【2026年4月最新】ChatGPTの履歴をオフにする方法完全ガイド|PC・スマホ別設定・プライバシー保護・業務利用の注意点まで徹底解説

【2026年4月最新】ChatGPTの履歴をオフにする方法完全ガイド|PC・スマホ別設定・プライバシー保護・業務利用の注意点まで徹底解説

「ChatGPTの履歴って、どうやってオフにすればいいの?」「オフにしたら学習もされなくなる?」——この記事にたどり着いたあなたは、おそらくプライバシーやセキュリティに敏感で、自分のデータがどう扱われるのか不安を感じているのではないでしょうか。

ChatGPTの履歴機能と学習機能は密接に関連していますが、実は別々の仕組みです。「履歴をオフ = 完全にデータが消える」と誤解している方も多いのですが、実際にはOpenAIのサーバーに最大30日間データが保持されるなど、見落としがちなポイントがいくつも存在します。

この記事では、ChatGPTの履歴をオフにする具体的な手順(PC・スマホ別)から、完全なデータ削除の方法、法人利用時のリスク対策、さらにClaude / Claude Codeとのプライバシー設定の比較まで、AI利用のプライバシー問題を徹底的に深掘りします。

代表菅澤 代表菅澤
先に結論をお伝えすると、ChatGPTの履歴オフだけでは「完全な安心」は得られません。弊社(株式会社GENAI)ではClaude Max 20xプラン(月額約30,000円)を全社で運用しており、その理由の一つがClaudeのプライバシー設計の透明性です。ChatGPTとの違いも含めて解説していきます。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
今日はChatGPTの履歴オフの手順だけでなく、「そもそもAIに入力したデータはどう扱われるのか」という根本的な部分まで踏み込みます。業務でAIを使う方は特に、最後まで読んでいただくことを強くお勧めします。

この記事を最後まで読むと、次のことが明確になります。

✔️ChatGPTの履歴機能と学習機能の違いを正しく理解できる
✔️PC・スマホ別で履歴をオフにする具体的な手順がわかる
✔️完全にデータを削除する方法(GDPR対応・オプトアウト申請含む)がわかる
✔️履歴オフのメリット・デメリットを整理して自分に合った設定が判断できる
✔️法人利用時のプライバシーリスクと社内ガイドライン設計のポイントがわかる
✔️Claude / Claude Codeとのプライバシー設定の比較で、より安全なAI選択ができる
✔️AIを安全に業務活用するための5つのルール(GENAI社内ルール公開)がわかる

01 ChatGPTの履歴機能・学習機能の仕組みを理解する 「履歴」と「学習」は別の概念——まず正しく区別する

ChatGPTの設定をいじる前に、まず「履歴機能」と「学習機能」の違いを正確に理解しておく必要があります。この2つは混同されがちですが、仕組みも影響範囲もまったく異なります

📚 用語解説

履歴機能(Chat History):ChatGPTの画面左側に表示される過去の会話一覧のこと。ブラウザやアプリからいつでも過去のやり取りを見返せる機能です。オフにすると、新しい会話がサイドバーに保存されなくなりますが、既存の履歴は残ります。

📚 用語解説

学習機能(Model Improvement):OpenAIがユーザーの会話データをAIモデルの改善(トレーニング)に使用する機能です。デフォルトではオンになっており、あなたがChatGPTに入力した内容がモデルの学習データとして活用される可能性があります。

1-1. 履歴と学習の関係を正しく整理する

多くのユーザーが混同しているのが、「履歴をオフにすれば学習もされない」という誤解です。2024年以前は履歴オフ=学習オフが連動していましたが、2024年10月のアップデートでこの2つは分離されました。つまり現在は、履歴を残したまま学習だけオフにする、あるいは逆に履歴を消しても学習はオンのまま、という設定が可能です。

設定履歴オン履歴オフ
学習オン会話が保存される+モデル改善に使用される会話は保存されない+モデル改善に使用される
学習オフ会話が保存される+モデル改善には使用されない会話は保存されない+モデル改善にも使用されない
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
ここが最大のポイントです。「履歴オフ」にしただけでは、学習への利用はオフになりません。学習も止めたい場合は、別途「モデルの改善(Improve the model for everyone)」の設定もオフにする必要があります。

1-2. 30日間のデータ保持ルール

ChatGPTの履歴をオフにしても、OpenAIは不正利用の監視目的で最大30日間、入力データをサーバーに保持します。これはOpenAIの公式ヘルプにも明記されているルールで、履歴オフ設定に関わらず適用されます。

⚠️ 30日ルールの重要性

履歴をオフにしても、入力した内容は即座には消えません。OpenAIのサーバーに最大30日間保持され、不正利用のチェックに使用される可能性があります。「オフにした=完全に安全」ではない点を必ず認識してください。特に機密情報を扱う法人利用では、この30日ルールをリスク評価に含める必要があります。

1-3. 一時チャット(Temporary Chat)とは

2024年に追加された一時チャット(Temporary Chat)は、履歴にも学習にもデータを使わない「使い捨て」モードです。ChatGPTのトップ画面でモデル選択メニューの隣にある「一時チャット」をオンにすると、その会話はセッション終了後に自動削除されます。

📚 用語解説

一時チャット(Temporary Chat):ChatGPTの使い捨て会話モード。会話は履歴に残らず、モデルの学習にも使われません。ただし、30日間のデータ保持ルールは一時チャットにも適用される点に注意が必要です。機密性の高いやり取りを一時的に行いたい場合に便利な機能です。

💡 一時チャットの使いどころ

「機密情報を含む質問を1回だけしたい」「プライベートな相談をAIに聞きたい」といったケースで有効です。ただし、前述の通り30日間のサーバー保持は変わらないため、本当に機密性が高い情報は一時チャットでも入力しないのが最善です。

通常チャット
履歴に保存
学習に利用
(設定次第)
履歴オフ
履歴に保存しない
学習は設定次第
30日保持
一時チャット
履歴なし
学習なし
30日保持
完全削除
手動リクエスト
GDPR申請
OpenAI側で処理
代表菅澤 代表菅澤
「一時チャット」は知らない方がとても多いです。ちょっとした機密情報を聞きたいとき、毎回設定を変えるのが面倒なら一時チャットを使うのが手軽です。ただし、そもそも本当に大事なデータは入力しないのが鉄則です。

02 【PC版】ChatGPTの履歴をオフにする手順 デスクトップブラウザ・Windows/Macアプリでの設定方法

ここからは実際の操作手順を解説します。まずはPC版(ブラウザ・デスクトップアプリ共通)から。所要時間は1分程度で完了します。

2-1. 履歴をオフにする手順

1
ChatGPTにログインする
ブラウザで chat.openai.com にアクセスし、自分のアカウントでログインします。デスクトップアプリの場合はアプリを起動してログインしてください。
2
設定画面を開く
画面左下(またはプロフィールアイコン)をクリックし、メニューから「Settings(設定)」を選択します。
3
「Data controls(データ管理)」を開く
設定画面の左メニューから「Data controls」を選択します。日本語表示の場合は「データ管理」と表示されていることがあります。
4
「Chat history & training」をオフにする
「Chat history & training」のトグルスイッチをクリックしてオフ(灰色)にします。確認ダイアログが表示されたら「Confirm」をクリックしてください。
5
設定完了の確認
トグルがオフ(灰色)になっていることを確認します。以降の新しい会話は、サイドバーの履歴に表示されなくなります。
⚠️ 注意:既存の履歴は消えない

履歴をオフにしても、過去に保存された会話はそのまま残ります。既存の履歴を消したい場合は、後述の「完全にデータを削除する方法」(セクション04)を参照してください。

2-2. 学習機能だけをオフにする手順(2024年10月〜)

履歴は残したいが、AIモデルの学習には使われたくない場合、学習機能だけを個別にオフにできます。

1
設定 → Data controls を開く
前述と同じ手順で「Data controls」画面を開きます。
2
「Improve the model for everyone」をオフにする
「Chat history & training」とは別のトグルとして表示されている「Improve the model for everyone(みんなのためにモデルを改善する)」のスイッチをオフにします。
3
確認ダイアログで同意する
「この設定をオフにすると、あなたの会話がモデルの学習に使われなくなります」という旨のメッセージが表示されるので「Confirm」を選択して完了です。
💡 おすすめの設定パターン

業務利用の場合は「履歴オン+学習オフ」が最も実用的です。過去の会話を見返せる便利さは保ちつつ、入力データがモデル学習に使われるリスクだけを排除できます。プライバシー最優先の場合は両方オフにしてください。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
PC版の設定は直感的でわかりやすいですね。ただし、設定はデバイスごとではなくアカウント単位で適用されるため、PCで設定すればスマホにも反映されます。スマホでも改めて設定する必要はありません。

2-3. 設定の反映範囲と注意点

履歴オフ・学習オフの設定はアカウント単位で適用されます。つまり、PCのブラウザで設定を変更すれば、スマホアプリでも同じ設定が反映されます。ただし、以下の点に注意が必要です。

✔️ChatGPT API経由の利用はこの設定の影響を受けない(APIは別途のデータポリシーが適用される)
✔️ChatGPT Teamプラン・Enterprise プランのユーザーは、デフォルトで学習に使用されない(管理者設定による)
✔️プラグインやGPTsの利用データについては、各プラグイン提供者のプライバシーポリシーも確認が必要
✔️設定変更は即座に反映されるが、すでに送信済みのデータには遡って適用されない

03 【スマホ版】ChatGPTの履歴をオフにする手順 iOS / Android アプリでの操作を画面ごとに解説

スマホアプリ(iOS / Android)での履歴オフ手順を解説します。基本的な流れはPC版と同じですが、メニューの場所が若干異なるため、スマホでの操作に不慣れな方は以下の手順を参考にしてください。

3-1. iPhone(iOS版)での手順

1
ChatGPTアプリを開く
iPhoneのホーム画面からChatGPTアプリをタップして起動します。ログインしていない場合はログインしてください。
2
プロフィールアイコンをタップ
画面右上のプロフィールアイコン(丸いアイコン)をタップします。
3
「Settings(設定)」をタップ
メニューが表示されるので「Settings」をタップします。
4
「Data controls(データ管理)」をタップ
設定画面内の「Data controls」をタップして開きます。
5
「Chat History & Training」をオフにする
トグルスイッチをタップしてオフ(灰色)にします。
6
学習も止めたい場合は「Improve the model for everyone」もオフにする
こちらも同様にトグルをタップしてオフにします。

3-2. Android版での手順

Android版もiOS版とほぼ同じ操作です。以下の点だけ微妙に異なります。

1
ChatGPTアプリを開く
Google PlayからインストールしたChatGPTアプリを起動します。
2
左上のメニュー(≡)またはプロフィールアイコンをタップ
Android版ではバージョンによって左上にメニューアイコンが表示される場合があります。いずれかをタップしてメニューを開きます。
3
「Settings」→「Data controls」と進む
PC版・iOS版と同じ「Data controls」画面を開きます。
4
トグルをオフにする
「Chat History & Training」および「Improve the model for everyone」のトグルをそれぞれオフに設定します。
💡 スマホ版の設定がうまく反映されない場合

スマホアプリのバージョンが古いと、設定項目が表示されないことがあります。App Store / Google Play で最新バージョンにアップデートしてから再度設定を確認してください。また、PC版で既に設定済みであれば、スマホにも自動的に反映されているはずです。

代表菅澤 代表菅澤
スマホでChatGPTを使う方は特に注意してほしいのが、移動中やカフェなどで機密情報を入力しがちという点です。設定をオフにするだけでなく、「そもそもどんな情報を入力するか」を意識する習慣が大切です。

📚 用語解説

トグルスイッチ:画面上のオン/オフを切り替える小さなスイッチのこと。スイッチが右に寄っていて緑色(または青色)ならオン、左に寄っていて灰色ならオフの状態です。タップするだけで切り替わります。

3-3. 一時チャットをスマホで使う方法

スマホアプリでも一時チャットが利用可能です。新しいチャットを開始する際に、画面上部のモデル選択エリア付近にある「一時チャット」のオプションをタップするだけで切り替えられます。一時チャットモードでは会話は保存されず、学習にも使用されません。

ちょっとした機密情報を質問したいとき、毎回設定画面を開いてトグルを切り替えるのは面倒です。そんなときは一時チャットを使えば、設定をいじらずにプライバシーを守れるので覚えておくと便利です。

04 完全にデータを削除する方法 オプトアウト申請・GDPR対応・全削除手順を網羅する

ここまでの設定は「今後のデータをどう扱うか」の話です。ここからは「すでに入力してしまったデータをどう消すか」という、より踏み込んだ削除方法を解説します。

4-1. 会話履歴を個別に削除する

最も手軽な方法は、ChatGPTの画面から個別に会話を削除することです。

1
削除したい会話を表示する
サイドバーから削除対象の会話を見つけて表示します。
2
会話タイトルの右にある「…」メニューをクリック
三点リーダー(…)アイコンが表示されるのでクリックします。
3
「Delete」を選択する
確認ダイアログが出るので「Delete」をクリックすると、その会話がサイドバーから削除されます。
⚠️ 「削除」は画面上の削除

ChatGPTの画面から会話を削除しても、OpenAIのサーバーから即座にデータが消去されるわけではありません。前述の30日間保持ルールは、画面上の削除とは無関係に適用されます。

4-2. 全履歴を一括削除する

過去の全会話をまとめて消したい場合は、以下の手順で一括削除が可能です。

1
設定 → General を開く
ChatGPTの設定画面で「General(一般)」を選択します。
2
「Delete all chats(全チャットを削除)」をクリック
画面下部にある赤いボタンをクリックします。
3
確認ダイアログで「Delete all」を選択
「本当にすべてのチャットを削除しますか?」という確認が出るので、同意して削除を実行します。

この操作で、サイドバーに表示されているすべての会話が削除されます。ただし繰り返しになりますが、OpenAIのサーバー上では最大30日間データが保持される点は変わりません。

4-3. OpenAIへのデータ削除リクエスト(オプトアウト申請)

30日間の保持期間を待たず、すべてのデータをOpenAI側で完全に削除してもらいたい場合は、OpenAIのプライバシーポータルからデータ削除リクエストを送信する方法があります。

1
OpenAI Privacy Portal にアクセス
privacy.openai.com にアクセスします。
2
「Make a Privacy Request」を選択
ページ内の「Do Not Train on My Content」や「Delete My Data」などのオプションを選択できます。
3
本人確認を行う
メールアドレスの確認など、本人確認のプロセスが行われます。
4
リクエストを送信する
削除対象(会話データ・アカウント全体など)を選択してリクエストを送信します。OpenAI側で処理が行われ、通常数日〜数週間で完了します。

📚 用語解説

GDPR(一般データ保護規則):EU圏で2018年に施行された個人データ保護の法律。「忘れられる権利(Right to Erasure)」により、ユーザーは自分のデータの完全削除を企業に要求できます。OpenAIはGDPRに準拠しているため、EU圏のユーザーはこの権利を行使してデータの完全削除を要求することが可能です。

4-4. GDPR「忘れられる権利」に基づく削除申請

EU圏のユーザー(またはEU圏でサービスを利用しているユーザー)は、GDPRの「忘れられる権利」に基づいてOpenAIにデータの完全削除を要求できます。日本のユーザーでも、改正個人情報保護法に基づく同様のリクエストが可能です。

申請方法は上述のOpenAI Privacy Portalから行えますが、法人として正式に削除を要求する場合は、privacy@openai.com に直接メールで要請する方法もあります。その際は以下の情報を含めてください。

✔️削除を要求するアカウントのメールアドレス
✔️削除対象の範囲(全データ / 特定期間 / 特定の会話)
✔️法的根拠(GDPR第17条 / 改正個人情報保護法 など)
✔️法人名・担当者名・連絡先
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
GDPR申請は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、法人で大量のデータを入力してしまった場合のリカバリー手段として覚えておく価値は大きいです。特に退職者のアカウントに残ったデータの処理は、情報管理の観点から必須作業です。
画面上で
個別削除

サイドバーから
会話を削除
一括削除
設定 → General
→ Delete all
Privacy Portal
削除申請

privacy.openai.com
から送信
GDPR/個人情報
保護法申請

privacy@openai.com
に直接連絡

05 履歴オフのメリットとデメリットを整理する 設定変更の前に「何を得て何を失うか」を把握する

ChatGPTの履歴をオフにすることには、メリットとデメリットの両面があります。設定を変える前に、自分のユースケースではどちらが重要かを判断してから操作することが大切です。

観点メリット(履歴オフ)デメリット(履歴オフ)
プライバシー新しい会話がサーバーの履歴に保存されず、第三者にアクセスされるリスクが低減する30日間のデータ保持は変わらないため、完全なプライバシー保護ではない
学習への利用学習機能もオフにすれば、AIモデルの訓練にデータが使われない学習機能は別設定のため、履歴オフだけでは学習は止まらない(要別途設定)
利便性機密性の高い業務での利用が安心しやすくなる過去の会話を見返せなくなるため、以前の指示内容やプロンプトを確認できない
業務効率共有PCでの利用時、他者に会話内容を見られるリスクがなくなる長期プロジェクトで文脈の引き継ぎが難しくなる(毎回ゼロから説明が必要)
アカウント共有複数人で1アカウントを共有する場合、他者の会話が見えなくなる1アカウント共有は規約上グレーゾーンのため推奨されない
データ管理データの蓄積を最小化でき、情報漏洩時の被害範囲を限定できる重要なやり取りのバックアップを自分で管理する必要がある
代表菅澤 代表菅澤
個人的な推奨は「履歴オン+学習オフ」です。過去の会話を見返せる利便性は業務上かなり大きいですし、プライバシーの核心は「学習に使われないこと」の方にあります。両方オフにすると、便利さの損失の方が大きい場合がほとんどです。

5-1. ビジネス利用でおすすめの設定パターン

業務でChatGPTを使う場合、以下の3パターンから自社の状況に合ったものを選択してください。

設定パターン履歴学習おすすめのケース
パターンA(標準推奨)オンオフ一般的な業務利用。履歴の利便性を保ちつつ、学習リスクを排除
パターンB(高セキュリティ)オフオフ機密情報を扱う部署。利便性を犠牲にして安全性を最大化
パターンC(使い分け)通常はオン一時チャット使用普段は履歴オンで使い、機密性が高い会話だけ一時チャットを利用
💡 最も実用的なのはパターンC

弊社でChatGPTを試用していた時期は「パターンC」で運用していました。普段は履歴を残して効率性を保ち、顧客情報や財務データに触れる会話だけ一時チャットを使う方式です。ただし、現在はClaude Code に完全移行しているため、ChatGPTの設定は参考程度です。

5-2. 履歴オフで困る具体的なケース

実際に履歴をオフにして困る場面を具体的に挙げておきます。これらに該当する方は、履歴オフよりも学習オフ+一時チャットの使い分けを検討してください。

✔️過去に作成したプロンプトを再利用したいのに見つけられない
✔️先月のプロジェクトでChatGPTに作らせた資料の元データが消えている
✔️同じ質問を何度もゼロから入力する羽目になり、時間のロスが大きい
✔️チーム内で「あのとき何をChatGPTに聞いたか」を共有できない
✔️長文の指示を再現できず、出力品質が安定しない

06 法人利用時のプライバシーリスクと対策 サムスン事例に学ぶ情報漏洩リスクと社内ガイドライン

個人利用とは異なり、法人でChatGPTを業務利用する場合は組織全体のリスクマネジメントが必要になります。ここでは実際に起きた情報漏洩事例と、社内ガイドライン設計のポイントを整理します。

6-1. サムスン電子の機密情報漏洩事件(2023年)

2023年、韓国サムスン電子のエンジニアが社内のソースコードや会議録をChatGPTに入力したことが大きなニュースになりました。ChatGPTの学習機能がオンのままだったため、入力されたソースコードがOpenAIのモデル改善に使用される可能性が指摘され、サムスンは社内でのChatGPT利用を一時禁止する事態に至りました。

この事件は「AIツールに何を入力してはいけないか」という企業のAI利用ポリシーの重要性を世界中に知らしめました。重要なのは、ChatGPTの設定だけでは防げないリスクが存在するという事実です。

⚠️ サムスン事件の教訓

ツール側の設定(履歴オフ・学習オフ)だけでは、人的ミスによる情報漏洩は防げません。「何をAIに入力してよいか」を組織としてルール化し、社員に周知徹底することが最も重要な対策です。ツールの設定はあくまで「二次防壁」と位置づけてください。

6-2. 法人が直面する4つのプライバシーリスク

リスク具体的な懸念影響度
顧客情報の漏洩顧客名・連絡先・取引内容をChatGPTに入力してしまう★★★★★(最高)
ソースコード・知的財産の流出自社開発のコードや特許関連情報を入力してしまう★★★★★(最高)
財務データの流出売上高・利益率・未公開の決算情報を入力してしまう★★★★☆(高い)
社内コミュニケーションの流出社内メール・Slack・会議録の内容をAIに要約させてしまう★★★☆☆(中程度)
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
これらのリスクは「ChatGPTの設定」で防ぐものではなく、「社員の行動ルール」で防ぐものです。AIツールの設定は最後の砦であり、最初に整備すべきは入力してはいけない情報のリスト(ネガティブリスト)です。

6-3. 社内AIガイドライン設計の5つのポイント

法人でChatGPTや他のAIツールを安全に利用するために、以下の5項目をカバーしたガイドラインを策定することを推奨します。

1
入力禁止情報の明確化
顧客情報・ソースコード・財務データ・未公開情報など、AIに入力してはいけない情報カテゴリを具体的にリスト化します。「機密情報」という曖昧な表現ではなく、具体例を挙げて判断基準を明示します。
2
利用許可ツールの指定
社員が使ってよいAIツールを明示します。ChatGPT / Claude / Gemini など、法人データの取り扱いポリシーが明確なツールのみを許可し、野良のAIツール利用を禁止します。
3
設定の統一指示
全社員に対して「学習機能オフ」「一時チャットの活用」など、統一的な設定基準を周知します。個人の判断に任せると設定漏れが生じます。
4
監査・ログの仕組み
可能であれば、ChatGPT Team / Enterprise プランを利用して、管理者がログを確認できる体制を構築します。無料版やPlus版では管理者ログが取れないため、法人利用には不向きです。
5
定期的な社員教育
四半期に1回程度、AI利用のリスクと社内ルールを研修形式で再確認します。ルールを作っただけで放置すると、半年後には誰も守っていない状態になりがちです。

📚 用語解説

ネガティブリスト:「やっていいこと」を列挙するのではなく、「やってはいけないこと」を列挙する管理手法。AI利用ガイドラインでは、すべての利用ケースを想定するのが困難なため、「入力してはいけない情報」をリスト化するネガティブリスト方式が現実的です。

6-4. ChatGPT Team / Enterprise プランのデータ保護

法人利用で最もリスクを低減できるのは、ChatGPT Team(月$25〜/人)またはEnterpriseプランを契約することです。これらのプランでは以下の保護が標準で提供されます。

✔️デフォルトで学習に使用されない——Team/Enterpriseプランのユーザーの入力データはモデルトレーニングに使われない
✔️管理者ダッシュボード——メンバーの利用状況をログとして確認でき、不正利用を早期発見できる
✔️SSO(シングルサインオン)対応——社内認証基盤と連携でき、アカウント管理のセキュリティが向上する
✔️データ暗号化——通信時・保存時ともに業界標準の暗号化が適用される
代表菅澤 代表菅澤
法人で本気でChatGPTを使うなら、Plus($20/人)ではなくTeam($25〜/人)からが最低ラインです。月5ドルの差でデータ保護が格段に強化されるので、コスト的にはほぼ誤差の範囲だと思います。

07 【独自】Claude Code / Claudeのプライバシー設定との比較 ChatGPTとClaudeで「データの扱い」はどう違うのか

ここからは、弊社がメインで利用しているClaude / Claude Code(Anthropic社)のプライバシー設定をChatGPTと比較します。「ChatGPTの履歴をオフにしたい」と考えている方の中には、「もっとプライバシーに配慮されたAIツールに乗り換えたい」という方も多いのではないでしょうか。

7-1. Claude vs ChatGPT プライバシー設定比較表

比較項目ChatGPT(OpenAI)Claude(Anthropic)
デフォルトの学習利用オン(ユーザーが手動でオフにする必要あり)Free/Proはオン、ただし設定で即座にオフ可能
学習オフの設定方法Settings → Data controls → トグルSettings → Privacy → トグル(同様に簡単)
有料プラン(Pro以上)学習はデフォルトオン(手動オフが必要)Pro以上でも手動オフが必要だが、設定UIが分かりやすい
Team/Enterpriseプランデフォルトで学習に使用されないTeam/Enterpriseはデフォルトで学習に使用されない
データ保持期間最大30日(不正利用監視目的)最大30日(安全監視目的)
データ削除リクエストPrivacy Portalから可能サポートへ直接リクエスト可能
一時チャット機能あり(Temporary Chat)あり(会話はアカウント設定に準拠)
GDPR対応対応済み対応済み

プライバシーポリシーの面では、ChatGPTとClaudeに大きな差はありません。両者ともGDPR対応済みで、データ保持期間も同程度です。しかし、実務でのデータ保護の「体感」にはいくつか違いがあります。

7-2. Claudeが業務利用で優位な3つの理由

弊社がChatGPTからClaude / Claude Codeに移行した理由の一つがプライバシー設計です。具体的には以下の3点が決め手になりました。

1
「Constitutional AI」によるデータ取り扱いの透明性
Anthropicは「Constitutional AI」というフレームワークでAIの行動原則を公開しており、データの扱い方に関する透明性が高い点が評価されています。OpenAIもポリシーを公開していますが、Anthropicの方が技術的な裏付けが充実している印象です。
2
Claude Codeのローカル実行モデル
Claude Codeはユーザーのローカル環境(自分のPC上)でファイル操作を行うため、処理対象のファイルデータがそのままクラウドに送信されるわけではありません。送信されるのはAPIリクエストとして送るテキスト部分のみです。ChatGPTのブラウザ版では、入力した内容がすべてOpenAIのサーバーに送信されます。
3
企業向けのセキュリティ姿勢
Anthropicは米国のAI安全性研究を専門とする企業であり、「安全性優先」を社是として掲げている点が法人としての信頼性に繋がっています。OpenAIも安全性を重視していますが、商用化のスピードを優先する姿勢が目立つ面もあります。
🏆
VERDICT
Claude に軍配
プライバシー設定の機能面に大差はないが、「データ取り扱いの透明性」と「ローカル実行」でClaude Codeが業務利用に適している。
代表菅澤 代表菅澤
正直に言うと、設定項目だけ比べればChatGPTもClaudeもほぼ同じです。でも弊社が全社でClaudeを選んでいるのは、Anthropicの企業姿勢として「安全性ファースト」を掲げているからです。経営者として、社員が毎日使うツールの開発会社の姿勢は重要な判断材料になります。

7-3. Claude Codeを業務で安全に使う設定

弊社でClaude Codeを全社運用している際の、プライバシー関連の設定を公開します。

✔️契約プラン:Claude Max 20x(月$200 / 約30,000円)
✔️学習設定:「Improve Claude with your conversations」をオフに設定
✔️ファイルアクセス:Claude Codeが触れるディレクトリを業務フォルダに限定
✔️社内ルール:顧客の個人情報・未公開の財務データは入力禁止
✔️ログ管理:Claude Codeの実行ログをGit管理し、後から何を指示したか追跡可能に
💡 Claude Codeのプライバシー設定の変更方法

Claude(ブラウザ版)にログインし、Settings → Privacy → 「Improve Claude with your conversations」のトグルをオフにします。この設定はClaude Codeにも適用されます。設定変更後、新しい会話のデータはモデル改善に使用されなくなります。

08 AIを安全に業務活用するための5つのルール GENAI社内ルールを公開——ChatGPTでもClaudeでも使える普遍的な指針

最後に、ChatGPTでもClaudeでも、あらゆるAIツールに共通して適用できる業務利用の安全ルール5つを、弊社(株式会社GENAI)の社内ガイドラインから抜粋してお伝えします。

ルール1:個人情報・顧客情報は絶対に入力しない

氏名・メールアドレス・電話番号・住所・クレジットカード番号など、個人を特定できる情報は一切AIに入力しないのが大原則です。「名前だけなら大丈夫だろう」と油断するケースが最も危険で、名前+会社名+案件内容の組み合わせで特定されるリスクがあります。

⚠️ 弊社で実際にあったヒヤリハット

営業担当者が顧客の会社名と案件概要をClaude Codeに入力して提案書を自動生成しようとしたことがあります。幸い運用ルールで事前にキャッチできましたが、仮に学習に使われる設定のままだったら、顧客情報がモデルの学習データに混入するリスクがありました。これをきっかけに「顧客名はダミーに置換してから入力する」ルールを追加しました。

ルール2:未公開の財務データ・経営数値は入力しない

売上高・利益率・資金調達額・未発表の事業計画など、上場企業であればインサイダー情報に該当しうるデータは入力してはいけません。非上場企業であっても、取引先やパートナーとのNDA(秘密保持契約)に抵触する可能性があります。

ルール3:ソースコードは「公開可能な範囲」のみ入力する

自社開発のプロプライエタリコード(独自コード)をまるごとAIに読ませるのは避けるべきです。特許申請中のアルゴリズムや、認証キー・API シークレットが含まれたコードは絶対に入力してはいけません。

💡 安全にコードをAIに読ませるコツ

弊社ではClaude Codeにコードを読ませる際、認証情報を環境変数ファイル(.env)に分離し、.envファイルはAIのアクセス対象から除外しています。コード本体は入力しても、シークレットは絶対に含めないのが鉄則です。

ルール4:学習機能は常にオフに設定する

ChatGPTでもClaudeでも、「モデルの改善に会話データを使用する」設定は常にオフにしておきます。これは個人利用でも法人利用でも変わりません。「便利さ」のために学習をオンにするメリットは、プライバシーリスクと天秤にかけると極めて小さいからです。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
弊社では入社初日のオンボーディングで、Claude / ChatGPTの学習設定をオフにする手順を教えています。設定確認のチェックリストを全員に渡して、設定完了のスクリーンショットを提出してもらうルールです。

ルール5:四半期ごとにAI利用状況を棚卸しする

AIツールの設定は「一度やったら終わり」ではありません。ツール側のアップデートでデフォルト設定が変わることがありますし、新しい社員が入れば設定を知らないまま使い始めるリスクもあります。

弊社では四半期に1回、以下の項目を全社で棚卸ししています。

✔️全メンバーのAIツール設定(学習オフ、履歴設定)の確認
✔️直近3ヶ月で入力した情報にリスクの高いデータがなかったかの振り返り
✔️AIツールのプライバシーポリシー変更がないかの確認
✔️新たに利用を開始したAIツールの安全性評価
✔️退職者のアカウント削除・データ削除の確認
代表菅澤 代表菅澤
この5つのルールは、ChatGPTでもClaudeでもGeminiでも使えます。AIツールは今後も増え続けますが、「何を入力してよいか」のルールは共通です。ツールが変わっても、この5つを守っておけば大事故は防げます。

ここまでの内容を振り返ります。ChatGPTの履歴をオフにする手順自体はシンプルですが、本当に重要なのは「オフにした後の運用ルール」です。設定だけでは防げないリスクがあること、そしてそのリスクを組織として管理する体制が必要であることを、ぜひ持ち帰ってください。

弊社では、Claude Max 20x(月額約30,000円)を全社で運用しながら、上記の5つのルールで安全性を担保しています。「AIを使いたいが、セキュリティが不安」という経営者・管理職の方は、ぜひ弊社のAI鬼管理までお気軽にご相談ください。導入設計からセキュリティガイドラインの策定まで、伴走してサポートいたします。

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「ChatGPTの設定をオフにしたが、それだけで本当に安全なのか不安」——そんな方へ。
弊社のClaude Code全社運用の知見をベースに、貴社に最適なAI利用ガイドラインを一緒に設計します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「自社でAIを導入したいが、セキュリティ面で経営層を説得できない」という方に最適です。弊社の社内ルールのテンプレートもお渡しできますので、まずは無料相談からお気軽にどうぞ。

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よくある質問

Q. ChatGPTの履歴をオフにしたら、過去の会話も全部消えますか?

A. いいえ、過去に保存された会話はそのまま残ります。履歴をオフにすると、「今後の新しい会話」がサイドバーに保存されなくなるだけです。過去の会話を消したい場合は、設定画面の「Delete all chats」から一括削除するか、個別に会話を選んで削除する必要があります。なお、OpenAIのサーバー上では最大30日間データが保持される点にも注意してください。

Q. 履歴をオフにすると、ChatGPTの回答品質は下がりますか?

A. いいえ、回答品質は変わりません。履歴の保存・非保存は「過去の会話を画面に表示するかどうか」の機能であり、AIモデルの性能とは無関係です。ChatGPTの回答品質はモデル(GPT-5やGPT-4o等)の性能で決まるため、履歴設定が回答の正確さや文章力に影響することはありません。

Q. 学習機能をオフにすると、OpenAIにとって不利益になりますか?

A. 厳密にはOpenAIのモデル改善に使えるデータが減るため、微視的には不利益と言えます。ただし、OpenAIは学習オフの選択肢をユーザーに正式に提供しているので、オフにすることに対して罪悪感を持つ必要はまったくありません。あなたのデータはあなたのものであり、学習に提供するかどうかはあなたが決める権利です。

Q. ChatGPT Team/Enterpriseプランなら、設定を気にしなくても安全ですか?

A. Team/Enterpriseプランはデフォルトで学習にデータが使われないため、個人設定よりも安全性は高いです。ただし「設定を気にしなくてよい」わけではありません。サーバーへのデータ送信自体は行われるため、入力する情報の選別は引き続き必要です。また、管理者がログを監視する体制を構築しなければ、社員の不適切な利用を検知できません。

Q. ChatGPTの代わりにClaudeに乗り換えれば、プライバシー問題は解決しますか?

A. Claudeに乗り換えたからといって、プライバシー問題が「完全に解決する」わけではありません。Claudeも同様にサーバーにデータを送信しますし、30日間のデータ保持も存在します。ただし、Anthropicの安全性重視の企業姿勢や、Claude Codeのローカル実行モデルなど、プライバシー面でのメリットは確かにあります。重要なのは、どのツールを使う場合でも「入力する情報を選別する」運用ルールを設けることです。

Q. スマホアプリの履歴とPC版の履歴は連動していますか?

A. はい、連動しています。ChatGPTの設定はアカウント単位で管理されているため、PC版で履歴をオフにすれば、スマホアプリでも同様にオフになります。逆にスマホで設定を変更すれば、PC版にも反映されます。どちらか一方で設定すれば、もう一方のデバイスで再設定する必要はありません。

Q. GDPRの「忘れられる権利」は日本のユーザーでも使えますか?

A. GDPRはEU圏の法律ですが、日本のユーザーも改正個人情報保護法(2022年施行)に基づいてOpenAIにデータ削除を要求する権利があります。ただし、GDPRほど強制力のある「忘れられる権利」は日本法には明示的に存在しないため、実際の対応はOpenAI側の判断に委ねられる部分もあります。確実にデータを削除したい場合は、OpenAIのPrivacy Portalから正式にリクエストを送信してください。

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監修 最終更新日: 2026年4月30日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。