【2026年8月最新】基礎控除とは?2025年度改正でいくらに変わった?計算方法・確定申告と年末調整での適用に加え、Claude Code/Codexで判定を自動化する方法
「基礎控除の金額、去年までと変わったと聞いたけど、結局いくらになったのか分からない」——2025年度の税制改正以降、確定申告・年末調整の実務を担う経営者・バックオフィス担当者、そして顧問先の申告を代行する税理士事務所からよく聞かれる声です。
結論から言うと、基礎控除は2025年分から所得の区分に応じて金額が細分化され、一律48万円だった控除額が、所得が低い層では最大95万円まで引き上げられました。これはいわゆる「年収の壁」を引き上げる税制改正の一環で、控除額の判定が従来より複雑になっています。
この記事では、基礎控除の基本的な仕組みと2025年度改正の内容を新旧比較で整理したうえで、確定申告・年末調整それぞれでの適用方法を実務目線で解説します。後半では、「所得区分ごとに控除額を都度確認し、従業員一人ひとりの申告書を手作業でチェックする」という業務をClaude Code/Codex(AIエージェント)に肩代わりさせる方法を、弊社サービス「AI鬼管理」(運営: 株式会社GENAI)の実践ノウハウとともに解説します。
記帳・仕訳・申告書作成の「毎月くり返す手作業」を、税理士事務所のまま仕組みで減らす方法を60分で解説します。
01 THE BASICS 基礎控除とは(所得控除の基本) まず所得控除全体の中での位置づけを押さえる
📚 用語解説
基礎控除:所得税額を計算する際に、所得金額から差し引くことができる所得控除の一種。特別な要件を満たす必要がなく、合計所得金額が一定額以下であれば原則として誰でも適用を受けられる控除で、所得控除の中でも最も基本的な位置づけとされる。
📚 用語解説
合計所得金額:給与所得・事業所得・不動産所得など、各種所得を合算した金額。基礎控除をはじめとする各種所得控除の適用可否や控除額は、この合計所得金額の大小によって判定される。給与所得者の場合は、給与収入から給与所得控除を差し引いた金額が給与所得となる。
所得税は、収入からさまざまな控除を差し引いた「課税所得」に税率をかけて計算します。基礎控除はこの控除の中でも、配偶者控除や扶養控除のように特定の家族構成を要件としない、合計所得金額さえ一定以下であれば誰でも対象になる控除という点が特徴です。
つまり基礎控除の金額が大きいほど、同じ収入でも課税所得が小さくなり、結果として納める税金が少なくなります。2025年度の改正はこの基礎控除の金額そのものを見直したものであるため、影響を受ける人の範囲が非常に広い改正だといえます。
02 THE 2025 REFORM 【2025年度改正】基礎控除額はいくらに変わったか 一律48万円から、所得区分に応じた細分化へ
2024年分以前の基礎控除額は、合計所得金額が2,400万円以下であれば一律48万円でした(2,400万円を超えると段階的に縮小し、2,500万円超で控除なしとなる仕組みは従来からあります)。2025年度の税制改正により、この金額の判定が大きく見直されています。
| 合計所得金額 | 2024年分以前 | 2025年分・2026年分(経過措置) |
|---|---|---|
| 132万円以下 | 48万円 | 95万円 |
| 132万円超336万円以下 | 48万円 | 88万円 |
| 336万円超489万円以下 | 48万円 | 68万円 |
| 489万円超655万円以下 | 48万円 | 63万円 |
| 655万円超2,350万円以下 | 48万円 | 58万円 |
| 2,350万円超2,400万円以下 | 48万円 | 48万円 |
| 2,400万円超2,450万円以下 | 32万円 | 32万円 |
| 2,450万円超2,500万円以下 | 16万円 | 16万円 |
📚 用語解説
経過措置:税制改正の内容を一定期間かけて段階的に適用するための暫定的な取り扱い。基礎控除については2025年分・2026年分が経過措置期間とされ、所得区分ごとに細かく異なる控除額が設定されている。2027年分以降は区分が簡素化される予定で、132万円超2,350万円以下の層は58万円に一本化される見込み。
長年「基礎控除=48万円」で運用してきた担当者ほど、この思い込みのまま計算してしまうリスクがあります。特に2025年分・2026年分は所得区分によって最大95万円から16万円まで幅があるため、対象者の合計所得金額を都度正確に確認しないと、控除額を誤る可能性があります。
この改正は、いわゆる「年収の壁」を引き上げる目的で行われたもので、特に所得の低い層(132万円以下)で48万円から95万円へと、47万円もの大幅な引き上げとなっている点が最大の特徴です。
03 HOW TO CALCULATE 基礎控除額の具体的な計算方法 「合計所得金額」を正しく出せるかが最初の関門
基礎控除額を正しく求めるには、まず合計所得金額を正確に計算する必要があります。給与所得者と個人事業主とでは、出発点となる収入から所得を求める計算式が異なります。
3-1. 給与所得者の場合
給与収入からあらかじめ定められた給与所得控除を差し引いた金額が給与所得です。副業などで他の所得がなければ、この給与所得の金額がそのまま合計所得金額になります。
3-2. 個人事業主の場合
売上(収入金額)から必要経費を差し引いた金額が事業所得です。複数の所得区分(事業所得・不動産所得など)がある場合は、それらを合算した金額が合計所得金額になります。
3-3. 合計所得金額が決まったら区分表に当てはめる
📚 用語解説
給与所得控除:給与収入を得ている人に対して、必要経費に相当するものとして一律に認められている控除。給与収入の金額に応じて控除額が定められており、給与収入からこの給与所得控除を差し引いた金額が給与所得となる。基礎控除とは別の控除であり、両方を差し引いた後に課税所得が確定する。
控除額の区分に気を取られる前に、まずは合計所得金額そのものを正確に出すことが先決です。給与所得者であれば源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」、個人事業主であれば決算書の所得金額を確認すれば、区分表に照らすだけで控除額が決まります。
04 FOR TAX RETURNS 確定申告での基礎控除の適用方法 個人事業主が申告書に記入する際の実務
個人事業主やフリーランスが確定申告を行う場合、基礎控除は確定申告書第一表の「所得から差し引かれる金額」の項目内にある基礎控除欄に記入することで適用されます。
確定申告書作成コーナーなどのシステムを使えば、合計所得金額の入力に応じて基礎控除額は自動的に計算されます。ただし入力する合計所得金額そのものが誤っていれば、控除額も連動して誤ります。システムが自動計算してくれるのはあくまで「区分表への当てはめ」の部分だという理解が重要です。
05 FOR YEAR-END ADJUSTMENT 年末調整での基礎控除の適用方法(会社側の実務) 従業員一人ひとりの申告書を確認する、会社側の負担が増える領域
会社員(給与所得者)は、勤務先の年末調整で基礎控除の適用を受けます。従業員は「給与所得者の基礎控除申告書」を提出し、会社側がその内容に基づいて控除額を確認・反映します。
📚 用語解説
給与所得者の基礎控除申告書:年末調整で基礎控除の適用を受けるために従業員が提出する書類。「基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」という統合様式の一部になっており、従業員は自身の給与収入等をもとに合計所得金額を見積もり、記入する。
会社側の実務としては、従業員から提出されたこの申告書の記載内容が正しいか、区分表に照らして控除額の妥当性を確認する作業が発生します。2024年分以前であれば「48万円が正しいか」を一律に確認すればよかったところ、2025年分・2026年分は従業員ごとに所得区分が異なり得るため、一人ひとり個別に確認する必要がある点が実務負担の増加につながっています。
5-1. 顧問先の年末調整を代行する税理士事務所の負担
複数の顧問先の年末調整を代行している税理士・社労士事務所では、この確認作業が顧問先の数 × 従業員数だけ発生します。従業員数の多い顧問先を複数抱えている事務所ほど、繁忙期(年末調整シーズン)における確認作業の負担は無視できない規模になります。
06 THE LIMIT OF MANUAL WORK 「従業員ごとに手計算・書類回収」という手作業の限界 区分が増えたことで、手作業の負担とミスのリスクが跳ね上がる
基礎控除の区分が細分化されたことで、手作業での確認には次のような負担とリスクが伴います。
経験則として、こうした確認漏れ・計算ミスは「対象者数が多いほど」「繁忙期に集中するほど」顕著になります。数名規模であれば手作業でも十分ですが、従業員数十名の会社や、複数顧問先を抱える税理士事務所になると、手作業での確認は現実的な負担を超えてきます。
ここで従来の選択肢は「担当者を増やす」「チェックリストを整備して確認精度を上げる」ことでした。もちろん有効な打ち手です。ただし2026年現在は、もう一つの選択肢があります。従業員ごとの所得区分判定という手作業を、Claude Code/CodexのようなAIエージェントに肩代わりさせる方法です。
07 AUTOMATE WITH AI 【核心】Claude Code/Codexで基礎控除の判定と年末調整対応を自動化する 効率化ではなく自動化。区分判定と確認作業を丸ごと仕組みに落とし込む
📚 用語解説
Claude Code/Codex:Claude CodeはAnthropic社、CodexはOpenAI社が提供するAIエージェント。ChatGPTのような「質問に答えるAI」と違い、指示を受けてパソコン上のファイル操作・データ確認・文書作成などの作業そのものを実行できる。プログラミング不要で、日本語の指示だけで業務の仕組みを構築できるため、非エンジニアの経営者・税理士事務所の業務自動化ツールとして注目されている。
ここからがこの記事の核心です。本記事では以降、操作イメージを弊社が主に使うClaude Codeで説明します(Codexでも同じことができます)。重要なのは、AIに「この人の控除額はいくらか聞く」のではなく、「対象者全員の所得区分を判定し、控除額を確定させる」という業務をワークフローごとAIに渡してしまうという発想の転換です。
7-1. 「AIに聞く」と「AIが勝手にやる」は別物
ChatGPTに「この所得だと基礎控除はいくらですか」と一人分ずつ聞くのは効率化です。人間が作業の主体で、AIは計算を速くしてくれるだけ。従業員数十名分を確認するとなると、結局は同じ質問を何十回も繰り返すことになります。
一方、Claude Code/Codexで作るのは自動化です。「提出された基礎控除申告書のデータを読み込んで、区分表に照らして控除額を一括判定し、記載ミスがありそうな人だけ教えて」という一連の流れを最初に一度だけ設計しておけば、あとはデータを渡すだけで、全員分の判定が自動的に完了します。人間の仕事は、要確認とされた案件だけを最終チェックすることです。
7-2. Claude Code/Codexに任せられる作業
| これまで人間がやっていた作業 | Claude Code/Codexに任せた後 |
|---|---|
| 申告書1枚ずつ、合計所得金額を目視で確認 | 提出データを読み込んで一括で内容を確認 |
| 区分表を見ながら該当する控除額を都度判定 | 区分表のロジックに沿って全員分を自動判定 |
| 記載内容と源泉徴収票等の整合性を個別に確認 | 複数データを突合し、不整合がある案件だけを自動抽出 |
| 顧問先ごとに同じ確認作業を繰り返す | 顧問先ごとの一覧を自動生成し、進捗を横断管理 |
| 判定結果を給与計算システムへ手入力 | 判定結果を反映用のデータ形式で自動出力 |
ポイントは、「区分表への機械的な当てはめ」という定型判断をAIに渡し、最終的な承認・提出は人間が行うことです。税務申告業務全体の効率化・自動化については税務申告を効率化する方法を比較した記事、無人ワークフロー化については税務申告を自動化する方法を解説した記事もあわせてご覧ください。
7-3. 導入は3ステップ(プログラミング不要)
7-4. AI鬼管理(株式会社GENAI)での実践例
AI鬼管理では、この「区分判定業務をClaude Codeのワークフローに落とす」やり方を、クライアント企業の実業務で数多く構築してきました。クライアントの税理士事務所では、複数顧問先の年末調整代行を担当しており、2025年度の基礎控除改正で従業員ごとの所得区分確認作業が急増していたところ、申告書データの読み込みから区分判定、要確認案件の抽出までを自動化し、繁忙期の確認作業にかかる時間を大幅に圧縮できたといいます。もちろん、運営元の弊社(株式会社GENAI)自身の年末調整対応も、同じ考え方の仕組みで回しています。
……と、ここまで読むと「明日からできそうだ」と感じるかもしれません。ただし正直にお伝えすると、Claude Codeを検索しながら独学で業務に組み込もうとした事務所の多くが、途中で止まります。なぜ止まるのか。次の章で、その「壁」の正体と越え方を説明します。
08 THE 3 WALLS ただし独学には「3つの壁」がある——最短で越える方法 Claude Codeは強力。だからこそ、最初の設計を間違えると危ない
基礎控除の判定業務の自動化でつまずくポイントは、ほぼ次の3つに集約されます。
壁1:区分ロジックを「正確に言語化」できない
Claude CodeやCodexは指示されたとおりに正確に働きますが、指示が曖昧なら曖昧なまま自動化されます。「合計所得金額はどのデータから算出するのか」「経過措置と本則、どちらの区分表を使う年度なのか」——ここを曖昧にしたまま作った仕組みは、間違った控除額を自動で量産する装置になりかねません。税額に直結する領域だけに、ここが独学の最初で最大の壁です。
壁2:検証のやり方を知らないまま「AIを信じてしまう」
AIの出力は必ず検証が必要です。過去年度の手計算結果と突き合わせて判定が妥当か確認する、あえて区分の境界値に近いデータを混ぜて挙動を確かめる——こうしたテストの型を知らないと、「動いているように見えるが正しいかは誰も知らない」状態で本番の申告に使ってしまいます。
壁3:作った本人しか触れない「第二の属人化」
担当者ごとに確認作業の精度がバラつく問題を挙げましたが、独学のAI自動化は同じ罠にはまりがちです。担当者が一人で作って一人で運用していると、その人の異動・退職と同時に仕組みが止まる。事務所内の複数人がAIワークフローを読み書きできる状態まで持っていって、初めて「事務所の資産」になります。ここは技術ではなく、教育と運用設計の問題です。
| 独学で導入 | AI鬼管理(伴走支援)で導入 | |
|---|---|---|
| 最初の題材選び | 手探り。難しい業務から始めて挫折しがち | 貴事務所の業務を棚卸しし、成功しやすい定型業務から着手 |
| 区分ロジックの言語化 | 自力で仕様を書き起こす(数十時間規模) | 実際の申告書データを見ながら一緒に言語化 |
| 検証 | テストの型を知らず「動いたら本番」になりがち | 過去年度データとの突合・境界値テストまで型として提供 |
| 社内定着 | 担当者1人に依存(第二の属人化) | 研修形式で複数人が扱える状態まで育成 |
| 年末調整対応の先への展開 | 1業務で力尽きるケースが多い | 消費税申告・インボイス対応等へ同じ型で横展開 |
「AI鬼管理」とは——3〜6ヶ月で自動化を叩き込む伴走型トレーニング
この3つの壁を越えるために弊社(株式会社GENAI)が提供しているのが、AI鬼管理です。Claude Code/Codexをはじめとした最新AIによる業務自動化を、3〜6ヶ月間・オンラインセッション形式で伴走するトレーニングプログラムで、ツールの一般論を教える座学ではありません。受講者が自事務所の実業務——例えば今抱えている顧問先の年末調整データそのもの——を教材に、実際に動く自動化ワークフローを自分の手で作り切るところまでやります。
税務・申告まわりのAI活用を、消費税申告・インボイス対応まで含めて全体像として把握したい方は税務・申告業務のAI活用 完全ガイドもあわせてご覧ください。
対象は従業員1名以上の会社・事務所の経営層・バックオフィス責任者で、プログラミング経験は問いません。「税制改正のたびに確認作業が増える」「顧問先が多く繁忙期の人手が足りない」という会社・事務所ほど効果が出やすい設計です。作って終わりではなく、検証の型と社内定着までを支援範囲に含めているのは、上の3つの壁がツールの知識だけでは越えられないことを、自社と支援先の両方で嫌というほど見てきたからです。
基礎控除の区分判定のように「ルールが明確」「対象者数が多い」「税額に直結しミスの影響が大きい」業務は、AI自動化との相性が最も良い領域です。自事務所の業務を「ルールが明確な定型作業」から順に並べて、上から自動化していく——この優先順位付けも、AI鬼管理の初回で必ず一緒に行います。
09 COMPARISON & SUMMARY 手作業 vs 会計ソフト頼み vs Claude Code/Codex自動化 比較まとめ 対象者数・顧問先数に合った「正解」を選ぶ
| 手作業で確認 | 会計・給与ソフトの自動計算のみ | Claude Code/Codex自動化を併用 | |
|---|---|---|---|
| 区分判定の手間 | 1件ずつ区分表を確認 | ソフト内では自動計算されるが入力は手作業 | 入力データの読み込みから判定まで自動化 |
| 不整合の検知 | 気づかないと見逃す | ソフトの入力ミスまでは検知しない | 複数データの突合で不整合を自動抽出 |
| 対象者数が多い場合の負担 | 人数分だけ積み上がる | 入力の手間は人数分残る | 一括処理で負担が増えにくい |
| 税制改正への対応 | 毎回ゼロから確認し直す | ソフトのアップデート待ち | ロジックを自分たちで直せる |
| 他業務への展開 | できない | ソフトの機能範囲に限定 | 消費税申告・インボイス対応等あらゆる定型業務に展開可能 |
まとめると、判断基準は次のとおりです。
基礎控除は「全員に関係がある」からこそ、区分が細分化された2025年度以降は、確認作業の負担がそのまま組織全体に波及します。手作業で乗り切るのではなく、区分表への当てはめという定型判断をAIに任せることで、対象者数が増えても負担が比例して増えない体制を作れます。それが2026年時点での現実的な最適解の一つだと、弊社は考えています。
基礎控除の区分判定を、貴事務所の実業務で一緒に仕組み化しませんか
「税制改正のたびに確認作業が増えて大変」「複数の顧問先の年末調整対応で繁忙期が乗り切れない」というご相談、お気軽にどうぞ。
AI鬼管理は、貴事務所の実際の申告書データを題材に、設計・検証・社内定着まで伴走します。3つの壁を、最短距離で越えましょう。
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よくある質問
Q. 基礎控除とは何ですか?
A. 所得税額を計算する際に、所得金額から差し引くことができる所得控除の一種です。配偶者控除や扶養控除のように特定の家族構成を要件とせず、合計所得金額が一定額以下であれば原則として誰でも適用を受けられる、最も基本的な所得控除です。
Q. 基礎控除額は2025年度の改正でいくらに変わりましたか?
A. 2024年分以前は合計所得金額2,400万円以下であれば一律48万円でしたが、2025年分・2026年分は所得区分に応じて金額が細分化されました。合計所得金額132万円以下の層では48万円から95万円へと引き上げられ、以降は336万円以下で88万円、489万円以下で68万円などと段階的に区分されています。2027年分以降は132万円超2,350万円以下の区分が58万円に簡素化される予定です。
Q. 基礎控除額はどうやって確認すればいいですか?
A. まず給与所得者は給与所得の金額、個人事業主は売上から経費を差し引いた事業所得の金額をもとに合計所得金額を確定させます。そのうえで、該当する所得区分表に照らして対応する控除額を確認します。会計・給与計算ソフトを使っていれば自動計算されますが、入力する合計所得金額そのものが正確であることが前提です。
Q. 確定申告での基礎控除は、どこに記入すればいいですか?
A. 確定申告書第一表の「所得から差し引かれる金額」の項目内にある基礎控除の欄に、区分表に照らして確認した控除額を記入します。国税庁の確定申告書作成コーナーを使う場合は、合計所得金額を入力すれば控除額は自動計算されますが、入力元となる所得金額自体の正確性は自分で確認する必要があります。
Q. 年末調整で基礎控除を受けるにはどうすればいいですか?
A. 従業員は「給与所得者の基礎控除申告書」を勤務先に提出します。これは「基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」という統合様式の一部になっており、会社側はこの記載内容をもとに区分表に照らして控除額を確認・反映します。
Q. Claude CodeやCodexで基礎控除の判定業務を自動化するのに、プログラミングの知識は必要ですか?
A. 不要です。Claude CodeやCodexは日本語の指示だけで動くAIエージェントで、区分表と自社の確認手順を伝えれば、提出データの読み込みから控除額の一括判定、要確認案件の抽出といったワークフローをAI側が組み立てます。AI鬼管理のクライアント企業でも、非エンジニアの税理士事務所担当者が同様の仕組みを運用しています。
Q. Claude CodeやCodexの導入は独学でも可能ですか?
A. 可能ですが、業務で確実に成果を出すまでには「区分ロジックの言語化」「出力の検証」「社内定着」という3つの壁があり、特に基礎控除のような税額に直結する領域では、間違った判定ロジックを自動で運用してしまうリスクに注意が必要です。独学で進める場合は、必ず過去年度の手計算結果との突合検証を挟んでください。最短で確実に立ち上げたい場合は、貴事務所の実業務を題材に設計から検証・定着まで伴走するAI鬼管理のような支援サービスの活用が近道です。
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