【初心者向け】CLAUDE.mdの書き方完全ガイド|AIを「自分専用の右腕」に育てる方法
この記事の内容
「CLAUDE.mdって結局、何を書けばいいの?」
「SNSでいろんな書き方が流れてきて、何が正解かわからない……」
——Claude Codeを使い始めた方から、最も多くいただく質問がこれです。
結論から言います。
CLAUDE.mdは、最初は3行で十分です。
使いながら育てていくもの。最初から完璧を目指す必要はまったくありません。
この記事では、CLAUDE.mdの基本から書き方のコツ、さらに「ルール」「フック」「MEMORY.md」という関連機能まで、非エンジニアの方にもわかるように徹底的に解説します。
毎回「日本語で答えて」「このフォーマットで」と説明する手間がなくなって、依頼したらすぐに期待通りの成果物が返ってくるようになった。
難しい専門用語は使いませんので、安心して読み進めてください。
この記事を読み終えるころには、
- CLAUDE.mdに何を書けばいいかが明確にわかる
- 「短く書く」「育てる」という正しい考え方が身につく
- ルール・フック・MEMORY.mdの使い分けが理解できる
- 今日からCLAUDE.mdを作って、Claude Codeをもっと便利に使い始められる
01 BASICS そもそもCLAUDE.mdって何? Claude Codeの「仕組み」から理解する
CLAUDE.mdの話をする前に、そもそもClaude Codeがどういう仕組みで動いているのかを先に理解しておきましょう。
ここを飛ばしてしまうと、「CLAUDE.mdって何のために存在するの?」がピンとこないまま進んでしまいます。
Claude Codeの仕組み——「フォルダ」の中で作業する
まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。
Claude Codeは、パソコンの中の「フォルダ」を指定して、その中で作業します。
📚 用語解説
フォルダ(ディレクトリ):パソコンの中でファイルを整理するための「入れ物」のこと。
デスクトップに「仕事用」「プライベート」などのフォルダを作って、ファイルを分類しているのと同じです。
例えば、デスクトップに「売上レポート」というフォルダがあるとします。
そのフォルダを Claude Code で開くと、AIはそのフォルダの中にあるファイルを読んだり、新しいファイルを作ったりできるようになります。
ここが、ChatGPTなどのチャット型AIとの大きな違いです。
チャット型AIは、画面の中でやり取りするだけ。
Claude Codeは、あなたのパソコンの中のフォルダで、実際にファイルを操作してくれるのです。
Claude Codeを構成する3つの仕組み
Claude Codeには、AIをもっと賢く・便利に使うための仕組みがいくつか用意されています。
最初に知っておくべき3つの仕組みを整理しておきましょう。
「こうしてね」を書く
「この手順でやって」
「これだけは絶対守って」
実はこれ、会社の経営とまったく同じ構造です。
| 仕組み | 会社経営に例えると | 役割 |
|---|---|---|
| CLAUDE.md | 就業規則 全社員が守る基本ルール | 会社全体の方針を伝える 「日本語で」「報告はPDFで」など |
| スキル | 部署ごとの業務マニュアル 広告運用の手順、経理の手順など | 特定の業務の手順を教える 「議事録はこの形式で作って」など |
| フック | コンプライアンス規程 違反したら自動でストップがかかる | AIの判断に関係なく強制実行される 「顧客データの削除を自動ブロック」など |
就業規則は全社員が守るもの。でも、広告部門には広告部門の、経理には経理の、採用には採用の細かいルールがありますよね。
そして、絶対に破ってはいけないこと(個人情報の取り扱いなど)はコンプライアンスとして強制される。
Claude Codeの仕組みも、まったく同じ階層構造になっています。
就業規則があって、部署ごとのマニュアルがあって、コンプライアンスがある。
経営者なら直感的にわかる構造だと思います。
この記事では、この3つの中で最も基本的で、最初に覚えるべき「CLAUDE.md」(=就業規則)について詳しく解説していきます。
スキル(=業務マニュアル)とフック(=コンプライアンス)についても、後半で概要を紹介します。
CLAUDE.mdとは?——AIへの「自己紹介カード」
さて、ここからが本題です。
新しく入ったアルバイトに、仕事の手順書やマニュアルを渡したことはありますか?
「うちではこういうルールでやっているよ」「この手順で進めてね」——
そういった情報を書いておく紙がありますよね。
CLAUDE.mdは、まさにそのマニュアルです。
Claude Codeに「自分はどんな仕事をしているか」「どんなルールで作業してほしいか」を伝えるためのファイルです。
こういうルールで作業してほしい
あなたのことを理解してから作業開始
なぜCLAUDE.mdが必要なのか?——毎回「初対面」問題
Claude Codeには、1つの大きな特徴があります。
会話が終わると、記憶がリセットされるのです。
つまり、毎回が「初対面」。
昨日「日本語で答えてね」と伝えても、今日はもう覚えていません。
毎回同じ説明をするのは、正直めんどくさいですよね。
CLAUDE.mdがあれば、この問題が解決します。
1回10秒でも、1日20回やれば3分以上。1ヶ月で1時間半の無駄。
CLAUDE.mdに書いておくだけで、これが全部なくなります。
CLAUDE.mdの正体——ただのメモ帳ファイル
「CLAUDE.md」という名前は難しそうに見えますが、正体はただのテキストファイルです。
名前を分解してみましょう。
ファイルだよ、という印
ファイルの形式
📚 用語解説
マークダウン(.md):テキストファイルの一種。メモ帳やテキストエディタで誰でも読み書きできます。
特別なソフトは一切不要。普通の文章を書くだけでOKです。
「# 見出し」「- 箇条書き」のような簡単な記号も使えますが、使わなくても問題ありません。
つまり、CLAUDE.mdは「AIに渡すメモ帳」だと思ってください。
フォルダの中に置いておくと、Claude Codeが毎回読んでくれる。
たったそれだけの仕組みです。
「日本語で回答してください」「レポートはPDFで保存してください」
——こんなふうに、伝えたいことをそのまま書くだけ。
プログラミングの知識は一切必要ありません。
02 CREATE CLAUDE.mdの作り方——AIに日本語でお願いするだけ 自分で書く必要なし。準備から作成まで丁寧に解説
「CLAUDE.mdを書く」と聞くと身構える方がいますが、安心してください。
自分で1文字も書かなくても、AIに日本語でお願いすれば作ってくれます。
まず「作業フォルダ」を用意しよう
CLAUDE.mdを作る前に、1つだけ準備があります。
Claude Codeで作業するための「フォルダ」を用意することです。
難しいことではありません。
デスクトップに新しいフォルダを1つ作るだけです。
これがClaude Codeとの「作業部屋」になります。
Claude Codeはこのフォルダの中でファイルを読んだり、新しいファイルを作ったりします。
フォルダは「仕事用のデスク」だと思ってください。
仕事ごとにデスクを分けておくと、書類が混ざらなくて便利ですよね。
同じように、Claude Codeでやりたい仕事ごとにフォルダを分けておくと整理しやすくなります。
CLAUDE.mdの作り方——AIに日本語でお願いする
フォルダが用意できたら、いよいよCLAUDE.mdを作ります。
方法はとてもシンプルです。
依頼の例(そのまま使えます)
これだけで、AIがあなた専用のCLAUDE.mdを作成してくれます。
最初は3〜5行程度の内容で十分です。使いながら少しずつ追記していきましょう。
それでも毎回「日本語で答えて」と言う手間がなくなっただけで、かなり楽になりましたね。
CLAUDE.mdが置かれる場所と、その仕組み
AIに依頼してCLAUDE.mdを作ると、そのフォルダの中にファイルが作られます。
イメージとしては、こんな感じです。
📁 フォルダの中身(イメージ)
├─ CLAUDE.md ← AIが毎回最初に読むファイル
├─ 4月売上データ.xlsx
└─ レポートテンプレ.pdf
Claude Codeを開いてこのフォルダを選択するたびに、
AIはまずCLAUDE.mdを読んで、あなたのことを理解してから作業を開始します。
2つの「置き場所」——プロジェクト専用 と 共通ルール
CLAUDE.mdは、置く場所によって適用される範囲が変わります。
| 置き場所 | 適用範囲 | 具体的にどう使う? |
|---|---|---|
| 作業フォルダの中 (さっき作ったフォルダ) | そのフォルダを開いた時だけ適用 | フォルダごとのルール 例:「レポートはPDFで保存」 |
| パソコン全体の共通設定 (ホームフォルダ) | どのフォルダでも常に適用 | すべてに共通のルール 例:「日本語で回答」「敬語不要」 |
最初は作業フォルダに置くだけで十分です。
「どのフォルダでも日本語で答えてほしい」のように共通ルールが出てきたら、
Claude Codeに「これを全プロジェクト共通のCLAUDE.mdに設定して」と伝えるだけ。
AIが適切な場所にファイルを作ってくれます。
AIに日本語でお願いするだけ。ファイルの置き場所もAIが判断してくれます。
大事なのは、次のセクションで解説する「何を書くか」「何を書かないか」の判断です。
03 TIPS 書き方5つのコツ——プロも実践するルール ここが1番大事。「書きすぎない」が最大のコツ
ここが、この記事で最も重要なセクションです。
CLAUDE.mdの書き方は、SNSで色々な情報が飛び交っていますが、
本当に大切なポイントはたった5つです。
コツ1:短い方がいい(目安:数十行以内)
これが最も大事なルールです。
CLAUDE.mdは、短ければ短いほどいい。
なぜか?
Claude Codeには「一度に覚えておける情報の枠」があります。
これを「コンテキストウィンドウ」と言います。
📚 用語解説
コンテキストウィンドウ:AIが一度に処理できる情報量の上限のこと。
人間で言えば「作業デスクの広さ」のようなもの。デスクが書類で埋まると、肝心の仕事をするスペースがなくなりますよね。
CLAUDE.mdが長いと、それだけでデスクの一部が埋まってしまいます。
CLAUDE.mdの内容は、毎回の会話で必ず読み込まれます。
つまり、CLAUDE.mdが長いと、毎回「作業デスク」の一部が埋まってしまい、肝心の作業に使える余裕が減ってしまうのです。
Claude Codeの開発者であるボリス・チェルニーさんも、「最初は数百行書いていたが、今は短くなっている」と語っています。
- 日本語で回答する
- レポートはPDF形式で保存
- 数値には必ず単位をつける
悪い例(100行以上):
- 文章は丁寧語で書いてください
- 句読点の後にスペースを入れてください
- 見出しは太字にしてください
- 箇条書きは「・」を使ってください
- ……(AIが言わなくてもできることを延々と列挙)
でも使っているうちに「これ書かなくてもAIが勝手にやってくれるな」というものが大量にあることに気づいて、どんどん削っていった。
今は20行もないです。
コツ2:AIが「知り得ないこと」だけを書く
Claude Codeはめちゃくちゃ賢いです。
言わなくてもできることを、わざわざ書く必要はありません。
書くべきなのは、AIが知り得ないあなた独自の情報です。
| 書く必要がある(AIが知らない) | 書く必要がない(AIが知っている) | |
|---|---|---|
| 日本語 | 「回答は日本語で」 (言語設定はAIには分からない) | |
| コード品質 | 「きれいなコードを書いて」 (最初からきれいに書こうとする) | |
| 保存形式 | 「レポートはPDF」「画像は1200x630px」 (あなたの好みは知らない) | |
| 文章力 | 「分かりやすく書いて」 (元々分かりやすく書こうとする) | |
| 社内ルール | 「ファイル名は日付_内容.拡張子」 (社内の命名規則は知らない) |
迷ったら、まずCLAUDE.mdに書かずに試してみる。
AIが間違えたら、その時に追記する。
これが1番効率的で、ムダのないやり方です。
コツ3:間違いが起きたら追記する(育てる感覚)
CLAUDE.mdは最初から完璧に書くものではありません。
使いながら、失敗から学んだルールを追記して育てていくものです。
例えば、こんな場面を想像してください。
この「失敗→追記→改善」のサイクルこそが、CLAUDE.mdの正しい使い方です。
2週目:日付のフォーマットが毎回バラバラなことに気づく。
「日付は YYYY/MM/DD 形式で」を追記。
3週目:ファイル名が分かりにくいことに気づく。
「ファイル名は 日付_内容.拡張子(例:20260411_売上レポート.pdf)」を追記。
1ヶ月後:5〜10行の、自分専用にカスタマイズされたCLAUDE.mdが完成。
まだ起きていない問題のためにルールを増やすと、CLAUDE.mdが膨れ上がって逆効果になります。
問題が実際に起きてから対処する。これが鉄則です。
コツ4:「自己チェックの方法」を書いておく
これは、Claude Codeの開発者が「最も品質を上げるコツ」として強調しているポイントです。
人間でも、文章を書いた後に見直しをすると間違いに気づきますよね。
AIも同じです。
「作業が終わったら、自分で確認してね」という手順を書いておくだけで、成果物の品質が2〜3倍になると言われています。
「レポート完成後、以下を確認すること:
- 数値に単位がついているか
- 日付フォーマットが統一されているか
- ファイル名が規則通りか」
メール文面作成の場合:
「文面完成後、以下を確認すること:
- 宛名が正しいか
- 敬語に不自然な部分がないか
- 添付ファイルの言及があるか」
このように、「作ったら確認する」サイクルをCLAUDE.mdに組み込んでおくだけで、AIの出力品質が劇的に安定します。
CLAUDE.mdに「レポート完成後に数値とフォーマットを自己チェックして」と1行加えただけで、修正依頼の回数が半分以下になりました。
コツ5:他のファイルの情報を取り込める
CLAUDE.mdの中で、別のファイルの内容を参照することができます。
「@ファイル名」と書くだけで、そのファイルの内容が自動で取り込まれます。
例えば、レポートのテンプレートが別ファイルにある場合:
CLAUDE.md の中での書き方
こうしておけば、テンプレートを修正したい時も1箇所だけ直せば済みます。
CLAUDE.mdとテンプレートの両方に同じ内容を書いて、片方だけ更新し忘れる——というミスを防げます。
ここで1つ、非常に重要な注意点をお伝えします。
CLAUDE.mdに書いたことは、AIが100%守ってくれる保証がありません。
あくまで「お願い」であり、基本的には従ってくれますが、たまに忘れることがあります。
「絶対に守らせたいルール」がある場合は、この後紹介する「フック」という仕組みを使ってください。
04 RULES ルール分割——CLAUDE.mdが長くなったら テーマ別にファイルを分けて、もっとスマートに管理する
CLAUDE.mdを育てていくと、だんだん長くなっていくことがあります。
「レポートのルール」「メールのルール」「データ処理のルール」——
いろんなルールが1つのファイルに溜まっていく。
そうなった時に使えるのが、「ルール分割」という仕組みです。
ルール分割とは?——カテゴリー別のルールブック
Section 01で「CLAUDE.mdは就業規則のようなもの」とお伝えしました。
では、会社の規模が大きくなったらどうなるでしょうか?
就業規則1冊にすべてのルールを書くと、膨大な量になりますよね。
だから実際の会社では、部署ごとにマニュアルを分けて管理しているはずです。
ルール分割は、まさにこれと同じ発想です。
CLAUDE.mdが「就業規則(全社共通)」だとしたら、
ルール分割は「部署ごとのルールブック」です。
ルール
ルール
ルール
ルールファイルは、専用のフォルダに置くだけでClaude Codeが自動で読み込んでくれます。
経営者なら直感的にわかる——部署ごとのルール管理
例えば、あなたの会社にこんな部門があるとします。
- 社内公用語は日本語
- 報告書はPDF形式で提出
- 数値には必ず単位をつける
広告運用部門のルール = 広告ルール.md
- 広告費は月次でまとめてレポート
- CPA(顧客獲得単価)は必ず記載
- 媒体別の費用対効果を比較表にする
経理部門のルール = 経理ルール.md
- 仕訳は勘定科目コード付きで記録
- 消費税の内税・外税を明記
- 月末締めの処理は翌月5日までに完了
採用部門のルール = 採用ルール.md
- 応募者の個人情報は外部に出さない
- 評価は5段階で統一
- 面接日程はGoogleカレンダーに登録
広告の仕事をしている時に、経理のルールは必要ありませんよね。
ルール分割なら、広告の仕事をする時は広告のルールだけが読み込まれるようにできます。
必要なルールだけを必要な時に——会社経営と同じ考え方です。
就業規則、部署マニュアル、コンプライアンス。
経営者なら「あ、これ会社と同じ構造だ」とすぐ理解できると思います。
ルール分割の最大のメリット——必要な時だけ読み込まれる
ここが非常に重要なポイントです。
CLAUDE.mdは毎回すべてが読み込まれます。どんな作業をする時でも、全文が読み込まれる。
一方、ルールファイルは「対象ファイルの指定」ができます。
例えば「このルールはレポート関連のファイルを触る時だけ適用」と設定できる。
そうすると、メール作成をしている時にはレポートのルールは読み込まれません。
| CLAUDE.md | ルールファイル | |
|---|---|---|
| 読み込みタイミング | 毎回すべて読み込まれる | 必要な時だけ読み込まれる |
| 情報量の圧迫 | 長いほど毎回圧迫する | 使わない時は圧迫しない |
| 管理のしやすさ | 1ファイルに全部入り | テーマ別に整理できる |
| 向いている内容 | 全体の方針・基本ルール | テーマ別の詳細ルール |
CLAUDE.md:プロジェクト全体の方針(10〜20行)
ルールファイル:テーマ別の詳細ルール(必要に応じて追加)
最初はCLAUDE.mdだけで十分。50行を超えたあたりで分割を検討しましょう。
自分でファイルを分ける作業は必要ありません。
05 HOOKS フック——「絶対に守らせたいこと」を強制する仕組み CLAUDE.mdが「お願い」なら、フックは「強制ルール」
たまに忘れることがある
システムとして自動実行される
CLAUDE.mdとルールは、どちらも「お願い」です。
基本的には守ってくれますが、100%の保証はありません。
では、「絶対に守らせたいこと」がある場合はどうすればいいのか?
そこで使うのが「フック」です。
📚 用語解説
フック(Hook):Claude Codeが特定の操作を行った時に、AIの判断とは関係なく、システムとして自動的に別の処理を実行する仕組み。
日常生活で例えると「玄関のドアが開いたら自動で照明がつく」のと同じ発想です。
フックの3つのタイミング
フックが実行されるタイミングは、主に3つあります。
| タイミング | 日常の例え | 実際の使い方 |
|---|---|---|
| 操作の前に止める | 子どもがガスコンロに触ろうとしたら 自動でロックがかかる | 重要なファイルの削除を 自動でブロックする |
| 操作の直後に実行 | 手を洗った後に 自動でハンドタオルが出てくる | ファイル保存のたびに 自動で体裁を整える |
| 全作業の完了後に実行 | 家を出る時に 全部の電気が自動で消える | 作業が全部終わったら 自動でチェックを実行 |
具体例で見るフックの使い方
フックを設定しておけば、AIがうっかりそのファイルを削除しようとしても
自動的にストップがかかります。
CLAUDE.mdに「このファイルは消さないで」と書いても、AIが忘れることがある。
フックなら、AIの記憶に関係なくシステムとして止めてくれます。
人間が毎回確認しなくても、AIが作業を終えるたびに自動でチェックが走ります。
こうした事故を、フックで自動的に防ぐことができます。
「機密ファイルを外部に送信しようとしたらブロック」というフックを設定しておけば安心です。
フックの設定も、Claude Codeに「こういうフックを設定して」と頼むだけでOKです。
例えば「重要ファイルを削除しようとしたら止めるフックを作って」と依頼すれば、AIが適切なフック設定を作成してくれます。
CLAUDE.mdで普段はうまくいくけど、万が一の時にフックが守ってくれる。
特にデータの削除防止と機密情報の保護は、経営者として絶対に設定しておくべきだと思います。
06 MEMORY MEMORY.md——AIが勝手に学んでくれるメモ帳 CLAUDE.mdとの違いを理解する
Claude Codeには、CLAUDE.mdの他にMEMORY.mdというファイルもあります。
名前が似ているので混同しやすいですが、役割はまったく違います。
自分で明示的に書く
AIが自動的にメモする
| CLAUDE.md | MEMORY.md | |
|---|---|---|
| 誰が書くか | あなた(またはAIに依頼して書かせる) | AIが会話から自動的に学んで書く |
| 内容 | ルール・指示・手順 | あなたの好み・傾向・過去の修正内容 |
| コントロール | 自分で自由に編集できる | AIに任せる(確認・削除は可能) |
| 例 | 「日本語で回答」「PDFで保存」 | 「この人は箇条書きが好き」「敬語は不要みたい」 |
| 読み込みタイミング | 毎回の会話開始時 | 毎回の会話開始時 |
MEMORY.mdは、AIがあなたとの会話を通じて「この人はこういう好みがあるんだな」と学んだことを自動的にメモしてくれるファイルです。
例えば、何度か「敬語は不要で」と指示していると、AIが「この人は敬語を好まない」と学習してMEMORY.mdに自動でメモします。
次回以降は、指示しなくても敬語なしで回答してくれるようになります。
AIが勝手に学習するため、意図しない情報が記録されていることがあります。
「なんか最近、AIの挙動がおかしいな」と思ったら、MEMORY.mdを確認してみてください。
不要な記録があれば削除すれば元に戻ります。
CLAUDE.md = 自分がコントロールするルール集
MEMORY.md = AIが自動で育てるメモ帳
この2つが連携して、Claude Codeがどんどん「あなた専用」になっていく仕組みです。
07 SUMMARY まとめ——結局、何から始めればいいのか 今日やるべき3ステップ
ここまでの内容を整理します。
全体像の振り返り
Claude Codeには3つの仕組みがあります。
CLAUDE.mdの書き方のコツ
もう1つの仕組み:MEMORY.md
今日やるべき3ステップ
CLAUDE.mdは「育てるもの」です。
最初から完璧に書こうとしないでください。
2〜3行から始めて、使いながら少しずつ自分専用にカスタマイズしていく。
その結果、Claude Codeは「ただのAI」から「あなた専用の右腕」に進化します。
毎回の説明がなくなり、成果物の品質が安定し、修正依頼が激減する。
たった数行のメモ帳ファイルで、ここまで変わるとは思いませんでした。
安全な環境構築から実務での活用まで、一緒に伴走します。
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| AI鬼管理 | 爆速自動化スグツクル | |
|---|---|---|
| こんな方向け | 社内で回せる状態を作りたい 外注に依存しない組織を作りたい | 学ばなくていいから結果だけ欲しい とにかく早く自動化したい |
| 内容 | AIの使い方・業務設計・自動化の作り方を 実践ベースで叩き込む | 業務をヒアリングし、設計から ツール・システムを丸ごと納品 |
| 一言で言うと | 自分で作れるようになる | 全部任せられる |
| AI鬼管理を詳しく見る | スグツクルを詳しく見る |
よくある質問
Q. CLAUDE.mdがなくてもClaude Codeは使えますか?
A. はい、使えます。CLAUDE.mdがなくても普通に動きます。ただし、毎回「日本語で答えて」「このフォーマットで」と指示する手間が発生します。CLAUDE.mdを作っておけば、毎回の説明が不要になり、作業効率が大きく向上します。
Q. CLAUDE.mdに何を書けばいいか分かりません。最初は何から書くべきですか?
A. 最初は「回答は日本語で」の1行だけで十分です。そこから使っていくうちに「ファイル名はこうしてほしい」「レポートはPDFで」など、気づいたことを少しずつ追記してください。最初から完璧を目指す必要はまったくありません。
Q. CLAUDE.mdは何行くらいが適切ですか?
A. 目安は数十行以内です。Claude Code開発者のボリス・チェルニー氏も「最初は数百行書いていたが今は短い」と述べています。長すぎるとAIの処理能力を圧迫するため、不要なルールは定期的に見直して削除しましょう。
Q. CLAUDE.mdとMEMORY.mdの違いは何ですか?
A. CLAUDE.mdは「あなたが書くルール集」です。明示的にルールや指示を書きます。MEMORY.mdは「AIが勝手に学ぶメモ集」です。会話の中からあなたの好みや傾向をAIが自動で記録します。前者は自分でコントロールし、後者はAIに任せるという違いがあります。
Q. CLAUDE.mdに書いたルールをAIが守ってくれないことがあります。どうすればいいですか?
A. CLAUDE.mdはあくまで「お願い」なので、100%守られる保証はありません。絶対に守らせたいルール(重要ファイルの削除防止、機密情報の保護など)は「フック」という仕組みを使ってください。フックはAIの判断に関係なくシステムとして強制実行されるため、確実に守らせることができます。
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