【2026年9月最新】Azure CLIとは?使い方・インストール・認証設定を徹底解説|非エンジニアが自動化に活かす道
「Azure CLIって聞いたことはあるけど、結局何ができるツールなの?」——クラウド管理の話題でこの単語を見かけて、この記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。
Azure CLI(エーゼットシーエルアイ)は、Microsoftが提供するクラウド基盤「Microsoft Azure」を、マウス操作ではなくコマンド(文字入力)で管理するためのツールです。Azureportal(管理画面)で1つずつクリックしていた作業を、コマンド1行、あるいはスクリプト1本で一気に実行できるようになります。
この記事では、Azure CLIの基本から、インストール方法、認証・ログインの仕組み、実際によく使うコマンド、CI/CDやIaCとの連携事例までを、非エンジニアの経営者・管理職の方にも分かる言葉で整理します。さらに後半では、「コマンドを覚えるのが大変」と感じる方向けに、弊社(株式会社GENAI)がClaude Codeを使ってこうした定型的なCLI操作をどう自動化・省人化しているかという実運用データも公開します。
01 WHAT IS AZURE CLI Azure CLIとは何か クラウド管理を「コマンド」で行うためのツール
Azure CLI(Azure Command-Line Interface)は、Microsoftが無償で提供しているクロスプラットフォーム対応のコマンドラインツールです。「az」という名前のコマンドを使って、Azure上の仮想マシン・ストレージ・ネットワークといったあらゆるリソースを、画面操作ではなく文字入力で作成・変更・削除できます。
📚 用語解説
Azure CLI:Microsoft Azureのリソースをコマンド(文字による命令)で操作するための公式ツール。「az」というコマンド名で呼び出す。Windows・macOS・Linuxのどの環境からでも同じコマンドで操作できるのが特徴。
例えば「新しい仮想サーバーを1台立てる」という作業を考えてみましょう。Azure Portal(Webの管理画面)であれば、いくつもの設定画面を順番にクリックし、項目を入力していく必要があります。一方Azure CLIであれば、コマンド1行、または設定をまとめたスクリプト1本を実行するだけで同じ作業が完了します。
1-1. なぜ「コマンドで操作する」ことに価値があるのか
マウス操作に慣れている方からすると、「わざわざコマンドを打つ方が面倒では?」と感じるかもしれません。しかし業務でクラウドを扱う場面では、「同じ作業を何十回も繰り返す」「同じ手順を毎回寸分違わず再現する」ことが求められる場面が非常に多くあります。
コマンドやスクリプトであれば、一度書いた手順をファイルとして保存でき、誰が実行しても同じ結果が得られます。人の手作業では発生しがちな「設定を1箇所だけ間違える」「前回と手順が微妙に違う」といったミスを防げるのが最大の価値です。
Azure CLIは「エンジニアが使う専門ツール」という位置づけで問題ありません。経営者・管理職としては、コマンドを自分で覚える必要はなく、「なぜ担当者がCLIやスクリプトでの運用にこだわるのか」の理由(再現性・ミス防止・記録が残る)を理解しておくことが重要です。
1-2. Azure Cloud Shellとの関係
Azure CLIをインストールせずに試したい場合は、Azure Cloud Shellというブラウザ内蔵の実行環境を使う方法もあります。Azure Portalの画面右上にあるアイコンから起動でき、あらかじめAzure CLIがセットアップ済みの状態ですぐにコマンドを試せます。
📚 用語解説
Azure Cloud Shell:ブラウザだけで使えるAzureの操作環境。Azure CLIやAzure PowerShellがあらかじめインストール済みの状態で提供されるため、自分のパソコンに何もインストールせずにコマンド操作を試せる。ストレージ代のみわずかな課金が発生する場合がある。
02 CLI VS PORTAL VS POWERSHELL Azure Portal・Azure PowerShellとの違い 3つの操作方法、それぞれの向き不向き
Azureを操作する方法は、実はAzure CLIだけではありません。MicrosoftはAzure Portal(GUI)・Azure CLI(コマンド)・Azure PowerShell(コマンド)という3つの主要な操作手段を用意しており、それぞれ得意分野が異なります。
| 操作方法 | 形式 | 得意な場面 | 学習コスト |
|---|---|---|---|
| Azure Portal | ブラウザのGUI画面 | 単発の確認・少数リソースの手動操作 | 低い(直感的に操作可能) |
| Azure CLI | コマンドライン(az〜) | 繰り返し作業の自動化・スクリプト化・CI/CD連携 | 中〜高(コマンド構文の習得が必要) |
| Azure PowerShell | コマンドライン(Get-Az〜等) | Windows/PowerShellに慣れたチームでの自動化 | 中〜高(PowerShell構文の習得が必要) |
Azure PortalはGUIなので直感的ですが、同じ作業を100回繰り返すような場面には向いていません。逆にAzure CLIやAzure PowerShellはコマンドの習得が必要な分、一度手順を書いてしまえば何度でも・誰が実行しても同じ結果を再現できます。
2-1. Azure CLIとAzure PowerShell、どちらを選ぶべきか
両者は機能的にはほぼ同じことができますが、構文の作りが異なります。Azure CLIは「az group create --name〜」のようにBash(Linux系のコマンド体系)に近い書き方で、出力もJSON形式が基本です。Azure PowerShellは「New-AzResourceGroup -Name〜」のように.NETのオブジェクトを扱う書き方になります。
2-2. Azure Portalを併用すべき場面
コマンド操作に統一したチームであっても、Azure Portalを完全に使わなくなるわけではありません。請求状況の確認、アラートの通知先設定、権限の見直しといった「頻度が低く、視覚的な確認が重要な作業」は、引き続きPortalで行うのが実務的です。
コマンドで変更した設定をPortal側で誰かが手動で上書きしてしまうと、スクリプトで管理していたはずの状態と実際の状態がずれてしまいます。「この種類のリソースはコマンド管理、この種類はPortal管理」と役割分担を明確にしておくことがトラブル防止につながります。
03 INSTALLATION Azure CLIのインストール方法 Windows・macOS・Linux・Cloud Shellでの導入手順
Azure CLIは主要なOSすべてに対応しています。担当エンジニアが実際にインストールする際の全体像を、経営者・管理職としても把握しておきましょう。
| 環境 | インストール方法(概要) | 備考 |
|---|---|---|
| Windows | 公式インストーラー(MSI)をダウンロード、またはパッケージ管理ツール経由で導入 | インストール後、コマンドプロンプトやPowerShellから利用可能 |
| macOS | パッケージ管理ツール(Homebrew等)経由でコマンド1行で導入 | ターミナルアプリから利用 |
| Linux | ディストリビューション標準のパッケージ管理コマンド、または公式インストールスクリプトを使用 | Ubuntu・Debian・RHEL系など主要ディストリビューションに対応 |
| Docker | 公式コンテナイメージを取得して実行 | ローカル環境を汚したくない場合や、CI/CDのビルド環境内で使う場合に有効 |
| Cloud Shell | インストール不要、ブラウザからそのまま利用 | Azure Portalに組み込み済み。試用や緊急時の操作に便利 |
いずれの方法でも、インストール後にバージョン確認コマンドを実行して、正しく導入できたかを確認するのが基本の流れです。バージョン情報とあわせて、更新可能な拡張機能の一覧が表示される仕組みになっています。
自分のパソコンに何かをインストールする前に、まずはAzure PortalのCloud Shellでコマンドの雰囲気を掴むのが安全です。インストールも設定も不要で、失敗しても環境を汚す心配がありません。
3-1. インストール後に必ず行うこと
インストールが完了したら、まず行うべきはログイン(認証)です。認証を済ませないと、どのコマンドを打っても「サインインしてください」というエラーが返ってきます。認証の詳しい仕組みは次の章で解説します。
04 AUTHENTICATION Azure CLIの認証とログイン 4つの認証方式とMFA(多要素認証)への対応
Azure CLIを使う上で、非エンジニアにも理解しておいてほしいのが認証(誰がこの操作をしているかを証明する仕組み)です。認証方式を誤ると、セキュリティ事故や「担当者の退職後にスクリプトが動かなくなる」といったトラブルの原因になります。
Azure CLIには、主に4つの認証方式があります。用途に応じて正しく使い分けることが、安全な運用の第一歩です。
人が手動で
操作する場合
ブラウザが
開けない環境
プリンシパル
CI/CD・
自動処理
Azure内の
リソース同士
4-1. 対話型ログイン(az login)
最も基本的な方法が、対話型ログインです。コマンドを実行するとブラウザが自動的に立ち上がり、マイクロソフトアカウントのサインイン画面が表示されます。普段Microsoft 365などにログインしているのと同じ感覚で認証できるため、日常的な手動操作にはこの方式が使われます。
4-2. サービスプリンシパルによる認証
CI/CDパイプラインや定期実行のバッチ処理のように、人が介在せず自動で動かしたい場面では、サービスプリンシパルという「アプリケーション専用のログイン用アカウント」を発行して使います。人間のアカウントでログインし続けるのではなく、用途ごとに専用のIDを分けることで、権限管理と事故発生時の追跡がしやすくなります。
📚 用語解説
サービスプリンシパル:Azure上でアプリケーションやスクリプトが使う「専用のログインアカウント」のようなもの。人間のアカウントとは別に発行し、必要な操作範囲だけに権限を絞って割り当てられる。CI/CDや自動処理で人のアカウント情報を直接使わずに済むため、退職者のアカウント停止時に自動処理まで止まってしまう事故を防げる。
4-3. マネージドIDによる認証
Azure仮想マシンなど、Azure内部のリソース同士が連携する場合には、マネージドIDという仕組みを使うのが推奨されています。パスワードや鍵をコード内に一切書かずに、Azureが自動的に認証情報を管理してくれるため、最も安全性の高い方式とされています。
📚 用語解説
マネージドID:Azure上の仮想マシンやサービスに自動的に割り当てられる「身分証」のようなもの。パスワードやアクセスキーをスクリプト内に書かずに済むため、認証情報の漏えいリスクを大きく下げられる。Azure内で完結する処理に向いている。
4-4. MFA(多要素認証)必須化の影響と対応
近年、Microsoftはセキュリティ強化のため、Azureへのサインインに対してMFA(多要素認証)を必須とする流れを強めています。対話型ログインでは、パスワードに加えてスマートフォンアプリでの承認や認証コード入力を求められるのが一般的になりました。
📚 用語解説
MFA(多要素認証):パスワードだけでなく、スマートフォンアプリの承認やSMSコードなど「複数の要素」を組み合わせて本人確認を行う仕組み。パスワードが漏えいしても、もう1つの要素がなければログインできないため、不正アクセスのリスクを大幅に下げられる。
対話型ログインはMFAの追加確認が発生するため、人手を介さない完全自動のバッチ処理には不向きになります。定期実行のスクリプトや自動処理では、MFAの影響を受けないサービスプリンシパルやマネージドIDへの切り替えを検討する必要があります。
05 BASIC USAGE Azure CLIの基本的な使い方 よく使うコマンドと出力形式の考え方
Azure CLIのコマンドは、基本的に「az + 対象 + 操作」という組み立てで構成されています。例えば「az group create」であれば「az(Azure CLI)+ group(リソースグループという入れ物)+ create(作成する)」という意味になります。
| やりたいこと | コマンドの考え方 | 対象 |
|---|---|---|
| リソースをまとめる箱を作る | az group create | リソースグループ |
| 仮想サーバーを作る | az vm create | 仮想マシン |
| データの保存先を作る | az storage account create | ストレージアカウント |
| 契約中のサブスクリプションを確認する | az account list / az account set | サブスクリプション(契約単位) |
| 作成済みのリソースを一覧表示する | az resource list | リソース全般 |
5-1. リソースグループという「箱」の考え方
Azureでは、仮想マシンやストレージなどのリソースを、リソースグループという「プロジェクト単位の箱」にまとめて管理します。同じプロジェクトのリソースを1つの箱に入れておくことで、後からまとめて削除・管理・請求確認ができるようになります。
5-2. 出力形式とクエリ(--output / --query)
コマンドを実行すると、結果は標準でJSON形式(プログラムが読み書きしやすいデータ形式)で返ってきます。人が目で見やすい表形式に変換したり、必要な項目だけを絞り込んで取り出したりするためのオプションも用意されています。
📚 用語解説
JMESPath(クエリ言語):Azure CLIの「--query」オプションで使われる、JSON形式のデータから必要な部分だけを取り出すための検索・抽出ルール。大量の情報の中から「名前だけ」「稼働中のものだけ」といった条件で絞り込む際に使う。
コマンドの細かい書き方を覚える必要はありませんが、「同じ処理を何度も繰り返す作業ほど、Azure CLIで自動化する価値が高い」という判断基準だけは持っておくと、担当者への指示出しがスムーズになります。
06 USE CASES Azure CLIの活用事例 運用自動化・CI/CD・IaCとの連携
Azure CLIが最も力を発揮するのは、「繰り返し作業」と「複数人での再現」が求められる場面です。代表的な3つの活用パターンを紹介します。
6-1. スクリプトによる運用自動化
毎晩決まった時間に不要な検証環境を削除する、毎朝ステータスを確認して通知するといった定型作業のスクリプト化は、Azure CLIの代表的な使い方です。人が手作業で行うと発生しがちな「やり忘れ」「手順の抜け漏れ」を防げます。
6-2. CI/CDパイプラインとの統合
アプリケーションの開発チームでは、コードの変更を自動的にテスト・配置するCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)の仕組みの中に、Azure CLIのコマンドを組み込むケースが一般的です。GitHubやAzure DevOps上のパイプラインから、サービスプリンシパルを使ってAzureにログインし、自動でリソースを更新する流れが定番になっています。
開発者が
プッシュ
パイプラインが
検証
サービス
プリンシパルで認証
本番/検証
環境へ反映
6-3. Bicep / IaCとの連携
近年主流になっているのが、IaC(Infrastructure as Code)という考え方です。「どんなリソースを、どんな設定で作るか」を1つの設定ファイルに書いておき、Azure CLIからそのファイルを読み込んで反映させます。手順書ではなく設定ファイルとして残るため、変更履歴の管理がしやすくなります。
📚 用語解説
IaC(Infrastructure as Code):サーバーやネットワークなどのインフラ構成を、手作業ではなく「設定ファイル」として記述・管理する考え方。Gitのようなバージョン管理で変更履歴を追える上、同じ設定を何度でも正確に再現できる。AzureではBicepという専用の記述形式がよく使われる。
6-4. 更新とトラブルシューティング
Azure CLIは定期的に機能追加・修正が行われるため、バージョン更新を怠らないことも運用上のポイントです。組み込みの更新コマンドで最新版に上げられます。社内ネットワークにプロキシ(中継サーバー)がある環境では、プロキシの接続設定を環境変数で指定する必要がある点にも注意が必要です。
「認証が切れてコマンドが急に失敗するようになった」という相談が最も多いトラブルです。多くの場合は再ログインで解決しますが、サービスプリンシパルの有効期限切れが原因のケースもあるため、自動処理で使う認証情報には更新期限の管理が欠かせません。
07 GENAI CASE STUDY 【独自データ】GENAI社内でのAI活用実運用 クラウド運用の「繰り返し作業」をClaude Codeでどこまで巻き取れるか
ここからは、弊社(株式会社GENAI)の実運用データをもとに、「コマンドを使った定型作業」全般を、人が覚えて回すのではなくAIエージェントに任せた場合にどうなるかを紹介します。Azure CLIに限らず、社内のあらゆる繰り返し業務に共通する考え方です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 契約プラン | Claude Max 20x(月額$200 / 約30,000円) |
| 利用開始 | 2025年後半〜 |
| 利用部署 | 経営・営業・広告・開発・経理・秘書業務・個人業務まで全社 |
弊社では「開発・インフラ運用まわりの定型的なコマンド操作」も含め、繰り返し性の高い業務は積極的にClaude Codeへ渡す方針で運用しています。人がコマンドの構文を1つずつ覚えるのではなく、「何をしたいか」を自然な日本語で伝え、実際のコマンド組み立てや実行手順の整理はAIエージェント側に任せる形です。
| 業務領域 | 主な用途 | 概算削減時間(肌感ベース) |
|---|---|---|
| 開発・インフラ運用 | WordPress/HTML/LP制作、スクリプト書き捨て、定型コマンド実行の下調べ | 都度数時間削減 |
| 広告運用 | 週次レポート・CPA分析・配信内容調整 | 週10時間 → 週1時間 |
| 経理 | 請求書チェック・経費仕訳・Freee連携 | 月40時間 → 月5時間 |
| 秘書業務 | 日報生成・議事録・スケジュール調整 | 日2時間 → 日15分 |
上記は弊社の肌感ベースの数値であり、業種・業態・担当者のスキルによって削減時間は変動します。「完全自動化」ではなく、人間による確認・レビュー工程を挟んだ上での実感値としてご覧ください。
08 THREE PATHS 【独自】非エンジニアがコマンドを覚えずに自動化に活かす3つの道 Azure CLIを「使う」のではなく「使わせる」という発想
ここまで読んで、「Azure CLIが便利なのは分かったが、自分やチームがコマンドを覚えるのは現実的でない」と感じた方も多いはずです。実際、非エンジニアの経営者・管理職がコマンド構文を暗記する必要はまったくありません。ここでは、コマンドを覚えずに恩恵だけを受け取るための3つの道を紹介します。
8-1. 【道1】担当エンジニアに「何を自動化したいか」だけを伝える
最初の道は最もシンプルで、「結果」を言語化して担当者やベンダーに伝えることです。「毎晩23時に検証環境を止めて費用を抑えたい」「月初に先月分のリソース利用状況をレポートにしてほしい」といった業務の要望さえ明確であれば、コマンドの中身は担当者側で組み立てられます。
「Azure CLIを使ってほしい」ではなく、「この作業を毎回自動でやってほしい」という業務目的ベースで伝えるのがポイントです。手段(コマンド)を指定する必要はなく、目的(自動化したい結果)だけを明確にすれば十分です。
8-2. 【道2】AIエージェントにコマンドの組み立てと実行を任せる
2つ目の道が、この記事の第7章でも紹介したAIエージェント(Claude Codeなど)にコマンド操作を任せる方法です。近年のAIエージェントは、「Azureのこのリソースグループの中身を一覧にして」「使っていない仮想マシンを止めるスクリプトを作って」といった自然な日本語の指示から、必要なAzure CLIコマンドを組み立てて実行できます。
この方法の利点は、コマンド構文を人間が暗記する必要がなく、かつ実行前に「何をするコマンドか」の説明を受けられる点です。ブラックボックスで自動実行させるのではなく、都度内容を確認しながら進められるため、非エンジニアでも安心して関与できます。
📚 用語解説
AIエージェント:人間が都度細かく指示しなくても、目的を伝えるだけで複数のステップを自ら計画して実行するAI。Claude Codeはその代表例で、コマンドの組み立て・実行・結果の確認までを一連の流れとして行える。
やりたいことを
日本語で伝える
AIがコマンドを
組み立てる
内容を確認
してから実行
結果を確認し
次回に活かす
8-3. 【道3】定型業務そのものを外部に任せる
3つ目の道は、クラウド運用や定型的な業務そのものを、社内で抱えずに外部に任せる選択肢です。社内にエンジニアリソースが乏しい場合、コマンド運用の仕組み作りから任せてしまう方が、結果的にスピードもコストも見合うケースが少なくありません。
09 CONCLUSION まとめ ── Azure CLIは「覚える」より「使わせる」で十分 コマンドの暗記より、判断基準を持つことが重要
この記事では、Azure CLIの基本、Azure Portal・Azure PowerShellとの違い、インストール方法、認証・ログインの仕組み、基本コマンド、CI/CD・IaCとの連携事例、そして弊社GENAIの実運用データ、非エンジニアが自動化に活かす3つの道までを整理しました。最後にポイントを振り返ります。
最も重要なメッセージをお伝えします。Azure CLIのようなコマンドツールは、「全社員が覚えるべきスキル」ではありません。重要なのは、「繰り返し作業をどう仕組み化するか」という判断であり、その実行手段は担当エンジニア・AIエージェント・外部パートナーのいずれに任せても構わないのです。
弊社では、こうしたクラウド運用の定型作業を含め、Claude Codeを「もう一人の実務担当者」として位置づけることで、社内のあらゆる繰り返し業務の負担を減らしています。この考え方に共感いただけた方は、ぜひ以下のAI鬼管理までお気軽にご相談ください。
コマンド操作の自動化設計を、AI鬼管理が一緒に組み立てます
Azure CLIのような定型的なコマンド操作を、人が覚えて回すのか、AIエージェントに任せるのか。
貴社の体制に合わせて、業務自動化の設計を個別にご相談いただけます。
ここから先の進め方は、大きく2つあります。
自社で回せるようになりたい方は、AI鬼管理でClaude Code/Codexの使い方から業務設計・社内定着まで伴走を受けながら、社内に仕組みを作る道があります。
覚えるより任せたい方は、AI社員AIKATAでこの記事のような定型業務を丸ごと預ける道があります。料金は月30万円の月額定額、追加費用は0円です。
どちらが合うかは、業務量と社内体制次第です。無料相談・無料適合診断で、貴社の場合はどちらが向くかからご相談いただけます。
NEXT STEP
この記事の内容を、あなたのビジネスで
実践してみませんか?
よくある質問
Q. Azure CLIは無料で使えますか?
A. はい、Azure CLI自体は無料でダウンロード・利用できます。費用が発生するのは、Azure CLIを使って作成した仮想マシンやストレージなど、実際に稼働させるAzureリソースの利用料に対してです。CLI経由でもPortal経由でも、リソースの利用料は変わりません。
Q. Azure CLIとAzure PowerShell、両方覚える必要がありますか?
A. 両方を覚える必要はありません。機能的にはほぼ同等のことができるため、チームが元々慣れている環境(Linux/macOS中心ならAzure CLI、PowerShell中心ならAzure PowerShell)に合わせて1つに統一するのが実務的です。
Q. コマンドを打ち間違えて大事なリソースを消してしまうことはありますか?
A. 起こり得ます。特に削除系のコマンドは対象を誤ると取り返しがつかない場合があるため、実行前の確認手順(対象名の再確認、実行前のバックアップ)をルール化しておくことが重要です。AIエージェントに任せる場合も、実行前に内容を確認するプロセスを必ず挟むことをお勧めします。
Q. MFA(多要素認証)が必須だと、自動化ができなくなりますか?
A. 対話型ログインではMFAの追加確認が必要になりますが、サービスプリンシパルやマネージドIDといった非対話型の認証方式を使えば、MFAの影響を受けずに自動処理を継続できます。用途に応じた認証方式の切り替えが対応策になります。
Q. 非エンジニアの経営者が今日からできることは何ですか?
A. コマンドを覚える必要はありません。まずは社内の「同じクラウド作業を毎回手作業で繰り返している業務」を洗い出し、担当者やAIエージェントに「この作業を自動化したい」と目的ベースで伝えることから始められます。
Q. Claude CodeはAzure CLIのコマンドも組み立てられますか?
A. はい。Claude Codeのようなエージェント型AIは、「このリソースグループの中身を確認して」「使っていない仮想マシンを止めて」といった日本語の指示から、必要なAzure CLIコマンドを組み立てて実行できます。実行前に内容を確認しながら進められるため、非エンジニアでも安心して活用できます。
Q. IaC(Bicepなど)を導入するのは大変ですか?
A. 最初の設定ファイルを作る初期構築の手間はかかりますが、一度作ってしまえば2回目以降は同じ構成を何度でも正確に再現できます。頻繁に同じ環境を作り直す業務があるなら、長期的には導入コストに見合うメリットが得られます。
Claude Codeで業務自動化を90日で叩き込む
経営者向けの伴走型パーソナルトレーニング
AI鬼管理/AI社員AIKATAへのお問い合わせ
この記事を読んで気になった方へ。
専門スタッフが、御社に最適な
業務自動化・業務代行プランを無料でご提案します。




