【法律事務所】事件記録整理をClaude Code/Codexで自動化する方法

【法律事務所】事件記録整理をAIで効率化する方法|メール・PDF・メモを時系列と論点別に整え、記録探索の属人化を解く
この記事は 法律事務所の自動化事例10選 の事例2「事件記録整理」の詳細編です。

事件記録は、依頼者とのメール、相手方からのPDF、打合せメモ、証拠書類、内部の確認メモが案件ごとにフォルダやメールボックスに散らばった状態で増えていきます。とくに記録の整理 — どの資料がいつの出来事で、どの争点に関係するのかを時系列と論点別に並べ直す作業 — は、事件の全体像を頭に入れた担当者の経験に依存しやすく、担当弁護士やベテランの事務局1人に集中しがちです。AIは法的評価や方針を判断するものではありませんが、資料の日付・差出人・要点を拾って時系列に並べ、争点ごとに関連資料の候補を寄せる「整理の下ごしらえ」として使えます。

120→40

受任直後・1案件あたりの記録整理の下ごしらえ (みなと総合法律事務所のモデル事例)

本記事では、AI鬼管理 が支援を想定する みなと総合法律事務所 (神奈川県・一般民事と中小企業の紛争対応が中心・弁護士3名と事務局2名) をモデル事例に、Claude Code/Codex で事件記録を「時系列の出来事リスト+争点別の資料マップ+確認したい事実の候補」まで半自動で整える手順を解説します。受任直後の記録整理を担当弁護士の藤波先生がほぼ1人で抱え、資料を読み込んで時系列に起こすだけで1案件120分かかっていた事務所が、パラリーガルの結城さんも下ごしらえを起こせるようになり、「あの資料どこだったか」を探す時間を減らした流れです。

代表菅澤 代表菅澤
本記事を発信しているAI鬼管理は、法律事務所のAI業務効率化をClaude Code/Codexで設計から伴走するサービスです。事件記録の整理は、書面作成や方針検討に入る前の「土台」です。ここが速く正確になるだけで、弁護士が法的判断に集中できる時間が増えます。
代表菅澤 代表菅澤
前提を最初にはっきりさせます。AIに法的評価や事件方針を決めさせることは一切しません。狙いは「散らばった記録を時系列と争点別に並べ、確認すべき事実の候補を先に出し、弁護士が中身の判断に集中できる状態」を作ること。ここが属人化を解くポイントです。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
みなと総合法律事務所で効いたのは、藤波先生しか頭に入っていなかった「記録の地図」を、結城さんがAIの下ごしらえから起こせるようになった点です。案件が重なる時期ほど、記録整理が1人に集中することの負担が大きくなります。

この記事を最後まで読むと、

  • 事件記録整理で担当者が抱えている負荷(資料の散在・時系列起こし・記録探索)が分かる
  • Claude Code/Codexで整理できる3項目(時系列リスト/争点別マップ/確認事実の候補)が理解できる
  • 5ステップでのPoC〜運用の進め方が、守秘義務に配慮した形で分かる
  • メール・PDF・メモを時系列×論点別に並べる整理の型が分かる
  • 争点ごとに証拠・主張・反論を紐づける整理の型が分かる
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01 事件記録整理の現場で起きていること 資料の散在・時系列起こし・記録探索のトリレンマ

📨
資料が形式バラバラで散らばる
メール本文・添付PDF・紙のスキャン・手書きメモが別々の場所に増え、全体像を1枚で見られない
🕒
時系列に起こすのが重い
いつ何が起きたかを資料から拾って並べ直す作業に時間がかかり、担当者の記憶頼みになりやすい
🔍
「あの資料どこ」で時間が消える
争点に関係する資料を探すだけで読み返しが発生し、書面や打合せの準備が後ろにずれる

問題1: 記録の全体像が担当者の頭の中にしかない。どのメールがどの出来事で、どのPDFがどの争点に効くのか — みなと総合法律事務所では、この「記録の地図」が実質、担当の藤波先生の頭の中にありました。結城さんが資料を整理しようとしても、事件の筋がつかめないと並べ方が決められず、結局は藤波先生の確認待ちになり、藤波先生がボトルネックになります。

問題2: 時系列に起こす作業が毎回かかる。受任直後は、依頼者から渡された資料の束を読み込み、「いつ・誰が・何をしたか」を時系列に起こすところから始まります。メールの日付、契約書の締結日、やり取りの前後関係を1つずつ確認していくため、1案件で2時間前後かかることも珍しくありませんでした。

問題3: 探す時間が積み重なる。「相手方が◯◯と言ってきたメール、どこだったか」「あの請求書、いつ付けだったか」をフォルダやメールをたどって探すだけで、読み返しが発生します。案件ごとに資料の置き場所や名前の付け方もばらつくため、みなと総合法律事務所でも、忙しい時期ほどこの探索に時間を取られていました。

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02 Claude Code/Codexで何を整理するか 法的判断ではなく、時系列と争点別の下ごしらえを整理

📚 用語解説

事件記録の整理:依頼者・相手方とのやり取りや証拠資料を、いつの出来事か(時系列)・どの争点に関係するか(論点別)で並べ直し、事件の全体像を把握しやすくする作業。書面作成や方針検討の土台になるが、何をどの争点に紐づけるか・どこを確認すべきかが担当者の経験に依存しやすく、属人化の主因になりやすい工程。

処理1: 時系列の出来事リストを作る。メール・PDF・メモから日付と差出人、要点をAIが拾い、「いつ・誰が・何をしたか」を時系列に並べた一覧の下書きを作ります。弁護士はこの一覧を確認・修正しながら、事件の筋を素早くつかめます。

処理2: 争点別の資料マップを作る。「契約の成立」「債務不履行の有無」「損害額」といった争点ごとに、関係しそうな資料の候補をAIが寄せて一覧化します。どの資料がどの争点に効くかの最終判断は弁護士が行いますが、候補が先に並ぶことで、関連資料を探し直す手間が減ります。

処理3: 確認したい事実の候補を出す。時系列に並べると見えてくる「日付の食い違い」「資料が見当たらない期間」「前提が不明な点」を、AIが確認候補として並べます。これは事実関係を詰めるための「気づきの種」であって、結論ではありません。実際に詰めるべきか、依頼者に何を確認するかは弁護士が判断します。

記録の素材AIが整理すること人(弁護士)が判断すること
依頼者メール日付・要点・登場人物の時系列候補主張の評価、依頼者意向の確認
相手方PDF内容の要約と関係しそうな争点の候補法的な意味づけ、反論の方針
契約書・証拠締結日・条項・争点との対応候補証拠の採否、立証の組み立て
打合せメモ確認事項・宿題・期限の抽出方針決定、次の一手の判断
⚠️ 法的評価・方針判断はAIに任せない

AIの役割は、記録を時系列と争点別に並べ、確認候補を出す「下ごしらえ」までです。主張の当否、証拠の評価、和解か訴訟かといった方針、法律の解釈 — これらの判断はすべて弁護士が行います。AIの出力は確認用のドラフトであり、そのまま結論や法的助言として使うものではありません。この線引きを最初に決めておくことが、事務所で安心してAIを使う前提になります。

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03 具体的な進め方 5ステップ 守秘義務に配慮し、小さくPoCして整理の型を育てる

事件記録整理AI化の5ステップ

STEP 1 — 取り扱いルールと範囲を先に決める
守秘義務・個人情報の取り扱い方針を確認し、どの資料をどの環境で扱うかを最初に明文化する
STEP 2 — 整理の型をCLAUDE.mdに言語化
「時系列は年月日+出典つき」「争点は受任時に立てた論点で分類」など、藤波先生の整理の頭を文章化する
STEP 3 — 記録からAIで下ごしらえを作る
時系列リスト・争点別マップ・確認事実の候補を、確定ではなく確認用ドラフトとして出す
STEP 4 — 完了・匿名化案件でPoC運用
弁護士が直した箇所と「なぜそう直したか」をCLAUDE.mdへ戻し、下ごしらえの精度を上げる
STEP 5 — 事務局へ展開し、事件類型を増やす
下ごしらえを事務局に任せ、弁護士は確認と判断に回る。うまくいった類型から横展開する

5ステップで最も大切なのは、STEP 1の取り扱いルールを先に決めることと、STEP 4の「なぜ直したか」を残すことです。事件記録は依頼者の秘密そのものなので、どの資料をどの環境で扱い、誰がアクセスできるかを先に決めてから運用に入ります。そのうえで、AIが出した時系列や争点分類を弁護士が直したとき、その理由をCLAUDE.mdへ戻せば、下ごしらえは少しずつ事務所の整理の流儀に近づきます。

✔️最初のPoCは完了案件、または依頼者名・固有名詞を伏せた匿名化データで行う
✔️AIの下ごしらえをそのまま依頼者や裁判所に出さない(弁護士の確認を必ず挟む)
✔️時系列・争点分類には「出典(どの資料か)」を必ず残し、後から検証できるようにする
✔️事実関係の確定と法的評価は弁護士が行う
✔️効果測定は整理時間だけでなく、記録を探す時間の減少も見る
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04 導入後の変化と数値効果(みなと総合法律事務所の事例) 記録整理の下ごしらえ120分→40分、属人化の解消

📍 支援先プロファイル (仮名・複数事務所事例を再構成)
みなと総合法律事務所 — 神奈川県・一般民事と中小企業の紛争対応が中心・弁護士3名と事務局2名。受任直後の事件記録整理は担当の藤波先生(弁護士歴10年)がほぼ1人で行い、資料を読み込んで時系列に起こすだけで1案件約120分。パラリーガルの結城さん(入所2年目)は事件の筋がつかめず、「どの資料をどの争点に置くか」が決められないため、藤波先生の確認待ちが慢性化していた。さらに、争点に関係する資料を探す読み返しが、忙しい時期ほど積み重なっていた。
BEFORE — 自動化前
  • 受任直後、藤波先生が資料の束を読み込み、時系列を手作業で起こしていた(1案件約120分)
  • どの資料がどの争点に効くかが藤波先生の頭の中にあり、結城さんは下ごしらえを起こせなかった
  • 「あの相手方メールどこか」を探す読み返しが、書面・打合せ準備のたびに発生していた
  • 日付の食い違いや資料の抜けに気づくのが遅れ、後の段階でやり直しになることがあった
AFTER — AI鬼管理流
  • AIがメール・PDF・メモから出典つきの時系列リストを下書きし、整理の下ごしらえは約40分に
  • 争点別の資料マップ候補をAIが先に寄せ、結城さんも下ごしらえを起こせるようになった
  • 出典つきで並ぶため「どの資料か」を即たどれ、記録を探す読み返しが減った
  • 日付の食い違い・資料が見当たらない期間を確認候補として早期に提示できるようになった
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
みなと総合法律事務所では「結城さんが起こしたAIの下ごしらえを、藤波先生が中身を見ながら理由を書き足す」流れが、そのまま事件の見立てを共有するOJTになりました。AIの下ごしらえが”たたき台”になり、事務局が事件の筋を理解するスピードも上がります。
🔑 AI鬼管理流の決め手
記録の意味づけや争点の評価をAIに決めさせるのではなく、「時系列に並べる」ことと「争点ごとに関係しそうな資料を寄せる」下ごしらえまでをAIに任せたのが決め手です。出典を必ず残す運用にしたことで、弁護士は出力を最後まで検証できます。藤波先生しか作れなかった記録の地図を結城さんが起こせるようになり、みなと総合法律事務所では記録整理の属人化が解け、探索に追われる時間が減りました。
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05 よくある落とし穴3つ 法的判断・出典・守秘義務の扱いを誤らない

⚠️ 落とし穴1: AIの整理結果を事実認定・法的評価として扱う

時系列リストや争点分類は、あくまで確認用の下ごしらえです。事実関係の確定、証拠の評価、主張の当否は弁護士が判断します。AIの並べ方をそのまま「事実はこうだ」と扱うと、誤りや見落としがそのまま方針に乗ります。AIの出力は出発点であって、結論ではありません。

⚠️ 落とし穴2: 出典のない要約をうのみにする

AIの要約だけを見て元資料を確認しないのは危険です。時系列・争点分類には必ず「どの資料の何ページか」という出典を残し、重要な点は弁護士が原資料に当たって確認してください。出典がたどれない整理は、検証できないため使いものになりません。

⚠️ 落とし穴3: 守秘義務・個人情報への配慮を後回しにする

事件記録は依頼者の秘密そのものです。どの資料をどの環境で扱うか、誰がアクセスできるか、PoCで実データを使ってよいかを先に決めます。安易に外部サービスへ生の記録を渡さない、テストは匿名化データで行うなど、取り扱いルールを最初に固めてから運用に入ってください。

✔️事実認定と法的評価は必ず弁護士が行う
✔️時系列・争点分類には出典を残し、重要点は原資料で確認する
✔️守秘義務・個人情報の取り扱いルールを先に決める
✔️PoCは完了案件・匿名化データから始める
✔️なぜそう直したかをCLAUDE.mdへ戻して下ごしらえの精度を上げる
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06 メール・PDF・メモを時系列×論点別に並べる整理の型 記録は「いつ」と「どの争点か」の2軸で並べる

事件記録の整理でつまずく一番の原因は、メール・PDF・メモを形式ごとにバラバラに置いたまま読み返してしまうことです。みなと総合法律事務所では、すべての記録を「いつの出来事か(時系列)」と「どの争点に関係するか(論点別)」の2軸で並べ直す型に統一しました。この型をCLAUDE.mdに書いておくと、AIが資料を読み込んで2軸の下ごしらえを作ります。

時系列の出来事リストを作る (横軸: 時間)

✔️1行=1つの出来事: 年月日/登場人物/何があったか/出典(資料名・ページ)を1行に並べる
✔️出典を必ず付ける: 「2024-03-15 相手方が納期延長を要求(相手方メールNo.12)」のように、後から原資料に戻れる形にする
✔️不明な点は不明と書く: 日付が読み取れない資料は「日付不明」と明記し、確認候補へ回す

争点別の資料マップを作る (縦軸: 論点)

✔️受任時に立てた争点で分類: 「契約の成立」「債務不履行の有無」「損害額」など、事件の論点を見出しにする
✔️各争点に資料候補を寄せる: その争点に関係しそうな資料を時系列リストから引いて並べる
✔️1資料が複数争点に出てよい: 同じメールが複数の争点に効くこともあるため、重複を許して紐づける

時系列(横軸)で「いつ何が起きたか」を押さえ、争点別(縦軸)で「どの論点にどの資料が効くか」を寄せると、事件の全体像が1枚で見える形になります。AIにはこの2軸での下書きを作らせ、弁護士は争点の立て方と資料の紐づけの当否を確認・修正します。どの争点を立てるか、どの資料を証拠として採るかは、最初から弁護士の判断であることは変わりません。

💡 AIに「2軸の整理フォーマット」を覚えさせる

時系列リスト(年月日+出典つき)と争点別マップ(受任時の論点で分類)のフォーマットをCLAUDE.mdに例つきで書いておくと、AIが資料を読み込んで同じ形の下ごしらえを作ります。形式がそろうことで、担当者によらず記録の見え方が安定し、引き継ぎもしやすくなります。

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07 争点ごとに証拠・主張・反論を紐づける整理の型 争点・主張・証拠・反論を1セットで並べる

時系列で出来事を押さえたら、次は争点ごとに「こちらの主張」「裏づける資料」「相手方の反論」を紐づけて並べると、書面作成や方針検討の土台になります。みなと総合法律事務所が使っている、争点単位の整理の型を紹介します。ここでも、主張の組み立てや証拠の評価は弁護士の判断であり、AIは資料を寄せる下ごしらえに徹します。

型1: 争点ごとに「主張・根拠資料・相手方の言い分」を並べる

「争点: 納期遅延の責任。こちらの主張: 仕様変更は相手方都合(根拠: 議事録No.3、変更指示メールNo.8)。相手方の言い分: 当初仕様に含まれていた(根拠: 相手方準備書面)。」のように、1つの争点に対して主張・根拠資料・相手方の言い分をセットで並べると、何が対立点で、どの資料で支えるのかが一目で分かります。主張として組み立てるか、どの資料を根拠に使うかは弁護士が判断します。

型2: 主張に対して「裏づけ資料の有無」を可視化する

各主張の横に「根拠資料あり/要追加/見当たらない」を付けておくと、立証の手当てが必要な箇所が早く見えます。AIには「主張に対して時系列リスト内に裏づけ資料があるか」を機械的に突き合わせさせ、見当たらない主張を確認候補として出させると、証拠収集の優先順位を弁護士が判断しやすくなります。

型3: 確認したい事実を争点ごとにためる

「この争点では、◯月の打合せ内容を示す資料が必要だが現状見当たらない」のように、争点ごとに確認・追加収集したい事実をためておくと、依頼者へのヒアリング項目や、相手方への求釈明の検討材料になります。これは検討の材料であって結論ではなく、何を主張・立証していくかは弁護士が決めます。

💡 AIに「争点シート」の型を覚えさせる

争点・主張・根拠資料・相手方の言い分・裏づけの有無・確認したい事実 — この争点シートの型をCLAUDE.mdに書いておくと、AIが時系列リストと資料を突き合わせて、争点ごとのシートの下書きを作ります。書面作成に入る前の土台が整い、弁護士は中身の検討に集中できます。

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08 関連記事: 法律事務所の自動化事例10選(全業務マップ) 記録整理以外の9業務も含めた事例集

本記事は法律事務所の自動化事例10選のうち、事例2「事件記録整理」を深掘りした内容です。相談受付・証拠資料分類・契約書レビュー補助・期日管理など他の業務もあわせてご覧ください。→ 法律事務所の自動化事例10選(全業務マップ)

Claude Code 完全解説セミナー|経営者・会社役員専用 1on1 60分 無料Claude Codeを経営に活かしたい方へ — AI鬼管理

09 AI鬼管理について - 事件記録整理の伴走サービス 属人化した記録整理を、確認中心の運用へ

本記事を発信している AI鬼管理 は、法律事務所のAI業務効率化をClaude Code/Codexで設計から伴走するサービスです。事件記録整理は、時系列起こしと記録探索の属人化を解くことで、弁護士が法的判断に充てる時間と、事務局の育成に効く打ち手です。法的評価・方針判断は弁護士が行う前提を崩さず、整理の下ごしらえに絞って支援します。

🗂️
記録を2軸で整理
メール・PDF・メモを時系列と争点別の2軸で並べ、AIが読める形の下ごしらえにする
🔐
守秘義務に配慮した設計
取り扱い環境・アクセス範囲・匿名化方針を先に固め、安心して使える運用を組む
⚖️
弁護士の判断を残す
出典つき整理で検証できる形にし、評価・方針は弁護士が行う線引きを徹底する
✔️弁護士・事務局への30分ヒアリングから始まる無料相談
✔️事件類型の構成と、属人化している整理工程の把握
✔️守秘義務に配慮した取り扱いルールと、時系列・争点シートの型の設計
✔️PoC(完了・匿名化案件)→事務局展開までを伴走
✔️なぜ直したかを蓄積する改善サイクルの構築まで
代表菅澤 代表菅澤
記録整理の属人化が解けると、弁護士が法的判断に充てられる時間が増え、事務局も事件の筋を早く理解できます。みなと総合法律事務所の120分→40分は、受任直後の立ち上がりの速さに直結する変化です。

属人化した事件記録の整理、いっしょに軽くしませんか?

本記事のみなと総合法律事務所の例は、一般民事・中小企業紛争中心・弁護士3名・記録整理が1人集中というモデルケースです。貴所の事件類型の構成や記録の溜まり方によって、最適な進め方は変わります。まずは今の記録整理の進め方をうかがって、守秘義務に配慮した形で、貴所に合った設計をご提案します。

代表菅澤 代表菅澤
事件記録はAIに丸投げするものではありません。記録を時系列と争点別に並べ、確認したい事実を先に出し、弁護士が法的判断に集中できる状態をいっしょに作ります。

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よくある質問

Q. AIに事件の見立てや法的評価までさせてよいですか?

A. おすすめしません。AIは記録を時系列と争点別に並べ、確認候補を出す下ごしらえまでにし、事実認定・証拠評価・方針判断は弁護士が行う設計が現実的です。AIの出力は確認用ドラフトであり、法的助言や結論として使うものではありません。

Q. 守秘義務や個人情報の取り扱いが心配です

A. 最初に取り扱いルールを決めるのが前提です。どの資料をどの環境で扱うか、誰がアクセスできるか、PoCで実データを使うかを先に固めます。テストは完了案件や固有名詞を伏せた匿名化データから始める方法が安全です。

Q. メールやPDFがバラバラでも整理できますか?

A. できます。メール本文・添付PDF・スキャン・メモを読み取れる形に整えれば、日付・差出人・要点を拾って時系列に並べ、争点別に資料候補を寄せられます。まずは1案件分の下ごしらえから始めるのが現実的です。

Q. 整理結果はそのまま書面や証拠説明に使えますか?

A. そのままは使いません。時系列リストや争点シートは土台であり、弁護士が出典を確認し、主張の組み立てや証拠の採否を判断したうえで書面に反映します。出典をたどれる形にしておくことが、検証の前提になります。

Q. 事務局(パラリーガル)でも使えますか?

A. 使えます。むしろ事務局が下ごしらえを起こし、弁護士が確認・判断に回る分担が効果的です。AIの下ごしらえがたたき台になり、事務局が事件の筋を理解するOJTにもなります。

Q. 料金やプランを教えてください

A. 料金やサポートプランは AI鬼管理のサービスページをご覧ください。貴所向けの個別ご提案は本記事末尾のNEXT STEPからお問い合わせください。

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監修 最終更新日: 2026年6月2日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。