【2026年8月最新】Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・料金・商用利用まで経営者向けに解説

【2026年7月最新】Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・料金・商用利用まで経営者向けに解説

「Midjourneyって名前は聞くけど、結局何ができるツールなの?」——この記事にたどり着いたあなたは、おそらくそう感じているはずです。

Midjourneyは、テキストで指示するだけで高品質な画像を生成できるAIサービスです。SNS投稿用のビジュアル、資料の挿絵、広告バナーの素材など、これまでデザイナーに外注していた作業の一部を、非デザイナーでも短時間でこなせるようになったことで一気に注目を集めました。ただし、Discordというチャットツールを経由する独特の操作感や、複数ある料金プランのわかりにくさから、「気になっているけど手を出せていない」という経営者・管理職の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、Midjourneyの基本から始め方、料金プラン、商用利用のルールまでを2026年最新の情報で整理します。さらに、AI活用の実践支援を行う弊社(株式会社GENAI)が、実際に画像生成AIをどう選び、業務のどこに位置づけているのかという独自の視点も交えてお伝えします。

代表菅澤 代表菅澤
先に結論めいたことを言うと、Midjourneyは「画像を作る」という一点においては非常に強力なツールです。ただし経営者として見たとき、画像生成AIと業務全体を効率化するAIは役割が全く違います。この違いを理解しておくと、AI投資の優先順位を間違えずに済みます。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
今日は「Midjourneyとは何か」を丁寧に解説しつつ、後半では画像生成AIをどう業務に位置づけるべきかという、非エンジニアの経営者・管理職の方が本当に知りたいであろう部分まで踏み込んでいきます。

この記事を最後まで読むと、次の7つが明確になります。

✔️Midjourneyとは何かという基本と、他の画像生成AIとの違い
✔️Web版・Discord版それぞれの始め方と、初めての人に向いている方法
✔️Midjourneyでできることと、業務でどう活かせるか
✔️良い画像を生成するプロンプトの基本と応用テクニック
✔️料金プラン4種の違いと、自分に合うプランの選び方
✔️商用利用のルールと、法人が気をつけるべき注意点
✔️画像生成AIと業務自動化AIをどう使い分け、どちらから投資すべきか
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📌 この記事の結論
【2026年8月最新】Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・料金・商用利用まで経営者向けに解説
Midjourneyとは何かをゼロから解説。始め方・料金プラン・商用利用のルールに加え、画像生成AIと業務自動化AIをどう使い分けるべきか、弊社GENAIの実運用視点も交えて整理します。

01 Midjourneyとは?基本を理解する テキストから画像を作るAIサービスの全体像

Midjourneyは、アメリカの独立系研究所Midjourney, Inc.が開発・提供する画像生成AIです。2022年に一般公開され、テキストで指示(プロンプト)を入力するだけで、写実的なものからイラスト調、抽象アートまで幅広いテイストの画像を数十秒で生成できます。

📚 用語解説

Midjourney(ミッドジャーニー):テキストの指示から画像を自動生成するAIサービス。2022年公開。もともとチャットアプリ「Discord」上のボットとして提供されており、現在はブラウザから直接使えるWeb版も用意されています。

もともとMidjourneyはDiscordというチャットアプリ上のボットとして動く仕組みで提供されており、「使いたいのにDiscordのアカウントが必要で心理的ハードルが高い」という声が多くありました。2024年以降はブラウザから直接操作できるWeb版が整備され、Discordに不慣れな非エンジニアでも扱いやすくなっています。

📚 用語解説

Discord(ディスコード):もともとはゲーマー向けに作られたチャットアプリ。テキストチャット・音声通話・ボット機能を備えており、Midjourneyは当初このDiscord上で「コマンドを打つとボットが画像を返す」形で提供されていました。ビジネスチャットのSlackに近い操作感ですが、独自の用語や操作クセがあるため初見では戸惑いやすいツールです。

1-1. なぜMidjourneyが注目されているのか

画像生成AIには他にもChatGPTの画像生成機能やStable Diffusion、Adobe Fireflyなど複数の選択肢があります。その中でMidjourneyが根強い支持を集めている理由は、生成される画像の芸術的な完成度の高さにあります。特にイラスト・コンセプトアート・雰囲気のある写真風画像において、細部の質感や光の表現が他サービスより優れているという評価が、クリエイター界隈で定着しています。

一方で、Midjourneyは画像生成に特化したツールであり、文章作成や資料作成、業務プロセスの自動化といった用途には対応していません。この「得意領域がはっきり分かれている」という性質は、後述する第7章・第8章の「AIツールをどう使い分けるか」という論点に直結します。

📚 用語解説

拡散モデル(Diffusion Model):Midjourneyをはじめとする多くの画像生成AIが採用している技術方式。ノイズだらけの画像から少しずつノイズを取り除いていくプロセスを繰り返すことで、指示された内容に沿った画像を作り出す仕組みです。専門用語を覚える必要はありませんが、「ノイズから画像を組み立てていく」という発想を知っておくと、生成結果のブレを理解しやすくなります。

Step 1
テキストで
指示を入力
Step 2
AIが数十秒で
画像を生成
Step 3
気に入った
候補を選択
Step 4
高解像度化
(アップスケール)
Step 5
ダウンロードして
活用
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「AIで画像を作る」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際の操作は「短い日本語や英語の文章を打ち込むだけ」です。デザインソフトの操作を覚える必要は一切ありません。

02 利用条件とはじめ方(Web版・Discord版) 登録から初回の画像生成までの手順

Midjourneyを使い始めるにあたって、まず押さえておきたい利用条件があります。

✔️年齢制限:13歳以上(18歳未満は保護者の同意が推奨)
✔️利用規約に同意し、画像生成に必要な法的権限を有していること(第三者の著作物を無断で模倣する用途はNG)
✔️有料プランへの加入が必須(無料の試用枠は基本的に用意されていない)
✔️Web版・Discord版いずれもGoogle/Discord/Appleなどの外部アカウントでログイン可能(Web版でもDiscordアカウントでログインできる)

2-1. Web版の使い方(初めての方におすすめ)

公式サイト(midjourney.com)にアクセスし、Googleアカウントなどでサインアップします。ログイン後、画面上部の「Imagine」バーと呼ばれる入力欄にプロンプト(生成したい画像の説明文)を入力してEnterキーを押すだけで、画像生成が始まります。生成には数十秒程度かかり、完了すると4枚の候補画像が表示される仕組みです。

💡 初めてならWeb版一択

Discord版はコミュニティ機能や実験的な新機能が早く来るメリットがありますが、非エンジニアの方が最初に触るなら圧倒的にWeb版がおすすめです。チャット画面の操作を覚える必要がなく、ChatGPTのようなシンプルな入力画面で完結します。

2-2. Discord版の使い方

Discordアカウントを作成し、Midjourney公式サーバーに参加(または自分のサーバーにMidjourney Botを招待)します。チャット欄に/imagineコマンドに続けてプロンプトを入力すると、ボットが画像を生成して返信する流れです。Web版よりも操作ステップが1つ多く、Discord特有の画面構成に慣れが必要ですが、コミュニティで他ユーザーの生成例やプロンプトの工夫を見られる利点があります。

⚠️ 無料お試しは基本的に不可

以前は新規アカウントに無料生成枠が付与されていましたが、現在は生成を開始する前に有料プランへの登録が求められます。「まず無料で試してみたい」という前提で動くと、いきなり課金画面に案内されて戸惑うケースがあるため注意してください。

Step 1
アカウント作成
(Google/Discord)
Step 2
有料プランに
加入
Step 3
Imagineバーに
プロンプト入力
Step 4
生成結果を
確認・調整
代表菅澤 代表菅澤
弊社でも過去に何度かMidjourneyを試したことがありますが、最初の関門は「Discordの画面に慣れること」でした。Web版が整備された今は、その心理的なハードルはかなり下がっていると感じます。

03 Midjourneyでできること5選 基本機能から応用機能までを一通り押さえる

Midjourneyの機能は多岐にわたりますが、業務での活用を前提に整理すると、次の5つが中心になります。

機能内容主な用途例
画像生成プロンプトから新規に画像を作成SNS投稿用ビジュアル、資料の挿絵
カスタマイズ(バリエーション)気に入った候補から派生パターンを追加生成デザイン案の微調整
スタイルリファレンス既存画像の雰囲気・画風を新しい生成に反映ブランドの世界観統一
別パターン生成(リミックス)同じプロンプトから毛色の違う候補を再生成アイデア出しの幅を広げる
旧バージョン切り替え過去のモデルバージョンを指定して生成特定の画風を再現したい場合

3-1. 画像生成とカスタマイズ

最も基本的な機能が、プロンプトを入力して画像を生成する操作です。生成後は「U(アップスケール)」「V(バリエーション)」といったボタンで、気に入った候補をさらに高解像度化したり、似た雰囲気の別パターンを追加生成したりできます。1回のプロンプトから複数の候補を出し、良いものだけを選んでいく進め方が基本の型です。

📚 用語解説

アップスケール:生成された画像の解像度を引き上げる処理。Midjourneyでは4枚の候補の中から気に入った1枚を選び、アップスケールすることで印刷や大型バナーにも耐えられる高精細な画像に仕上げられます。

3-2. スタイルリファレンスで既存画像の雰囲気を反映させる

スタイルリファレンス機能を使うと、既存の画像(自社のロゴや過去に作った画像など)をアップロードし、その画風・トーンを新しい生成画像に反映させられます。企業のブランドイメージに沿った画像を継続的に作りたい場合に有効な機能です。

3-3. 別パターンの画像を生成する・旧バージョンに切り替える

同じプロンプトでも生成のたびに結果は変わるため、リミックス機能で複数パターンを比較検討できます。また、Midjourneyは定期的にモデルのバージョンアップを行っており、パラメーターで旧バージョン(例:Version 5.2など)を指定すれば、以前の画風で生成することも可能です。新バージョンほど写実性・指示追従性は上がる傾向にありますが、案件によっては旧バージョン特有の柔らかい画風が好まれるケースもあります。

💡 業務利用での基本の進め方

まずは同じプロンプトで4枚の候補を出し、方向性が近いものを選んでバリエーション機能で派生案を増やす、という進め方が最も失敗が少ないです。いきなり完璧な1枚を狙うより、候補を広げてから絞り込む発想が向いています。

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04 良い画像を生むプロンプトのコツ 基本の書き方から応用パラメーターまで

Midjourneyの生成結果は、プロンプトの書き方次第で大きく変わります。ここでは基本と応用に分けてコツを整理します。

4-1. 基本:具体的な単語とスタイル指定

✔️被写体(何を)・状況(どんな場面)・スタイル(どんな画風)を分けて書く
✔️「写真風」「水彩画風」「3Dレンダリング」など画風を明示する
✔️光の当たり方(朝日、逆光など)や色調を指定すると雰囲気が安定する
✔️曖昧な形容詞より具体的な固有名詞・数値を使う(例:「明るい色」より「淡いパステルブルー」)

日本語プロンプトでも生成は可能ですが、Midjourneyの学習データの多くは英語圏の情報であるため、英語プロンプトの方が意図した画像に近づきやすい傾向があります。英語に自信がない場合は、ChatGPTやClaudeなどのAIチャットに「この内容を画像生成用の英語プロンプトにして」と頼むだけで十分実用的な精度になります。

📚 用語解説

プロンプト:AIに対してどんな画像・文章を生成してほしいかを伝える指示文のこと。画像生成AIの場合は「被写体」「画風」「構図」「色調」などをひとつの文章にまとめて入力します。良いプロンプトほど、意図した通りの結果が返ってきやすくなります。

4-2. 応用:パラメーターで生成条件を細かく制御する

プロンプトの末尾に「--」から始まるパラメーターを付け足すことで、アスペクト比や画像のブレ幅などを細かく制御できます。代表的なパラメーターは以下の通りです。

パラメーター効果設定例
--arアスペクト比(縦横比)を指定--ar 16:9(横長)
--chaos生成結果のバリエーションの振れ幅を指定(0〜100)--chaos 50
--stylizeMidjourney独自の芸術的解釈の強さを指定--stylize 250
--seed同じ乱数の種を指定して再現性を高める--seed 12345
--no生成結果に含めたくない要素を除外--no text, watermark

📚 用語解説

シード値(seed):画像生成の「乱数の種」となる数値。同じプロンプトと同じシード値を組み合わせると、似た構図の画像を再現しやすくなります。シリーズものの画像を作るときや、微調整だけを加えたいときに活用します。

⚠️ パラメーターの入れすぎに注意

パラメーターを一度にたくさん指定すると、それぞれの効果が干渉し合って意図しない結果になりやすくなります。まずは--ar(アスペクト比)だけを指定して生成し、結果を見ながら1つずつパラメーターを足していくのが実践的な進め方です。

代表菅澤 代表菅澤
プロンプトのコツを一度に全部覚える必要はありません。最初の数回は失敗して当然という前提で、生成→確認→微調整を繰り返すうちに、自分なりの「型」が自然とできあがっていきます。

05 料金プラン徹底比較 4つのプランと、事業規模別のおすすめ

Midjourneyの料金プランは、月額料金と生成できる画像の量(GPU利用時間)に応じて4段階に分かれています。年間契約にすると月額換算で約20%割引になる点もポイントです。

プラン月額料金(月払い)年払い時の月額換算高速生成時間主な対象
Basic約$10約$8月3.3時間相当まず試したい個人
Standard約$30約$24月15時間相当(無制限の低速生成込み)継続的に使う個人・副業
Pro約$60約$48月30時間相当(無制限の低速生成込み)業務で本格活用したい個人・小規模チーム
Mega約$120約$96月60時間相当(無制限の低速生成込み)大量生成が必要な法人・大規模利用者

料金の考え方として重要なのは、高速生成の上限を使い切っても、低速モード(生成完了までやや時間がかかるモード)で継続利用できる点です(Standard以上)。「毎日大量に生成する」用途でなければ、Standardプランで十分間に合うケースが大半です。

プラン選びの判断基準

「月に何十枚も画像を作るか」「複数人で共有するか」の2点で判断するのが実践的です。個人でSNS用の画像をたまに作る程度ならBasic、ブログやLP制作で継続的に使うならStandard、複数人のチームで画像制作を任せるならPro以上を目安にしてください。

5-1. 年間契約は「使い続ける前提」がある人向け

年払いにすると月額換算で2割ほど安くなりますが、初回にまとまった金額を前払いする必要があります。「まず1〜2ヶ月試してから判断したい」という方は、いったん月払いで契約し、継続利用の目処が立ってから年払いに切り替える方が無駄がありません。

💡 法人での契約の考え方

複数人で使う場合でも、2〜3名程度であればPro/Megaプランのアカウントを共有する運用より、必要な人数分だけStandardプランを個別契約する方が管理がシンプルになるケースが多いです。生成量が読めない立ち上げ期は、まず少人数で試してから広げるのが安全です。

06 商用利用のルールと注意点 生成した画像は誰のものになるのか

ビジネスで使う上で最も気になるのが、生成した画像の権利関係です。Midjourneyの利用規約(2026年時点)では、基本的に以下のルールが適用されます。

✔️有料プラン加入者は、生成した画像の所有権を保持し、商用利用が可能
✔️ただし、直近1年間の会社全体の売上が一定額(年商$1M=約1.5億円)を超える企業は、Pro以上のプランへの加入が必須
✔️生成物に他社の著作物・商標・実在人物の肖像を模倣する内容が含まれる場合は、権利侵害のリスクがある
✔️非公開生成(Stealth Mode)はPro/Mega限定機能のため、Basic/Standardプランで生成した画像は常に他ユーザーに公開される。非公開にしたい場合はPro以上へのアップグレードが必要な点に注意

📚 用語解説

商用利用ライセンス:AIが生成した画像を広告・商品パッケージ・Webサイトなど、収益を伴う用途に使ってよいかどうかを定めた利用許諾のこと。Midjourneyでは有料プラン加入がその前提条件になっています。無料で使えるツールと勘違いして無断で使うと規約違反になる可能性があるため注意が必要です。

⚠️ 大企業は要注意:Pro以上のプラン加入義務

年商$1M(約1.5億円)を超える企業がBasic/Standardプランで生成した画像を商用利用すると、規約違反となるリスクがあります。自社の売上規模がボーダーラインに近い場合は、契約前に必ず最新の利用規約を確認し、必要であればPro以上のプランを選んでください。

また、AI生成画像特有の論点として、「既存の作品・作家の画風を意図的に模倣するプロンプト」を使った場合、著作権上のグレーゾーンに踏み込むリスクがあります。「〇〇風のイラスト」といった指示を使う際は、あくまで参考程度にとどめ、特定の作家名を直接指定するような使い方は避けるのが無難です。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
商用利用のルールは変更されることがあるため、法人で本格的に使う前には必ず最新の利用規約を確認してください。特に売上規模の基準や、生成物の権利表記に関するルールは定期的に見直されています。
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07 【独自】GENAIが画像生成AIをどう選んでいるか Midjourney・ChatGPT画像生成、実際に使い分けている基準

ここからは、AI活用の実践支援を行っている弊社(株式会社GENAI)が、実際に画像生成AIをどう選び、業務に使っているかをお伝えします。「AIの専門会社は結局どのツールを使っているのか」という視点は、意外と語られる機会が少ないため、参考になれば幸いです。

7-1. 弊社は現在、日常業務ではChatGPTの画像生成を中心に使っている

率直にお伝えすると、弊社ではブログのサムネイルやLPの素材画像といった日常的な画像制作には、主にChatGPT(GPT-4o系の画像生成機能)を使っています。理由はシンプルで、文章作成や資料作成のやり取りをしているAIチャット上でそのまま画像も作れるため、Discordや別サービスに移動する手間がないからです。業務フローに組み込みやすいツールを優先する、という考え方です。

一方で、Midjourneyの生成品質、特にイラストやコンセプトアート、雰囲気のある写真風画像の完成度は、業界内でも高い評価を得ています。「作品としての完成度を最優先したい」「ブランドイメージを左右する重要なビジュアルを作りたい」といった場面では、Midjourneyの方が適していると考えています。

ツール強み弱み弊社での位置づけ
Midjourney芸術的な完成度、雰囲気のある画像表現Discord/専用UIの学習コスト、業務フローへの統合がやや手間完成度重視の一点物制作で検討
ChatGPT(画像生成)チャットの流れでそのまま生成、業務フローに組み込みやすいアート表現の作り込みはMidjourneyに一歩譲る日常のサムネイル・素材制作で常用
Stable Diffusion系無料/低コストで運用可能、細かいカスタマイズ性環境構築・運用に技術知識が必要技術部門がある企業向け
🏆
VERDICT
引き分け
アート性・完成度を突き詰めたいならMidjourney、業務フローへの組み込みやすさを優先するならChatGPT画像生成。どちらが正解ということではなく、目的で使い分けるのが実践的です。
代表菅澤 代表菅澤
「AIの会社ならMidjourneyを使いこなしているはず」と思われることもありますが、正直に言うと弊社の日常業務ではChatGPTの画像生成で事足りています。大事なのは「ツールへのこだわり」ではなく「業務にどれだけ早く組み込めるか」だと考えています。
💡 ツール選びで迷ったら

「一点物のビジュアルに時間をかけてでもクオリティを出したいか」「日常的に手早く画像を作りたいか」で判断すると選びやすくなります。前者ならMidjourney、後者ならChatGPTやCanvaのAI機能といった業務フロー統合型のツールがおすすめです。

08 【独自データ】画像生成AIと業務自動化AIは別物 経営者が本当に投資すべきAI活用の順番

ここが、この記事で最もお伝えしたいポイントです。Midjourneyのような画像生成AIは「画像を作る」という特定の業務を効率化するツールですが、経営者・管理職の視点で見ると、会社全体の業務量を大きく圧縮するのは、画像生成AIではなく業務全体を横断的に動かせる自動化AIである、というのが弊社の実感です。

8-1. 弊社(株式会社GENAI)のClaude Code実運用データ

弊社では2025年後半からClaude(Claude Code)のMax 20xプラン(月額$200・約30,000円)を契約し、経営・営業・広告・開発・経理・秘書業務まで全社的にAIを活用しています。画像生成のような単一業務の効率化ではなく、複数の業務プロセスを横断して自動化できる点が、業務全体のインパクトという意味で大きな違いを生んでいます。

業務領域主な用途概算削減時間(肌感ベース)
営業提案書・見積・顧客別資料の自動生成週20時間 → 週2時間
広告運用週次レポート・CPA分析・配信内容調整週10時間 → 週1時間
ブログ記事SEO記事執筆・リライト・内部リンク最適化1本8時間 → 1本1時間
経理請求書チェック・経費仕訳・Freee連携月40時間 → 月5時間
秘書業務日報生成・議事録・スケジュール調整日2時間 → 日15分
⚠️ 数値の注意書き

上記は弊社の肌感ベースの数値であり、業種・業態・担当者のスキルによって削減時間は変動します。あくまで「業務自動化AIを全社で使い倒すとどの程度まで削減余地があるか」の参考情報としてご覧ください。

8-2. 画像生成AIと業務自動化AI、投資の優先順位

Midjourneyのような画像生成AIは「デザイン制作」という特定の作業を効率化しますが、業務自動化AI(Claude Codeなど)は「文書作成・データ集計・顧客対応の下準備・経理処理」といった会社のあらゆる部署の日常業務を横断的に効率化できます。限られた予算・時間でAI活用に取り組むのであれば、まず業務全体を圧縮できる自動化AIから着手し、画像制作のようなクリエイティブ領域は必要に応じて後から検討する、という順番が投資対効果の面で合理的だと弊社は考えています。

🏆
VERDICT
業務自動化AI に軍配
画像生成AIは特定業務の効率化ツール、業務自動化AIは全社横断のインパクトを生む投資。予算配分に迷ったら、まず業務自動化AIから着手するのが合理的。
Step 1
最も面倒な
1業務を選ぶ
Step 2
AIに任せて
効果を検証
Step 3
成功パターンを
横展開
Step 4
画像制作など
専門AIも併用

弊社が支援先の企業にお伝えしているのも、まさにこの順番です。「まず業務全体を効率化するAIを1つの業務から試し、効果が見えたら横展開する」という進め方をした上で、Midjourneyのような専門特化AIを必要な場面で併用するのが、限られたリソースを最も効果的に使う進め方だと考えています。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
画像生成AIを覚えたら、他の業務もAIに任せられるようになると考える方もいますが、仕組みは全く別物です。ただし「AIに具体的な指示を出す」という発想そのものは共通しているので、画像生成AIに慣れている方は業務自動化AIへの移行もスムーズなことが多いです。

09 よくある失敗と注意点 Midjourney導入時に陥りがちな落とし穴

最後に、Midjourneyを業務導入する際によくある失敗パターンを共有します。

✔️「無料で試せる」という前提で導入計画を立ててしまい、実際は有料プラン必須だったため予算調整が後手に回る
✔️生成した画像をそのまま商用利用してしまい、後から自社の売上規模がPro以上のプラン加入義務に該当すると判明する
✔️特定の作家名・ブランド名をプロンプトに直接指定してしまい、著作権上のリスクを抱えた画像を使ってしまう
✔️Discord版から始めて操作に挫折し、そのままAI活用自体をあきらめてしまう(Web版を知らないまま離脱するケース)
✔️画像生成AIを覚えたことで満足してしまい、業務全体を効率化する視点に発展させられない
💡 導入前にチェックすべきこと

契約前に「自社の年商規模」「生成物の商用利用範囲」「著作権リスクの許容度」の3点を社内で確認しておくと、後からのトラブルを防げます。特に法人利用では、担当者だけでなく決裁者にも規約の要点を共有しておくことをおすすめします。

⚠️ 生成物の著作権リスクは自己責任

AI生成画像の著作権を巡る法的な扱いは国・地域によって解釈が分かれる部分があり、今後も議論が続くと見られます。重要な広告物やパッケージデザインなど、大きな金額が動く用途に使う場合は、生成物をそのまま使うのではなく、社内での確認プロセスを挟むことを推奨します。

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10 まとめ Midjourneyは強力な専門ツール。業務全体は別の視点で考える

この記事では、Midjourneyの基本、始め方、できること、プロンプトのコツ、料金プラン、商用利用のルール、そして弊社GENAIの実運用視点までを整理しました。最後にポイントを振り返ります。

✔️MidjourneyはDiscordまたはWeb版から使える、テキスト指示で高品質な画像を生成するAI
✔️無料お試しは基本的になく、Basic〜Megaの4段階いずれかの有料プラン加入が必須
✔️商用利用は可能だが、年商$1Mを超える企業はPro以上のプラン加入が必要
✔️プロンプトは「被写体・状況・スタイル」を分けて具体的に書くのがコツ
✔️弊社では日常業務の画像制作はChatGPTの画像生成を中心に使い、Midjourneyは完成度重視の場面で検討
✔️画像生成AIは特定業務の効率化ツール、業務自動化AIは全社横断のインパクトを生む投資という違いがある
✔️限られた予算でAI活用を進めるなら、まず業務全体を効率化する自動化AIから着手するのが合理的

Midjourneyは画像制作という領域において非常に強力なツールですが、「AIで会社の業務全体を効率化する」という経営課題に対しては、画像生成AI単体では答えになりません。どの業務にどのAIを充てるかという全体設計こそが、AI活用で成果を出せるかどうかの分かれ目になります。

代表菅澤 代表菅澤
弊社では「AI鬼管理」というサービスで、画像生成AIも含めたAI活用全体の設計から、業務自動化AIの導入・定着まで伴走支援しています。「何から手をつければいいかわからない」という段階からでも、まずは無料相談で状況を整理させてください。

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Midjourneyのような専門AIをどこで使い、業務自動化AIをどこに投資すべきか。
弊社の実運用ノウハウをベースに、貴社に合ったAI活用の優先順位を個別にご提案します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「AIツールは色々知っているが、結局何から手をつければいいかわからない」という方に最適です。まずは無料相談で、貴社の業務の中で最もインパクトが大きい適用領域を一緒に見つけましょう。

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よくある質問

Q. Midjourneyは無料で使えますか?

A. 基本的に無料プランや無料トライアルはなく、最低でもBasicプラン(月額約$10)への加入が必要です。以前は無料の試用枠が存在した時期もありましたが、現在は生成を開始する前に有料プランへの登録が求められる仕様になっています。まず試したい場合は最も安いBasicプランで感触を掴むのが現実的です。

Q. Discordアカウントがなくても使えますか?

A. はい、使えます。現在はブラウザから直接操作できるWeb版が提供されており、Discordを経由せずにImagineバーからプロンプトを入力して画像生成できます。ただし新機能やコミュニティ機能はDiscord版の方が先に提供される傾向があるため、慣れてきたら両方の使い方を知っておくと安心です。

Q. 生成した画像は商用利用できますか?

A. Basic以上の有料プランであれば、生成した画像の所有権はユーザーに帰属し、商用利用も可能です。ただし直近1年の会社全体の売上が年商$1M(約1.5億円)を超える企業は、Pro以上のプラン加入が義務付けられているなど条件があるため、事業規模に応じて最新の利用規約を確認してください。

Q. MidjourneyとChatGPTの画像生成、どちらを使うべきですか?

A. 芸術的な質感やイラスト表現を突き詰めたいならMidjourney、日常業務の中でチャットの流れのままサッと画像を作りたいならChatGPTの画像生成機能が扱いやすい傾向にあります。弊社ではブログやLPのサムネイル制作には主にChatGPTの画像生成を使っており、用途に応じた使い分けが現実的な選択だと考えています。

Q. プロンプトは日本語でも大丈夫ですか?

A. 日本語プロンプトでも生成は可能ですが、Midjourneyの学習データの多くが英語圏の情報であるため、英語プロンプトの方が意図した画像に近づきやすい傾向があります。英語に自信がない場合は、AIチャットに「この内容を画像生成用の英語プロンプトにして」と依頼するだけで、十分実用的な精度のプロンプトが作れます。

Q. 画像生成AIを覚えたら、他の業務もAIに任せられるようになりますか?

A. 画像生成AIと業務自動化AIは技術的な仕組みが異なるため、Midjourneyの操作経験がそのままClaude Codeなどの業務自動化に直結するわけではありません。ただし「AIに具体的な指示を出す」という発想そのものは共通しているため、画像生成AIに慣れている方は、業務自動化AIへの移行も比較的スムーズに進むケースが多いです。

Q. 生成した画像がイメージ通りにならない場合はどうすればいいですか?

A. まずはプロンプトを「被写体・状況・スタイル」の3要素に分けて具体的に書き直してみてください。それでも改善しない場合は、--stylizeや--chaosといったパラメーターを1つずつ調整しながら、狙った結果に近づけていくのが実践的な方法です。一度で完璧な画像を狙うより、複数回の生成と微調整を前提に進めるとストレスが少なくなります。

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監修 最終更新日: 2026年8月13日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。