【2026年8月最新】定款作成を自動化する方法|発起人ヒアリングから電子定款の形式チェックまでClaude Code/Codexで無人ワークフロー化する完全ガイド
「定款作成を自動化したい」——会社設立を控えた経営者や、複数の設立案件を抱える司法書士・行政書士事務所の担当者が検索するとき、頭にあるのは「定款という書類を1枚AIに書かせたい」という話だけではないはずです。実際に手間がかかっているのは、発起人へのヒアリング、事業目的の文言を法務局・公証役場に通る形に整えること、絶対的・相対的・任意的記載事項の漏れチェック、電子定款の体裁確認、専門家への確認依頼のやり取りといった「定款という1枚の書類が完成するまでの一連のプロセス」です。
結論から言うと、この一連のプロセスはトリガー起動で人が張り付かなくても回るワークフローに落とし込めます。「定款の文章をAIに書いてもらう」という単発の効率化ではなく、ヒアリング回答が届いたら自動的にドラフト言語化・記載事項チェック・電子定款の形式確認・専門家へのレビュー依頼までが連鎖して進む仕組みを作る、というのがこの記事の主題です。
この記事では、定款の記載事項と認証までの流れを実務目線で簡潔に整理したうえで、後半ではClaude Code/Codex(AIエージェント)を使って定款作成〜認証準備を無人ワークフローに変える具体的な設計を、弊社サービス「AI鬼管理」(運営: 株式会社GENAI)の実践ノウハウとともに解説します。
01 BASICS 定款とは何か——絶対的記載事項を押さえる 自動化の設計に入る前に、最低限のルールを押さえておく
📚 用語解説
定款:会社の目的・商号・本店所在地・出資額・発起人などを定めた、会社の根本規則を記載する文書。「会社の憲法」とも呼ばれる。株式会社の設立では、定款を作成したうえで公証人の認証を受け、その後に法務局へ設立登記を申請する。合同会社(LLC)は公証人の認証が不要な点が株式会社と異なる。
定款の記載事項は、法律上「絶対的記載事項」「相対的記載事項」「任意的記載事項」の3種類に分かれます。このうち特に重要なのが、記載を欠くと定款そのものが無効になる絶対的記載事項です。
この5項目のいずれかが欠けていると、定款は法的に無効になります。無効な定款のまま公証人認証や設立登記の申請に進むことはできず、作り直しが必要になります。自動化ワークフローを設計する際も、この5項目の完全記載をチェックの起点に置くのが基本です。
特に「目的」の記載は要注意です。ここに書いていない事業は原則としてその会社が行えないため、設立時点で想定していない事業を将来行う可能性がある場合は、目的の記載を広めに、かつ具体的にしておく必要があります。目的の記載が狭すぎたために、事業拡大のタイミングで定款変更・変更登記が必要になるケースは珍しくありません。
02 OTHER ITEMS 相対的記載事項・任意的記載事項とよくある記載漏れ 「書かなくても定款は有効」だが、書かないと困る事項を整理する
📚 用語解説
相対的記載事項:定款に記載しなくても定款自体は有効だが、記載しないとその内容自体が法的効力を持たない事項。株式会社の例では、現物出資・財産引受け・発起人の報酬・会社が負担する設立費用・種類株式の内容・取締役会や監査役の設置などが該当する。
| 種類 | 内容 | 記載漏れで起きること |
|---|---|---|
| 相対的記載事項 | 現物出資、財産引受け、発起人報酬、設立費用、種類株式、取締役会・監査役の設置 など | その事項自体が無効になる(例: 定款に書いていない現物出資は認められない) |
| 任意的記載事項 | 事業年度、株主総会の招集時期、取締役の員数、公告方法 など | 定款には反映されないが、法律のデフォルトルールがそのまま適用される(不都合が出ることがある) |
この2種類は「絶対に必要」ではないぶん、自動化ワークフローの設計では「発起人が回答したヒアリング内容に、これらの事項に該当する要素が含まれていないか」を機械的に洗い出す工程が重要になります。人がヒアリングメモを読んで気づくのではなく、あらかじめ用意したチェック項目に照らして自動で拾い上げる、という発想です。
任意的記載事項の一つである公告方法を定款に定めなかった場合、法律上のデフォルトである「官報公告」が自動的に適用されます。電子公告や日刊新聞紙による公告を希望する場合は、定款に明記する必要があります。
03 E-ARTICLES & NOTARY 電子定款のメリットと認証までの流れ 公証人・司法書士・行政書士、それぞれの役割を正確に押さえる
📚 用語解説
電子定款:紙ではなくPDFファイルに電子署名を付与して作成する定款。書面の定款には印紙税4万円がかかるが、電子定款は印紙税法上の課税文書に該当しないため非課税になる。作成には電子証明書とPDF署名ソフトが必要なため、自分で電子定款を作らず、司法書士・行政書士に電子定款での作成を依頼する発起人も多い。
株式会社(および一般社団法人等)を設立する場合、作成した定款は公証人の認証を受けなければ効力を持ちません。合同会社は認証が不要なため、この工程自体が発生しない点は押さえておいてください。
📚 用語解説
公証人(公証役場):法務大臣に任命された公務員で、定款認証や各種契約の公正証書作成などを行う。定款認証は、原則として発起人が定款を作成した会社の本店所在地を管轄する法務局に所属する公証人が行う。認証を受けるには、発起人本人が公証役場に出向くか、委任状によって代理人(司法書士・行政書士など)に手続きを依頼する。
定款そのものの作成代理を業として行えるのは、主に行政書士です。行政書士は、他人の依頼を受けて権利義務や事実証明に関する書類を作成することを業とすることが法律上認められており、定款作成やその認証手続きの代理を扱う専門家として広く利用されています。司法書士は設立登記の専門家であり、登記に付随する業務として定款作成support を行うことも多く、発起人・専門家のどちらが窓口になるかは案件によって異なります。
| 資本金の額 | 公証人手数料の目安 |
|---|---|
| 100万円未満 | 3万円 |
| 100万円以上300万円未満 | 4万円 |
| 300万円以上 | 5万円 |
上記の手数料に加えて、定款の謄本交付手数料(枚数に応じて数千円程度)がかかります。電子定款で作成すれば、書面定款で必要になる印紙税4万円は不要になるため、資本金額によっては電子定款の方が総コストを抑えられます。
ここまでの流れをまとめると、ヒアリング → 定款ドラフト作成 → 記載事項の確認 → 電子定款の形式チェック → 専門家によるレビュー → 公証人認証 → 設立登記という一連の手続きになります。設立登記の申請そのものをどうワークフロー化するかは、姉妹記事「登記申請 自動化」で扱っていますので、定款認証の後工程が気になる方はあわせてご覧ください。
04 LIMITATIONS 手作業で定款準備を進めたときに起きる事故 「できる」業務だからこそ、手作業の隙間に事故が潜む
定款作成〜認証準備は、法律の知識さえあれば一つひとつは難しい作業ではありません。問題は、複数の発起人・複数の確認先が絡む「工程の受け渡し」の部分で事故が起きることです。
これらの事故は、担当者の能力不足というより「ヒアリング→ドラフト→チェック→専門家確認」という工程間の受け渡しを人間の記憶と手作業に頼っていることが根本原因です。工程が増えるほど、受け渡しの回数が増え、事故の確率も上がります。
05 AUTOMATE WITH AI 【核心】Claude Code/Codexで定款作成〜認証準備を無人ワークフロー化する 効率化ではなく自動化。トリガーで勝手に走る仕組みに落とし込む
📚 用語解説
Claude Code/Codex:Claude CodeはAnthropic社、CodexはOpenAI社が提供するAIエージェント。ChatGPTのような「質問に答えるAI」と違い、指示を受けてファイルの読み書き・情報の整理・文書のドラフト作成などの作業そのものを実行できる。プログラミング不要で、日本語の指示だけで業務の仕組みを構築できるため、非エンジニアの経営者・士業事務所の業務自動化ツールとして使われている。デスクトップアプリで利用可能。
本記事では以降、操作イメージを弊社が主に使うClaude Codeで説明します(Codexでも同じことができます)。ここで重要なのは、「定款の文章をAIに書かせる」ことではなく、定款が完成するまでの一連の手続きをワークフローごとAIに渡してしまうという発想です。
5-1. 「AIに聞く」と「AIが勝手にやる」は別物
ChatGPTに「定款の目的にはどう書けばいい?」と聞くのは効率化です。人間が作業の主体で、AIは調べ物を速くしてくれるだけ。これでは、発起人間の情報の齟齬も、電子定款の形式不備の見落としもなくなりません。
一方、Claude Code/Codexで作るのは自動化です。「発起人ヒアリングシートの回答が届いたら、事業目的をドラフト化し、絶対的・相対的・任意的記載事項を突合し、電子定款の形式を確認し、専門家へレビュー依頼を送る」という一連の流れを最初に一度だけ設計しておけば、あとは決まったトリガーで人間が手を動かさなくても走り続けます。人間の仕事は、最後に上がってきたドラフトと確認事項を見て判断することだけです。
5-2. Claude Code/Codexに任せられる定款準備の作業
| これまで人間がやっていた作業 | Claude Code/Codexに任せた後 |
|---|---|
| 発起人へのヒアリング内容を整理・確認 | ヒアリングフォームの回答を読み込んで自動的に項目ごとに構造化 |
| 事業目的の文言を登記に通る形に言語化 | 過去事例・記載パターンを踏まえたドラフト文言を自動生成 |
| 絶対的・相対的・任意的記載事項の漏れを目視確認 | チェックリストに基づき自動突合し、不足項目を自動でフラグ表示 |
| 電子定款のPDF体裁・電子署名の位置を確認 | フォーマットルールに沿って自動検査し、不備箇所を指摘 |
| 専門家への確認依頼メールを都度作成 | 差分・確認してほしい箇所を明記した依頼文案を自動生成 |
| 認証・登記に向けたスケジュール管理 | 完成後に公証人予約や必要書類の案内ドラフトを自動作成 |
5-3. 導入は3ステップ(プログラミング不要)
5-4. AI鬼管理(株式会社GENAI)での実践例
AI鬼管理では、この「手続き準備の一連の流れをワークフロー化する」やり方を、クライアント企業・クライアント事務所の実業務で構築してきました。定款作成〜認証準備と同じ構造を持つ業務——許認可申請の書類チェック、契約書のドラフト確認、複数案件の進捗管理など——をトリガー起動の自動ワークフローに変え、人は「最終確認と専門的な判断」だけに時間を使う運用です。設立案件を複数抱える司法書士・行政書士事務所であれば、この仕組みを事務所側に置いて複数案件を並行管理する応用も可能です。もちろん、運営元の弊社(株式会社GENAI)自身の設立準備でも、同じ考え方で工程を整理しました。
……ここまで読むと「明日からできそうだ」と感じるかもしれません。ただし正直にお伝えすると、Claude Codeを検索しながら独学で業務に組み込もうとした会社の多くが、途中で止まります。次の章で、その「壁」の正体を説明します。
06 THE 3 WALLS ただし独学には「3つの壁」がある——最短で越える方法 Claude Codeは強力。だからこそ、最初の設計を間違えると危ない
定款作成〜認証準備の自動化でつまずくポイントは、ほぼ次の3つに集約されます。
壁1:自社(自事務所)のルールを「正確に言語化」できない
Claude CodeやCodexは指示されたとおりに正確に働きますが、指示が曖昧なら曖昧なまま自動化されます。「事業目的の文言はどこまで具体的に書くか」「現物出資がある場合の確認手順は」「電子定款の体裁チェックはどの項目を見ればよいか」——本記事で見てきたとおり、定款準備は細かい判断の連続です。この言語化を飛ばして作った仕組みは、間違ったドラフトや見落としのあるチェックを毎回自動で量産する装置になります。
壁2:検証のやり方を知らないまま「AIを信じてしまう」
AIの出力は必ず検証が必要です。過去に認証を通過した定款と自動生成したドラフトを突き合わせる、わざと記載漏れのあるヒアリングデータを入れて挙動を確かめる——こうしたテストの型を知らないと、「動いているように見えるが正しいかは誰も知らない」状態で本番の案件に使ってしまいます。認証・登記に関わる書類だけに、ここでの手抜きは後工程の差し戻しに直結します。
壁3:作った本人しか触れない「第二の属人化」
手作業の定款準備が「経験のある担当者しか正確にできない」属人化業務だったのと同じように、独学のAI自動化も同じ罠にはまりがちです。担当者が一人で作って一人で運用していると、その人の異動・退職と同時に仕組みが止まります。事務所内の複数人がワークフローを読み書きできる状態まで持っていって、初めて「組織の資産」になります。
| 独学で導入 | AI鬼管理(伴走支援)で導入 | |
|---|---|---|
| 最初の題材選び | 手探り。難しい業務から始めて挫折しがち | 貴社(貴事務所)の業務を棚卸しし、成功しやすい定型業務から着手 |
| 業務ルールの言語化 | 自力で仕様を書き起こす(数十時間規模) | 実際のヒアリングシート・過去案件を見ながら一緒に言語化 |
| 検証 | テストの型を知らず「動いたら本番」になりがち | 過去案件との突合・異常系テストまで型として提供 |
| 社内定着 | 担当者1人に依存(第二の属人化) | 研修形式で複数人が扱える状態まで育成 |
| 定款準備の先への展開 | 1業務で力尽きるケースが多い | 許認可申請・契約書確認・案件管理等へ同じ型で横展開 |
07 AI KANRI AI鬼管理——90日で「不在でも回る仕組み」を作る伴走支援 3つの壁を越えるための、実務データを使った伴走トレーニング
この3つの壁を越えるために弊社(株式会社GENAI)が提供しているのがAI鬼管理です。Claude Code/Codexをはじめとした最新AIによる業務自動化を、3〜6ヶ月間・オンラインセッション形式で伴走するトレーニングプログラムで、ツールの一般論を教える座学ではありません。受講者が自社(自事務所)の実業務——例えば実際の設立案件のヒアリングシートや過去の定款そのもの——を教材に、実際に動く自動化ワークフローを自分の手で作り切るところまでやります。
対象は従業員1名以上の会社の経営層・バックオフィス責任者、および複数の設立案件を扱う士業事務所で、プログラミング経験は問いません。「設立案件が増えて手続き準備まで手が回らない」という状況ほど効果が出やすい設計です。
定款準備のように「ルールが明確」「毎回似た手順を踏む」「間違えると後工程の差し戻しにつながる」業務は、AI自動化との相性が最も良い領域です。自社(自事務所)の業務を「ルールが明確な定型作業」から順に並べて、上から自動化していく——この優先順位付けも、AI鬼管理の初回で必ず一緒に行います。
08 COMPARISON 手作業・専門家外注・AI自動化の比較 自社(自事務所)の状況に合った定款準備の進め方を選ぶ
| 発起人が手作業で準備 | 専門家(司法書士・行政書士)に一任 | Claude Code/Codexで自動化 | |
|---|---|---|---|
| スピード | 知識次第。記載漏れによる手戻りが起きやすい | 専門家の稼働状況・案件数に左右される | トリガー起動でドラフト・チェックが即座に生成 |
| 正確性 | 絶対的記載事項の見落としリスクが最も高い | 専門家の経験に基づき高い | チェックリストに基づく機械的な突合で安定 |
| 費用感 | 専門家報酬は発生しないが手戻りコストが隠れる | 専門家報酬が発生 | AI利用料のみ(他業務の自動化と共用可能) |
| 複数案件の並行対応 | 発起人自身の対応力に依存 | 専門家の抱える案件数に依存 | ワークフロー化していれば案件数が増えても対応可能 |
| 専門的判断(認証代理・最終確認) | 発起人本人が担う | 専門家が担う(専門性が必要な部分) | 専門家の最終確認は引き続き必要(AIは準備工程を担当) |
重要なのは、Claude Code/Codexによる自動化は専門家を代替するものではないという点です。公証人認証やその代理、登記申請の代理といった専門的な手続きそのものは、引き続き司法書士・行政書士・公証人が担います。AIが担うのは、その手前にあるヒアリング・ドラフト作成・記載事項チェック・電子定款の形式確認・専門家への確認依頼という準備プロセスです。ここを無人化することで、専門家に渡す時点での完成度が上がり、確認・修正の往復が減ります。
09 SUMMARY 判断基準まとめ 定款作成の自動化、どこから手をつけるべきか
定款作成は「一度きりの作業」に見えますが、発起人ヒアリング・記載事項チェック・電子定款の形式確認・専門家への確認依頼という複数工程の受け渡しから成り立っています。この受け渡し部分を人間の記憶と手作業に頼る限り、事故のリスクと確認の往復コストは残り続けます。会社設立に関わる業務全体をどう自動化していくかは、ピラー記事「会社設立業務のAI自動化ガイド」でも整理していますので、あわせてご覧ください。また、設立後に許認可申請が必要な業種の方は「許認可申請 ai」もあわせてご確認ください。
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よくある質問
Q. 定款作成を自動化するというのは、具体的に何を自動化するのですか?
A. 定款という書類の文章を一括生成することだけを指すのではありません。発起人へのヒアリング回答の構造化、事業目的や記載事項のドラフト言語化、絶対的・相対的・任意的記載事項の漏れチェック、電子定款の形式(署名位置・PDF体裁)確認、専門家へのレビュー依頼文の作成といった、定款が完成するまでの一連の準備工程をワークフローとして繋ぎ、トリガーが来たら自動で進むようにすることを指します。
Q. 定款の絶対的記載事項とは何ですか?
A. 定款に必ず記載しなければならない5つの事項で、目的・商号・本店の所在地・設立に際して出資される財産の価額又はその最低額・発起人の氏名又は名称及び住所を指します。このいずれかが欠けていると定款自体が無効になるため、自動化ワークフローでもこの5項目の完全記載をチェックの起点に置く必要があります。
Q. 電子定款にはどのようなメリットがありますか?
A. 書面の定款には印紙税4万円がかかりますが、電子定款はPDFに電子署名を付与する形式のため印紙税法上の課税文書に該当せず、印紙税が非課税になります。一方で電子証明書や署名ソフトの準備が必要になるため、電子定款での作成を司法書士・行政書士に依頼するケースも多く見られます。
Q. 定款の認証は誰が行い、誰が代理できますか?
A. 株式会社などの定款認証は公証役場の公証人が行います。認証手続きは発起人本人が公証役場に出向くか、委任状によって代理人に依頼することができ、定款の作成代理・認証手続きの代理を業として扱う専門家として行政書士が広く利用されています。司法書士は設立登記の専門家として、定款作成に付随する対応を行うことも多くあります。合同会社は定款認証そのものが不要です。
Q. 定款作成の自動化と、司法書士・行政書士への依頼はどちらを選ぶべきですか?
A. 両者は排他的な選択肢ではありません。公証人認証の代理や登記申請の代理といった専門的な手続きは引き続き専門家が担う必要があります。Claude Code/Codexによる自動化が担うのは、その手前にあるヒアリング・ドラフト作成・記載事項チェック・電子定款の形式確認といった準備工程です。この準備工程を無人化しておくことで、専門家に渡す時点での完成度が上がり、確認・修正の往復を減らせます。
Q. 複数の設立案件を抱える士業事務所でも、この自動化は使えますか?
A. 使えます。むしろ複数案件を並行して扱う事務所ほど効果が出やすい領域です。ヒアリングから記載事項チェック・専門家レビュー依頼までをワークフロー化しておけば、案件ごとに手順を思い出しながら進める必要がなくなり、案件数が増えても一定の品質で処理できます。
Q. Claude CodeやCodexでの自動化は独学でも可能ですか?
A. 可能ですが、確実に成果を出すまでには「自社(自事務所)ルールの言語化」「出力の検証」「組織への定着」という3つの壁があります。特に定款のように記載漏れが後工程の差し戻しに直結する業務では、必ず過去の案件データとの突合検証を挟むことが重要です。最短で確実に立ち上げたい場合は、実際のヒアリングシートを題材に設計から検証・定着まで伴走するAI鬼管理のような支援サービスの活用が近道です。
Q. この自動化はプログラミングの知識がなくてもできますか?
A. 不要です。Claude CodeやCodexは日本語の指示だけで動くAIエージェントで、実際のヒアリングシートや過去の定款サンプルを見せて記載ルールを説明すれば、ドラフト作成・記載事項チェック・専門家への確認文作成といったワークフローをAI側が組み立てます。AI鬼管理のクライアントでも、非エンジニアの担当者が同様の仕組みを運用しています。
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