【2026年9月最新】ChatGPT・Claude Codeで作るマーメイド記法(Mermaid)完全ガイド|図解を自動生成する方法

【2026年9月最新】ChatGPT・Claude Codeで作るマーメイド記法(Mermaid)完全ガイド|図解を自動生成する方法

「フローチャートや組織図を作りたいけど、PowerPointで図形を並べる作業に毎回時間がかかる」——資料作成に関わる方なら、一度はこの悩みを感じたことがあるはずです。

実は、文字だけで図の構造を書けば、AIが自動で図解に変換してくれる方法があります。それが「マーメイド記法(Mermaid)」です。ChatGPTやClaude Codeに、決まった書き方のテキストを出力させるだけで、フローチャート・組織図・ガントチャートなど8種類以上の図を自動生成できます。

この記事では、マーメイド記法の基本、作れる図式8選、ChatGPT・Claude Codeでの作成手順、そしてChatGPTとClaude Codeどちらが図解作成に向いているかという比較、注意点、弊社の実運用データまでを整理します。

代表菅澤 代表菅澤
弊社では社内資料の図解を作る際、手動でPowerPointの図形を並べる作業はほぼゼロになりました。文字で構造を書くだけでAIが図にしてくれるので、資料作成のスピードが一段上がった実感があります。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
マーメイド記法という名前だけ聞くと難しそうですが、実際にはプログラミング知識がなくても使えます。今日はその手軽さを実感していただけるよう、具体的な手順から解説していきます。

この記事を最後まで読むと、次の6つが明確になります。

✔️マーメイド記法(Mermaid)とは何かを、専門用語なしで理解できる
✔️作れる図式8選(フローチャート・シーケンス図・ガントチャートなど)
✔️ChatGPT・Claude Codeでの具体的な作成手順(プロンプトのテンプレート付き)
✔️ChatGPTとClaude Code、どちらが図解作成に向いているかの比較
✔️使う上での2つの注意点(入力量の限界・ハルシネーション)
✔️弊社GENAIの実運用データと、非エンジニアが使いこなすコツ
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📌 この記事の結論
【2026年9月最新】ChatGPT・Claude Codeで作るマーメイド記法(Mermaid)完全ガイド|図解を自動生成する方法
マーメイド記法(Mermaid)を使ってChatGPT・Claude Codeで図解を自動生成する方法を解説。作れる図式8選、手順、注意点、業務資料作成での実運用データまで整理します。

01 マーメイド記法(Mermaid)とは 文字だけで図が描ける仕組みの基礎知識

マーメイド記法(Mermaid)とは、決められたルールに沿ってテキストを書くだけで、フローチャートや図表に変換できる記述方法です。図形を1つずつマウスで配置する代わりに、「Aの次にBが来る」「BからCに矢印が伸びる」といった構造を文字で書くことで、対応するツールが自動的に図として描画してくれます。

📚 用語解説

マーメイド記法(Mermaid):「A --> B」のような簡単なルールで図の構造を記述し、専用のツールやAIがそれを読み取って自動的にフローチャートや図表として描画する記法。プログラミングのコードのような見た目ですが、覚える必要があるルールはごく少数です。

1-1. なぜ「文字で図を書く」方法が便利なのか

通常の図形描画ツールでは、図形を配置し、線でつなぎ、位置を調整するという作業が発生します。図の内容を後から少し変更したいだけでも、レイアウト全体を手直しする必要が出てくることがよくあります。

一方、マーメイド記法はテキストで構造を書くため、「Bのステップを追加したい」となれば1行追加するだけで、レイアウトの調整はツールが自動でやってくれます。この「修正の速さ」こそが、マーメイド記法が資料作成の現場で評価されている最大の理由です。

1-2. ChatGPT・Claude Codeとの組み合わせでさらに便利になる理由

マーメイド記法自体は以前から存在する技術ですが、記法のルールを覚えるハードルがありました。ここでChatGPTやClaude Codeのような生成AIを組み合わせると、「この内容を図にして」と日本語で伝えるだけで、AIがマーメイド記法のコードを自動で書いてくれるようになります。記法を覚える必要がなくなったことで、非エンジニアでも一気に使いやすくなりました。

💡 覚える必要はほぼゼロ

マーメイド記法のルールを自分で覚える必要はありません。ChatGPTやClaude Codeに「フローチャートにして」と伝えれば、AIがルールに沿ったコードを自動生成してくれます。人間がすべきことは、日本語で内容を伝えることだけです。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「記法」という言葉を見ると身構えてしまう方もいると思いますが、実際に手を動かすのはAIです。私たちが覚えるべきことは、AIへの伝え方だけだと考えると気軽に試せるはずです。

02 マーメイド記法で作れる図式8選 業務資料でよく使う図のパターンを一覧化

マーメイド記法で作れる図の種類は8つあります。それぞれどんな業務シーンで使えるかを整理しました。

図式の種類内容業務での活用シーン
フローチャート処理や判断の流れを矢印でつなぐ業務プロセスの可視化、マニュアル作成
シーケンス図複数の要素の時系列的なやり取りを表現システム連携の説明、顧客対応フローの整理
ガントチャートタスクと期間を横棒で表示プロジェクト管理、スケジュール共有
ユーザージャーニー図ユーザーの行動と感情の変化を表現マーケティング施策の検討、UX改善
ステータス図状態の移り変わりを表現承認フロー、案件のステータス管理
クラス図データや要素同士の関係性を整理システム設計、データベース設計の説明
ER図データベースのテーブル関係を図示システム開発時のデータ構造の共有
Gitグラフプログラムのバージョン管理の流れを表現エンジニアチームでの開発履歴の共有

この中で経営者・非エンジニアの業務で最も使う頻度が高いのは、フローチャート・ガントチャート・ユーザージャーニー図の3つです。業務プロセスの整理、プロジェクトの進行管理、マーケティング施策の検討など、日常的な業務資料の多くはこの3種類でカバーできます。

📚 用語解説

フローチャート:処理や判断の流れを、順番に沿って矢印でつないだ図。「条件Aを満たせば工程Bへ、満たさなければ工程Cへ」のような分岐を視覚的に表現できるため、業務マニュアルや承認フローの説明で多用されます。

代表菅澤 代表菅澤
クラス図やER図はエンジニア向けの図式ですが、フローチャートやガントチャートは経営者・管理職が日常的に使う資料そのものです。この2つだけでも使いこなせれば、資料作成の負担は大きく減ります。

2-1. フローチャートの活用イメージ

例えば「お客様からの問い合わせ対応フロー」を図にしたい場合、AIに「受付→内容確認→担当者振り分け→対応→完了報告、という流れをフローチャートにして」と伝えるだけで、矢印付きの図解コードが生成されます。条件分岐(「クレームの場合は上長に報告」など)も、その条件を一緒に伝えれば図に反映されます。

📚 用語解説

ガントチャート:タスクとその実施期間を横棒で並べて表示する図。プロジェクト全体のスケジュールを一目で把握できるため、プロジェクト管理や進行共有の場面で広く使われています。

2-2. ガントチャートの活用イメージ

新しいプロジェクトの計画を立てる際、「要件定義(2週間)→設計(3週間)→開発(4週間)→テスト(2週間)→リリース」のようにタスクと期間を伝えると、横棒で期間を示すガントチャートが生成されます。プロジェクトの進行に合わせて期間を調整したい場合も、テキストを書き直すだけで再生成できます。

📚 用語解説

ユーザージャーニー図:顧客がサービスを知ってから利用・契約するまでの行動と感情の変化を、時系列で表した図。どの段階で顧客が離脱しやすいか、どこに満足度の落ち込みがあるかを視覚的に把握するために使われます。

2-3. ユーザージャーニー図の活用イメージ

マーケティング施策を検討する際、「広告を見る→サイトを訪問する→資料をダウンロードする→問い合わせる→契約する」という顧客の行動段階と、それぞれの段階での満足度・関心度を伝えると、感情の変化も含めた図解が生成されます。どの段階で顧客が離脱しやすいかを議論する際の土台として活用できます。

💡 図式選びに迷ったら

「時間の流れを見せたいならフローチャートかガントチャート」「顧客の心理変化を見せたいならユーザージャーニー図」というように、伝えたい内容の性質で図式を選ぶと迷いません。複数の図式で試してみて、一番伝わりやすいものを選ぶのも良い方法です。

03 ChatGPT・Claude Codeで図を作る方法 3ステップで完成させる具体的な手順

Step 1
プロンプトで
図にしたい内容
を伝える
→
Step 2
AIがマーメイド
記法のコードを
出力
→
Step 3
エディタに貼付け
画像として
保存

3-1. Step 1:プロンプトで内容を伝える

以下のようなテンプレートを使うと、AIが意図を正確に理解しやすくなります。

項目内容の例
#命令マーメイド記法でフローチャートを作成してください
#内容新規顧客からの問い合わせ対応の流れ(受付→担当者振り分け→初回連絡→商談→契約)
#図式フローチャート形式
#出力マーメイド記法のコードのみを出力してください

この4項目(命令・内容・図式・出力)を分けて伝えることで、AIが「何を」「どんな図にして」「どう出力すればいいか」を正確に理解しやすくなります。曖昧な指示だと、意図しない図式になってしまうことがあるため、慣れないうちはこのテンプレート形式を使うことをお勧めします。

3-2. Step 2:AIがマーメイド記法のコードを出力

プロンプトを送ると、ChatGPTやClaude Codeが「graph TD」のような書き出しから始まるコードを生成します。生成されたコードはコピーするだけで、次のステップに進めます。

3-3. Step 3:エディタに貼り付けて画像として保存

生成されたコードを「Mermaid Live Editor」のような専用のオンラインエディタに貼り付けると、その場で図として表示されます。表示された図はPNG画像としてダウンロードでき、そのまま資料に貼り付けて使えます。

💡 Claude Codeを使う場合はさらに簡単

Claude Codeを使う場合、コードの生成から画像への変換、ファイルへの保存までを一括で指示できます。「この業務フローをマーメイド記法で図にして、画像として保存して」と伝えるだけで、Step 2とStep 3を自動で済ませてくれるため、非エンジニアでも一手間で完成させられます。

3-4. 番外編:ファイル・URLからの生成

有料プランを使う場合、PDFファイルや参考URLをAIに読み込ませて、その内容から直接マーメイド記法のコードを生成させることもできます。既存の業務マニュアルのPDFを渡して「この内容をフローチャートにして」と頼めば、ゼロから内容を入力する手間を省けます。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
既存のマニュアルや議事録がすでにある場合は、ゼロから説明するより、そのファイルを読み込ませる方が圧倒的に速いです。手間を惜しまず、まずは今ある資料をAIに渡してみることをお勧めします。

3-5. うまくいかない場合のよくある原因

プロンプトを送っても意図通りの図にならない場合、多くは「#内容」の情報が抽象的すぎることが原因です。「営業フローを図にして」のような曖昧な指示では、AIが独自に工程を推測してしまい、実際の業務と異なる図が生成されます。「受付→ヒアリング→見積提示→契約→納品」のように、具体的な工程名を順番に並べて伝えることで、精度が大きく上がります。

また、「フローチャートにして」と伝えても、AIが別の図式(シーケンス図など)を選んでしまうこともあります。この場合は「#図式」の項目で明確に図式名を指定することで解決します。テンプレート形式で4項目を分けて伝えるひと手間が、結果の精度を安定させる一番のコツです。

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04 ChatGPTとClaude Code、どちらが図解作成に向いているか 3つの軸で比較する

マーメイド記法による図解作成は、ChatGPTでもClaude Codeでも可能です。ここでは3つの軸で比較し、それぞれの向き不向きを整理します。

比較軸ChatGPTClaude Code
手軽さ◎ ブラウザだけで完結○ ローカル環境またはデスクトップ版が必要
複数図の一括生成・保存△ 個別にコピー&保存が必要◎ 複数の図をファイルとして一括生成・保存できる
既存資料との連携○ ファイルアップロードで対応(プラン次第)◎ 社内の他の業務データと連携した自動化がしやすい
🏆
VERDICT
引き分け
単発で1枚の図を作るだけならChatGPTの手軽さが優位。ただし複数の図を業務フローに沿って量産したい、他の業務データと連携させたい場合はClaude Codeの方が向いている。

例えば、「議事録から自動でフローチャートを生成し、そのままファイルとして議事録フォルダに保存する」といった一連の業務フローの一部としてマーメイド記法を組み込む場合は、Claude Codeの方が自動化のしやすさで優位です。一方、「今この場で1枚だけ簡単な図が欲しい」という単発の用途では、ChatGPTの手軽さが勝ります。

🏆
VERDICT
Claude Code に軍配
業務フローの中に図解生成を組み込んで自動化したいなら、ファイル操作まで一括で行えるClaude Codeが向いている。単発利用ならどちらでも十分。
代表菅澤 代表菅澤
「今すぐ1枚欲しい」ならChatGPT、「毎週の資料作成フローに図解生成を組み込みたい」ならClaude Code、という使い分けが実務的です。弊社では後者の使い方でClaude Codeを活用しています。

05 【独自データ】GENAI社内でのマーメイド記法活用実態 業務資料の図解作成をどう自動化しているか

弊社(株式会社GENAI)では、社内向けの業務フロー説明資料や、お客様への提案資料の図解に、マーメイド記法とClaude Codeを組み合わせて活用しています。

5-1. 業務マニュアルの図解を自動生成

新しい業務プロセスを文章でまとめた後、Claude Codeにその文章を渡して「フローチャートにして」と指示するだけで、マニュアルに添える図解が自動生成されます。以前は図形描画ツールで手作業していたこの工程が、1本あたり数分で完成するようになりました。

項目導入前導入後(マーメイド記法+Claude Code)
図解作成時間1本あたり30分〜1時間(手動で図形配置)数分(文章を渡すだけ)
修正のしやすさレイアウト全体を手直しする必要があるテキストを1行変更するだけで再生成できる
担当者のスキル要件図形描画ツールの操作に慣れが必要日本語で内容を伝えられれば十分

5-2. 提案資料でのプロジェクトスケジュール図解

お客様への提案資料でも、導入スケジュールをガントチャートで示す場面が多くあります。以前は毎回Excelやスライドで手作業していたこのスケジュール図も、Claude Codeにプロジェクトの工程と期間を伝えるだけで自動生成できるようになり、提案資料の作成スピードが上がりました。

代表菅澤 代表菅澤
図解を「作る」時間がほぼゼロになったことで、資料作成の時間を「内容を考える」ことに集中させられるようになりました。図を描く手間がなくなると、資料の質そのものも上がる実感があります。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
文章で内容を伝えるだけで図になるので、資料作成が苦手な職員でも一定水準の図解を作れるようになったのも大きな変化です。特定の人しか図解を作れない、という状態から脱却できました。

5-3. 議事録・会議メモの図解化

職員会議やお客様との商談の議事録を、テキストのまま社内共有すると、後から読み返す際に内容を把握しにくいことがあります。弊社では、議事録の中で決定事項やタスクの流れが明確な部分をClaude Codeに渡し、フローチャートやステータス図として図解化する運用を試しています。文章だけの議事録より、図解を1枚添えるだけで振り返りの効率が上がる実感があります。

5-4. 組織図・体制図の自動更新

人員体制の変更があった際、組織図を都度手動で作り直すのは地味に手間のかかる作業です。マーメイド記法であれば、新しい体制をテキストで書き直すだけで組織図が自動的に再生成されるため、体制変更のたびに図形を1つずつ動かす作業から解放されます。

体制変更の
決定

人事異動・
組織変更
→
テキストを
1行修正

Claude Codeに
変更点を伝える
→
組織図が
自動更新

レイアウトの
手直しは不要

こうした「一度作った図を、その後も継続的に更新し続ける」用途こそ、マーメイド記法の恩恵が最も大きく出る場面です。単発で1枚作るだけであれば従来の図形描画ツールでも十分ですが、継続的に更新が発生する図ほど、マーメイド記法への切り替え効果が大きいという傾向を弊社の運用の中で実感しています。

06 マーメイド記法を使う上での2つの注意点 使いこなす前に知っておくべき制約

6-1. 注意点1:入力量の限界

一度に非常に大量の情報を図にしようとすると、AIの処理が途中で中断されたり、生成が不完全なまま終わってしまうことがあります。大きな業務フロー全体を一気に図にしようとするのではなく、工程ごとに小分けにして生成し、後から結合する方法が安定した結果を得やすいコツです。

6-2. 注意点2:ハルシネーション(虚偽コードの生成)

ChatGPTやClaude Codeが、実際には存在しない記法や、正しく動作しないコードを生成してしまうことがあります。特にあまり一般的でない図式(特殊なグラフ形式など)を指定した場合に起きやすい傾向があります。

📚 用語解説

Few-shotプロンプト:AIに指示を出す際、正しい出力例を1〜2つ事前に示してから本題の指示を出す手法。マーメイド記法の生成でエラーが多い場合、正しく動作するコード例を先に見せることで、AIが同じ形式を模倣しやすくなり、精度が向上します。

⚠️ 生成されたコードは必ず動作確認する

AIが生成したマーメイド記法のコードは、必ずエディタに貼り付けて実際に表示できるか確認してください。エラーが出た場合は、正しく動作した過去の例を示しながら再生成を依頼する(Few-shotプロンプト)ことで、多くのケースで解決できます。

✔️大量の情報は工程ごとに小分けにして生成する
✔️生成されたコードは必ずエディタで表示確認する
✔️エラーが出た場合は、正しいコード例を示して再生成を依頼する
✔️特殊な図式より、フローチャート・ガントチャートなど基本的な図式から慣れる

6-3. 業務データを入力する際の情報管理

マーメイド記法の生成そのものとは別に、業務フローを図にする過程で顧客名や社内の機密情報をそのままプロンプトに入力してしまうリスクにも注意が必要です。「A社の契約フロー」のように具体的な社名を入れる代わりに、「取引先企業の契約フロー」のように一般化した表現に置き換えることをお勧めします。特に無料プランのAIサービスでは、入力内容が学習データとして扱われる可能性がある点も踏まえ、社外に出せない情報は入力前に必ず確認する習慣をつけてください。

この情報管理の考え方は、マーメイド記法に限らず、生成AIを業務で使う際に共通する基本原則です。図解作成という新しい用途であっても、既存のAI活用ルールをそのまま適用できるという点は覚えておくと安心です。

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07 【独自】非エンジニアがマーメイド記法を使いこなすコツ プログラミング知識がなくても大丈夫

7-1. コードの内容を理解する必要はない

マーメイド記法のコードは、見た目がプログラミングのコードに似ているため身構えてしまう方もいますが、自分でコードを書く必要は一切ありません。AIに日本語で内容を伝え、出てきたコードをそのままエディタに貼り付けるだけで図が完成します。

7-2. まずは1種類の図式に慣れる

8種類の図式をいきなり全部使いこなす必要はありません。まずは業務で最も使う頻度が高いフローチャートから試し、慣れてきたらガントチャートやユーザージャーニー図に広げていくのが無理のない進め方です。

7-3. うまくいったプロンプトを保存しておく

一度うまく図解できたプロンプトの言い回しは、メモやドキュメントに残しておきましょう。次回似たような図を作りたいときに、そのプロンプトを微修正するだけで済むため、毎回ゼロから試行錯誤する必要がなくなります。

代表菅澤 代表菅澤
最初の1枚がうまくできると、「思ったより簡単だ」と感じる方がほとんどです。まずは簡単な業務フローを1つ、実際に図にしてみることをお勧めします。

7-4. 社内で「図解担当」を1人に固定しない

図解を手動で作っていた時代は、「絵がうまい」「図形描画ツールが得意」な特定の職員に作業が集中しがちでした。マーメイド記法とAIを組み合わせれば、必要なのは業務内容を言語化する力だけになるため、誰が担当しても一定水準の図解を作れる状態に変えられます。特定の担当者に依存しない体制を作ることは、その担当者が異動・退職した際のリスク低減にもつながります。

7-5. 「完璧な1枚」より「更新しやすい1枚」を目指す

図形描画ツールで作る図は、見た目の完成度を高めやすい一方、後から修正するコストが高いという弱点があります。マーメイド記法で作る図は、多少シンプルな見た目でも「必要な時にすぐ更新できる」という運用面の強さがあります。特に頻繁に変わる業務フローや体制図では、見た目の美しさより更新のしやすさを優先する発想の転換が、結果的に長く使われる資料につながります。

💡 デザイン性を求める場合の対応

マーメイド記法で作った図をベースに、最終的な資料提出前にデザインツールで配色やフォントを調整するという2段階のプロセスも有効です。構造を作る工程はAIに任せ、見た目を整える工程だけ人が担当する、という分業が効率的です。

08 まとめ ── 文字で図を描く時代の資料作成術 図解作成の時間を、内容を考える時間に変える

この記事では、マーメイド記法の基礎知識、作れる図式8選、ChatGPT・Claude Codeでの作成手順、両ツールの比較、注意点、そして弊社GENAIの実運用データと非エンジニア向けのコツまでを整理しました。最後にポイントを振り返ります。

✔️マーメイド記法は、文字だけで図の構造を書くとAIやツールが自動で図解してくれる記法
✔️作れる図式は8種類、業務で最も使うのはフローチャート・ガントチャート・ユーザージャーニー図
✔️作成手順は「プロンプトで伝える→AIがコード生成→エディタで画像化」の3ステップ
✔️単発利用ならChatGPT、業務フローに組み込んで自動化したいならClaude Codeが向いている
✔️注意点は「入力量の限界」と「ハルシネーション」、いずれも小分け生成と動作確認で対処できる
✔️弊社GENAIでは、業務マニュアルや提案資料の図解作成をClaude Codeで自動化している

図解を「手で描く」時代から「文字で伝えてAIに描かせる」時代へ、資料作成のあり方は確実に変わりつつあります。図を描く時間を減らし、内容を考える時間に使う——この考え方を、まずは1つの業務フローから試してみてください。

代表菅澤 代表菅澤
弊社では「AI鬼管理」というサービスで、こうした資料作成の自動化を含め、Claude Codeを使った業務効率化の設計から社内定着まで支援しています。「資料作成の時間を減らしたい」という方は、お気軽にご相談ください。

最後に強調したいのは、マーメイド記法そのものは特別な技術ではなく、「文章で内容を整理する力」があれば誰でも活用できるという点です。むしろ重要なのは、図にしたい業務プロセスを正確に言語化できるかどうかであり、これは日頃から業務内容を整理・説明する立場にある経営者・管理職の方が得意とするスキルでもあります。図を描く技術的なハードルがなくなった今、資料作成のボトルネックは「内容をどう整理するか」という、より本質的な部分に移ってきています。

この記事で紹介した内容を、まずは1つの業務フローの図解に試してみてください。フローチャート1枚を数分で作れた経験は、次に別の業務を図解したくなったときの心理的なハードルを大きく下げてくれるはずです。小さな成功体験の積み重ねこそが、AI活用を組織全体に定着させる一番の近道だと弊社は考えています。

資料作成の自動化を、AI鬼管理が一緒に設計します

マーメイド記法による図解作成は、業務資料の自動化の入り口の一つです。
提案書・マニュアル・プロジェクト管理まで含めた資料作成全体の効率化を、実運用ノウハウをベースにご相談いただけます。

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よくある質問

Q. マーメイド記法は無料で使えますか?

A. ChatGPTの無料プランでもマーメイド記法のコード生成自体は可能です。生成したコードを画像に変換するオンラインエディタ(Mermaid Live Editorなど)も無料で利用できるため、基本的な使い方は無料で完結します。

Q. プログラミングの知識がなくても使えますか?

A. 使えます。マーメイド記法のコードを自分で書く必要はなく、AIに日本語で内容を伝えれば自動生成されます。コピーしてエディタに貼り付けるだけで図になるため、プログラミング未経験でも問題ありません。

Q. PowerPointの図形機能と何が違いますか?

A. 最大の違いは修正のしやすさです。PowerPointは図形の位置を手動で調整する必要がありますが、マーメイド記法はテキストを1行変更するだけでレイアウトも含めて自動的に再生成されます。

Q. 生成された図が思った通りにならない場合はどうすればいいですか?

A. プロンプトの「#内容」の部分をより具体的に書き直すか、正しく生成できた過去のコード例を示しながら再生成を依頼する方法(Few-shotプロンプト)が効果的です。大量の情報を一度に伝えている場合は、工程を小分けにすることも試してください。

Q. Claude Codeでの図解作成は、非エンジニアでも設定できますか?

A. Claude Codeのデスクトップ版であれば、ターミナル操作なしでチャット形式のまま図解作成を指示できます。「この業務フローを図にして」と伝えるだけで、コード生成から画像化まで一括で対応してくれます。

Q. 複数の図を一度にまとめて作りたい場合はどうすればいいですか?

A. Claude Codeであれば、複数の業務フローをまとめて伝え、それぞれをファイルとして一括生成・保存するよう指示できます。ChatGPTの場合は、1つずつ個別に生成してコピー&保存する形になります。

Q. マーメイド記法で作った図はそのまま資料に使えますか?

A. PNG画像としてダウンロードできるため、PowerPointやWordの資料にそのまま貼り付けて使用できます。デザイン性を高めたい場合は、生成した図をベースに配色やフォントを調整するとより資料に馴染みます。

Q. 議事録や業務データをそのままAIに入力しても大丈夫ですか?

A. 顧客名や社内の機密情報が含まれる場合は、そのまま入力せず「取引先企業」のように一般化した表現に置き換えることをお勧めします。無料プランのAIサービスでは入力内容が学習データとして扱われる可能性もあるため、社外に出せない情報かどうかを入力前に確認する習慣が重要です。

Q. 組織図の更新にマーメイド記法を使うメリットは何ですか?

A. 人員体制の変更があった際、テキストを1行修正するだけで組織図全体が自動的に再生成される点が最大のメリットです。従来の図形描画ツールでは、体制変更のたびに図形の位置を1つずつ調整する必要がありましたが、その手間がなくなります。

Q. 図解が苦手な社員でも活用できますか?

A. 活用できます。マーメイド記法とAIの組み合わせで必要になるのは、業務プロセスを言葉で正確に説明する力であり、図形を描くデザインスキルは不要です。文章での説明が得意な社員であれば、図解作成の経験がなくても十分に活用できます。

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監修 最終更新日: 2026年9月29日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。