【2026年8月最新】Zoomで議事録を自動作成する5つの方法とおすすめAIツール比較|Claude Codeで一気通貫自動化

【2026年8月最新】Zoomで議事録を自動作成する5つの方法とおすすめAIツール比較|Claude Codeで一気通貫自動化

「Zoomの議事録、もっと楽に作れないものか」——毎週何本もの会議に出ている経営者・管理職なら、一度はそう感じたことがあるはずです。

Zoomには標準搭載の文字起こし機能から、有料アドオンのAI Companion、ChatGPTと組み合わせる方法、さらには専用のAI議事録ツールまで、議事録を自動化する手段が複数存在します。しかし「結局どれが一番いいのか」「無料機能で十分なのか、有料ツールを入れるべきか」で迷う方が非常に多いのが実情です。

この記事では、Zoomで議事録を自動作成する5つの方法と、代表的なAI議事録ツール5選を、精度・料金・手間の3軸で比較します。さらに後半では、弊社(株式会社GENAI)がMax 20xプランで実際にClaude Codeを使って議事録業務をどこまで自動化しているかという独自データもあわせて公開します。

代表菅澤 代表菅澤
先に結論だけ言うと、議事録の「作成」自体はどのツールを選んでも大差はつきにくいです。本当に差がつくのは、その議事録からタスクを拾い、日程を調整し、関係者に共有するまでを誰が(何が)やるか、という後工程の部分です。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
今日は「議事録を自動で作る方法」の比較に加えて、「作った議事録をどう使い切るか」まで含めて整理していきます。会議の後処理に時間を取られている方は、最後まで読むと具体的にやることが見えてくるはずです。

この記事を最後まで読むと、次の6つが明確になります。

✔️Zoomの議事録自動化5つの方法それぞれの精度・料金・手間の違い
✔️JAPAN AI SPEECH / Otolio / toruno / Rimo Voice / AI議事録取れる君など主要AI議事録ツール5選の比較
✔️自社に合う方法を選ぶための判断基準(会議の頻度・重要度・社内リテラシー別)
✔️弊社GENAIの実運用例と、秘書業務の削減時間の具体数値
✔️議事録を「作って終わり」にせず、タスク抽出・日程調整・共有まで自動化する考え方
✔️単発の議事録ツールとエージェント型AI(Claude Code)の位置づけの違い
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📌 この記事の結論
【2026年8月最新】Zoomで議事録を自動作成する5つの方法とおすすめAIツール比較|Claude Codeで一気通貫自動化
ZoomでAI議事録を自動作成する5つの方法とおすすめツール5選を精度・料金・手間で徹底比較。議事録作成後のタスク抽出・スケジュール調整・共有まで任せられるClaude Codeとの位置づけの違いも解説します。

01 Zoomの議事録自動化、選ぶ前に確認すべきこと 「議事録の種類」を決めてから手段を選ぶと迷わない

議事録自動化の方法を比較する前に、まず整理しておきたいのが「自分たちがどんな議事録を必要としているか」という点です。ここを決めずにツール選びから入ると、機能過多のツールを契約して使いこなせなかったり、逆に精度不足で結局人間が手直しすることになったりします。

議事録は大きく分けて次の3タイプに分類できます。

議事録の種類目的求められる精度向いている場面
決定事項記録型「何が決まったか」だけを短く残す中(要点が拾えれば十分)定例会議・社内ミーティング
詳細記録型発言者・発言内容をほぼ全て記録する高(発言の抜け漏れが致命的)契約交渉・重要な意思決定の場
要約記録型会議全体を数行〜数十行に要約する中〜高(要約の質が重要)経営会議・顧客との商談後の社内共有

📚 用語解説

トランスクリプト(文字起こし):音声を文字データに変換する処理そのものを指す言葉。議事録の「素材」にあたる部分で、ここで発言をどれだけ正確に文字化できるかが、後工程の要約やタスク抽出の精度をそのまま左右します。

もう一つ確認しておきたいのが、会議の頻度と重要度です。週1回の定例会議と、月1回の重要な経営会議とでは、求められる精度もコストの許容度も変わってきます。

✔️週に何回、どんな会議で議事録が必要か(頻度)
✔️その会議の内容は「要点だけ」でいいか、「発言の詳細」まで必要か(粒度)
✔️議事録を読むのは自分だけか、社外の相手にも共有するか(用途)
✔️議事録から先、タスク化・日程調整までを誰がやっているか(後工程)
💡 最初に決めるべきこと

「精度が一番高いツールはどれか」から探し始めると遠回りになりがちです。まずは自社の会議を上記3タイプに当てはめてみて、「決定事項記録型で十分」なのか「詳細記録型が必須」なのかを先に決めてから、この記事の比較を読み進めてください。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
弊社に寄せられる相談でも、「とりあえず一番高精度なツールを」と最初から選ぼうとする方が多いのですが、実際に会議の8割は決定事項記録型で十分だったというケースがほとんどです。

02 Zoomで議事録を自動作成する5つの方法を徹底比較 Zoom内蔵機能から外部ツール連携まで、段階的に整理する

ここからは、Zoomで議事録を自動作成する代表的な5つの方法を、実際の使い方・メリット・デメリットとあわせて解説します。まずは全体像を1枚の表で押さえておきましょう。

方法概要精度目安コスト手間
1. フルトランスクリプト機能Zoom標準搭載の自動文字起こし契約プランに内包低(文字起こしのみ、要約は別途)
2. Zoom AI Companion会議中の要約・議事録を自動生成中〜高有料アドオン低(ボタン一つで要約生成)
3. 文字起こし×ChatGPTZoomの文字起こしをChatGPTで整形文字起こし精度に依存ChatGPT Plus等 月$20〜中(コピペ+プロンプト調整)
4. 外部AI議事録ツール連携専用ツールでZoom会議を録音・自動要約高(専用開発)月額980円〜数千円中(別ツールの操作が必要)
5. 外部ツール連携(Zapier等)議事録データを他システムへ自動連携ツール依存別途連携費用高(初期設定に時間がかかる)

2-1. 【方法1】Zoomのフルトランスクリプト機能で議事録作成

Zoomには、クラウド録画に対して自動で文字起こしを行うフルトランスクリプト機能が標準搭載されています。録画終了後、会議の音声データが自動的にテキスト化され、発言のタイムスタンプ付きで一覧表示されます。追加のアプリ導入や外部ツール契約が不要な点が最大のメリットです。

ただし、この機能はあくまで「文字起こし」までが範囲です。会議の要点をまとめたり、決定事項を抽出したりする「要約」の工程は含まれていません。つまり、文字起こしされた大量のテキストを、人間が読んで議事録の形に整形する作業が別途発生します。

✔️追加費用なしで使える(有料プランに標準搭載)
✔️発言者ごと・時刻ごとにテキストが記録される
✔️要約・整形は含まれないため、そのまま「議事録」として使うのは難しい
✔️長時間の会議ほど、後からの整形作業の負担が大きくなる

2-2. 【方法2】Zoom AI Companion機能で議事録作成

Zoom AI Companionは、会議中の内容をリアルタイムで解析し、会議終了後に要約・決定事項・アクション項目を自動生成する機能です。フルトランスクリプトが「素材」までだったのに対し、AI Companionは「議事録に近い完成形」まで自動で作ってくれる点が大きな違いです。

📚 用語解説

Zoom AI Companion:Zoomが提供するAIアシスタント機能。会議中の自動要約、議事録生成、チャット返信の下書き作成などを行う。多くの場合、有料のプロプラン以上、もしくは追加のアドオン契約が必要になる。

会議に出ながらメモを取る負担を大きく減らせる一方で、専門用語や社内独自の略称が多い会議では要約の精度が落ちる傾向があります。特に議題が複数にまたがる長い会議では、重要度の低い雑談まで要約に含まれてしまい、結局人間が取捨選択する必要が出てくるケースも見られます。

🏆
VERDICT
Zoom AI Companion に軍配
「会議に出ながら手ぶらでいたい」なら方法1(フルトランスクリプト)よりAI Companionが優位。ただし専門的な会議では過信は禁物。

2-3. 【方法3】Zoomの文字起こし機能×ChatGPTで議事録作成

Zoomのフルトランスクリプト機能で得たテキストを、ChatGPTなど汎用AIチャットに読み込ませて要約・整形してもらう方法です。プロンプト次第で「決定事項だけ抽出して」「担当者ごとにタスクを整理して」といった柔軟な出力が可能になる点が強みです。

一方で、この方法には明確な弱点があります。文字起こしのコピー&ペースト、プロンプトの調整、出力結果の確認という3つの手作業が毎回必要になる点です。会議のたびにこの一連の作業を繰り返すのは、慣れていても地味に時間がかかります。

⚠️ 文字起こし×ChatGPTの注意点

ChatGPTの無料版・Plus版はブラウザのチャット形式のため、「Zoomの録画から自動で文字起こしを取得してChatGPTに渡す」という連携部分は自動化されていません。毎回のコピペ作業が発生する前提で運用する必要があります。

2-4. 【方法4】Zoom対応のAI議事録ツールで議事録作成

JAPAN AI SPEECHやtoruno、Rimo VoiceといったZoom会議専用の議事録AIツールを使う方法です。Zoomと連携して会議に自動参加(または録音データを取り込み)し、文字起こし・要約・話者分離までを一括で処理してくれます。次の第3章で5つの主要ツールを詳しく比較します。

📚 用語解説

話者分離(スピーカーダイアライゼーション):複数人が話す会議の音声から、「誰がいつ発言したか」を自動で判別する技術。議事録の読みやすさに直結する要素で、話者分離の精度が低いと「誰の発言か分からない議事録」になってしまう。

専用ツールのメリットは、文字起こしから要約までが1つの操作で完結する点です。デメリットは、月額数百円〜数千円のランニングコストが発生することと、ツールごとに得意な会議の種類(社内会議向け/商談向けなど)が分かれている点です。

2-5. 【方法5】Zoomと外部ツール連携で議事録作成

ZapierやMakeといった連携ツールを使い、Zoomの録画・文字起こしデータを、SlackやNotion、Googleスプレッドシートなど社内の他システムに自動転記する方法です。議事録そのものの生成というより、できあがった議事録データを「どこに届けるか」の自動化に近い位置づけです。

この方法は初期設定のハードルが最も高く、連携フローの構築に相応の時間がかかります。反面、一度設定してしまえば「会議が終わったら自動でSlackに議事録が投稿される」といった運用が可能になり、社内共有の手間を大きく減らせます。

🏆
VERDICT
引き分け
方法1〜5は「文字起こしの自動化」までは共通して得意。ただし議事録の先(タスク化・共有・スケジュール調整)は、どの方法も基本的に人間の作業として残る。
代表菅澤 代表菅澤
ここまでの5つの方法は、正直どれも「議事録を作る」ところまでは十分実用レベルです。問題は、その議事録を見て「誰が」「いつまでに」「何をやるか」を決める作業が、結局どの方法でも人間の仕事として残ってしまう点です。

03 おすすめAI議事録ツール5選の比較 精度・料金・向いている人で5つのツールを並べる

前章の「方法4」に該当する、Zoom会議専用のAI議事録ツールを5つ、統一フォーマットで比較します。いずれも文字起こし+要約+話者分離を自動化できるツールですが、精度・料金・向いている人が異なります。

ツール名特徴精度目安料金目安向いている人
JAPAN AI SPEECH正答率99%以上を謳う高精度文字起こし、話者分離、外部ツール連携要問い合わせ(法人向け)精度最優先の法人利用者
OtolioAIアシスト機能、音声と文字起こしテキストの連動再生中〜高(90%以上目安)プランにより変動議事録を後から見返す機会が多い人
torunoAmiVoice採用のWindows専用アプリ、ローカル運用向き中〜高月額1,650円〜PC作業中心・セキュリティ重視の企業
Rimo Voice日本語特化、ChatGPT要約連携、シンクスライダーで文字と音声を同期中〜高プランにより変動日本語会議中心・要約の読みやすさ重視の人
AI議事録取れる君16言語対応、共同編集機能、リーズナブルな料金設定月額980円〜海外拠点あり・低コスト重視のチーム

3-1. 精度で選ぶなら

契約交渉や重要な意思決定の場など、発言の抜け漏れが致命的になる会議では、JAPAN AI SPEECHのような高精度をうたうツールが選択肢に入ってきます。参考までに、業界全体の音声認識精度の比較文脈では、ZoomのWER(Word Error Rate)が7.40%程度と、WebexやMicrosoft Teamsより低い水準にあるという調査結果も紹介されています。

📚 用語解説

WER(Word Error Rate / 単語誤り率):音声認識の精度を測る指標。認識結果と正解テキストを比較し、誤って認識された単語の割合を示す。数値が低いほど精度が高い。会議の専門用語が多いほどWERは悪化しやすい。

🏆
VERDICT
JAPAN AI SPEECH に軍配
「発言の一字一句を落とせない」重要会議向け。ただしコストは他の月額制ツールより高くなりやすい。

3-2. コストで選ぶなら

コストを最優先するなら、AI議事録取れる君(月額980円〜)やtoruno(月額1,650円〜)のような低価格帯のツールが候補になります。会議の頻度が少ない小規模チームであれば、まずはこの価格帯から試して、精度に不満が出た段階で上位ツールへの乗り換えを検討するのが現実的です。

🏆
VERDICT
AI議事録取れる君 に軍配
月額980円台という価格の安さ+16言語対応で、海外拠点を持つ小規模チームのコスパは高い。ただし精度は専用高精度ツールに一歩譲る。

3-3. 使い勝手・継続利用で選ぶなら

日々の議事録を「後から読み返す」頻度が高いなら、音声と文字起こしテキストを同期させて確認できるOtolioRimo Voiceのような、再生機能が充実したツールが便利です。文字だけでは伝わりにくいニュアンスを、音声を聞き直しながら確認できます。

💡 ツール選定の実務的な進め方

いきなり年間契約を結ばず、まずは無料トライアルや月単位契約で1〜2ヶ月試すのが安全です。会議の種類ごとに向き不向きがあるため、複数のツールを実際の会議で試してから本契約に進むことをおすすめします。

⚠️ ツール選定時の注意

専用の議事録ツールはあくまで「文字起こし+要約」の範囲に特化しています。多くのツールは、議事録から先の「タスク管理システムへの登録」「関係者への個別連絡」「次回会議の日程調整」までは対象範囲に含まれていません。この点は第5章・第6章で詳しく扱います。

代表菅澤 代表菅澤
5つのツールを見てきましたが、正直どれを選んでも「議事録が読みやすくなる」効果は得られます。ただ、それだけで満足してしまうと、この後の章で説明する落とし穴にはまりやすいので注意してください。
Claude Code 完全解説セミナー|経営者・会社役員専用 1on1 60分 無料Claude Codeを経営に活かしたい方へ — AI鬼管理

04 【独自データ】GENAI社内の議事録自動化の実運用 Claude Max 20xプラン契約会社が、議事録業務を実際どこまで自動化しているか

ここでは、弊社(株式会社GENAI)が実際にClaude Codeを使って議事録・秘書業務をどこまで自動化しているかを、数値ベースで公開します。「議事録自動化ツールを入れた会社の実態」を知っていただくための章です。

項目内容
契約プランClaude Max 20x(月$200 / 約30,000円)
利用開始2025年後半〜
利用部署経営・営業・広告・開発・経理・秘書業務・個人業務まで全社
議事録関連の主担当領域秘書業務(日報生成・議事録・スケジュール調整)

弊社の秘書業務領域では、日報生成・議事録作成・スケジュール調整という3つの業務を合わせて、以前は1日あたり約2時間かかっていた作業が、現在は1日あたり約15分程度まで圧縮できている肌感です。これは議事録の「作成」だけでなく、その先のタスク化やスケジュール調整まで含めた業務全体の数値です。

🏆
VERDICT
Claude Code に軍配
議事録単体の自動化ではなく「議事録+タスク化+日程調整」を一体で任せた結果、秘書業務全体で約87%の時間削減(日2時間→日15分)を実現。
⚠️ 数値の注意書き

上記は弊社の肌感ベースの概算数値であり、業種・業態・会議の性質によって削減時間は変動します。また「完全自動化」ではなく、最終確認・微調整は人間が行っています。あくまで「Max 20xプランをどこまで使い倒せるか」の参考情報としてご覧ください。

4-1. 議事録業務を自動化する4ステップ

弊社で議事録関連の業務をClaude Codeに任せるまでの流れを図解すると、以下のような4ステップになります。

Step 1
議事録作成だけ
試しに任せる
Step 2
効果検証
時間・精度を
数値化
Step 3
タスク抽出・
日程調整まで
拡大
Step 4
秘書業務として
全社運用に
組み込み

重要なのは、最初から「議事録も日程調整も全部自動化する」と欲張らなかった点です。まずは議事録の要約精度だけを1〜2ヶ月検証し、実用に足ると確認できてから、タスク抽出・日程調整へと段階的に範囲を広げています。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
弊社でも最初は「議事録を要約してタスクに整理して」という指示だけで運用を始めました。1ヶ月ほど検証して精度に問題がないと分かってから、スケジュール調整や関係者への共有メール下書きまで任せる範囲を広げていった経緯があります。

4-2. 業務領域全体で見た削減効果

参考として、弊社で削減できている業務領域を秘書業務以外も含めて一覧化します。議事録自動化は、実は秘書業務という大きな枠組みの一部として運用されています。

業務領域主な用途概算削減時間
秘書業務日報生成・議事録・スケジュール調整日2時間 → 日15分
営業提案書・見積・顧客別資料の自動生成週20時間 → 週2時間
広告運用週次レポート・CPA分析・配信調整週10時間 → 週1時間
経理請求書チェック・経費仕訳・Freee連携月40時間 → 月5時間
💡 議事録から着手するメリット

弊社の経験上、議事録・秘書業務は「毎日必ず発生する」「フォーマットがある程度決まっている」ためAI活用の効果検証がしやすい業務です。これからAI活用を始める会社にも、最初の1業務として議事録関連はおすすめです。

05 【独自】「議事録を作って終わり」で止まる会社の共通点 ツールを導入しても業務が変わらない、本当の原因

ここまで紹介した5つの方法・5つのツールは、いずれも「議事録を自動で作る」という点では優秀です。しかし弊社が導入支援の中で数多くの会社を見てきた経験から言うと、議事録ツールを導入したのに業務が思ったほど楽にならないという相談が非常に多く寄せられます。

その原因を分解すると、共通してある1つのギャップに行き着きます。それは、「議事録を作る」ことと「議事録を使う」ことの間にある溝です。

5-1. 議事録が「作られて終わる」典型パターン

議事録ツールを導入した会社でよく見られるのが、以下のような状態です。

✔️会議終了後、AIが要約した議事録がSlackやメールに自動投稿される
✔️しかし、その議事録から「誰が何をいつまでにやるか」を拾い出すのは、結局人間が読んで手作業でタスク管理ツールに転記している
✔️「次回打ち合わせの日程」が議事録に書かれていても、実際のカレンダー調整・招待メールの送付は別の人が手動で行っている
✔️議事録は作られているが、参加できなかったメンバーへの個別共有は忘れられがち

つまり、「文字起こし→要約」という川上の工程は自動化されたのに、「タスク化→日程調整→共有」という川下の工程は手作業のままという状態です。議事録ツールの精度がいくら上がっても、この川下の工程がボトルネックである限り、体感する業務削減効果は限定的になります。

📚 用語解説

タスク抽出:議事録や会議メモといった非構造化テキストの中から、「誰が」「何を」「いつまでに」やるかという実行可能な作業項目を見つけ出し、リスト化する処理のこと。要約とは異なり、行動につながる情報だけを抜き出す点が特徴。

5-2. なぜ議事録ツールだけでは川下が自動化されないのか

この理由は明快で、議事録ツールの多くは「会議の内容を文字とテキストに変換する」ことに特化して設計されているからです。カレンダーへの登録、タスク管理ツールへの反映、関係者ごとに異なる文面でのメール送付といった、他システムへの実際の書き込み・操作は、そもそも設計上の対象範囲外になっているケースがほとんどです。

第2章の方法5(Zapier等の外部連携)を使えば、議事録データを他システムに転送すること自体は自動化できます。しかし、それはあくまで「決まったフォーマットのデータを、決まった場所に流す」連携であり、「この議事録の内容から判断して、誰にどんな文面で連絡すべきか」を考える工程までは代替してくれません。

⚠️ 「連携すれば解決」という誤解に注意

Zapierなどの連携ツールは「作業の流れ」を自動化するものであり、「何をすべきかの判断」まで行うわけではありません。判断が必要な工程が残っている限り、人間の作業は完全にはゼロになりません。

代表菅澤 代表菅澤
議事録ツールを何個乗り換えても、この「作って終わり」問題は解決しません。必要なのは精度の高い議事録ツールを探すことではなく、議事録の内容を読んで次に何をすべきか判断し、実際に手を動かす仕組みそのものです。

06 議事録の先まで任せるならClaude Code 単発ツールとエージェント型AIは「位置づけ」が違う

前章で整理した「作って終わり」問題を解決する鍵になるのが、自律型エージェントという考え方です。ここでは、弊社が全社的に活用しているClaude Codeを例に、議事録業務がどこまで一気通貫で自動化できるかを解説します。

📚 用語解説

自律型エージェント:人間が都度指示しなくても、目的を与えればそこに向けて複数のステップを自分で計画・実行するAI。Claude Codeは「この議事録から今週中のタスクを拾って、担当者に確認メールの下書きを作って」といった抽象的な指示だけで、複数の作業を連続して実行できる。

6-1. 単発ツールとエージェント型AIの違いを整理する

ここで重要なのは、専用の議事録ツールを否定する話ではないという点です。文字起こしの精度や話者分離の完成度という点では、専用開発された議事録ツールの方が優れている場面も当然あります。両者は競合というより、役割が異なるレイヤーのツールと捉えるのが正確です。

工程専用議事録ツールClaude Code(エージェント型AI)
文字起こし◎ 専用設計で高精度○(音声認識自体は外部連携が必要な場合あり)
要約・議事録生成◎ フォーマットが整った出力◎ 柔軟な指示に対応した要約が可能
タスク抽出△ ツールにより対応状況が異なる◎ 「誰が・何を・いつまでに」を自動抽出
スケジュール調整× 対象範囲外が一般的◎ カレンダー確認〜候補日提示まで実行可能
関係者への共有・下書き作成△ 定型フォーマットの自動転送のみ◎ 相手・文脈に応じた文面を個別に生成
継続的な業務への組み込み△ ツールの機能範囲に限定される◎ 他業務(経理・営業等)にも同じ仕組みを横展開可能
🏆
VERDICT
引き分け
「文字起こしの精度」で選ぶなら専用ツール。「議事録から先の実行」まで任せたいならClaude Code。目的が違うので優劣ではなく使い分けの話。

6-2. 議事録から先まで一気通貫で動くフロー

Claude Codeを使った場合、議事録に関する一連の業務は以下のような流れで一気通貫に処理されます。

会議終了
録画・文字起こし
データを取得
議事録生成
要点・決定事項を
構造化して整理
タスク抽出
担当者・期限を
自動で拾い出す
スケジュール調整
次回会議の
候補日を提示
関係者へ共有
担当者ごとの
連絡文面を下書き

専用の議事録ツールが担うのは、この図の最初の2ステップ(文字起こし・議事録生成)までであるケースがほとんどです。Claude Codeのようなエージェント型AIは、そこから先のタスク抽出・スケジュール調整・関係者共有までを同じ指示の流れの中で連続実行できる点が本質的な違いです。

💡 専用ツール+Claude Codeの併用も現実的

「文字起こしの精度は専用ツールに任せて、その出力結果をClaude Codeに読み込ませてタスク化・日程調整まで行う」という併用の仕方も十分現実的です。既存の議事録ツールを入れ替える必要はなく、後工程だけを拡張するイメージで導入できます。

6-3. 非エンジニアでも「議事録の後工程」を任せられる理由

「エージェント型AI」と聞くと、エンジニア向けの難しいツールという印象を持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、普段の言葉で話しかけるだけで、Claude Codeは議事録の要約・タスク抽出・日程調整の下書きまで対応します。

✔️「今日の議事録から、今週中にやるべきタスクだけリストにして」— タスク抽出
✔️「このタスクの担当者に、進捗確認の下書きメールを作って」— 関係者共有
✔️「来週、〇〇さんと打ち合わせできる候補日を3つ出して」— スケジュール調整
✔️「先月の議事録を全部見て、対応が止まっている案件だけ教えて」— 過去データの横断確認

ターミナル操作やプログラミングの知識は不要です。ChatGPTにチャットで話しかける感覚と同じように、日本語の指示だけでこれらの作業を進められます。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「議事録の要約は得意だけど、その先の日程調整やタスク管理は結局人がやっている」という会社は非常に多いです。Claude Codeを使う場合、指示の出し方さえ覚えてしまえば、この後工程こそが最も時間削減につながる部分だと弊社では実感しています。

6-4. どこから始めるべきか

専用の議事録ツールをすでに導入している会社であれば、いきなり乗り換える必要はありません。まずは「議事録が出来上がった後、タスク抽出と日程調整だけをClaude Codeに任せてみる」という小さな範囲から始めるのが現実的です。

効果が確認できたら、次は関係者への共有メールの下書き作成、さらには過去の議事録データを横断して「対応が止まっている案件」を洗い出す、といった具合に段階的に範囲を広げていくと、無理なく業務全体に定着させられます。

⚠️ 一気に全業務を任せようとしない

議事録の後工程を一度に全部自動化しようとすると、精度検証が追いつかず失敗しやすくなります。「タスク抽出だけ」「日程調整だけ」と工程を分けて、1つずつ検証しながら広げるのが定着の近道です。

Claude Code 完全解説セミナー|経営者・会社役員専用 1on1 60分 無料Claude Codeを経営に活かしたい方へ — AI鬼管理

07 目的別おすすめ早見表 「結局どれを選べばいいか」を1枚で決める

ここまでの情報を1枚にまとめた早見表です。自分の状況に一番近い行を探してください。

あなたの状況おすすめ補足
まず無料で試したいZoomフルトランスクリプト機能追加費用なし、要約は別途手作業
会議中に手ぶらで参加したいZoom AI Companion有料アドオンだが要約まで自動
柔軟に要約フォーマットを変えたい文字起こし×ChatGPTプロンプト調整の手間はかかる
発言の抜け漏れが許されない重要会議JAPAN AI SPEECHなど高精度ツール専用ツールで話者分離まで自動
低コストで議事録ツールを試したいAI議事録取れる君・toruno月額980円台〜
議事録の先(タスク・日程調整・共有)まで任せたいClaude Code専用ツールとの併用も可能
複数業務(営業・経理等)も含めてAI化したい経営者Claude Code(Max 20xプラン)議事録は入口、全社展開が前提
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
この表で自分の状況に近い行が複数当てはまる方も多いはずです。その場合は「まず川上(議事録の精度)を1つ、次に川下(タスク・日程調整)を1つ」という順番で、段階的に組み合わせていくのが失敗しにくい進め方です。

08 まとめ ── 議事録は「作る」より「使い切る」が本題 議事録ツール選びより先に、後工程の設計を決めることが重要

この記事では、Zoomで議事録を自動作成する5つの方法、代表的なAI議事録ツール5選の比較、弊社GENAIの実運用データ、そして議事録の後工程をエージェント型AIに任せる考え方までを整理しました。最後にポイントを振り返ります。

✔️Zoomの議事録自動化は「フルトランスクリプト」「AI Companion」「文字起こし×ChatGPT」「専用AIツール」「外部連携」の5パターンに整理できる
✔️専用AIツール(JAPAN AI SPEECH・Otolio・toruno・Rimo Voice・AI議事録取れる君)は精度・料金・向いている人がそれぞれ異なる
✔️多くの議事録ツールは「文字起こし+要約」までが対象範囲で、タスク化・日程調整・共有は人間の作業として残りやすい
✔️弊社GENAIでは秘書業務(議事録・日報・スケジュール調整)を日2時間→日15分まで圧縮している肌感がある
✔️議事録ツールとエージェント型AI(Claude Code)は競合ではなく役割が異なるレイヤー
✔️Claude Codeは議事録の後工程(タスク抽出・スケジュール調整・関係者共有)まで一気通貫で任せられる
✔️導入は「議事録ツールの入れ替え」からではなく、「後工程を1つだけ任せてみる」ことから始めるのが定着の近道

最も重要なメッセージをお伝えします。議事録の自動化で本当に時間削減効果が出るのは、「議事録を作る」工程よりも「議事録を使い切る」工程です。どれだけ精度の高い議事録ツールを導入しても、その先のタスク化・日程調整・共有が手作業のままでは、体感の業務削減効果は限定的にとどまります。

弊社では、Claude Codeを「議事録を作るためのツール」ではなく「議事録から次の行動までつなげる仕組み」として位置づけることで、秘書業務全体の工数を大きく圧縮しています。この考え方に共感いただけた方は、ぜひ以下のAI鬼管理までお気軽にご相談ください。

代表菅澤 代表菅澤
弊社では「AI鬼管理」というサービスで、Claude Codeを使った業務自動化の設計から伴走まで支援しています。議事録・秘書業務からどこまで自動化を広げられるか、無料相談で具体的にお答えしますので、お気軽にどうぞ。

議事録の「後工程」の自動化設計を、AI鬼管理が一緒に考えます

議事録ツールは入れたけれど、タスク管理や日程調整は結局手作業のまま——そんな会社の業務を、Claude Codeで一気通貫の仕組みに変える設計をご提案します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
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よくある質問

Q. Zoomの無料プランでも議事録の自動作成はできますか?

A. Zoomの無料プランではクラウド録画やフルトランスクリプト機能が制限されるため、本格的な議事録自動作成には有料プラン(プロプラン以上)への加入が基本的に必要です。ローカル録画からの文字起こしのみであれば、外部の文字起こしツールと組み合わせることで一部代替は可能ですが、運用の手間は増えます。

Q. Zoom AI Companionと外部のAI議事録ツール、どちらを選ぶべきですか?

A. Zoom単体で完結させたいなら、追加ツールの契約が不要なAI Companionが手軽です。一方、話者分離の精度や専門用語への対応、他システムとの連携まで求めるなら、JAPAN AI SPEECHのような専用ツールの方が精度・機能面で優位になるケースが多いです。会議の重要度に応じて使い分けるのが現実的です。

Q. 議事録ツールを導入すれば、会議後の作業はゼロになりますか?

A. ゼロにはなりません。多くの議事録ツールは文字起こしと要約までが対象範囲で、そこからのタスク化・担当者への連絡・次回日程の調整は、人間の作業として残るケースがほとんどです。この後工程まで自動化したい場合は、Claude Codeのようなエージェント型AIとの組み合わせが有効です。

Q. 専用の議事録ツールを既に使っています。Claude Codeに乗り換える必要がありますか?

A. 乗り換える必要はありません。既存の議事録ツールで作成した文字起こしや要約データを、Claude Codeに読み込ませてタスク抽出・日程調整の下書きまで行わせる、という併用の仕方が現実的です。文字起こしの精度は専用ツールに任せ、後工程だけを拡張するイメージで導入できます。

Q. Claude Codeで議事録の後工程を任せる場合、非エンジニアでも使えますか?

A. 使えます。ターミナル操作やプログラミングの知識は不要で、「この議事録から今週のタスクをリストにして」「担当者に進捗確認メールの下書きを作って」といった日本語の指示だけで動きます。ChatGPTのチャット感覚に慣れている方であれば、特別な学習をせずに使い始められます。

Q. 議事録の自動化を始めるなら、最初に何から着手すべきですか?

A. いきなり全ての工程を自動化しようとせず、まずは「議事録の要約」か「タスク抽出」のどちらか1工程だけを試すのがおすすめです。弊社の経験でも、議事録関連は毎日発生しフォーマットが決まっているため効果検証がしやすく、AI活用の最初の一歩として適した業務です。効果を確認してから日程調整・関係者共有へと範囲を広げていくと、無理なく定着します。

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監修 最終更新日: 2026年8月1日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。