【2026年10月最新】ホテルのシステムとは?PMS・サイトコントローラーなど種類と選び方、システムを替えずに予約転記・精算の事務をAIに任せる方法
「ホテルのシステムと言っても、PMS、サイトコントローラー、予約エンジンと種類が多くて、うちの施設に何が要るのか分からない」「システムはひと通り入れているのに、なぜか事務の手間が減らない」——ホテル・旅館の支配人や経営者の方から、よく聞かれるご相談です。
結論から言うと、ホテルのシステムは「予約サイトとの窓口(サイトコントローラー)」「自社サイトの予約窓口(予約エンジン)」「館内の管理台帳(PMS)」の3つが土台で、そこに自動チェックイン機・精算機、清掃管理、会計などが重なる構造です。選ぶときは、施設の規模、使っている予約サイトとの接続、システムどうしの連携、サポート体制の4点を見ます。ただ、どのシステムを組み合わせても、予約サイトごとの精算の照合、口コミへの返信、食事やアレルギーの一覧づくりのように、スタッフの手に残る作業があります。
この記事では、ホテルのシステムの種類と役割、選び方の観点、導入や入れ替えの進め方、システムを入れても手作業が残る場所を整理します。そのうえで後半では、いまのシステムを替えずに、予約の転記や精算の照合といった事務の作業そのものをAIに任せる道を、AI社員AIKATA(運営: 株式会社GENAI)の仕組みと、旅館業法で館内に残る務めとの線引きを含めて解説します。ホテルのAI活用の全体像は、ホテルのAI活用の記事もあわせてご覧ください。
01 HOTEL SYSTEMS ホテルのシステムとは?種類と役割の全体像 予約サイトとの窓口・自社サイトの窓口・館内の台帳、そして周辺のシステム
「ホテルのシステム」という言葉は、実はとても広い意味で使われています。予約を受け付けるもの、客室の在庫や料金を整えるもの、フロントでの受付や会計を支えるもの、清掃や精算を助けるもの。施設によって、組み合わせも呼び方も違います。まず、全体の地図を描いてみます。
📚 用語解説
PMS:Property Management System の略。ホテル・旅館の予約、客室の管理、チェックイン・チェックアウト、宿泊者情報、売上や請求などを一元的に扱うフロントの基幹システム。クラウド型と、施設内のサーバーに入れるオンプレミス型があり、機能や連携先、料金は製品ごとに違うため、詳しくは各製品の公式サイトで確かめる。
📚 用語解説
サイトコントローラー:複数の予約サイト(OTA)に出している客室の在庫や料金を、1つの画面でまとめて更新・管理するシステム。通常は、どこかのサイトで予約が入ると在庫が差し引かれ、他のサイトにも反映される(反映の速さや範囲は製品による)。製品によってはPMSの機能を併せ持つものもあり、接続できる予約サイトやPMSとの連携の範囲は製品ごとに違うため、公式情報で確かめる。
📚 用語解説
予約エンジン:施設の公式サイトから、宿泊の予約を直接受け付けるための仕組み。予約サイトを通さない自社経由の予約を増やすために使われる。製品によっては、サイトコントローラーやPMSと一体で提供されているものもある。
1-1. 土台になる3つのシステム
| システム | 役割のたとえ | 主な仕事 | 確かめたい点 |
|---|---|---|---|
| サイトコントローラー | 予約サイトとの窓口 | 複数の予約サイトの在庫と料金を、1つの画面でまとめて更新する。予約が入ると在庫が連動して減り、売り越しを減らす | 接続できる予約サイト、反映の速さ、PMSとの連携範囲 |
| 予約エンジン | 自社サイトの窓口 | 公式サイトから直接の予約を受け付け、在庫や料金に反映する | サイトコントローラー・PMSとの連携、決済の方法 |
| PMS | 館内の管理台帳 | 予約・客室・宿泊者情報・チェックイン・会計・帳票をまとめて管理する | 運営形態への対応、サイトコントローラーとの連携、現場の使いやすさ |
3つの違いを一言で言えば、サイトコントローラーは外部の予約サイトとの窓口、予約エンジンは自社サイトの予約窓口、PMSは館内業務の管理台帳です。役割は違いますが、連携させると予約サイトから入った予約がPMSに取り込まれ、二重入力が減ります。製品によっては、サイトコントローラーと予約エンジン、PMSの機能を1つにまとめて提供しているものもあります。
1-2. 周辺で使われる主なシステム
| 周辺のシステム | 何をするものか | どんな施設で使われやすいか |
|---|---|---|
| 自動チェックイン機・自動精算機 | フロントでの受付や支払いを、宿泊のお客様が機械の画面で行えるようにする | 少人数で運営するビジネスホテルや、夜間の受付を省力化したい施設 |
| 清掃管理 | 客室の清掃の状況を、PMSと連動してスタッフに伝える | 客室数が多く、清掃と受付の連絡が重なる施設 |
| 会計・POS・レジ | 宿泊料金以外の飲食や売店の売上を記録し、PMSの会計と合わせる | レストランや売店、宴会場を持つ旅館・リゾート |
| 勤怠・シフト | フロントや客室係の勤務時間とシフトを管理する | 夜勤や交代勤務のある施設全般 |
| 口コミ・顧客管理 | 予約サイトやGoogleの口コミを集め、宿泊のお客様の情報を蓄積する | リピーターを増やしたい施設 |
ここで大切なのは、システムは増えるほど、その間の「つなぎ目」で人の手が必要になりやすいという点です。システムの数が増えるほど、画面の数、ログインの数、データの渡し先が増え、確かめる作業も増えます。次の章から、土台の3つを中心に、選び方の観点を見ていきます。
02 SITE CONTROLLER サイトコントローラーの役割と選び方 予約サイトが2つ以上あるなら、まず検討する窓口のシステム
複数の予約サイトに客室を出している施設で、最初に検討されることが多いのがサイトコントローラーです。在庫を連動させる仕組みを使っていない場合は、予約サイトごとに管理画面へログインし、残室数や料金を手作業で書き換えることになります。接続するサイトが増えるほど、更新の手間と入力ミスのリスクが大きくなります。
2-1. サイトコントローラーで減る手間と、残る手間
| 場面 | 導入で減りやすい手間 | 導入後も残りやすい手間 |
|---|---|---|
| 在庫の更新 | 予約サイトごとに残室数を書き換える作業 | 連動が正しく反映されているかの確認、販売する客室の配分の判断 |
| 料金・プランの更新 | 同じ内容を複数のサイトへ入力する作業 | シーズンごとの料金の方針を決めること |
| 予約の取り込み | 予約を台帳やPMSに手で写す作業(連携している場合) | 変更・取消の見合わせ、食事やアレルギーなどの付帯情報の確認 |
| 精算 | (ほとんど減らない) | 予約サイトごとの手数料・ポイント・クーポンの差し引きと入金の照合 |
見落とされがちなのが最後の行です。サイトコントローラーは「在庫と料金をそろえる」ことが得意なシステムで、予約サイトごとの精算の照合や、口コミへの返信までは受け持たないのが一般的です。ただし、連携の範囲は製品によって違います。詳しくは各製品の公式サイトで確かめてください。
2-2. 比べるときの3つの観点
サイトコントローラーを入れるときは、どの予約サイトにどれだけの客室を割り当てるか、という在庫の配分ルールを決めておくことが大切です。全室を共通の在庫として販売する方法のほか、一部の客室を特定のサイトや自社サイト専用に取っておく方法もあります。これまでの予約の経路の実績を振り返って方針を固めると、切り替えが落ち着いて進みます。
料金や接続先、機能の詳細は、製品ごとの公式サイトで最新の内容を確かめてください。ここでは、比べる観点を整理するにとどめます。
03 PMS PMSの選び方:施設タイプ別の考え方と4つの基準 ビジネスホテル・中小の旅館・大規模ホテルで、見るポイントは変わる
PMSは、館内の予約、客室、宿泊者情報、会計、帳票をまとめて扱う、フロントの基幹システムです。予約の確認や変更、チェックインとチェックアウトの状況、客室の空きや清掃の状況、顧客の宿泊の実績、売上の集計など、搭載される機能は幅広く、施設の規模に合わせて必要な機能だけを選べる製品が多くあります。
3-1. 施設のタイプによって、見るポイントが変わる
| 施設のタイプ | 重視されやすいこと | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| ビジネスホテル | 少人数でも回る受付、自動チェックイン機や精算機との連携、清掃管理 | 自動チェックイン機・精算機との連携の有無、清掃の連絡の仕組み |
| 中小規模の旅館・ホテル | 導入のしやすさ、必要な機能に絞った料金、サイトコントローラーとの連携 | 料金の仕組み、導入時の支援、食事やプランの管理のしやすさ |
| 大規模なホテル | 複数の部門(宿泊・宴会・飲食)をまたぐ管理、権限の細かさ、帳票の多さ | 部門間のデータの連携、複数施設の一元管理、サポートの体制 |
3-2. PMSを選ぶ4つの基準
| 基準 | 確かめること | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 施設の規模と運営形態に合うか | ホテル、旅館、民泊など、運営形態に対応しているか。複数施設を扱えるか | 公式サイトの対応施設を確かめ、複数施設の場合は1つで扱えるかを問い合わせる |
| サイトコントローラーと連携するか | 使っているサイトコントローラーと連携しているか。連携が別料金になる場合があるか | 連携先の一覧と料金体系を、公式情報で確かめる |
| 現場で使えるか | フロント、予約担当、清掃担当など、役割の違うスタッフが迷わず使えるか | 無料トライアルやデモで、役割の違うスタッフに実際に触ってもらう |
| サポートが続くか | 問い合わせの窓口と対応時間、制度や予約サイトの変更への対応 | 導入前に、サポートの範囲と費用を問い合わせる |
📚 用語解説
OTA:Online Travel Agent の略。じゃらんnet、楽天トラベル、一休.com、Booking.com、Expediaなど、インターネット上で宿泊予約を受け付ける旅行予約サイトのこと。予約が成立すると施設がサイトに手数料を支払う仕組みが一般的で、手数料・ポイント・クーポンの扱いや精算の締め日は、サイトごとに異なる。
3-3. 導入前に確かめたい3つのこと
連携先の一覧に予約サイトが並んでいても、実際にどの作業が楽になるかは、施設の運用によって違います。比較表の印の数ではなく、御社で時間を取られている作業が、そのシステムで減るのかを、トライアルの場面で確かめてください。
04 HOW TO INTRODUCE システムの導入・入れ替えの進め方とよくある失敗 予約を止めずに、小さく確かめながら進める
ホテルのシステムの導入や入れ替えで難しいのは、切り替えている間も、毎日の予約は止められないことです。予約データや宿泊履歴の移行、予約サイトとの接続の確認、スタッフの操作の覚え直し。この作業を、通常の営業と並行して進めることになります。
4-1. 導入の進め方 5つのステップ
4-2. よくある失敗と避け方
どのシステムを入れても減らない作業があります。予約サイトごとの精算の照合、口コミの返信、食事やアレルギーの一覧づくり、日報の集計などです。導入の検討と並べて、この一覧を作っておくと、システムだけで解決しようとする期待のずれを避けられます。
05 MANUAL WORK REMAINS システムを入れても、手作業が残る場所 システムは入っていても、事務は人の手で残っていることが多い
宿泊施設の予約の流れは、一般に次のようにつながっています。予約サイト(じゃらんnet、楽天トラベル、一休.com、Booking.com、Expediaなど)で入った予約が、サイトコントローラー機能を持つ製品(ねっぱん!、TEMAIRAZU、TL-リンカーンなど。製品によってはPMSの機能も併せ持ちます)に集まり、PMSに取り込まれる、という形です。製品ごとの機能や連携の範囲、料金は、各社の公式サイトで確かめてください。
5-1. 連携があっても、手作業は残る
サイトコントローラーとPMSが連携していても、事務が自動で終わるわけではありません。たとえば次のような作業は、多くの施設で人の手が残っています。
5-2. 「つなぎ目」にスタッフの時間が消える
システムが増えるほど、システムどうしの「つなぎ目」が増えます。予約サイトの画面とPMSを見比べる。PMSの内容を厨房向けの一覧に写す。精算書と入金を突き合わせる。こうした作業は、どのシステムの機能にも入っていないため、スタッフの方が画面を行き来して埋めています。
5-3. ソフトを替えれば、解決するのか
連携の強いPMSやサイトコントローラーに入れ替えれば、転記の一部は減ります。ただ、予約データや宿泊履歴の移行、予約サイトとの接続の確認、スタッフの操作の覚え直しと、切り替えの負担は小さくありません。そして入れ替えた後も、口コミ返信や精算の照合は、人の作業として残ります。ソフトの比較は大切ですが、それだけで事務が片づくとは限りません。
ソフトにはそれぞれ得意なことがあり、どれが良い悪いという話ではありません。「いま使っているソフトのまま、手作業の部分だけをどうするか」という視点を持つと、選べる道が広がります。
06 LIMITS OF MANUAL WORK ホテルの裏方事務が、手作業では回らなくなる瞬間 大型連休・夏休み・年末年始に、事務が一気にあふれる
ホテル・旅館の事務は、販売する予約サイトの数に比例して増えます。じゃらんnet、楽天トラベル、一休.com、海外の予約サイトと、それぞれ画面も精算の仕組みも違います。さらに、食事やアレルギー、送迎の情報を館内へ伝え、宿泊後は口コミに返信し、法人の請求も締めます。外国からのお客様が増えれば、外国語の口コミやメールの対応も加わります。
6-1. 繁忙期に事務が後回しになる
大型連休・夏休み・年末年始は、満室の対応でフロントも客室も手一杯になります。このとき、法人向けの請求書や日報、口コミの返信が後回しになり、繁忙期が終わってから、まとめて処理することになります。予約の変更の見落としも、この時期に起きやすくなります。
6-2. 慣れた人に仕事が集まり、辞めると止まる
事務のための人を採る余裕が無い施設では、夜勤を含むシフトの中で、予約サイトの操作や精算の照合を教える時間も取りにくく、慣れた人に仕事が集まります。その人が辞めると、サイトごとの精算の見方や台帳の付け方が分からなくなり、支配人が自分で引き取ることになりがちです。
6-3. よくある4つの悩み
これらは、スタッフの方の努力が足りないから起きるのではありません。予約サイトが増え、手順を覚える人が限られる構造の中で、事務の量が人の手を超えているからです。そして、ソフトを替えなくても、この作業そのものを任せる道があります。次の章で、その中身を説明します。
07 AUTOMATE WITH AI 【核心】AIで事務作業を「自動化」する——予約の転記から到着準備まで 効率化ではなく自動化。いまのシステムのまま、ひと続きの流れをAIが進める
📚 用語解説
Claude Code/Codex:Claude CodeはAnthropic社、CodexはOpenAI社が提供するAIエージェント。質問に答えるだけのAIと違い、コードを書き、ファイルやコマンドを操作して、データの照合や文書の作成といった作業そのものを実行するAIエージェント。画面を操作する場合は、そのための仕組みを組み合わせて使う。日本語の指示で業務の流れを組み立てられるが、設計と検証は専門家が行うのが安全。
7-1. 「AIに聞いて早くする」と「AIが毎日の作業を自動で回す」は別物
ChatGPTのような対話型のAIに、口コミの返信文を考えてもらうのは効率化です。人が作業の主体で、AIは文章を考える手間を減らしてくれます。ただ、口コミを集める、宿泊の記録を探す、貼り付ける、という作業は人の手に残ります。
Claude Code/Codexで業務の流れを組み立て、必要に応じて画面操作やデータ連携の仕組みを足し、決まったきっかけで動く仕組みと組み合わせて作るのが自動化です。「予約サイトから予約が入ったら、PMSの予約と照らし、違いを洗い出し、転記し、到着前の準備までそろえる」という一連の流れを、あらかじめ設計しておきます。あとは決まったきっかけで、転記や照合といった作業は人が手を動かさなくても進み、確認と承認は人が行います。人の仕事は、出来上がったものを確認して承認することです。
7-2. 予約の転記と照合を、ひと続きの流れで
7-3. これまでの事務 vs AIに任せた後
| これまでスタッフの方がやっていた作業 | AIに任せた後 |
|---|---|
| サイトコントローラーとメールを見回り、新しい予約と変更を拾う | どの予約サイトの予約も、AIが自動で拾って仕分ける |
| 予約サイトの画面とPMSを並べ、一件ずつ人数と料金を見比べる | PMSと一件ずつ照らし、違いだけを一覧にする |
| 予約サイトごとに精算書を取り寄せ、手数料とポイントの差し引きを計算する | 精算書と予約データをAIが突き合わせ、差異の理由と一覧を整える |
| 予約サイトを順に開いて口コミを確認し、返信を考える | 口コミを一か所に集め、ご滞在の内容に沿った返信を下書きする |
| 厨房へのお食事の一覧と、到着前のご案内メールを作る | お食事の一覧とご案内メールをそろえる。フロントの方は承認するだけ |
| 売上日報と稼働率のレポートを、複数の画面から集めて作る | 集計済みの日報とレポートが、承認待ちの状態で届く |
ポイントは、いまお使いのサイトコントローラーやPMSをそのまま使い続けられることです。ソフトの入れ替えとは違い、フロントの方の操作は変わりません。手作業の「受け取り・入力・照合・チェック・下書き」の部分が、AIの仕事に置き換わります。
7-4. 旅館業法との線引きを、先に決めておく
旅館業法は、営業者に宿泊者名簿の備え付けを求めています。名簿の記載事項や外国人宿泊者の旅券の扱い、保存の期間は、最新の法令と保健所の案内でご確認ください。AIが担うのは名簿のデータの整理や転記の補助までです。チェックインでの本人確認と、名簿の記載が正しいかの確認は、御社のスタッフが館内で行います。
このほか、予約サイトへの異議の申し立てをするかどうか、厳しい評価の口コミにどう答えるかといった判断も、御社が行います。AIが担うのは、そのための材料をそろえる作業です。
08 BUILD OR ENTRUST 増員・外注・自作では、事務作業は片づかない 4つの道のうち3つは、悩みを別の悩みに置き換えるだけ
事務の悩みへの対処は、大きく4つあります。4つのうち3つは、会社の悩みを別の悩みに置き換えるだけで、事務そのものは片づきません。
| 選択肢 | よくある期待 | 実際に行き詰まる所 | 判定 |
|---|---|---|---|
| ①事務の人を増やす | 人が増えれば、フロントの手が空く | 宿泊業では客室や接客の人手が先に必要で、事務まで採りにくい。夜勤を含む勤務の中で覚えてもらうのに時間がかかり、辞めれば同じ教育をくり返す | ✕ |
| ②予約管理や経理の代行に外注する | プロに任せれば片づく | 料金は件数や規模で決まることが多く、繁忙期ほど費用がふくらむ。予約の転記は一社、口コミは別の会社と分かれると、館内の情報を何か所にも渡すことになる | ✕ |
| ③RPAやAIを館内で作る | 自分たちで作れば安く済む | 予約サイトやPMSは画面がよく変わり、そのたびに直す人が要る。シフト勤務の中で作る時間を取るのは難しく、作った人が辞めると止まる | ✕ |
| ④AI社員AIKATAに任せる | 作業そのものを手放したい | いまのPMSの画面のまま、仕組みの構築と運用をAIKATAが行う。施設は仕上がりの承認だけ | ◎ |
8-1. ①増員・②外注で片づかない理由
8-2. ③自作の壁
09 AI SHAIN AIKATA AI社員AIKATAは、ホテル・旅館の裏方事務を丸ごと引き受ける AIと人の二重体制で、予約・口コミ・精算の事務を受託する
AI社員AIKATA(運営: 株式会社GENAI)は、ホテル・旅館向けのAI社員AIKATAのページにあるとおり、予約データの転記、宿泊者情報の整理、口コミ返信の下書き、OTA手数料の照合、売上日報の作成といった事務を、AIと人の二重体制で丸ごと受託する業務代行(BPO)サービスです。
9-1. 引き受ける事務の中身
| まとまり | 引き受ける業務 | 施設に残る判断 |
|---|---|---|
| 予約・宿泊者情報 | 予約データのPMSへの転記、予約サイト間の予約の照合、宿泊者名簿のデータ整理、食事・アレルギー情報の一覧作成 | 名簿の備え付け、フロントでの本人確認、外国人宿泊者の国籍・旅券番号の名簿への記載(詳しくは最新の法令と保健所の案内で確認) |
| 口コミ・案内文 | 口コミへの返信の下書き、到着前のご案内メールの下書き、宿泊プランの紹介文の下書き(外国語の口コミには日本語訳を添える) | 掲載と送信の承認。厳しい評価への方針 |
| 精算・経理 | OTA手数料と入金の照合、法人・団体向け請求書の作成、未入金の確認と督促メールの下書き、売上日報・稼働率レポートの作成 | 精算の差異を予約サイトに申し立てるかどうかの判断 |
9-2. 仕組みの特徴
AIKATAを使うホテル・旅館では、予約の変更もAIが拾って照合し、転記とお食事の一覧まで当社が用意して、フロントの方は内容を確認・承認するだけ、という形で運用しています。同じ形で、口コミ返信は支配人が承認するだけ、OTA精算は経理が承認するだけ、になります。
9-3. できないこと・施設に残ること
宿泊者の氏名・住所・旅券の情報は、秘密保持契約(NDA)を結んだうえで、PMSやサイトコントローラーの権限を作業に要る範囲だけにしてお預かりします。名簿の保存場所と保存の期間は、施設の規程と旅館業法の決まりに合わせて取り決めます。料金は、月額の定額で、客室の数や予約の件数が増えても変わりません。
大型連休や夏休みの直前に引き継ぐと、確かめる時間が取れません。予約の少ない時期に始め、予約サイトごとの手順を整えてから繁忙期を迎えるのが安全です。口コミ返信も、厳しい評価への返し方やお詫びの範囲を、支配人と先に決めておきます。
10 COMPARISON & SUMMARY 残る道は「作業そのものを任せる」だけ 手作業のまま/ソフトの追加・乗り換え/AIKATAに任せる の3択
| 手作業のまま | ソフトの追加・乗り換え | AI社員AIKATAに任せる | |
|---|---|---|---|
| 忙しい時期の負荷 | ✕ 事務があふれて後回しになる | △ 一部の転記は減るが、照合と下書きは残る | ◎ 人を増やさず、処理量だけ増やせる |
| 施設ごとのルール | △ 慣れた人の頭の中にある | △ 製品の仕様の範囲になる | ◎ 手順として仕組みに残る |
| お客様への対応の速さ | ✕ 口コミや確認メールが滞る | △ 自動返信は設定した範囲まで | ◎ 下書きまで毎日そろう |
| 事務の人の採用と教育 | ✕ 採用難と教育のくり返し | △ 新しい操作の教育が増える | ◎ 採用も教育も要らない |
| 法令の線引き | ○ 館内ですべて行う | ○ 館内ですべて行う | ◎ 名簿と本人確認は館内、事務だけを任せる形で明確 |
10-1. AI社員AIKATAが選ばれる5つの理由
増員・外注・自作・ソフトの乗り換えは、どれも施設が人か仕組みを抱え続ける道です。作業を手放せる道は、AIKATAに任せることだけです。
あわせて読みたい:同じテーマの記事
次の繁忙期を、人を増やさずに越える準備を始めませんか
スタッフを増やす、システムを入れ替えると決める前に、まず無料相談で、予約の転記・口コミ返信・OTA精算のうち、どの事務から任せられるかを整理しましょう。無料相談は60分・オンライン(Google Meet)で、業務の棚卸しと、どこまで任せられるかの整理を行います。契約の義務はありません。
詳しくは、ホテル・旅館向けのAI社員AIKATAのページをご覧ください。
人を増やす・外注する・AIを自作する・ソフトを替える——どの道を選んでも、入力・集計・書類づくり・確認の作業か、それを回す人と仕組みが社内に残り続けます。
AI社員AIKATAなら、いまお使いのねっぱん!・TEMAIRAZUなどはそのまま、取引先・利用者ごとのルールも登録して処理し、社内に残るのは仕上がりの確認と承認だけです。どの業務から任せられるかは、無料相談(60分・オンライン)でその場で整理します。
NEXT STEP
ホテル・旅館の事務作業を、
AI社員に任せてみませんか?
よくある質問
Q. ホテルのシステムには、どんな種類がありますか?
A. 土台になるのは、予約サイトとの窓口になるサイトコントローラー、公式サイトから直接の予約を受ける予約エンジン、館内の予約・客室・会計をまとめて管理するPMSの3つです。このほかに、自動チェックイン機・自動精算機、清掃管理、会計やPOS、勤怠・シフト、口コミ・顧客管理などの周辺のシステムがあります。施設の規模や困りごとに応じて組み合わせます。製品ごとの機能や料金は、各社の公式サイトで確かめてください。
Q. PMSとサイトコントローラーは、両方必要ですか?
A. 複数の予約サイトに客室を出している施設では、両方を使うことが多くあります。サイトコントローラーが予約サイトの在庫と料金をそろえ、PMSが館内の予約・客室・会計を管理する役割分担です。製品によっては、両方の機能を1つにまとめて提供しているものもあります。予約サイトが1つだけの小さな施設では、サイトコントローラーが要らない場合もあります。
Q. システムを入れ替えれば、裏方の事務は減りますか?
A. 予約の取り込みなど、減る作業はあります。一方で、予約サイトごとの精算の照合、口コミへの返信、食事やアレルギーの一覧づくりのように、システムを替えても人の手に残る作業もあります。入れ替えを検討するときは、システムで解決する作業と、システムの外に残る作業を分けて考えると、期待とのずれが小さくなります。
Q. 旅館業法との関係で問題はありませんか?
A. 当社がお引き受けするのは、予約データの転記・照合、口コミ返信の下書き、精算や請求の事務などの裏方の作業です。宿泊者名簿の備え付けや本人確認、フロントでのご対応といった旅館業法上の営業者の務めは、引き続き御社で行っていただきます。宿泊者の情報は、作業に必要な範囲に限ってお預かりします。
Q. ねっぱん!やTL-リンカーンなど、今使っているシステムのままで使えますか?
A. 使えます。AI社員AIKATAは、特定のソフトに限定せず、ねっぱん!・TEMAIRAZU・TL-リンカーンなどのサイトコントローラー機能を持つ製品や、いまお使いのPMSの画面をそのまま使って自動化します。ソフトの乗り換えは要りません。画面操作で自動化できるかは、ソフトの仕様と利用条件を、導入前に一緒に確かめます。ログインの権限は、作業に必要な範囲に絞ってお預かりします。
Q. 宿泊者の個人情報や旅券の情報は安全に扱えますか?
A. 宿泊者の氏名・住所・連絡先、外国人のお客様の旅券の写しなど、取り扱いに注意が要る情報を預かります。秘密保持契約(NDA)を結び、PMSやサイトコントローラーの権限は作業に要る範囲だけにします。名簿の保存場所と保存の期間は、施設の規程と旅館業法の決まりに合わせて取り決めます。
Q. ホテルでAIを使うと、どの業務が楽になりますか?
A. 毎日くり返す予約の転記と照合、予約サイトごとの口コミの集約と返信の下書き、OTAの精算と入金の照合などが、AIに向いている業務です。チェックインのご対応やお電話でのご案内、苦情への対応など、その場で人が判断する仕事は、館内のスタッフの方に残ります。
参考にした公式情報
PMSやサイトコントローラーの機能・接続先・料金は製品ごとに異なり、更新されます。導入の際は、各製品の公式サイトで最新の内容をご確認ください。旅館業法の宿泊者名簿に関する決まりは、厚生労働省や自治体の保健所の案内で最新の内容をご確認ください。
AI社員AIKATAへのお問い合わせ
この記事を読んで気になった方へ。
専門スタッフが、御社に最適な
業務自動化・業務代行プランを無料でご提案します。



