機能面で優位になるケースが多いです。会議の重要度に応じて使い分けるのが現実的です。
Q. 議事録ツールを導入すれば、会議後の作業はゼロになりますか?
A. ゼロにはなりません。多くの議事録ツールは文字起こしと要約までが対象範囲で、そこからのタスク化・担当者への連絡・次回日程の調整は、人間の作業として残るケースがほとんどです。この後工程まで自動化したい場合は、Claude Codeのようなエージェント型AIとの組み合わせが有効です。
Q. 専用の議事録ツールを既に使っています。Claude Codeに乗り換える必要がありますか?
A. 乗り換える必要はありません。既存の議事録ツールで作成した文字起こしや要約データを、Claude Codeに読み込ませてタスク抽出・日程調整の下書きまで行わせる、という併用の仕方が現実的です。文字起こしの精度は専用ツールに任せ、後工程だけを拡張するイメージで導入できます。
Q. Claude Codeで議事録の後工程を任せる場合、非エンジニアでも使えますか?
A. 使えます。ターミナル操作やプログラミングの知識は不要で、「この議事録から今週のタスクをリストにして」「担当者に進捗確認メールの下書きを作って」といった日本語の指示だけで動きます。ChatGPTのチャット感覚に慣れている方であれば、特別な学習をせずに使い始められます。
Q. 議事録の自動化を始めるなら、最初に何から着手すべきですか?
A. いきなり全ての工程を自動化しようとせず、まずは「議事録の要約」か「タスク抽出」のどちらか1工程だけを試すのがおすすめです。弊社の経験でも、議事録関連は毎日発生しフォーマットが決まっているため効果検証がしやすく、AI活用の最初の一歩として適した業務です。効果を確認してから日程調整・関係者共有へと範囲を広げていくと、無理なく定着します。
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