【2026年8月最新】定款作成を自動化する方法|発起人ヒアリングから電子定款の形式チェックまでClaude Code/Codexで無人ワークフロー化する完全ガイド

【2026年最新】定款作成を自動化する方法|発起人ヒアリングから電子定款の形式チェックまでClaude Code/Codexで無人ワークフロー化する完全ガイド

「定款作成を自動化したい」——会社設立を控えた経営者や、複数の設立案件を抱える司法書士・行政書士事務所の担当者が検索するとき、頭にあるのは「定款という書類を1枚AIに書かせたい」という話だけではないはずです。実際に手間がかかっているのは、発起人へのヒアリング、事業目的の文言を法務局・公証役場に通る形に整えること、絶対的・相対的・任意的記載事項の漏れチェック、電子定款の体裁確認、専門家への確認依頼のやり取りといった「定款という1枚の書類が完成するまでの一連のプロセス」です。

結論から言うと、この一連のプロセスはトリガー起動で人が張り付かなくても回るワークフローに落とし込めます。「定款の文章をAIに書いてもらう」という単発の効率化ではなく、ヒアリング回答が届いたら自動的にドラフト言語化・記載事項チェック・電子定款の形式確認・専門家へのレビュー依頼までが連鎖して進む仕組みを作る、というのがこの記事の主題です。

この記事では、定款の記載事項と認証までの流れを実務目線で簡潔に整理したうえで、後半ではClaude Code/Codex(AIエージェント)を使って定款作成〜認証準備を無人ワークフローに変える具体的な設計を、弊社サービス「AI鬼管理」(運営: 株式会社GENAI)の実践ノウハウとともに解説します。

✔️定款の絶対的・相対的・任意的記載事項の実務上の要点(何が必須で何が任意か)
✔️電子定款のメリットと、公証人認証までの流れ・専門家が代理できる範囲
✔️手作業で定款準備を進めたときに実際に起きる事故パターン
✔️ヒアリングから記載事項チェック・電子定款の形式確認までをトリガー起動で無人化する具体的なワークフロー設計
✔️「AIに聞く」効率化と「AIが勝手にやる」自動化の違い
✔️独学でこの自動化を組もうとしたときに止まりやすい3つの壁と、越え方
代表菅澤 代表菅澤
弊社(株式会社GENAI)を設立したときも、定款の作成そのものより「発起人間の情報のすり合わせ」「記載事項の漏れ確認」「電子定款の体裁チェック」に時間がかかりました。定款の文章を書く作業はAIに一瞬でできても、その前後の確認プロセスが手作業のままだと、結局スピードは上がらないんです。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
なので今日は「定款を書かせる」話ではなく、「定款が完成するまでの手続きの流れそのものを、トリガーが来たら自動で回るワークフローにする」話をします。まずは定款の基本ルールから、実務に必要な分だけ手早く整理していきますね。
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📌 この記事の結論
【2026年8月最新】定款作成を自動化する方法|発起人ヒアリングから電子定款の形式チェックまでClaude Code/Codexで無人ワークフロー化する完全ガイド
定款作成を自動化する方法を解説。絶対的・相対的記載事項の整理から、電子定款の形式チェック・専門家レビュー依頼までをClaude Code/Codexでトリガー起動の無人ワークフローに変える設計を、AI鬼管理(株式会社GENAI)の実践ノウハウで紹介します。

01 定款とは何か——絶対的記載事項を押さえる 自動化の設計に入る前に、最低限のルールを押さえておく

📚 用語解説

定款:会社の目的・商号・本店所在地・出資額・発起人などを定めた、会社の根本規則を記載する文書。「会社の憲法」とも呼ばれる。株式会社の設立では、定款を作成したうえで公証人の認証を受け、その後に法務局へ設立登記を申請する。合同会社(LLC)は公証人の認証が不要な点が株式会社と異なる。

定款の記載事項は、法律上「絶対的記載事項」「相対的記載事項」「任意的記載事項」の3種類に分かれます。このうち特に重要なのが、記載を欠くと定款そのものが無効になる絶対的記載事項です。

✔️目的(会社が行う事業の内容)
✔️商号(会社名)
✔️本店の所在地
✔️設立に際して出資される財産の価額又はその最低額
✔️発起人の氏名又は名称及び住所
⚠️ 絶対的記載事項の漏れは定款そのものを無効にする

この5項目のいずれかが欠けていると、定款は法的に無効になります。無効な定款のまま公証人認証や設立登記の申請に進むことはできず、作り直しが必要になります。自動化ワークフローを設計する際も、この5項目の完全記載をチェックの起点に置くのが基本です。

特に「目的」の記載は要注意です。ここに書いていない事業は原則としてその会社が行えないため、設立時点で想定していない事業を将来行う可能性がある場合は、目的の記載を広めに、かつ具体的にしておく必要があります。目的の記載が狭すぎたために、事業拡大のタイミングで定款変更・変更登記が必要になるケースは珍しくありません。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
目的の文言は「◯◯業」だけでなく「前各号に附帯関連する一切の業務」という一文を添えるのが定石です。ここも含めて、事業目的の言語化を型として持っておくと、自動化したときの精度が大きく変わってきます。

02 相対的記載事項・任意的記載事項とよくある記載漏れ 「書かなくても定款は有効」だが、書かないと困る事項を整理する

📚 用語解説

相対的記載事項:定款に記載しなくても定款自体は有効だが、記載しないとその内容自体が法的効力を持たない事項。株式会社の例では、現物出資・財産引受け・発起人の報酬・会社が負担する設立費用・種類株式の内容・取締役会や監査役の設置などが該当する。

種類内容記載漏れで起きること
相対的記載事項現物出資、財産引受け、発起人報酬、設立費用、種類株式、取締役会・監査役の設置 などその事項自体が無効になる(例: 定款に書いていない現物出資は認められない)
任意的記載事項事業年度、株主総会の招集時期、取締役の員数、公告方法 など定款には反映されないが、法律のデフォルトルールがそのまま適用される(不都合が出ることがある)

この2種類は「絶対に必要」ではないぶん、自動化ワークフローの設計では「発起人が回答したヒアリング内容に、これらの事項に該当する要素が含まれていないか」を機械的に洗い出す工程が重要になります。人がヒアリングメモを読んで気づくのではなく、あらかじめ用意したチェック項目に照らして自動で拾い上げる、という発想です。

💡 公告方法は書かないと「官報」になる

任意的記載事項の一つである公告方法を定款に定めなかった場合、法律上のデフォルトである「官報公告」が自動的に適用されます。電子公告や日刊新聞紙による公告を希望する場合は、定款に明記する必要があります。

代表菅澤 代表菅澤
この章までの内容は、司法書士・行政書士であれば当然知っている実務知識です。大事なのは知識そのものより、この知識をチェックリスト化して、毎回の案件で機械的に突合できる状態にしておくこと。それが次章以降の自動化の土台になります。

03 電子定款のメリットと認証までの流れ 公証人・司法書士・行政書士、それぞれの役割を正確に押さえる

📚 用語解説

電子定款:紙ではなくPDFファイルに電子署名を付与して作成する定款。書面の定款には印紙税4万円がかかるが、電子定款は印紙税法上の課税文書に該当しないため非課税になる。作成には電子証明書とPDF署名ソフトが必要なため、自分で電子定款を作らず、司法書士・行政書士に電子定款での作成を依頼する発起人も多い。

株式会社(および一般社団法人等)を設立する場合、作成した定款は公証人の認証を受けなければ効力を持ちません。合同会社は認証が不要なため、この工程自体が発生しない点は押さえておいてください。

📚 用語解説

公証人(公証役場):法務大臣に任命された公務員で、定款認証や各種契約の公正証書作成などを行う。定款認証は、原則として発起人が定款を作成した会社の本店所在地を管轄する法務局に所属する公証人が行う。認証を受けるには、発起人本人が公証役場に出向くか、委任状によって代理人(司法書士・行政書士など)に手続きを依頼する。

定款そのものの作成代理を業として行えるのは、主に行政書士です。行政書士は、他人の依頼を受けて権利義務や事実証明に関する書類を作成することを業とすることが法律上認められており、定款作成やその認証手続きの代理を扱う専門家として広く利用されています。司法書士は設立登記の専門家であり、登記に付随する業務として定款作成support を行うことも多く、発起人・専門家のどちらが窓口になるかは案件によって異なります。

資本金の額公証人手数料の目安
100万円未満3万円
100万円以上300万円未満4万円
300万円以上5万円

上記の手数料に加えて、定款の謄本交付手数料(枚数に応じて数千円程度)がかかります。電子定款で作成すれば、書面定款で必要になる印紙税4万円は不要になるため、資本金額によっては電子定款の方が総コストを抑えられます。

ここまでの流れをまとめると、ヒアリング → 定款ドラフト作成 → 記載事項の確認 → 電子定款の形式チェック → 専門家によるレビュー → 公証人認証 → 設立登記という一連の手続きになります。設立登記の申請そのものをどうワークフロー化するかは、姉妹記事「登記申請 自動化」で扱っていますので、定款認証の後工程が気になる方はあわせてご覧ください。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「定款の文章そのものをAIにどこまで書かせられるか」は、姉妹記事「定款作成 ai」で扱っています。この記事はその手前とその先——ヒアリングから認証準備までの一連の流れをどう無人化するかに焦点を当てます。
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04 手作業で定款準備を進めたときに起きる事故 「できる」業務だからこそ、手作業の隙間に事故が潜む

定款作成〜認証準備は、法律の知識さえあれば一つひとつは難しい作業ではありません。問題は、複数の発起人・複数の確認先が絡む「工程の受け渡し」の部分で事故が起きることです。

✔️目的の記載漏れ:将来行う予定の事業が目的に含まれておらず、設立後すぐに定款変更が必要になった
✔️発起人間の情報の齟齬:出資額や持株比率の認識が発起人ごとに違い、認証直前で修正が発生した
✔️相対的記載事項の見落とし:現物出資の予定があったのに定款に記載がなく、認証段階で差し戻された
✔️電子定款のフォーマット不備:電子署名の位置やPDFの体裁が公証役場の求める形式と異なり、再提出になった
✔️確認依頼の往復に時間がかかる:専門家へのメールが埋もれ、どこを確認してほしいか毎回説明し直しになる
✔️複数案件の並行管理が崩れる:司法書士・行政書士事務所で複数の設立案件を同時に抱えると、どの案件がどの工程かが分からなくなる

これらの事故は、担当者の能力不足というより「ヒアリング→ドラフト→チェック→専門家確認」という工程間の受け渡しを人間の記憶と手作業に頼っていることが根本原因です。工程が増えるほど、受け渡しの回数が増え、事故の確率も上がります。

代表菅澤 代表菅澤
ここで従来の解決策は「気をつける」「チェックリストを紙で作る」でした。でも紙のチェックリストは、結局それを見る・埋める人間の手が空いていないと機能しません。次の章では、この受け渡しの部分をAIエージェントに任せる設計を具体的に見ていきます。

05 【核心】Claude Code/Codexで定款作成〜認証準備を無人ワークフロー化する 効率化ではなく自動化。トリガーで勝手に走る仕組みに落とし込む

📚 用語解説

Claude Code/Codex:Claude CodeはAnthropic社、CodexはOpenAI社が提供するAIエージェント。ChatGPTのような「質問に答えるAI」と違い、指示を受けてファイルの読み書き・情報の整理・文書のドラフト作成などの作業そのものを実行できる。プログラミング不要で、日本語の指示だけで業務の仕組みを構築できるため、非エンジニアの経営者・士業事務所の業務自動化ツールとして使われている。デスクトップアプリで利用可能。

本記事では以降、操作イメージを弊社が主に使うClaude Codeで説明します(Codexでも同じことができます)。ここで重要なのは、「定款の文章をAIに書かせる」ことではなく、定款が完成するまでの一連の手続きをワークフローごとAIに渡してしまうという発想です。

5-1. 「AIに聞く」と「AIが勝手にやる」は別物

ChatGPTに「定款の目的にはどう書けばいい?」と聞くのは効率化です。人間が作業の主体で、AIは調べ物を速くしてくれるだけ。これでは、発起人間の情報の齟齬も、電子定款の形式不備の見落としもなくなりません。

一方、Claude Code/Codexで作るのは自動化です。「発起人ヒアリングシートの回答が届いたら、事業目的をドラフト化し、絶対的・相対的・任意的記載事項を突合し、電子定款の形式を確認し、専門家へレビュー依頼を送る」という一連の流れを最初に一度だけ設計しておけば、あとは決まったトリガーで人間が手を動かさなくても走り続けます。人間の仕事は、最後に上がってきたドラフトと確認事項を見て判断することだけです。

📝 発起人ヒアリング回答(トリガー)
🤖 事業目的・基本情報をドラフト言語化
📋 絶対的/相対的/任意的記載事項を自動突合
📄 電子定款の形式(署名位置・PDF体裁)を自動チェック
👤 専門家へレビュー依頼を自動作成・送付
📅 公証人予約案内・登記スケジュールを自動生成

5-2. Claude Code/Codexに任せられる定款準備の作業

これまで人間がやっていた作業Claude Code/Codexに任せた後
発起人へのヒアリング内容を整理・確認ヒアリングフォームの回答を読み込んで自動的に項目ごとに構造化
事業目的の文言を登記に通る形に言語化過去事例・記載パターンを踏まえたドラフト文言を自動生成
絶対的・相対的・任意的記載事項の漏れを目視確認チェックリストに基づき自動突合し、不足項目を自動でフラグ表示
電子定款のPDF体裁・電子署名の位置を確認フォーマットルールに沿って自動検査し、不備箇所を指摘
専門家への確認依頼メールを都度作成差分・確認してほしい箇所を明記した依頼文案を自動生成
認証・登記に向けたスケジュール管理完成後に公証人予約や必要書類の案内ドラフトを自動作成

5-3. 導入は3ステップ(プログラミング不要)

1
現状のヒアリング項目・記載ルールをClaude Codeに説明するデスクトップアプリのClaude Codeに、いつも使っているヒアリングシートと過去の定款サンプルを見せて、「どの項目が絶対的記載事項に対応するか」「事業目的をどう文言化しているか」を日本語で説明します。
2
ワークフローを一緒に設計してもらう「ヒアリング回答が届いたらドラフトを作って、記載事項の漏れをチェックして、専門家への確認メールまで作って」と依頼すると、Claude Codeが読み込み・言語化・チェック・文面作成までの手順を組み立てます。
3
定型トリガーに載せる設計したワークフローを、ヒアリングフォームの回答受信や案件登録といった決まったきっかけで自動的に走るように設定します。以降は、案件が来るたびにドラフトと確認事項が自動で手元に届く状態になります。

5-4. AI鬼管理(株式会社GENAI)での実践例

AI鬼管理では、この「手続き準備の一連の流れをワークフロー化する」やり方を、クライアント企業・クライアント事務所の実業務で構築してきました。定款作成〜認証準備と同じ構造を持つ業務——許認可申請の書類チェック、契約書のドラフト確認、複数案件の進捗管理など——をトリガー起動の自動ワークフローに変え、人は「最終確認と専門的な判断」だけに時間を使う運用です。設立案件を複数抱える司法書士・行政書士事務所であれば、この仕組みを事務所側に置いて複数案件を並行管理する応用も可能です。もちろん、運営元の弊社(株式会社GENAI)自身の設立準備でも、同じ考え方で工程を整理しました。

……ここまで読むと「明日からできそうだ」と感じるかもしれません。ただし正直にお伝えすると、Claude Codeを検索しながら独学で業務に組み込もうとした会社の多くが、途中で止まります。次の章で、その「壁」の正体を説明します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
Claude Code自体は月数千円から使えるツールなので「買えば解決」に見えますが、成果が出るかどうかはツールではなく設計と運用で決まります。ここからが本題です。
代表菅澤 代表菅澤
定款は一度作って終わりではなく、事業目的の追加や本店移転のたびに変更定款が発生します。最初にワークフローを一つ作っておけば、その後の変更対応も同じ型で回せるようになるのが大きいですね。

06 ただし独学には「3つの壁」がある——最短で越える方法 Claude Codeは強力。だからこそ、最初の設計を間違えると危ない

定款作成〜認証準備の自動化でつまずくポイントは、ほぼ次の3つに集約されます。

壁1:自社(自事務所)のルールを「正確に言語化」できない

Claude CodeやCodexは指示されたとおりに正確に働きますが、指示が曖昧なら曖昧なまま自動化されます。「事業目的の文言はどこまで具体的に書くか」「現物出資がある場合の確認手順は」「電子定款の体裁チェックはどの項目を見ればよいか」——本記事で見てきたとおり、定款準備は細かい判断の連続です。この言語化を飛ばして作った仕組みは、間違ったドラフトや見落としのあるチェックを毎回自動で量産する装置になります。

壁2:検証のやり方を知らないまま「AIを信じてしまう」

AIの出力は必ず検証が必要です。過去に認証を通過した定款と自動生成したドラフトを突き合わせる、わざと記載漏れのあるヒアリングデータを入れて挙動を確かめる——こうしたテストの型を知らないと、「動いているように見えるが正しいかは誰も知らない」状態で本番の案件に使ってしまいます。認証・登記に関わる書類だけに、ここでの手抜きは後工程の差し戻しに直結します。

壁3:作った本人しか触れない「第二の属人化」

手作業の定款準備が「経験のある担当者しか正確にできない」属人化業務だったのと同じように、独学のAI自動化も同じ罠にはまりがちです。担当者が一人で作って一人で運用していると、その人の異動・退職と同時に仕組みが止まります。事務所内の複数人がワークフローを読み書きできる状態まで持っていって、初めて「組織の資産」になります。

独学で導入AI鬼管理(伴走支援)で導入
最初の題材選び手探り。難しい業務から始めて挫折しがち貴社(貴事務所)の業務を棚卸しし、成功しやすい定型業務から着手
業務ルールの言語化自力で仕様を書き起こす(数十時間規模)実際のヒアリングシート・過去案件を見ながら一緒に言語化
検証テストの型を知らず「動いたら本番」になりがち過去案件との突合・異常系テストまで型として提供
社内定着担当者1人に依存(第二の属人化)研修形式で複数人が扱える状態まで育成
定款準備の先への展開1業務で力尽きるケースが多い許認可申請・契約書確認・案件管理等へ同じ型で横展開
代表菅澤 代表菅澤
定款は罰則の重い業務ではありませんが、認証・登記が通らなければ会社設立そのものが遅れます。だからこそ「動いていそうだから本番投入」ではなく、検証の型まで含めて仕組み化することが重要です。
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07 AI鬼管理——90日で「不在でも回る仕組み」を作る伴走支援 3つの壁を越えるための、実務データを使った伴走トレーニング

この3つの壁を越えるために弊社(株式会社GENAI)が提供しているのがAI鬼管理です。Claude Code/Codexをはじめとした最新AIによる業務自動化を、3〜6ヶ月間・オンラインセッション形式で伴走するトレーニングプログラムで、ツールの一般論を教える座学ではありません。受講者が自社(自事務所)の実業務——例えば実際の設立案件のヒアリングシートや過去の定款そのもの——を教材に、実際に動く自動化ワークフローを自分の手で作り切るところまでやります。

✔️無料相談(約1時間):現在の業務を棚卸しし、どの業務から自動化すべきかをその場で診断
✔️オンライン伴走セッション:貴社(貴事務所)の実データ・実ファイルを使い、ワークフローの設計から構築までを講師と一緒に進める
✔️90日で「不在でも回る仕組み」を完成:最初の3ヶ月で、担当者が張り付かなくても走る自動化を最低1つ稼働させる
✔️検証と保守の型まで習得:過去案件との突合テスト、ルール変更時の直し方など、壁2で挫折しないための技術移転
✔️横展開の設計(4〜6ヶ月目):定款準備で作った型を、許認可申請・契約書確認・案件進捗管理など他の定型業務へ展開し、組織に定着させる
1
無料相談で診断(約1時間)現在の業務内容を伺い、「どの業務が・どの順番で・どこまで」自動化できるかをその場で診断します。この段階までは費用がかかりません。
2
前半カリキュラム(1〜3ヶ月):最初のワークフローを作り切る実業務を題材にした伴走セッションで、設計・構築・検証まで完了させ、実際の案件で稼働させます。
3
後半カリキュラム(4〜6ヶ月):横展開と社内(事務所内)定着2本目以降を受講者主導で構築し、講師はレビュー役に回ります。プログラム終了時には「自走できる状態」がゴールです。

対象は従業員1名以上の会社の経営層・バックオフィス責任者、および複数の設立案件を扱う士業事務所で、プログラミング経験は問いません。「設立案件が増えて手続き準備まで手が回らない」という状況ほど効果が出やすい設計です。

💡 どの業務から自動化すべきか

定款準備のように「ルールが明確」「毎回似た手順を踏む」「間違えると後工程の差し戻しにつながる」業務は、AI自動化との相性が最も良い領域です。自社(自事務所)の業務を「ルールが明確な定型作業」から順に並べて、上から自動化していく——この優先順位付けも、AI鬼管理の初回で必ず一緒に行います。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「うちの設立案件は毎回条件が違うから自動化できない」という声もよく聞きますが、条件が違うのはヒアリング内容であって、ヒアリングから確認までの"手続きの流れ"自体は多くの案件で共通しています。まずは今の流れを見せて相談してみてください。

08 手作業・専門家外注・AI自動化の比較 自社(自事務所)の状況に合った定款準備の進め方を選ぶ

発起人が手作業で準備専門家(司法書士・行政書士)に一任Claude Code/Codexで自動化
スピード知識次第。記載漏れによる手戻りが起きやすい専門家の稼働状況・案件数に左右されるトリガー起動でドラフト・チェックが即座に生成
正確性絶対的記載事項の見落としリスクが最も高い専門家の経験に基づき高いチェックリストに基づく機械的な突合で安定
費用感専門家報酬は発生しないが手戻りコストが隠れる専門家報酬が発生AI利用料のみ(他業務の自動化と共用可能)
複数案件の並行対応発起人自身の対応力に依存専門家の抱える案件数に依存ワークフロー化していれば案件数が増えても対応可能
専門的判断(認証代理・最終確認)発起人本人が担う専門家が担う(専門性が必要な部分)専門家の最終確認は引き続き必要(AIは準備工程を担当)

重要なのは、Claude Code/Codexによる自動化は専門家を代替するものではないという点です。公証人認証やその代理、登記申請の代理といった専門的な手続きそのものは、引き続き司法書士・行政書士・公証人が担います。AIが担うのは、その手前にあるヒアリング・ドラフト作成・記載事項チェック・電子定款の形式確認・専門家への確認依頼という準備プロセスです。ここを無人化することで、専門家に渡す時点での完成度が上がり、確認・修正の往復が減ります。

代表菅澤 代表菅澤
専門家に丸投げしても、発起人側の情報整理が甘いと結局は確認の往復が発生します。AIで準備工程の精度を上げておくことは、専門家との連携をスムーズにすることでもあるんです。

09 判断基準まとめ 定款作成の自動化、どこから手をつけるべきか

✔️設立が1回きりで、専門家に一任する予定:本記事の記載事項の基礎だけ押さえて、専門家とのやり取りに備えれば十分
✔️複数の設立案件を並行して抱えている(士業事務所など):ヒアリング〜記載事項チェック〜専門家確認の流れをワークフロー化する効果が大きい
✔️定款準備に限らず、許認可申請や契約書確認など他の定型業務も自動化したい:Claude Code/Codexによるワークフロー自動化が最有力

定款作成は「一度きりの作業」に見えますが、発起人ヒアリング・記載事項チェック・電子定款の形式確認・専門家への確認依頼という複数工程の受け渡しから成り立っています。この受け渡し部分を人間の記憶と手作業に頼る限り、事故のリスクと確認の往復コストは残り続けます。会社設立に関わる業務全体をどう自動化していくかは、ピラー記事「会社設立業務のAI自動化ガイド」でも整理していますので、あわせてご覧ください。また、設立後に許認可申請が必要な業種の方は「許認可申請 ai」もあわせてご確認ください。

代表菅澤 代表菅澤
定款準備は会社設立の入口にすぎません。ここで「手続きの流れをAIワークフローに渡す」感覚を掴めば、登記申請・許認可申請・その後のバックオフィス業務まで、同じ考え方で作り替えられます。仕組みで回る会社(事務所)づくりを、ぜひ体験してください。

定款準備のワークフロー化を、貴社(貴事務所)の実案件で一緒に設計しませんか

「うちの設立案件のヒアリングから記載事項チェックまで、Claude CodeやCodexでどこまで自動化できる?」「独学で試したが止まってしまった」というご相談、お気軽にどうぞ。
AI鬼管理は、貴社(貴事務所)の実際のヒアリングシート・業務フローを題材に、設計・検証・定着まで伴走します。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
「AIは触ったことがない」という担当の方でも大丈夫です。まずは無料相談で、いま一番手間がかかっている設立準備の工程を1つ教えてください。それをどう自動化するか、その場で一緒に設計します。

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よくある質問

Q. 定款作成を自動化するというのは、具体的に何を自動化するのですか?

A. 定款という書類の文章を一括生成することだけを指すのではありません。発起人へのヒアリング回答の構造化、事業目的や記載事項のドラフト言語化、絶対的・相対的・任意的記載事項の漏れチェック、電子定款の形式(署名位置・PDF体裁)確認、専門家へのレビュー依頼文の作成といった、定款が完成するまでの一連の準備工程をワークフローとして繋ぎ、トリガーが来たら自動で進むようにすることを指します。

Q. 定款の絶対的記載事項とは何ですか?

A. 定款に必ず記載しなければならない5つの事項で、目的・商号・本店の所在地・設立に際して出資される財産の価額又はその最低額・発起人の氏名又は名称及び住所を指します。このいずれかが欠けていると定款自体が無効になるため、自動化ワークフローでもこの5項目の完全記載をチェックの起点に置く必要があります。

Q. 電子定款にはどのようなメリットがありますか?

A. 書面の定款には印紙税4万円がかかりますが、電子定款はPDFに電子署名を付与する形式のため印紙税法上の課税文書に該当せず、印紙税が非課税になります。一方で電子証明書や署名ソフトの準備が必要になるため、電子定款での作成を司法書士・行政書士に依頼するケースも多く見られます。

Q. 定款の認証は誰が行い、誰が代理できますか?

A. 株式会社などの定款認証は公証役場の公証人が行います。認証手続きは発起人本人が公証役場に出向くか、委任状によって代理人に依頼することができ、定款の作成代理・認証手続きの代理を業として扱う専門家として行政書士が広く利用されています。司法書士は設立登記の専門家として、定款作成に付随する対応を行うことも多くあります。合同会社は定款認証そのものが不要です。

Q. 定款作成の自動化と、司法書士・行政書士への依頼はどちらを選ぶべきですか?

A. 両者は排他的な選択肢ではありません。公証人認証の代理や登記申請の代理といった専門的な手続きは引き続き専門家が担う必要があります。Claude Code/Codexによる自動化が担うのは、その手前にあるヒアリング・ドラフト作成・記載事項チェック・電子定款の形式確認といった準備工程です。この準備工程を無人化しておくことで、専門家に渡す時点での完成度が上がり、確認・修正の往復を減らせます。

Q. 複数の設立案件を抱える士業事務所でも、この自動化は使えますか?

A. 使えます。むしろ複数案件を並行して扱う事務所ほど効果が出やすい領域です。ヒアリングから記載事項チェック・専門家レビュー依頼までをワークフロー化しておけば、案件ごとに手順を思い出しながら進める必要がなくなり、案件数が増えても一定の品質で処理できます。

Q. Claude CodeやCodexでの自動化は独学でも可能ですか?

A. 可能ですが、確実に成果を出すまでには「自社(自事務所)ルールの言語化」「出力の検証」「組織への定着」という3つの壁があります。特に定款のように記載漏れが後工程の差し戻しに直結する業務では、必ず過去の案件データとの突合検証を挟むことが重要です。最短で確実に立ち上げたい場合は、実際のヒアリングシートを題材に設計から検証・定着まで伴走するAI鬼管理のような支援サービスの活用が近道です。

Q. この自動化はプログラミングの知識がなくてもできますか?

A. 不要です。Claude CodeやCodexは日本語の指示だけで動くAIエージェントで、実際のヒアリングシートや過去の定款サンプルを見せて記載ルールを説明すれば、ドラフト作成・記載事項チェック・専門家への確認文作成といったワークフローをAI側が組み立てます。AI鬼管理のクライアントでも、非エンジニアの担当者が同様の仕組みを運用しています。

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監修 最終更新日: 2026年9月1日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。