【2026年5月最新】Midjourney商用利用完全ガイド|プラン別ルール・著作権リスク・安全な活用法を徹底解説

【2026年5月最新】Midjourney商用利用完全ガイド|プラン別ルール・著作権リスク・安全な活用法を徹底解説

「Midjourneyで生成した画像を商品パッケージに使いたい」「広告バナーにMidjourneyの画像を使って問題ないの?」——AI画像生成ツールの中でも圧倒的な画質を誇るMidjourneyですが、いざビジネスで使おうとすると「本当に商用利用して大丈夫なのか」という不安が付きまといます。

結論から言えば、Midjourneyの有料プラン(Basic以上)に加入していれば商用利用は可能です。しかし、「有料プラン=何をしてもOK」ではありません。年間収入100万ドル以上の企業にはPro以上のプランが必須であること、生成画像がデフォルトで全世界に公開されること、著作権の完全な保証がないこと——知っておくべきルールと落とし穴は少なくありません。

この記事では、2026年5月時点の最新ルールに基づいて、Midjourneyの商用利用に関する全情報を体系的に整理します。プラン別の条件、法的リスク、ステルスモードの活用法、他ツールとの安全性比較、企業導入のステップまで——この1記事で判断材料がすべて揃うように構成しました。特に、2026年にはEU AI法の段階的施行が始まり、AI生成コンテンツへの透明性義務が新たに加わっています。グローバルに事業を展開する企業は、Midjourneyの利用規約だけでなく各国の規制動向まで把握しておく必要があります。

代表菅澤 代表菅澤
弊社でもMidjourneyを広告やLP向けの画像素材生成に使っています。ただし「使えるもの」と「使って良い場面」は別です。プラン選び、権利管理、公開設定の3つを正しく理解していないと、予期せぬトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
今日はMidjourneyの商用利用を「法的に安全に行う」ための完全ガイドです。非法務の方でもリスク判断ができるよう、平易な言葉で噛み砕いて解説していきます。

この記事を読むと、以下が明確になります。

✔️Midjourneyの商用利用ルールの全体像と、プラン別に異なる条件
✔️年間収入100万ドルルールの詳細と、日本企業への適用範囲
✔️著作権・パブリシティ権・商標権それぞれのリスクと対処法
✔️ステルスモードの仕組みと、企業が使うべき理由
✔️Adobe Firefly・DALL-E・Stable Diffusionとの安全性比較
✔️企業への導入ステップと、社内ガイドラインの策定ポイント
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01 Midjourneyの商用利用ルールを整理する 有料プラン加入で商用利用OK。ただし「条件付き」

Midjourneyの商用利用ルールは、利用規約(Terms of Service)に明記されています。2026年5月時点のルールを整理すると、以下の3つがポイントです。

1-1. 基本ルール:有料プランで商用利用が解禁

Midjourneyは有料プラン(Basic/Standard/Pro/Mega)に加入している場合、生成した画像の商用利用が認められます。無料トライアルで生成した画像は、CC BY-NC 4.0ライセンス(非商用のみ)が適用され、商用利用は明確に禁止されています。

📚 用語解説

CC BY-NC 4.0:Creative Commonsライセンスの一種。「BY(表示)」は著作者の表示義務、「NC(非商用)」は商用利用の禁止を意味します。Midjourneyの無料トライアル画像に適用され、商用目的での使用が禁じられています。有料プラン加入後は、このライセンス制限が外れます。

商用利用の範囲は非常に広く、企業の広告バナー・LP・パンフレット、商品パッケージ・ラベルのデザイン素材、ECサイトの商品ページの装飾画像、YouTubeサムネイル(広告収益を得ている場合)、有料の電子書籍・教材への挿入、企業のSNSアカウント投稿、プレゼン資料(社外向け営業資料)など——これらがすべて含まれます。

1-2. 重要:年間収入100万ドルルール

Midjourneyの利用規約には、年間総収入が100万ドル(約1.5億円)を超える企業は、Proプラン以上の契約が必須とする条項があります。つまり、大企業がBasicやStandardプランで商用利用することは規約違反になります。この「100万ドル」は企業全体の年間総収入(売上高)を指し、AI画像生成に関連する事業だけでなく全事業の売上合計で判断されます。

⚠️ 年間収入100万ドルルールの適用範囲

この規約は日本企業にも当然適用されます。年商1.5億円以上の企業は必ずPro以上を契約してください。規約違反が発覚した場合、アカウント停止だけでなく、過去の商用利用に対する遡及的な法的措置を取られるリスクもあります。

1-3. 画像の権利帰属:「所有」ではあるが「著作権」は曖昧

Midjourneyの規約では、有料プラン加入者が生成した画像について「あなたはAssets(成果物)を所有します」と記載されています。しかし同時に、「適用法の下で可能な最大限の範囲で」という但し書きが付いています。これが意味するのは、Midjourneyは「著作権を完全に保証する」とは言っていないということです。

📚 用語解説

Assets(成果物):Midjourneyの利用規約における用語。ユーザーがMidjourneyで生成した画像や、そこから派生したすべてのコンテンツを指します。Midjourneyは有料プラン加入者に対してAssetsの所有権を認めますが、著作権の発生を保証するものではありません。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「所有権がある=著作権で守られる」ではない点が重要です。特に、生成した画像をそのまま商品として販売する場合は、第三者に模倣されても法的に止められない可能性があります。あくまで自社の業務素材として使うのが安全です。
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02 プラン別の商用利用条件と選び方 Basic・Standard・Pro・Mega、どれを選ぶべきか

Midjourneyには4つの有料プランがあり、それぞれ商用利用に関連する条件が異なります。特に重要なのはステルスモードの有無GPU時間の上限です。

プラン月額GPU時間ステルスモード商用利用企業規模制限
Basic$10/月3.3時間なし可能年商100万ドル未満
Standard$30/月15時間なし可能年商100万ドル未満
Pro$60/月30時間あり可能制限なし
Mega$120/月60時間あり可能制限なし

2-1. Basic($10/月):個人の軽い商用利用に

Basicプランは月$10で商用利用が可能な最安プランです。GPU時間は月3.3時間で、月に約200枚の画像を生成できます。個人事業主がSNS投稿用やブログのアイキャッチ用に使う程度であれば十分な容量です。ただしステルスモードがないため、生成したすべての画像がMidjourneyのコミュニティギャラリーに公開されます。

2-2. Standard($30/月):中規模の商用利用に

Standardプランは月$30でGPU時間が15時間に増加します。月に約900枚の画像が生成可能で、マーケティング部門が広告バナーを大量に生成するケースや、デザインチームがコンセプトアートを量産するケースに向いています。ただしStealthモードはStandardにも付属しないため、機密性の要件がある場合はProへの移行が必要です。

2-3. Pro($60/月):企業利用の推奨プラン

Proプランは企業が安全にMidjourneyを商用利用するための事実上の最低ラインです。月$60でGPU時間30時間、そしてステルスモードが利用可能になります。年間収入100万ドル以上の企業は規約上Proプラン以上の契約が義務付けられています。

💡 企業ならPro一択の理由

ステルスモードがないと生成画像が全世界に公開されます。広告クリエイティブや新商品のデザイン案が競合に丸見えになるリスクは、月$30の差額(Standard→Pro)とは比較にならないほど大きいです。企業利用ならPro以上を強く推奨します。

2-4. Mega($120/月):大量生成チーム向け

MegaプランはGPU時間が60時間に倍増し、大量の画像を高速生成するチーム向けです。広告代理店やデザインスタジオのように、クライアント案件で日常的に数百枚の画像を生成する組織に適しています。V7のDraft Modeを活用すれば、コスト半減で10倍速の生成も可能になり、大量生成ワークフローの効率が劇的に向上します。

代表菅澤 代表菅澤
弊社ではProプラン($60/月)を使っています。月30時間あれば広告バナーやLP素材の生成には十分で、ステルスモードで機密性も確保できています。年商1.5億円未満の企業でもPro推奨です——$30の差額でステルスモードが手に入る価値は計り知れません。
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03 著作権・パブリシティ権・商標権の法的リスク Midjourneyの画像をビジネスに使う際に知っておくべき法的問題

Midjourneyの有料プランで商用利用が「許可」されていても、法的リスクがゼロになるわけではありません。ここでは、Midjourney特有の法的リスクを3つの観点から整理します。

3-1. 著作権リスク:AI生成画像の著作権は認められるか

2026年時点で最も議論されているのが「AI生成画像に著作権は成立するか」という問題です。米国著作権局は2023年以降、「AIが単独で生成した画像には著作権が成立しない」との見解を繰り返し示しています。これが意味するのは、あなたがMidjourneyで生成した画像を他者がコピーしても、著作権侵害として訴えることが難しい可能性があるということです。

📚 用語解説

著作権と所有権の違い:所有権は「そのモノを持っている」という事実上の権利。著作権は「創作的な表現を法的に保護する」権利。AI生成画像の場合、所有権はユーザーにあるが著作権が認められるかは法域によって異なり、米国では否定的な見解が主流です。日本では「創作的寄与」の有無で判断される可能性が示唆されています。

3-2. パブリシティ権リスク:実在の人物に似た画像

Midjourneyで人物画像を生成する際、実在の有名人やモデルに似た画像が出力されるリスクがあります。プロンプトに特定の人物名を入れなくても、学習データの影響で類似した顔が生成される場合があります。商用利用した画像が実在の人物に酷似していると判断された場合、パブリシティ権侵害として損害賠償を請求されるリスクがあります。

📚 用語解説

パブリシティ権:著名人が持つ、自身の氏名・肖像等の商業的価値を独占的に利用できる権利。有名人の顔に似たAI画像を広告に使った場合、高額の損害賠償を請求される可能性があります。日本ではピンク・レディー事件判決(2012年)で最高裁が認めた権利です。

3-3. 商標権リスク:ブランドロゴの混入

Midjourneyの学習データには企業ロゴやブランドのビジュアル要素が含まれている可能性があります。「企業ロゴを作って」というプロンプトを使った場合、既存の登録商標に類似したデザインが出力されるリスクがゼロではありません。商標権侵害は「知らなかった」が通用しにくいため、生成画像をロゴ・アイコンとして使用する場合は特許庁のJ-PlatPat等で類似商標がないか必ず確認してください。

⚠️ Midjourneyの免責事項

Midjourneyの利用規約には「生成物に起因する法的問題について、Midjourney社は一切の責任を負わない」と明記されています。つまり著作権侵害やパブリシティ権侵害で訴えられた場合、すべての責任はユーザーが負います。Adobe Fireflyのような知的財産補償は提供されていません。

代表菅澤 代表菅澤
この免責事項は非常に重要です。「Midjourneyが生成したから安全」とは言えません。生成画像の権利確認は100%ユーザーの責任です。弊社では商用利用する画像は必ず逆画像検索と目視チェックを行うルールにしています。
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04 ステルスモードと画像の公開ルール 企業がMidjourneyを使う際に必須の設定

Midjourneyの大きな特徴であり、企業利用者が最も注意すべき点が「画像のデフォルト公開」ルールです。

4-1. デフォルトでは全画像が公開される

Midjourneyで生成した画像は、デフォルトでMidjourneyのコミュニティギャラリーに公開されます。これは全ユーザー(有料・無料問わず)が閲覧できる状態で、Google画像検索にもインデックスされます。つまり、ステルスモードを使わない限り、新商品のデザイン案、広告キャンペーンのクリエイティブ、社内プレゼン資料の素材——これらすべてが競合他社を含む全世界に公開されることになります。

📚 用語解説

ステルスモード(Stealth Mode):Midjourneyで生成した画像をコミュニティギャラリーに公開せず、非公開状態に保つ機能。Proプラン($60/月)以上で利用可能。「/stealth」コマンドで有効化し、「/public」コマンドで元に戻せます。企業の機密情報保護には必須の設定です。

4-2. ステルスモードの使い方

ステルスモードはProプラン以上で利用可能です。Discord上で/stealthコマンドを入力するだけで有効化されます。一度有効にすると、以降の生成画像はすべて非公開になります。公開モードに戻したい場合は/publicコマンドを実行します。

Proプラン
加入

$60/月以上
必須
/stealth
コマンド実行

非公開モード
に切替
画像生成
以降の画像は
すべて非公開
安全に
商用利用

競合に
見られない

4-3. Web版Midjourneyでのステルスモード

2025年以降、MidjourneyはDiscord不要のWeb版(midjourney.com)も提供しています。Web版でもステルスモードは利用可能で、設定画面から切り替えることができます。Discord経由のセキュリティリスクを回避しつつ、非公開モードで画像を生成できるため、企業利用にはWeb版の方が適しているケースも多いです。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
弊社ではMidjourney契約初日にまず/stealthコマンドを実行するルールにしています。うっかり公開モードのまま画像を生成して、新LP用のデザインが外部に漏れた——という事故は取り返しがつかないので、ルール化が必須です。
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05 競合ツールとの安全性比較 Adobe Firefly・DALL-E・Stable Diffusionとの法的安全性を比較

Midjourneyは画質において業界トップクラスですが、「法的安全性」の観点では必ずしも最も安全な選択肢ではありません。主要ツールとの安全性比較を行います。

ツール商用利用知的財産補償学習データの透明性デフォルト公開総合安全性
Midjourney有料プランで可なし非公開あり(Stealth別料金)
Adobe Firefly有料プランで可あり高い(Stock+PD+OL)なし
DALL-E 3 (ChatGPT)有料プランで可一部条件あり非公開なし中〜高
Stable DiffusionOSS(無条件可)なし非公開なし低〜中
Canva AI有料プランで可なし非公開なし

5-1. Adobe Fireflyが最も安全な理由

法的安全性で最も高い評価を得ているのはAdobe Fireflyです。理由は3つに集約されます。学習データがAdobe Stock・パブリックドメイン・オープンライセンスのコンテンツのみで構成されていること、知的財産補償(IP Indemnity)が提供されていること、そして生成画像が外部に公開されないことです。

✔️学習データが明確:第三者の著作物が混入するリスクが極めて低い
✔️知的財産補償あり:生成画像が権利侵害した場合にAdobeが法的防御費用を負担
✔️公開なし:生成画像が外部に公開されず機密性が完全に保たれる
🏆
VERDICT
Adobe Firefly に軍配
法的安全性ではFireflyが圧勝。ただしMidjourneyの方がクリエイティブの画質・表現力は上。

5-2. Midjourneyを選ぶべき場面

法的安全性では劣るものの、画像の芸術性・表現力・独自性ではMidjourneyが圧倒的に優位です。用途に応じた使い分けが最も現実的なアプローチです。

判断基準推奨ツール理由
法的安全性を最優先Adobe FireflyIP補償+学習データの透明性
芸術性・クリエイティブ品質Midjourney表現力がトップクラス
コストをゼロにしたいStable Diffusionオープンソース・無料
テキスト+画像を一体利用DALL-E 3ChatGPTとの統合利用
非デザイナーの操作性重視Canva AI直感的なUI
代表菅澤 代表菅澤
弊社では広告に使う画像(訴訟リスクが高い)はAdobe Firefly、社内資料やSNS投稿(リスクが低い)はMidjourneyと使い分けています。「法的安全性」と「画質」のトレードオフを理解した上で、用途ごとに最適なツールを選ぶのが正解です。
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06 業種別・Midjourney商用活用事例 実際にどんな業種でどう使われているか

Midjourneyの商用利用は多くの業種に広がっています。代表的な活用事例とその効果を業種別に整理します。

6-1. EC・通販:商品イメージ画像の生成

EC事業者がMidjourneyを活用する代表的なケースは、商品の世界観を表現するイメージ画像の生成です。実際の商品写真は別途撮影しますが、ブランドの雰囲気を伝えるための背景画像やバナー素材をMidjourneyで生成し、撮影コストを大幅に削減している事例があります。特にアパレルやコスメ業界で、季節ごとのビジュアルイメージを大量に生成する使い方が定着しつつあります。

6-2. 広告・マーケティング:A/Bテスト用バリエーション

広告クリエイティブのA/Bテストでは、複数のビジュアルバリエーションを短時間で生成できるMidjourneyが力を発揮します。1つのコンセプトから色調・構図・雰囲気を変えた10〜20パターンを生成し、広告プラットフォームで同時にテストすることで、最もCTRが高いクリエイティブを効率的に見つけられます。米国の小売チェーンMichaels StoresはAI生成画像の広告活用でCTR41%向上を実現した事例が報告されています。

6-3. 出版・メディア:書籍カバーと記事イラスト

出版業界では、書籍カバーのコンセプトデザインにMidjourneyが活用されています。従来はイラストレーターに数十万円の依頼料を支払っていた書籍カバーのデザイン案が、Midjourneyで数十パターンを即座に生成できるようになりました。最終的なカバーは人間のデザイナーが仕上げるケースが多いですが、初期のアイデア出し工程が劇的に短縮されています。

6-4. 建築・インテリア:コンセプトビジュアライゼーション

建築・インテリア業界では、顧客への提案段階でのビジュアライゼーションにMidjourneyが使われています。「こんな雰囲気のオフィスを作りたい」というクライアントの要望を、テキストで入力するだけで複数のイメージパースを即座に生成できます。1枚10〜30万円かかっていたパース制作費が実質ゼロになるインパクトは、特に中小の設計事務所にとって大きいです。

6-5. ゲーム開発:コンセプトアートの高速生成

ゲーム開発業界では、キャラクターデザインや世界観のコンセプトアートをMidjourneyで高速に生成するワークフローが定着しつつあります。従来、コンセプトアーティストが1枚のイメージボードを仕上げるのに数日かかっていた工程が、Midjourneyを使えば数分で複数の方向性を提示できるようになります。特にインディーゲーム開発者にとって、専属アーティストを雇うコストをかけずにビジュアルの方向性を固められるメリットは非常に大きいです。ただし、最終的なゲーム内アセットとしてそのまま使用する場合は、他のゲームの既存アートとの類似性チェックが不可欠です。

業種活用シーン削減効果リスクレベル
EC・通販ブランドイメージ画像撮影費 5〜10万円/回削減
広告・マーケA/Bテスト用クリエイティブデザイナー工数 週10時間削減中〜高
出版書籍カバーのコンセプト案アイデア出し工程 80%短縮低〜中
建築提案用ビジュアライゼーションパース制作費 10〜30万円削減
ゲーム開発コンセプトアートアーティスト初期工数 50%削減
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
どの業種でも共通しているのは、「最終成果物をそのまま使う」のではなく「アイデア出し・初期案の段階で使う」パターンが多いことです。Midjourneyの出力をそのまま最終納品物にするのではなく、方向性の確認や素材のベースとして活用するのがリスクとコストのバランスが良い使い方です。
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07 企業導入のステップと社内ガイドライン 段階的に導入し、リスクを最小化する方法

Midjourneyを企業として導入する際は、いきなり全社展開するのではなく、段階的に導入範囲を広げていくアプローチが推奨されます。

7-1. 段階的導入ステップ

Phase 1
検証期間

1-2週間
Basic/Proで
テスト生成
Phase 2
限定運用

1ヶ月
特定部署で
ルール策定
Phase 3
展開

2-3ヶ月
Pro契約
ワークフロー統合
Phase 4
定常運用

定期レビュー
規約変更対応

7-2. 社内ガイドラインに盛り込むべき項目

✔️契約プラン:企業規模に応じたプラン選択(年商1.5億円以上はPro必須)
✔️ステルスモード必須:業務利用時は必ずステルスモードをONにする
✔️禁止プロンプト:実在の人物名、ブランド名、他社ロゴの指定は禁止
✔️権利確認フロー:商用利用前に類似性チェック(逆画像検索・商標DB照合)を実施
✔️利用記録:プロンプト・生成日時・使用先を台帳管理
✔️外部開示ルール:AI生成であることを取引先に開示する/しないの基準
✔️定期レビュー:四半期ごとに利用規約の変更をチェック

7-3. セキュリティ上の注意点

Midjourneyの利用はDiscordまたはWeb版経由です。特にDiscord経由の場合は、業務専用のDiscordアカウントを作成して個人アカウントと分離すること、ダイレクトメッセージで画像生成すること(パブリックチャンネルでは他ユーザーに見られる)、2段階認証を必ず有効にすること、プロンプトに社内の機密情報を含めないこと——これらのセキュリティ対策が不可欠です。

💡 Web版の活用推奨

Discord経由でのセキュリティリスクが気になる企業は、Web版(midjourney.com)を利用してください。Proプラン以上であればすべての機能が利用可能で、ステルスモードも設定画面から簡単に切り替えられます。

代表菅澤 代表菅澤
導入で最も重要なのは「Phase 1(検証期間)」の段階で社内ルールを固めてしまうことです。ルールなしに部署展開すると、ステルスモードの設定漏れや禁止プロンプトの使用など、後から取り返しのつかないインシデントが発生するリスクがあります。
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08 まとめ ── Midjourneyを安全にビジネス活用するために 「使える」のハードルは低い。「安全に使う」のハードルは意外と高い

この記事では、Midjourneyの商用利用について、基本ルール、プラン別条件、法的リスク、ステルスモード、競合比較、活用事例、導入ステップまでを網羅的に解説しました。最後にポイントを振り返ります。

✔️Midjourneyは有料プラン(Basic以上)で商用利用可能。無料トライアル画像は商用NG
✔️年間収入100万ドル(約1.5億円)以上の企業はProプラン以上が必須
✔️生成画像はデフォルトで全世界に公開される。企業はステルスモード(Pro以上)を必ず使う
✔️Midjourney社は法的補償を提供しない。権利侵害の責任はすべてユーザーが負う
✔️法的安全性ではAdobe Fireflyが圧勝。Midjourneyは「画質の表現力」で選ぶ
✔️企業導入は段階的に。Phase 1(検証)→ Phase 2(限定運用)→ Phase 3(展開)の順で

Midjourneyは間違いなく「現時点で最も美しい画像を生成できるAIツール」です。しかし、美しい画像が作れることと、それをビジネスで安全に使えることは別問題です。この記事で解説したルールとリスクを理解した上で、適切なプラン・設定・運用フローを組めば、Midjourneyは企業の強力な武器になります。

特に中小企業にとって重要なのは、「知らなかったでは済まされない」という現実です。規約違反が発覚した場合のアカウント停止や、権利侵害による損害賠償請求は、ビジネスに深刻な打撃を与えます。逆に言えば、正しいルールを理解し、社内ガイドラインを整備した上で運用すれば、月数千円〜数万円の投資で数百万円分のデザインコストを削減できるポテンシャルがあります。まずはProプランの契約とステルスモードの有効化から始め、小さな範囲で検証してから全社展開する——この段階的アプローチが、最もリスクとリターンのバランスが取れた導入方法です。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
弊社AI鬼管理では、Midjourneyを含むAI画像生成ツールの法的に安全な活用方法と、業務への組み込み方を支援しています。「どのツールを」「どの場面で」「どのルールで使えばいいのか」を一緒に設計しますので、お気軽にお問い合わせください。

AI画像ツールの安全な活用設計、AI鬼管理が支援します

Midjourney・Adobe Firefly・DALL-Eの使い分けから、社内ガイドラインの策定、権利管理の仕組みづくりまで。
AI鬼管理では、御社のAI活用を法的リスクも含めて実践ベースでサポートしています。

代表菅澤 代表菅澤
AI画像生成は「ツールの使い方」だけでなく「リスク管理」と「業務設計」がセットです。御社に合った最適な運用フローを、一緒に組み立てましょう。

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よくある質問

Q. Midjourneyの無料トライアルで生成した画像を、後から有料プランに加入すれば商用利用できますか?

A. いいえ、できません。無料トライアル中に生成した画像はCC BY-NC 4.0ライセンスが適用され、後から有料プランに加入しても遡及的にライセンスが変わることはありません。商用利用したい画像は、必ず有料プラン加入後に改めて生成してください。

Q. ステルスモードをONにし忘れて画像を生成してしまった場合、後から非公開にできますか?

A. 公開済みの画像を完全に削除することは難しいです。Midjourney上では削除可能ですが、既にGoogle画像検索にインデックスされている場合や、他のユーザーが保存している場合は回収不可能です。企業利用では「Proプラン契約時にまず/stealthを実行」を必ずルール化してください。

Q. 年間収入100万ドルの基準は、日本円でいくらですか?

A. 為替レートによりますが、2026年5月時点で約1.5億円です。Midjourneyの規約は「gross revenue(総収入)」で判断するため、利益ではなく売上高で計算されます。年商1.5億円を超える企業はPro以上の契約が必須です。

Q. Midjourneyで生成した画像をNFTとして販売しても良いですか?

A. 利用規約上はProプラン以上で商用利用として認められています。ただし、AI生成画像に著作権が認められない可能性があるため、購入者に対して「独占的な権利を保証できない」点は事前に開示すべきです。

Q. MidjourneyとAdobe Firefly、どちらを使うべきですか?

A. 法的安全性を最優先するならAdobe Firefly(IP補償あり)、クリエイティブの表現力・画質を求めるならMidjourneyです。両方契約して「広告用はFirefly、SNS用・社内用はMidjourney」と使い分けている企業も多いです。

Q. チームで1つのMidjourneyアカウントを共有しても良いですか?

A. Midjourneyの規約では、1アカウント=1人の利用が原則です。チームで使う場合は各メンバーが個別にアカウントを作成するか、Midjourney for Teams(法人向けプラン)を検討してください。アカウント共有が発覚した場合、規約違反としてアカウント停止のリスクがあります。

Q. V7のDraft Modeとは何ですか?商用利用に影響はありますか?

A. V7のDraft Modeは通常の生成の10倍速・コスト半分で画像を生成できる高速モードです。商用利用の可否には影響しません(有料プランであればDraft Mode生成画像も商用利用可能)。品質は通常モードより若干劣る場合がありますが、A/Bテスト用の大量生成には非常に効率的です。

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監修 最終更新日: 2026年5月22日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。