【2026年最新】議事録作成にGeminiを使う方法とClaude Code/Codexとの比較完全ガイド
この記事の内容
「GeminiでAI議事録を作れますか?」——この質問に対する正確な答えは「Yes、ただし自動化には限界がある」です。Geminiは文字起こしデータの要約・要点整理・フォーマット変換が得意で、特にGoogle WorkspaceツールとのシームレスなGoogle連携を持ちます。一方で、録音→文字起こし→整形→承認依頼→ファイリングという完全自動化フローには、Geminiだけでは対応できない部分があります。
この記事では、GeminiによるAI議事録作成の具体的な使い方と限界を正確に解説した上で、完全自動化を実現するClaude Code/Codexとの機能比較を行います。どちらのAIを使うべきか、あるいは組み合わせるべきかを判断する基準を、AI鬼管理(運営: 株式会社GENAI)の実践ノウハウをもとにまとめています。
01 GEMINI BASICS GeminiによるAI議事録作成の基本——何ができて何ができないか Geminiの能力を正確に把握することが、正しいツール選択の第一歩
📚 用語解説
Gemini(Google DeepMind):Googleが開発したAIモデル。Google Workspaceと統合されており、Google Docs・Gmail・Google Meet・Google Driveなどのツールで「Gemini」ボタンやプロンプト入力から呼び出すことができる。Google One AIプレミアムプランまたはGoogle Workspace for Businessに含まれる「Gemini Advanced」を利用することで、より高精度な要約・文書作成・多言語対応が可能になる。議事録用途では、主にGoogle MeetのトランスクリプトやドキュメントのテキストをGeminiに渡して整形・要約させる使い方が一般的。
Geminiが議事録作成で発揮できる能力を、Googleが公式に提供している機能ベースで整理します。
| 機能 | Geminiで対応可能か | 条件・注意点 |
|---|---|---|
| Google Meetの自動文字起こし | ◎ 可能 | Google Workspace Business Standard以上のプランが必要 |
| 文字起こしテキストの要約 | ◎ 可能 | Docs上でGeminiを呼び出して「この会議を要約して」と指示 |
| 決定事項・アクションアイテムの抽出 | ○ 可能 | プロンプトで指示が必要(自動抽出ではない) |
| 議事録フォーマットへの自動当てはめ | △ 限定的 | 自社フォーマットの学習・記憶は限定的、毎回指示が必要 |
| 参加者への自動送付(メール・Slack) | ✕ できない | Geminiの標準機能の範囲外(連携設定が別途必要) |
| 承認フロー・リマインド | ✕ できない | Geminiは生成AIであり、フロー制御はできない |
| Googleドライブへの自動ファイリング | △ 限定的 | Docsとの連携は可能だが、フォルダ分け・命名ルールは手動 |
02 HOW TO USE GEMINI Geminiで議事録を作る具体的な使い方 Google Meet連携・Docs活用・プロンプト設計の実践手順
2-1. Google MeetのAI文字起こし機能を使う
2-2. 文字起こしがないケース(録音データから)
Zoom・Teams・ICレコーダーなどGoogleツール以外で録音した場合、Gemini単独では音声ファイルを直接処理できません(Gemini Advancedの一部機能で音声入力に対応しているケースもありますが、長時間録音の実用的な処理には別途ツールが必要です)。この場合は、外部の文字起こしツール(Whisper等)で先にテキスト化し、そのテキストをGeminiに渡して整形する2ステップが必要になります。
Google Workspace(Gmail/Meet/Docs/Drive)をメインで使っている会社・チームで、議事録の「要点整理・整形」ステップだけを効率化したい場合に向いています。全てのフローをGoogleエコシステム内で完結できる場合は、Geminiの統合メリットが最大化されます。
議事録AIのプロンプト設計については議事録作成AIプロンプトの実践ガイドで詳しく解説しています。
📚 用語解説
プロンプト(Prompt):AIに対して行う指示や質問のこと。議事録作成では「この文字起こしから決定事項とアクションを抽出し、以下のフォーマットで議事録を作成してください」のように、AIへの具体的な指示文章を指す。プロンプトの設計(プロンプトエンジニアリング)の品質が、AI出力の品質を直接左右する。Claude Code/Codexでは、このプロンプトをワークフローとして自動化することで、毎回の人間のコピペ作業をなくせる。
03 GEMINI LIMITATIONS Geminiの議事録作成における限界——何が「できない」のか ツールの限界を知ることで、自動化の設計が正確になる
GeminiはAI生成・要約・変換の能力を持ちますが、「録音ファイルを受け取って→文字起こしして→フォーマットに整形して→Slackで参加者に送って→未確認者にリマインドして→承認されたらDriveに保存する」という一連のフロー制御は、Gemini単独では実行できません。Geminiは「あなたが与えたテキストに対してAI処理を行う」ツールです。フロー制御(いつ・何を・どこに)が必要なら、Claude Code/Codexのような実行系AIが必要です。
📚 用語解説
AIエージェント(AI Agent):ユーザーの指示を受けて、自律的に複数のタスクを実行し続けるAIの仕組み。ChatGPTやGeminiのような「質問→回答」の単発対話型と異なり、「録音ファイルを検知→文字起こし→整形→メール送付→応答を待機→承認確認→ファイリング」のように複数ステップを連続して自律実行できる。Claude Code/Codexはこのエージェント型AIの代表で、議事録作成フロー全体を人間なしで完走できる。
04 COMPARISON Gemini vs Claude Code/Codex——議事録自動化の機能比較 どちらのAIが議事録の「どのステップ」に向いているかを明確にする
| 比較項目 | Gemini | Claude Code/Codex |
|---|---|---|
| 文字起こし精度 | Google Meet連携でネイティブ高精度 | 外部ツール(Whisper等)との連携で対応 |
| Google Workspace連携 | ◎ ネイティブ統合 | ○ API連携で対応可能 |
| Slack/非Googleツール連携 | △ 設定が複雑 | ◎ 標準で連携可能 |
| 自社フォーマット記憶 | △ Gemini Gems設定が必要(毎回リセットあり) | ◎ ワークフローとして永続設定可能 |
| 承認フロー・リマインド | ✕ 非対応 | ◎ 条件分岐・自動リマインド設計可 |
| 条件分岐・フロー制御 | ✕ チャット型のため不可 | ◎ 完全対応 |
| ファイリング自動化 | △ Google Drive内のみ部分対応 | ◎ 条件別フォルダ振り分け可 |
| 他業務への横展開 | △ Workspace内業務のみ | ◎ 契約書・報告書・メールなど全文書業務 |
| プログラミング不要での導入 | ◎ すぐ使える | ○ 初期設定(日本語指示)が必要 |
| 完全自動化(録音→完成→共有→保存) | ✕ 人間の操作が複数ステップ残る | ◎ 全工程を自動化可能 |
まとめると: Geminiは「整形・要約の質」と「Googleツール内のスピード」で優れており、Claude Code/Codexは「フロー全体の完全自動化」と「他業務への横展開」で優れています。どちらを選ぶかは「今すぐ使いたい(Gemini)か、長期的に工数ゼロを目指すか(Claude Code/Codex)か」で判断するのがシンプルです。
(Zoom/Meet/ICレコーダー)
(Whisper等)
(Googleユーザーに強み)
Codexで承認・共有・ファイリング
上図のように、Geminiをフロー中間ステップとして組み込み、Claude Code/Codexでフロー全体を制御するハイブリッド設計が「Google Workspaceを使っている企業の最適解」になるケースもあります。
Google関連の議事録AI活用についてはGoogle連携の議事録AI活用ガイドも詳しく解説しています。また、AIツール全体の比較については議事録作成AIツール完全比較をご覧ください。
📚 用語解説
Google Workspace(旧G Suite):Googleが提供するクラウドベースの業務ツール群。Gmail・Googleドキュメント・スプレッドシート・スライド・Meet・Drive・カレンダーなどを含む。Business/Enterpriseプランでは「Gemini for Google Workspace」が含まれ、各ツール内でGeminiを呼び出しAI処理を行える。議事録においては、Google Meetの文字起こし→Docsに保存→GeminiでAI整形という一連のフローが最もスムーズ。ただしSlack利用・非GoogleのCRMシステムとの連携など、Googleエコシステム外との繋ぎ込みにはClaude Code/Codex等のエージェントが必要。
05 FULL AUTOMATION 【核心】Claude Code/Codexで議事録を完全自動化する設計 録音データを入れるだけで議事録が完成する。そのワークフロー設計のすべて
📚 用語解説
Claude Code(Anthropic)/ Codex(OpenAI):AIエージェントの代表的製品。Claude CodeはAnthropic社、CodexはOpenAI社が提供。どちらも日本語の指示だけでパソコン上の操作・ファイル処理・メール/Slack送信・クラウドサービスとの連携などを実行できる「実行型AI」。ChatGPTやGeminiが「会話で答えを生成する」のに対し、Claude Code/Codexは「会話で指示して作業を実行させる」という使い方が基本。プログラミング不要でデスクトップアプリから操作可能。
Claude Code/Codexを使った議事録完全自動化のワークフロー設計例です。AI鬼管理のクライアント企業での実際の稼働例をもとにしています。
(録音フォルダに保存)
ファイルを自動検知
文字起こし(自動)
整形(自動)
自動送付
(期限リマインド)
自動ファイリング
5-1. Claude Code/Codexに登録する「自社ルール」3つ
5-2. Geminiとのハイブリッド設計(Google利用者向け)
Google Meetを使っている場合、次のハイブリッド設計が最もシンプルです。
| ステップ | 担当 | 処理内容 |
|---|---|---|
| 録音・文字起こし | Google Meet(自動) | AIによる高精度な音声認識と話者識別 |
| 文字起こしデータの保存 | Google Drive(自動) | 会議終了後に自動保存 |
| 整形・要約・フォーマット適用 | Claude Code | Driveの文字起こしファイルを読み取り、自社フォーマットに整形 |
| 送付・リマインド | Claude Code | Slack/メール送付→期限リマインド→承認確認 |
| ファイリング | Claude Code | 承認完了をトリガーに指定フォルダへ自動保存 |
このハイブリッド設計では、Google Meetの文字起こし精度を活かしながら、Claude Codeがフロー全体を制御します。「Geminiをどこかに使わなければいけない」ということはなく、文字起こしはGoogleMeetが担い、Claude Codeが残りの全工程を担当するシンプルな構成です。
06 WHY IT FAILS 自動化ツールを使いこなせない「3つの理由」と対処法 GeminiもClaude Codeも買ったが結局手作業が残る——止まる構造を解明する
理由1: 「テキストを整形するステップ」だけ自動化して終わりにしている
GeminiやChatGPTを使って「文字起こしを整形させる」ことには成功するものの、整形後の送付・確認・ファイリングは結局手動のままというパターンが最も多いです。整形だけで止まると、議事録1本あたりの工数は15〜20分程度しか削減できず、フロー全体の自動化に比べると効果は限定的です。
理由2: 「Geminiが自動でやってくれる」と思って依存している
「Google MeetでGeminiを使えば議事録が自動化できる」という認識で導入すると、「あれ?送付は手動だし、ファイリングも手動だし、結局変わらなかった」という状態になります。Geminiは「指示したらその場でAI処理をしてくれる」ツールであり、「毎回自動で動くフローを作るツール」ではありません。フロー自動化にはClaude Code/Codexのようなエージェントが必要です。
理由3: 設定が複雑で担当者が途中で離脱する
Claude Code/Codexの初期設定(フォーマット登録・送付先設定・ファイリングルール設定)は、手順通りに進めれば難しくありませんが、設計の前提となる「自社ルールの言語化」でつまずくことが多いです。「うちの議事録のフォーマットは……えっと、正式なのはどれだっけ?」「Slackの送付ルールは部署ごとに違うんですが……」という状態では、設定を進めることができません。
言語化
(ここで詰まる)
登録
ルール設定
ルール設定
完成・稼働
議事録自動化の第一歩は「今の議事録でベストなものを1本選ぶ」ことです。「この議事録が社内で一番良い議事録の例です」というものをAIに見せて、「この形式で議事録を作ってください」と言えば、それがフォーマット登録になります。ゼロからルールを書き起こす必要はありません。
07 AI ONIKANRI AI鬼管理——90日で議事録完全自動化を完成させる伴走支援 Geminiでも止まる・Claude Codeでも止まる——伴走で最短突破する
弊社(株式会社GENAI)が提供するAI鬼管理は、Claude Code/Codexを使った業務自動化を3〜6ヶ月間の伴走セッションで支援するプログラムです。議事録自動化はそのなかでも最もよく取り組まれる業務で、「Gemini・ChatGPT・Claude Codeを試したけど結局手作業が残る」という状態の方が多く参加されています。
契約書管理・法務文書も含めた文書業務AI化の全体像については契約書・法務・議事録 文書管理AI完全ガイド(ハブ)で体系的に解説しています。
08 DECISION GUIDE 議事録AIツール選択の判断基準まとめ Gemini単独・ハイブリッド・Claude Code単独——自社に合う選択はどれか
| 条件 | 推奨構成 |
|---|---|
| Google Workspace中心で月10本未満の議事録、整形・要約だけ効率化したい | Gemini単独(Gemini for Google Workspace) |
| Google Meetで文字起こしは自動化済み。承認フロー・ファイリングも自動化したい | Gemini + Claude Code(ハイブリッド) |
| Zoom/Teams利用、Slack中心、Googleエコシステム外。完全自動化を目指す | Claude Code単独(WhisperとClaude Codeの組み合わせ) |
| 月20本以上、複数の会議種別、法定議事録(取締役会等)も含む、他業務(契約書等)も自動化したい | Claude Code + AI鬼管理(伴走支援)で設計から構築まで |
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「今のGoogle Meet環境を活かしながら、承認・ファイリングまで自動化したい」「Geminiを使っているが完全自動化には届かない」「Claude Codeを試したが設定で止まっている」——どのフェーズにいる方も、まず現在の状況を無料相談でヒアリングします。AI鬼管理が、自社環境・ツール・フローに最適な自動化設計を一緒に作ります。
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よくある質問
Q. GeminiだけでAI議事録を完全自動化できますか?
A. Geminiだけでは「完全自動化」は難しいです。Geminiは文字起こしデータの要約・整形・フォーマット変換は得意ですが、「録音ファイルを自動検知して→文字起こし→整形→Slack送付→承認リマインド→ファイリング」というフロー制御は標準機能ではできません。Geminiを議事録の「整形ステップ」に使いながら、フロー全体をClaude Code/Codexで制御するハイブリッド設計か、Claude Code/Codex単独での完全自動化が必要です。
Q. Google Meetを使っています。GeminiとClaude Codeどちらで始めるべきですか?
A. まずGoogle MeetのAI文字起こし機能(Gemini統合)を有効化して、文字起こしデータがGoogleドライブに自動保存される状態を作ることをおすすめします。その後、DriveにあるデータをClaude Codeが受け取って整形→Slack送付→承認→ファイリングを自動化する構成が、Google Workspaceユーザーには最も効率的です。Gemini単独での完全自動化を目指すより、Claude Codeと組み合わせる方が現実的に効果が出ます。
Q. 議事録作成のAIツールとしてGeminiとChatGPT、Claude Code、どれが一番良いですか?
A. 用途によって最適解が異なります。「文字起こしを要約するだけ」であればGemini・ChatGPT・Claude Codeのいずれも高品質です。「完全自動化(送付・承認・ファイリングまで)」を目指す場合は、フロー制御ができるClaude Code(または Codex)が適しています。GeminiはGoogle Workspace内での統合度が高く、ChatGPTは知名度が高い反面、業務フロー全体の自動化はClaude Codeが最も得意としています。
Q. GeminiをZoomやSlackと連携させて議事録を自動化できますか?
A. ZoomやSlackとGeminiの直接連携は、標準機能では限定的です。Zoom側の録音データをGoogleドライブに手動でアップしてからGeminiに渡す、またはZapier等のサービスを使った連携設定が必要になります。一方、Claude Code/Codexはこれらのツールとの連携設定を日本語の指示で組み込めるため、ZoomとSlackを使っている場合はClaude Code単独での自動化フロー設計が結果的にシンプルになるケースが多いです。
Q. GeminiのGemini Gemsを使えば議事録フォーマットを記憶させられますか?
A. Gemini Gemsを使うことで、自社の議事録フォーマットや指示文(プロンプト)を保存し、毎回同じ設定で呼び出すことができます。ただし、「録音ファイルを検知して自動で処理を開始する」「承認フロー・リマインドを自動実行する」「ファイリングを自動化する」などのフロー制御はGemini Gemsでは対応できません。フォーマット記憶の問題はGemini Gemsで解決できますが、完全自動化にはClaude Code/Codexが必要です。
Q. AI議事録ツールの選択で失敗しないためのポイントは何ですか?
A. 最重要のポイントは「作成するだけ(Gemini・ChatGPT等)か、フロー全体を自動化できるか(Claude Code/Codex)か」を最初に明確にすることです。多くの方が「AIで議事録が速くなった」で満足して終わりますが、送付・承認・ファイリングまで自動化して初めて「担当者の工数がゼロに近づく」状態になります。どこまでを自動化ゴールとするかを先に決め、それを実現できるツールを選ぶ順序が重要です。
Q. Geminiの議事録機能は有料ですか?費用はどのくらいかかりますか?
A. Gemini for Google WorkspaceはGoogle WorkspaceのBusiness Standard以上のプランに含まれています(2026年時点)。一般ユーザー向けのGemini Advanced(Google One AIプレミアムプラン)でもDocsでのGemini機能は利用できます。Google Meetの高度な文字起こし機能はプランによって異なるため、利用中のプランの機能一覧を確認してください。Claude Code(Anthropic)は月額定額制プランで利用可能で、1ユーザーから始められます。
Q. 取締役会の法定議事録にGemini・Claude Code/Codexを使っても問題ありませんか?
A. 問題ありません。AIによる議事録作成は、法令上の作成方法を問いません。ただし取締役会議事録には法定記載事項の確認と出席者全員の署名が必要なため、AIが草案を作成した後に「人間が法定内容を確認→署名取得」という工程を設けてください。GeminiもClaude Code/Codexも「草案生成・整形」に使い、法的確認と署名は人間が担当するフロー設計が正解です。
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