【2026年8月最新】UbuntuのISOファイル入手方法と日本語版の有無|WSL・Claude Code導入前に知っておきたい基礎知識

【2026年8月最新】UbuntuのISOファイル入手方法と日本語版の有無|WSL・Claude Code導入前に知っておきたい基礎知識

「WSLを使うにはUbuntuのISOファイルが必要」「Claude Codeを使うにはUbuntuを入れないといけないらしい」——業務でAIツールの導入を調べているうちに、こうしたLinux(Ubuntu)まわりの専門用語に行き当たり、そこで手が止まってしまう経営者・管理職の方は少なくありません。

結論から言うと、「ISOファイルが必要かどうか」は目的によって変わり、多くの非エンジニアの方が想像するより手順はシンプルです。むしろ、目的を整理せずに闇雲にISOファイルを探し始めると、不要な作業に時間を使ってしまうことになります。

この記事では、UbuntuのISOファイルの正しい入手方法・日本語版の有無・USBブートメディアの作り方を整理したうえで、「そもそもWSLやClaude Codeの導入にISOファイルは本当に必要なのか」という、非エンジニアが最も知りたいであろう疑問にも答えていきます。

代表菅澤 代表菅澤
この記事にたどり着いた方の多くは、おそらく「Ubuntu自体を使いたい」というより「何かのツール(WSLやAI系のツールなど)を使うための前提として、Ubuntuという単語が出てきて調べている」という状況だと思います。まずは目的別に整理していきましょう。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
弊社でもClaude Codeの導入支援をする中で、「Ubuntuを入れないといけないんですよね?」と聞かれる場面が頻繁にあります。結論を先に言うと、非エンジニアの方の多くはUbuntuのISOファイルを一度も触らずに済みます。理由は記事の後半で詳しく説明します。

この記事を最後まで読むと、次の5つが明確になります。

✔️UbuntuのISOファイルの正しい入手先と、バージョンの選び方
✔️日本語版ISOは存在するのか、公式インストーラーの日本語対応状況
✔️USBブートメディアの作り方と、インストール前に確認すべきポイント
✔️WindowsでWSLを使う場合、実はISOファイルのダウンロードが不要な理由
✔️非エンジニアがClaude Codeを導入する際、Ubuntuの知識がどこまで必要かの実態
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📌 この記事の結論
【2026年8月最新】UbuntuのISOファイル入手方法と日本語版の有無|WSL・Claude Code導入前に知っておきたい基礎知識
UbuntuのISOファイルの入手方法・日本語版の有無・USBブートメディアの作り方を解説。WindowsでWSLを使う場合はISO不要な理由や、非エンジニアがClaude Code導入時に迷いやすいLinux環境の基礎知識もあわせて紹介します。

01 何のためにUbuntuのISOファイルが必要なのか、まず目的を整理する 同じ「Ubuntuを使いたい」でも、目的によって必要な手順は全く違う

「Ubuntuを使いたい」と一口に言っても、実際の目的は人によってかなり異なります。目的を取り違えたまま作業を進めると、不要なダウンロードや複雑な設定に時間を奪われてしまいます。まずは代表的な4つのパターンを整理します。

目的ISOファイルは必要か代表的な用途
PC全体をUbuntuに入れ替えたい(デュアルブート含む)必要開発用PC、古いPCの再活用
仮想マシン(VirtualBox等)でUbuntuを試したい必要Windowsを残したまま検証環境を作る
WindowsでWSLを使ってLinuxコマンドを使いたい基本的に不要Claude CodeなどCLIツールの実行環境
Claude CodeなどのAIツールを使いたいだけ多くの場合不要デスクトップアプリ版で完結するケースが多い

この表からも分かる通り、「PC本体にUbuntuを直接インストールしたい」場合だけがISOファイルを必要とし、WSLやAIツールの利用が目的の場合は不要なケースが大半です。まずは自分がどのパターンに当てはまるかを明確にしてから、以降の章を読み進めることをおすすめします。

📚 用語解説

ISOファイル:CD/DVDやUSBメモリの中身をまるごと1つのファイルにまとめた「ディスクイメージ」形式のファイル。OS(基本ソフト)のインストーラーなどを配布する際によく使われます。ISOファイル単体では実行できず、USBメモリに書き込んでブート(起動)用のメディアを作る、または仮想マシンソフトに読み込ませて使います。

02 そもそもUbuntuとは何か(非エンジニア向けの基礎知識) Windows・macOSと並ぶ、もう1つの基本ソフト

Ubuntu(ウブントゥ)は、Linux(リナックス)と呼ばれる基本ソフト(OS)の中でも、特に個人・企業の両方で広く使われているディストリビューションの1つです。WindowsやmacOSと同じ「パソコンを動かす土台となるソフト」のカテゴリに属します。

📚 用語解説

Linuxディストリビューション:Linuxという基本ソフトの中核部分(カーネル)に、必要なソフトウェアやインストーラーをまとめてパッケージ化したもの。Ubuntu以外にも、Debian・Fedora・CentOSなど多数の種類(ディストリビューション)が存在します。Ubuntuはその中でも、初心者向けの分かりやすさとサーバー用途の安定性の両方で評価されている代表的な存在です。

Ubuntuが企業のIT現場でよく採用される理由は、無償で利用でき、サーバー用途からAI開発の実行環境まで幅広く対応できる点にあります。特にサーバーサイドの開発・運用や、後述するWSL経由でのAIツール実行環境として選ばれることが多いディストリビューションです。

2-1. Ubuntuには複数の種類・バージョンがある

Ubuntuには、用途別の種類と、リリース時期別のバージョンがあります。ダウンロードページで迷わないよう、代表的な違いを整理しておきます。

種類主な用途画面(GUI)
Ubuntu Desktop一般的なPC利用・開発環境あり
Ubuntu Serverサーバー用途(Webサーバー、社内システムなど)基本的になし

📚 用語解説

LTS(Long Term Support):長期サポート版という意味で、通常のリリースより長い期間、セキュリティ更新などのサポートが提供されるバージョン。安定性を重視する業務利用では、最新の非LTS版よりもLTS版を選ぶのが基本です。ダウンロードページでは記事執筆時点の最新LTS版が案内されることが多いため、具体的なバージョン番号は公式サイトで都度確認するのが確実です。

💡 業務利用ではLTS版を選ぶ

個人で最新機能を試したい場合を除き、業務用途では「LTS」と表記されたバージョンを選ぶことを推奨します。サポート期間が長く、情報も安定して蓄積されているため、トラブル時に解決策を見つけやすいというメリットがあります。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
Ubuntuは「バージョンの数字を見ると発売時期が分かる」という特徴があります(例: 年の下2桁.月の組み合わせ)。とはいえ非エンジニアの方は、細かいバージョン番号を暗記する必要はなく、「ダウンロードページで一番上に出てくるLTS版を選べばよい」という理解で十分です。

03 公式ISOファイルの入手方法 安全に入手するための基本ルート

UbuntuのISOファイルは、Ubuntuの公式サイトから無料でダウンロードできます。デスクトップ版・サーバー版いずれも、公式サイトのダウンロードページからアクセス可能です。

✔️公式サイトのダウンロードページにアクセスする
✔️用途に応じて「Desktop」または「Server」を選択する
✔️表示されているLTS版(推奨)のダウンロードボタンをクリックする
✔️ダウンロード完了後、ファイルサイズやチェックサムを確認する(次章で解説)
⚠️ 非公式サイトからのダウンロードに注意

Ubuntuは無償ソフトのため、非公式のミラーサイトや「Ubuntu 日本語版 ダウンロード」といった紛らわしい名称のサイトが検索結果に表示されることがあります。改変されたISOファイルにはセキュリティリスクが伴うため、必ず公式サイト(ubuntu.com)またはそこからリンクされている公式ミラーサーバーを利用してください。

3-1. ダウンロード後は「チェックサム」で改ざん・破損を確認する

ISOファイルのような大容量ファイルは、ダウンロード中の通信エラーで一部が破損したり、悪意ある第三者によって改ざんされたりするリスクがゼロではありません。これを防ぐために使われるのがチェックサム(SHA256)という仕組みです。

📚 用語解説

チェックサム(SHA256):ファイルの中身から計算される、いわば「指紋」のような固有の文字列。公式サイトに掲載されている正しいチェックサムの値と、自分でダウンロードしたファイルから計算した値を照合することで、「ダウンロード中に壊れていないか」「改ざんされていないか」を確認できます。Ubuntu公式サイトでは、各ISOファイルに対応するSHA256の値が公開されています。

💡 チェックサムの確認は必須ではないが推奨

個人利用で試すだけであれば省略しても大きな問題にはなりにくいですが、業務用のサーバー構築など重要な用途で使う場合は、必ずチェックサムを照合してから使用することを推奨します。

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04 日本語版ISOは存在するのか?公式インストーラーの日本語対応 「日本語版」という言葉の指す範囲を正しく理解する

「Ubuntu 日本語版」と検索すると様々な情報が出てきますが、多くの方が疑問に思うのは「公式サイトのISOファイルだけで日本語で使えるのか、それとも別に日本語版を探す必要があるのか」という点だと思います。

現在配布されている公式のUbuntuインストーラーは多言語対応しており、インストール時の言語選択で日本語を選ぶことができます。日本語を選択すると、インストール完了後のメニューや設定画面も日本語で表示され、日本語入力のためのソフト(IME)も案内に従ってセットアップできます。

📚 用語解説

Ubuntu日本語チーム(Japanese Team):有志によってUbuntuの日本語環境を充実させる活動をしているコミュニティ。過去には、日本語フォントや日本語入力ソフトをあらかじめ組み込んだ「日本語Remix版」のISOファイルが提供されていた時期もあります。ただし提供状況はバージョンごとに変動するため、利用を検討する場合は日本語チームの公式ページで最新の提供状況を確認することをおすすめします。

⚠️ 「日本語版」の情報は古い場合がある

インターネット上には数年前の情報がそのまま残っているケースが多く、「日本語版を使うには別途Remix版が必須」という古い情報を今も参照している場合があります。まずは公式サイトの最新のダウンロードページで、標準インストーラーの言語選択機能を確認するのが最も確実です。

代表菅澤 代表菅澤
この「情報が古いまま検索上位に残っている」という問題は、実はUbuntuに限った話ではありません。IT系の情報は数年で状況が変わることが多いので、「いつの情報か」を確認する癖をつけておくと、後々の手戻りを防げます。

05 ISOファイルからUSBブートメディアを作る方法 ダウンロードしたISOを「使える形」にする最後のステップ

ダウンロードしたISOファイルは、そのまま実行できるプログラムではありません。PC本体にインストールしたい場合は、ISOファイルをUSBメモリに書き込んで「起動用(ブート用)メディア」を作る作業が必要です。

ツール名対応OS特徴
RufusWindows無料・定番。多くの解説記事で紹介されている
balenaEtcherWindows / macOS / Linuxシンプルな操作画面、クロスプラットフォーム対応
Startup Disk CreatorUbuntuUbuntu自体に標準搭載されているツール
Step 1
公式サイトから
ISOファイルを
ダウンロード
Step 2
チェックサムで
ファイルを
検証
Step 3
USBメモリに
書き込み
ツールで作成
Step 4
PCを再起動し
USBから
起動・インストール
⚠️ USBメモリの中身は消去される

ブートメディアを作成する過程で、使用するUSBメモリの中身はすべて消去されます。作業前に必要なデータが入っていないUSBメモリを用意するか、事前にバックアップを取ってください。

06 WindowsでWSLを使う場合、実はISOファイルは不要 「Ubuntu=ISOダウンロードが必須」という思い込みを崩す

ここが、この記事で最もお伝えしたいポイントの1つです。「WindowsでLinuxコマンドを使いたい」「Claude CodeなどのCLIツールを動かしたい」という目的の場合、多くはWSL(Windows Subsystem for Linux)という仕組みを使います。そして、WSLでUbuntuを使う場合、ここまで説明してきたISOファイルのダウンロードは基本的に不要です。

📚 用語解説

WSL(Windows Subsystem for Linux):Windows上でLinux環境を動かすための公式機能。PC本体にUbuntuをインストールし直す(デュアルブートする)ことなく、Windowsを使ったまま、その中でUbuntuのコマンドやツールを実行できます。Microsoft StoreやコマンドひとつでUbuntuをセットアップでき、ISOファイルを手動でダウンロードする必要はありません。

# Windowsの「PowerShell」を管理者権限で開いて実行する例
wsl --install -d Ubuntu

上記のようなコマンドを1つ実行するだけで、必要なファイルは自動的にダウンロード・セットアップされます。第3章・第5章で説明した「公式サイトからISOをダウンロードし、USBブートメディアを作る」という一連の作業は、PC本体を丸ごとUbuntuに切り替えたい場合や、仮想マシンで動かしたい場合に必要な手順であり、WSLの利用が目的なら省略できます。

🏆
VERDICT
デスクトップアプリ版に軍配
PC本体にUbuntuをインストールしたいならISOファイルが必要。WindowsのままLinuxコマンドやAIツールを使いたいだけならWSLで十分で、ISOダウンロードは不要。

6-1. WSL・仮想マシン・デュアルブート、何が違うのか

方法ISOファイルWindowsとの関係向いている用途
WSL不要(自動セットアップ)Windows上でそのまま併用CLIツールの実行、開発環境
仮想マシン(VirtualBox等)必要Windows上で別PCのように動作Ubuntu自体をしっかり検証したい場合
デュアルブート必要起動時にOSを選択して切り替えUbuntuをメイン環境として使いたい場合
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
非エンジニアの方からよく「Ubuntuをインストールしないといけないんですよね?」と聞かれますが、多くの場合はWSLで十分です。デュアルブートや仮想マシンが必要になるのは、Ubuntu自体を本格的に使いたい一部のケースに限られます。
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07 【独自】なぜClaude Code導入の話でUbuntuが出てくるのか 「実行力を持つAI」の裏側にあるLinux環境

ここまでの内容を踏まえて、いよいよ本題です。なぜClaude CodeのようなAIツールの導入を調べていると、UbuntuやWSLという単語に行き当たるのでしょうか。

📚 用語解説

Claude Code:Anthropic社が提供するAIエージェント。チャットで質問に答えるだけでなく、ファイルの読み書きやコマンドの実行までこなす「実行力を持つAI」です。ターミナル(コマンドライン)から使うCLI版と、チャット画面から使えるデスクトップアプリ版が用意されています。

Claude CodeのCLI版は、もともとMacやLinuxのターミナル環境を前提に開発された経緯があり、Windows環境ではGit BashやWSL(Ubuntuなど)のようなLinux系のコマンド環境を通じて利用されることがあります。ここで「Windowsのままだと使えないのか」「Ubuntuを入れないといけないのか」という疑問につながりやすいというわけです。

💡 CLI版にこだわる必要はない

エンジニアやIT担当者であればCLI版(ターミナル操作)を好むケースもありますが、非エンジニアの方が同じ道を選ぶ必要は必ずしもありません。次の章で紹介するデスクトップアプリ版であれば、ターミナルやWSLの知識なしで同等の機能を使えます。

代表菅澤 代表菅澤
弊社でも導入初期は「ターミナルって何?」というところからのスタートでした。ただ、実際に業務で使い倒す上で重要なのはターミナルの操作に習熟することではなく、AIに何を任せたいかを日本語で明確に伝えられることです。環境構築の壁は、思っているより低いところにあります。

08 【独自】非エンジニアはUbuntuすら不要?デスクトップアプリという選択肢 ターミナル・WSL・Ubuntuの知識がなくても始められる

Claude Codeには、ターミナルで操作するCLI版のほかに、Mac・Windows向けのデスクトップアプリ版や、ブラウザから使えるWeb版、VS CodeなどのIDE向け拡張機能も用意されています。デスクトップアプリ版であれば、この記事で解説してきたISOファイルのダウンロードや、WSL・Ubuntuのセットアップといった作業は一切不要です。

Step 1
デスクトップ
アプリを
インストール
Step 2
チャット画面で
やりたいことを
日本語で伝える
Step 3
ファイル操作・
自動化を
実行してくれる
Step 4
結果を確認して
承認・
フィードバック
✔️ターミナル(黒い画面)を開く必要がない
✔️WSL・Ubuntu・ISOファイルのセットアップが不要
✔️普段使っているアプリと同じ感覚のチャットUIで操作できる
✔️ファイルの読み書き・自動化といったCLI版と同等の実行力を持つ

もちろん、将来的に高度なカスタマイズや開発業務まで踏み込みたい場合は、CLI版やWSL環境の知識があった方が有利な場面も出てきます。しかし、「業務のこの部分を自動化したい」という非エンジニアの当初の目的であれば、デスクトップアプリ版から始めて十分というのが実情です。

⚠️ 環境構築で挫折してから諦めないでほしい

弊社の導入支援でも、「WSLのインストールでつまずいて、それっきりAI活用自体を諦めてしまった」という相談を受けることがあります。環境構築の壁と、AI活用そのものの価値は別問題です。うまくいかない場合は、無理にCLI版・WSL環境にこだわらず、デスクトップアプリ版から仕切り直すことを検討してください。

09 【独自】GENAI社内の環境構築の実情 Max 20xプランを全社契約する会社が、実際どんな環境で使っているか

弊社(株式会社GENAI)では、Claude Max 20xプラン(月額$200・約30,000円)を全社契約し、経営・営業・広告・経理・秘書業務・記事制作まで幅広くClaude Codeを活用しています。ここでは、実際にどのような環境でメンバーが使っているかを紹介します。

項目内容
契約プランClaude Max 20x(月額$200・約30,000円)
利用開始2025年後半〜
利用範囲経営・営業・広告・開発・経理・秘書業務・個人業務まで全社
メンバーの技術レベルエンジニア・非エンジニアが混在

弊社では、開発業務に携わるメンバーはターミナル環境(Git BashやWSL経由)でClaude Codeを使う一方、経理・秘書業務・記事制作といった非エンジニアのメンバーは、ターミナル操作を意識せずに済む形で日々の業務にAIを組み込んでいます。「全員がUbuntuやWSLに詳しくなる必要はない」というのが、社内でAI活用を広げる上での実感です。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
導入時に「ITに詳しいメンバーだけがAIを使いこなせる」状態になってしまうと、社内全体への広がりが止まってしまいます。環境構築のハードルをできるだけ下げて、まずは日本語でのやり取りだけで成果を出せる状態を作ることを優先しています。

また、新しく入社したメンバーへのオンボーディングでも、いきなりターミナルやWSLの説明から入ることはしていません。まずはデスクトップアプリ版で「AIに何を任せると業務がどう変わるか」を実感してもらい、そのうえで本人が興味を持てば、より高度なCLI版の操作を段階的に紹介する、という順序を徹底しています。この順番を逆にしてしまうと、環境構築でつまずいた時点でAI活用自体への苦手意識がついてしまい、結果的に定着が遅れることを社内で何度か経験してきました。

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10 ISOファイル利用時のよくあるトラブルと対処法 つまずきやすいポイントを先回りして確認する

トラブル1:ダウンロードしたISOでインストーラーが起動しない

ダウンロード中の通信エラーでファイルが破損している可能性があります。第3章で紹介したチェックサム(SHA256)を確認し、値が一致しない場合は再ダウンロードしてください。

トラブル2:USBから起動してくれない

PCのBIOS/UEFI設定で、USBからの起動が優先されていないことが原因のケースが多く見られます。PCの起動時に表示される設定画面(メーカーによってF2やF12など操作方法が異なります)から、起動順序(Boot Order)を確認してください。

トラブル3:WSLのインストールでエラーが出る

WSLの利用には、Windows側で仮想化機能が有効になっている必要があります。エラーメッセージに従って設定を確認するか、それでも解決しない場合は、無理に自力で解決しようとせず、社内のIT担当者や導入支援の専門家に相談することをおすすめします。

💡 環境構築は「詰まったら聞く」の姿勢で十分

非エンジニアの方が環境構築のエラーメッセージを1人で読み解こうとすると、想像以上に時間がかかることがあります。この記事で紹介したデスクトップアプリ版を検討する、または詳しい人に早めに相談する、という選択肢を持っておくと、無駄な時間を減らせます。

11 まとめ ── 目的を決めれば、必要な作業は驚くほど少ない 「ISOファイルが必要かどうか」は目的次第

この記事では、UbuntuのISOファイルの入手方法・日本語版の有無・USBブートメディアの作り方に加えて、WSLやClaude Code導入におけるUbuntuの位置づけを解説しました。最後にポイントを振り返ります。

✔️UbuntuのISOファイルは公式サイトから無料でダウンロードできる
✔️公式インストーラーは日本語対応しており、追加の「日本語版」探しは基本的に不要
✔️PC本体へのインストールにはUSBブートメディアの作成とチェックサム確認が推奨される
✔️WindowsでWSLを使う場合、ISOファイルのダウンロードは基本的に不要
✔️Claude CodeのCLI版はターミナル・WSL経由で使われることがあるが、デスクトップアプリ版ならその知識は不要
✔️弊社GENAIでも、非エンジニアのメンバーはターミナル操作なしでClaude Codeを業務活用している

最も重要なメッセージをお伝えします。「Ubuntuを勉強しなければAIツールが使えない」というのは誤解です。目的が「特定の業務をAIに任せたい」ということであれば、環境構築の詳細を理解する前に、まずはデスクトップアプリ版から触ってみることをおすすめします。

代表菅澤 代表菅澤
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よくある質問

Q. UbuntuのISOファイルは有料ですか?

A. いいえ、無料です。Ubuntu公式サイトから誰でも無償でダウンロードできます。デスクトップ版・サーバー版いずれも料金はかかりません。

Q. Ubuntuの日本語版ISOはどこでダウンロードできますか?

A. 公式サイトで配布されている標準のISOファイルは多言語対応しており、インストール時に日本語を選択できます。過去にはUbuntu日本語チームによる日本語Remix版が提供されていた時期もありますが、提供状況はバージョンにより異なるため、最新情報は公式サイト・日本語チームのページで確認してください。

Q. WSLでUbuntuを使う場合、公式サイトからISOをダウンロードする必要はありますか?

A. 基本的に不要です。WSLはWindows側のコマンド(wsl --install など)を実行するだけで、必要なファイルが自動的にダウンロード・セットアップされます。ISOファイルが必要になるのは、PC本体へのインストールや仮想マシンでの利用が目的の場合です。

Q. Claude Codeを使うのに、必ずUbuntuやWSLが必要ですか?

A. 必須ではありません。ターミナルでの操作を伴うCLI版はWindows環境でGit BashやWSLなどのLinux系コマンド環境を通じて使われることがありますが、デスクトップアプリ版であればターミナルやWSL・Ubuntuの知識なしで利用できます。

Q. ISOファイルをダウンロードしたら、チェックサムの確認は必ず必要ですか?

A. 個人利用で軽く試す程度であれば省略しても大きな問題になりにくいですが、業務用サーバーなど重要な用途で使う場合は、ダウンロード中の破損や改ざんを防ぐためにチェックサム(SHA256)の照合を行うことを推奨します。

Q. UbuntuとWindows、どちらを学ぶべきか迷っています。

A. 目的によります。特定のAIツールやサーバー用途の知識を深めたい場合はUbuntu(Linux)の理解が役立ちますが、「業務を自動化したいだけ」であれば、Ubuntu自体を学ぶよりも、デスクトップアプリ版のAIツールを日本語で使いこなす方が、投資対効果は高いケースが多いです。

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監修 最終更新日: 2026年8月13日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。