【2026年11月最新】訪問看護のシステムを比較|ステーションの選び方・導入手順と、請求・指示書の期限管理を任せる方法
01 HOME NURSING SYSTEM 訪問看護のシステムは、記録・請求・書類の期限管理のどこを任せるかで選びます 訪問看護ステーションの管理者・経営者・事務スタッフの方へ
訪問看護のシステムとは、訪問の記録、スケジュール、医療保険・介護保険の請求、書類の管理などを支えるソフトの総称です。選び方の結論は、製品名や月額の比較から入らず、御社の事務のうち「記録が請求につながる流れ」と「書類の期限を追う仕事」がどこで途切れているかを確かめることです。記録から請求までつながるソフトでも、指示書の依頼や利用料の照合のような仕事が人の手に残ることがあります。
この記事では、訪問看護ステーションの管理者、経営者、事務スタッフの方に向けて、システムの種類、比較の軸、公式情報で確かめられる製品の特徴、導入と乗り換えの進め方、稼働後の点検をまとめます。すでにソフトを使っている御社は、いまの機能で足りない部分と、毎月人が補っている作業を分けながら読み進めてください。
後半では、AI社員AIKATAが、いま使っている記録ソフト・請求ソフトのまま、訪問実績の集計、レセプトの作成、指示書の期限管理、利用料の請求と口座振替の照合を受け持つ考え方を説明します。看護の判断や、請求の送信は事業所に残ります。事務を任せることと、事業所の責任を移すことは別です。
製品の機能と料金は、2026年11月時点で確認した各社公式サイトの記載に基づいています。公式サイトで確かめられなかった内容は「公式サイトで要確認」と書いています。契約前は必ず提供元の最新の資料で条件を確かめてください。AIの活用全般は、訪問看護のAI活用と事務の任せ方の記事も参照してください。
02 SYSTEM GUIDE 訪問看護ステーションがシステムを比較・導入するときの実務ガイド 種類、機能、費用の仕組み、連携、導入の手順を同じ条件で比べます
2-1. 訪問看護のシステムは「記録」「請求」「書類・予定」に分けて考えます
📚 用語解説
訪問看護の電子カルテ:訪問先で行った看護の内容やバイタルなどを記録するシステムです。製品によって、スケジュール、レセプト、書類作成まで含む場合と、記録だけを扱う場合があります。
訪問看護のシステムは、大きく三つの役割に分けられます。一つ目は、看護師が訪問先で記録する「記録」。二つ目は、記録から訪問実績を集計し、医療保険と介護保険の請求データを作る「請求」。三つ目は、訪問看護指示書や計画書・報告書、保険証や受給者証の期限を追う「書類と予定」です。比較表を作る前に、御社が困っているのがどの役割かをはっきりさせます。
| 役割 | 主な内容 | 比較時に確かめること |
|---|---|---|
| 記録 | 訪問の内容、バイタル、経過の入力 | 訪問先で入力できる端末、記録の書式、入力漏れの確認方法 |
| 請求 | 訪問実績の集計、医療保険・介護保険のレセプト | 加算の自動判定の範囲、エラーチェック、請求データの出力と送信方法 |
| 書類・期限 | 指示書、計画書、報告書、保険証・受給者証 | 期限の一覧と通知、提出状況の管理、書類の出力 |
| 予定・シフト | 訪問予定、スタッフの勤務 | 記録・実績との連動、外出先からの確認 |
| 経営の数字 | 訪問件数、稼働、売上の集計 | 月次の出力形式、他の会計ソフトへの受け渡し |
この表は製品を優劣で並べるためのものではありません。複数の役割を一つで備える製品もあるため、御社の仕事がどの欄で止まっているかを見つけるために使います。
2-2. 比較の軸は、請求の正確さと書類の期限を追えるかです
訪問看護は、利用者様ごとに医療保険か介護保険か、公費の有無、算定する加算が異なります。そのため、比較のときは「記録した内容が請求の実績にどこまで自動でつながるか」「加算の要件を満たしているかの確認を、どこまで画面が助けるか」「返戻が戻ってきたときに原因を追いやすいか」を同じ質問で各社に確認します。
| 比較の軸 | 確かめる内容 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 導入形態 | クラウドか、自社で環境を持つ形か | 更新や保守を誰が担うか、障害時の連絡先 |
| 記録の入力 | タブレット・スマートフォンでの入力、テンプレート | 看護師全員が訪問先で無理なく使えるか |
| 請求の連動 | 記録から実績・レセプトへつながる範囲 | 公費や例外の利用者様の扱い |
| エラーチェック | 請求前に確認できる項目 | 加算の要件を最終判断するのは事業所であること |
| 書類の管理 | 指示書・計画書・報告書の期限と提出状況 | 期限の通知先と、確認する担当者の決め方 |
| サポート | 導入時の支援、問い合わせ窓口 | 報酬改定時の対応の流れ |
| 費用の仕組み | 初期費用、月額、訪問件数・職員数による変動 | 端末の追加、オプション、別契約の機能 |
費用は、金額だけでなく数え方を比べます。たとえば、カイポケ訪問看護の公式サイトは、職員数や訪問件数に関わらず定額の料金であると案内しています(2026年11月確認)。一方で、同サイトはAI機能について、提携先のサービスであり別途料金が発生すると注記しています。このように、月額に含まれる範囲と別料金の範囲を分けて確認することが大切です。出典:カイポケ訪問看護 公式サイト。
2-3. 代表的なシステムは、公式に確かめられる特徴で見ます
以下は、業界で名前が挙がる代表的な製品の見方です。優劣の順位表ではありません。各社との提携や販売代理の関係を示すものでもありません。公式サイトで確認できなかった項目は「公式サイトで要確認」としています。
| 製品 | 公式に確認できる主な特徴 | 御社が照らす要件 | 料金・契約の確認点 |
|---|---|---|---|
| カイポケ訪問看護 | 看護記録から医療・介護の請求までを扱う。記録と実績の連動、シフト作成、訪問看護記録書Ⅱ・報告書の作成支援を案内。導入事業所数は7,000以上(2026年2月時点・公式サイト) | 記録から請求までを一つにまとめたい事業所か。他の業務との連携範囲 | 職員数・訪問件数に関わらず定額と案内。AI機能は提携先のサービスで別途料金と注記 |
| iBow(株式会社eWeLL) | 訪問看護に特化した電子カルテ。機能の詳細は公式サイトで要確認 | 記録・計画書・請求まで同じ製品で足りるか | 契約期間や従量部分の有無は公式サイトで要確認 |
| ココナース | 訪問看護向けのクラウド型電子カルテ。機能の詳細は公式サイトで要確認 | 多職種との情報共有や記録支援の範囲 | 初期費用・月額は公式サイトで要確認 |
| ほのぼのNEXT | 介護記録・請求などを扱う介護業務支援ソフトで、対象施設に訪問看護を含む。詳細は公式サイトで要確認 | 介護サービスも提供する法人での共通利用 | 導入方式(使用権・クラウド版など)は公式サイトで要確認 |
| ZEST | 訪問看護の業務向けとして名前が挙がる製品。機能は公式サイトで要確認 | 請求・記録のどこまでを標準で備えるか | 契約条件は公式サイトで要確認 |
比較表の「御社が照らす要件」は、検討の視点です。個別の御社への適合を保証するものではありません。デモを依頼するときは、御社の利用者様の実際の保険の組み合わせ(医療保険のみ、介護保険のみ、公費あり、両方を使う月があるなど)を示して、その場で操作してもらいます。
2-4. クラウドとオンプレミス、料金の仕組みを読み違えません
📚 用語解説
クラウドとオンプレミス:クラウドは、事業者が提供するサービスをインターネット経由で使う形態です。オンプレミスは、自社側にサーバーなどの環境を持つ形態です。訪問看護の電子カルテではクラウド型が多く、外出先からの記録や閲覧に向きます。
クラウド型は、外出先から記録や閲覧ができ、環境の保守を事業者が担うため、小さな事業所でも導入しやすい特徴があります。反面、通信が使えない場所での記録や、障害時の連絡の流れを事前に確かめる必要があります。オンプレミス型は自社で環境を持つため、保守や更新の負担が事業所に残ります。ITに詳しい担当者がいない事業所は、保守を誰が担うかを最初に決めます。
無料で試せる期間や最低利用期間の有無は、各社の公式サイトで確認します。比較サイトに載っている古い条件を、そのまま契約条件として扱わないでください。見積もりを依頼するときは、現在の利用者様数と訪問件数に加えて、今後の増員や新しい拠点の予定も伝えます。
2-5. 医療保険と介護保険、オンライン請求への対応を確かめます
訪問看護の請求は、利用者様ごとに医療保険と介護保険のどちらで訪問しているかで流れが変わります。請求先も異なるため、システムが両方の請求データを出力できるか、利用者様ごとの保険の切り替わりを扱えるかを確かめます。公費や減免がある利用者様、月の途中で保険が変わる利用者様は、試験用の例に含めてください。
医療保険の訪問看護では、2024年6月からオンライン請求やオンライン資格確認への対応が進みました。カイポケ訪問看護は、公式の資料で2024年6月開始のオンライン請求・資格確認への対応を案内しています。他の製品を検討する場合も、オンライン請求・資格確認にどう対応するか、事業所側で用意する機器や手続きが何かを、提供元の最新の案内で確かめてください。制度の詳細は厚生労働省などの公式情報が基準になります。
📚 用語解説
返戻:提出した請求が、記載の不備や資格の確認などの理由で審査側から戻されることです。原因を調べて修正し、再度提出する作業が事務に発生します。
返戻への備えは、システムの機能だけでなく、運用で決まります。請求前に記録と実績、保険の種類、指示書の期間を照らすこと、返戻が来たときに原因を記録して次月の確認項目に反映することが必要です。ソフトのエラーチェックは助けになりますが、すべての不備を防ぐわけではありません。
2-6. 連携は、つながった後の確認まで決めます
多くの事業所では、記録ソフト、請求ソフト、会計ソフト、勤怠・給与のソフトが別々です。つなぐ方法はCSVなどのファイルの受け渡しや、製品間の連携機能などがあります。連携が用意されていても、項目の対応、実行する頻度、エラーが出たときの担当は事業所で決める必要があります。
看護師が入力
保険ごとに分ける
期間と区分を確認
加算・回数を点検
事業所が確認して実行
これは請求の確認用の流れです。購入前に、どの段階で誰が何を確認するのか、エラーになった行がどう見えるのか、修正した内容がどこに記録されるのかを試します。成功した件数だけでなく、保留や未処理の件数が見える仕組みがあるかも重要です。
2-7. 導入と乗り換えは、データ移行と受入確認までを一続きで進めます
切り替えの時期は、月初の請求が重なる時期を避けます。請求を出し終えた月の中ごろに準備を進め、次の月初の前に試す時間を取るのが現実的です。過去の記録の移行は、全件を移すのか、必要な期間だけにするのかを決め、移行後の確認者を決めておきます。
2-8. 導入後は、日次・月次・例外の三つに分けて点検します
日次では、訪問記録の入力漏れ、当日の予定と実績の差を確認します。月次では、訪問実績の集計、レセプトの作成と点検、利用料の請求書、口座振替の結果、指示書や計画書・報告書の期限を確認します。例外では、返戻、保険の変更、公費の追加、報酬改定による加算の見直しを、通常の処理と分けて追います。
セキュリティも、宣伝文句だけで比べません。看護記録や病状の情報は要配慮個人情報です。アクセス権限を職種ごとに分けられるか、操作の履歴をたどれるか、退職者の権限を速やかに外せるかを確かめ、その設定が御社で完了しているかを管理します。
2-9. メリットと限界を、御社の条件で評価します
システムを使うことで検討できる効果には、記録の転記が減ること、記録と実績のずれに気づきやすくなること、書類の期限を一覧で追えること、外出先から記録を確認できることがあります。一方で、ソフトを契約するだけで返戻や期限切れがなくなるわけではありません。入力する側の運用、利用者様情報の登録、確認する担当者の決め方が必要です。
| 評価すること | 導入前後でそろえる条件 | 記録しておく理由 |
|---|---|---|
| 請求にかかる時間 | 同じ月初の、同じ件数での比較 | 利用者様数の変化と区別するため |
| 返戻の件数 | 保険の種類ごとの件数と原因 | 設定の問題か入力の問題かを分けるため |
| 期限切れの件数 | 指示書・保険証・受給者証別の件数 | 通知の仕組みが機能しているかを見るため |
| 残業と夜間の作業 | 管理者・事務の作業時間 | 誰に作業が集まっているかを見るため |
| 記録の入力漏れ | 日ごとの未入力の件数 | 現場の運用の改善点を見つけるため |
成果を測るときは、導入前の数字を記録しておくことが前提です。数字が取れていなければ、導入の効果を判断できません。他の事業所の事例にある削減率や削減時間は、御社の見込みとして使わないでください。
2-10. 生成AIや音声入力などの拡張は、担当する工程を確かめます
近年は、音声入力で記録を作る機能や、生成AIが計画書・報告書の下書きを助ける機能を備えた製品もあります。カイポケ訪問看護の公式サイトのように、AI機能が提携先のサービスで別料金と明記されている場合もあります。こうした機能は、看護師の入力の負担を減らす方向のもので、請求の突き合わせや指示書の依頼のような事務の流れを丸ごと回すものとは役割が違います。
AIが作った計画書や報告書の下書きは、内容を決めて責任を負う看護師の確認が必要です。AIの提案をそのまま確定せず、看護の内容は看護師が決めます。この線引きは、システム選びでも事務の任せ方でも同じです。
ここまでが、システムそのものを比べるための確認です。次に、機能がそろったソフトを使っていても、管理者や事務スタッフの手に残る作業を見ます。そこに、ソフトの乗り換えとは別の解決の道があります。
03 MANUAL WORK 月初の請求と書類の期限で見える、システムだけでは残る手作業 ソフトの前後で、人の手がつなぐ仕事が集中します
3-1. 月初は医療保険と介護保険の請求が重なります
訪問看護の月初は、医療保険と介護保険の請求が重なり、管理者が訪問の合間や夜に請求の確認を進める事業所が少なくありません。記録から実績が自動で集計されても、保険の区分、公費、加算の要件、回数の上限を利用者様ごとに確認する作業は残ります。報酬改定の時期は、加算や様式の見直しも加わります。
返戻が戻ってきたときは、記録、指示書の期間、保険の区分、加算の根拠を見比べて原因を探します。担当者が休んだときや替わったときに、どのファイルを見ればよいか分からない状態では、同じ負担が次の担当者に移ります。
3-2. 指示書と書類の期限は、人の記憶と紙の一覧に頼りがちです
主治医ごとに訪問看護指示書の期限が異なり、計画書と報告書の提出状況も利用者様ごとに追う必要があります。保険証や受給者証の期限も確認します。これらを紙の一覧やスプレッドシート、担当者の記憶で管理している事業所では、切れてから慌てて依頼する場面が生まれます。
📚 用語解説
訪問看護指示書:主治医が、訪問看護の必要性や内容を示して交付する書類です。有効期間が記載されており、訪問の日がその期間内にあるかを、請求の前に確かめる必要があります。
利用料の請求では、利用者様ごとに自己負担額を確認し、請求書と領収書を作り、口座振替の結果を一件ずつ照らします。未収があれば一覧にして案内します。これは看護の仕事ではありませんが、正確さと期限が求められる事務です。
この一覧が御社の毎月の仕事と重なるなら、必要なのは入力画面を増やすことだけではありません。ソフトを替えなくても、作業そのものを任せる道があります。AI社員AIKATAは、いまの記録ソフト・請求ソフトを使う事務を、一続きの業務として受け持ちます。
04 AUTOMATE OFFICE WORK AI社員AIKATAが、受け取りから照合・請求の準備までの事務を回します 効率化と自動化の違いを、訪問看護の請求で確認します
4-1. AIに聞いて早くする「効率化」と、毎月の作業を回す「自動化」は違います
Claude Code/Codexなどを使って、請求の確認表の作り方や依頼文の書き方を聞くと、担当者の作業は速くなります。これが「AIに聞いて早くする効率化」です。ただし、その都度資料を用意し、指示し、結果を転記するなら、毎月の起点は担当者のままです。月初に管理者の手が空かなければ、確認も始まりません。
一方、「AIが毎月・毎日の作業を自動で回す自動化」は、いつ何を受け取り、どのルールで入力・照合し、どの結果を承認へ回すかを一続きにします。AI社員AIKATAは、AIと人の二重体制で事務を受託します。御社がClaude Code/Codexの操作や仕組みの保守を覚えることを前提にしません。
📚 用語解説
自動化と承認:決まった資料の受け取り、入力、照合、計算、書類の準備を仕組みで進め、判断が必要な箇所と最終の成果を事業所に戻す運用です。看護の内容や、請求の送信そのものを肩代わりする意味ではありません。
4-2. いまの記録ソフト・請求ソフトで、請求を承認待ちまで進めます
記録・指示書・提供票
指示書の期間・保険の区分
管理者の承認後に依頼
いまの請求ソフトへ
加算・回数のずれで止める
最初にAI社員AIKATAは、看護師の訪問の記録、主治医から届く訪問看護指示書や特別指示書、ケアマネジャーからの提供票を、記録ソフト・FAX・メールから集め、利用者様ごとに並べます。紙の資料は、事業所でスキャンした写しを扱います。
次に、訪問の日を指示書の期間やケアプランと照らし、期限の切れた指示書、医療保険と介護保険の区分の食い違い、記録の抜けを洗い出します。新しい指示書が必要な場合は、主治医の医療機関への依頼状を下書きし、管理者が承認してから送ります。記録の抜けは、看護師への確認の文面を用意します。
照らし終えた訪問の実績と指示書の有効期間は、iBowやカイポケ訪問看護など、事業所でお使いの請求ソフトの画面へ、取り込みや画面操作で入力します。ソフトの乗り換えは要りません。看護師が訪問先で記録する手順も変わりません。
請求データを作った後は、加算の要件に必要な記録、週ごとの訪問回数、前月との違いを点検し、合わない所で止めます。加算を算定するかどうかは、管理者が判断します。最後に、支払基金と国保連への請求データ、利用料の請求書、口座振替のデータをそろえ、管理者の承認を経てから利用者様へ届けます。請求データの送信は事業所から行います。
| これまで事務の人がしていた作業 | AI社員AIKATAに任せた後 | 事業所に残ること |
|---|---|---|
| 記録ソフトとFAXを見回り、指示書と記録を集めます | 利用者様ごとに資料を集めて並べます | 資料の提供(スキャンした写しの共有) |
| 指示書の期間と訪問の日を見比べます | 期間・区分・記録の抜けを照合して洗い出します | 指示書の発行(主治医)、内容の判断 |
| 主治医への依頼状を書き、看護師に確認して回ります | 依頼状と確認文を下書きし、承認後の返事を読み取ります | 送信前の承認 |
| 請求ソフトに実績を打ち込みます | いまの請求ソフトへ取り込みや画面操作で入力します | 内容の最終確認 |
| レセプトと記録を見比べて取り漏れを探します | 加算・回数・前月との違いで止めて点検します | 加算を算定するかの判断、請求の送信 |
4-3. 看護師法・個人情報の境界を先に決めます
以下の線引きは、AI社員AIKATAの訪問看護ステーション向けサービスで定めている内容です。「当社」は、AI社員AIKATAを運営する弊社(株式会社GENAI)を指します。
利用者様への看護は、保健師助産師看護師法により看護師などの資格者が行う業務です。計画書・報告書の内容や主治医への報告、加算を算定できるかの判断も事業所に残ります。訪問看護の請求は指定を受けた事業所の名前で行うため、当社はレセプトづくりを補助し、送信は事業所から行います。この分担を外注先と書面で決めておくと安心です。
看護記録や病名、服薬の情報は、個人情報保護法の要配慮個人情報にあたります。秘密保持契約(NDA)を結び、記録ソフトに入れる範囲をお任せいただく業務の分だけに絞ります。紙の指示書や保険証の写しをどう受け渡すか、どこに保管するかも、導入前に事業所の規程に合わせて決めます。
月初は医療保険と介護保険の請求が重なるため、引き継ぎは請求を出し終えた月の中ごろから始めるのがおすすめです。最初の月は、事業所で作った請求と当社の結果を並べ、利用者様ごとの保険や公費の登録に漏れがないかを確かめます。指示書の期限の一覧も、その間に整えます。
利用者様への看護、アセスメント、計画書と報告書の内容、主治医への報告は看護師が行います。AI社員AIKATAは、判断に必要な記録を整える事務と、判断そのものを区別したうえで始めます。看護記録や病状の情報を扱う範囲は、お任せする業務に必要な分だけに絞ります。
05 BUILD OR DELEGATE 増員・外注・自作・乗り換えでは、事務作業は片づかない 人や仕組みを事業所が抱え続けるか、仕事として任せるかを比べます
4つのうち3つは、事業所の悩みを別の悩みに置き換えるだけです。ここでは、請求・集計・期限管理の事務を手放し、管理者が看護師の育成や訪問の調整に集中することを目的に比べます。
| 選択肢 | よくある期待 | 実際に行き詰まる所 | 判定 |
|---|---|---|---|
| ①事務スタッフ・看護師の増員 | 事務を担う手を増やしたい | 医療と介護の両方を分かる人が少なく、教えるのも管理者の負担になる | ✕ |
| ②レセプト代行などの外注 | 請求を外に出したい | 記録を渡す手間と説明が残り、指示書の期限や利用料の請求は対象外のこともある | ✕ |
| ③社内でAIを自作 | 集計や点検を自動で動かしたい | 報酬改定のたびに直しが要り、作った人が辞めると誰も直せない | ✕ |
| ④AI社員AIKATAに任せる | 一連の事務を仕事として任せたい | 仕組みの構築・運用と人の確認を受託し、事業所は承認する | ◎ |
5-1. 増員・外注では、説明と手直しが事業所に残ります
①増員は、医療保険と介護保険の請求の両方が分かる人を採ること自体が難しく、採れても加算や公費の扱いを覚えるまでに時間がかかります。看護師の採用を優先したい時期は、事務の採用が後回しになりがちです。辞めれば、請求の段取りがまた管理者に戻ります。
②外注は、利用者様の数や請求の件数に応じて費用が決まる形が多く、事業所が大きくなるほど費用も増えます。記録を渡す手間は残り、指示書の期限管理や利用料の請求までは対象外のこともあります。担当者が替わるたびに、事業所の運用を説明し直すことになります。
5-2. 自作と乗り換えでは、検証と保守・操作の覚え直しが残ります
③自作は、生成AIで記録から実績を拾う仕組みを作ることもできますが、訪問と記録の合間に作り込む時間を取るのは簡単ではありません。報酬改定で加算や様式が変わるたびに直しが要り、正しい結果を確認する資料と変更後の試験の手順も必要です。作った管理者や看護師が辞めると、誰も手を入れられなくなる「第二の属人化」が起きます。
ソフトの乗り換えは、記録から請求までつながるソフトに替えれば転記は減ります。ただ、看護師全員がタブレットの操作を覚え直し、過去の記録の移行にも時間がかかります。乗り換えた後も、指示書の依頼、利用料の照合、返戻の原因探しは人の作業として残ります。
06 AIKATA FOR HOME NURSING AI社員AIKATAが引き受ける、訪問看護ステーションの具体的な事務 保険の請求、利用料の請求、書類と期限の管理、事業所の事務を扱います
6-1. 請求・書類の期限・事業所の事務を、事業所ごとのルールで受け持ちます
AI社員AIKATAは、AIと人の二重体制で業務を受託するBPOサービスです。訪問看護ステーション向けには、レセプト作成・訪問実績の集計・指示書の期限管理・利用料の請求・口座振替の照合を扱います。訪問看護ステーション向けのAI社員AIKATAのページで、業務範囲と無料相談の内容を確認できます。
医療保険・介護保険のレセプト作成/訪問実績の集計と突き合わせ/返戻分の修正箇所の洗い出し
訪問の記録から実績を集計し、医療保険と介護保険に分けてレセプトを作るところまでを引き受けます。返戻が戻ってきたら、記録と算定の食い違いを洗い出してお知らせします。加算を算定できるかの判断と請求の送信は、管理者の確認のうえで事業所が行います。
利用料の請求書・領収書の作成/口座振替データの作成/振替結果の確認と未収の一覧化
利用者様ごとの自己負担額をもとに、請求書・領収書と口座振替のデータを作ります。振替の結果が届いたら入金と照らし合わせ、未収の利用者様を一覧にしてお渡しします。未収のご案内の文面も、事業所の言葉づかいで用意します。
訪問看護指示書の有効期限の管理/計画書・報告書の提出状況の管理/保険証・受給者証の期限の確認
訪問看護指示書の有効期限、計画書・報告書の提出状況、保険証や受給者証の期限を一覧で追い、期限が近いものを前もってお知らせします。指示書の交付は主治医、計画書と報告書の内容は看護師が決めます。
訪問予定表の下書き/訪問記録の入力漏れの洗い出し/訪問件数・稼働の月次集計
訪問予定表の下書き、訪問記録の入力漏れの洗い出し、訪問件数や稼働の月次集計など、管理者が事業所の数字をつかむための事務を引き受けます。訪問の割り振りと記録の中身は、看護師の方が決めます。
この範囲の中でも、事業所が最終的に判断することは分けます。返戻の修正箇所を洗い出す事務と、加算を算定できるかの判断は別です。指示書の期限を一覧で追う事務と、指示書を発行する主治医の判断も別です。AI社員AIKATAは、判断に必要な資料を整え、決めるべきことを事業所に戻します。
6-2. 操作画面を見ながら引き継ぎ、AIと人で仕上がりを確認します
引き継ぎでは、事務スタッフの方が使っている記録ソフトや請求ソフトの操作画面を見ながら、AI社員AIKATAが業務を分解して整理します。どの資料から何を読み、どこへ入力し、どの差を確かめているかを書き出します。事業所がAIの専門知識を持つことは、前提にしません。
記録・請求ソフト
保険・公費・加算のルール
AI社員AIKATA
人が品質をチェック
判断が必要な箇所を確認
AI社員AIKATAは、特定のソフトに限定しません。iBow、カイポケ訪問看護、ほのぼのNEXTなど、いま事業所でお使いの記録ソフト・請求ソフトの画面操作も含めて自動化します。ここでいう対応は、事業所の環境で業務を受託するという意味であり、各ソフト会社との提携や、すべての機能との標準接続を示すものではありません。
保険の種類、公費、加算の決まりは、担当者の記憶に置かず仕組みに落とし込みます。AIの処理結果は人が品質チェックし、事業所が最終確認と承認をします。管理者や事務スタッフの日々の作業は、原則として作成済みのレセプトや請求書の承認です。
6-3. 月初や報酬改定の時期にも、事務の採用・教育を前提にしません
AI社員AIKATAは、月初の請求や報酬改定の時期にも、事務の担当者を採用・教育せずに処理量を増やせる体制です。料金は月額の定額で、利用者様や訪問件数が増えても変わりません。まずレセプトだけを任せ、のちに指示書の期限管理・利用料の請求・口座振替の照合へ広げる進め方もできます。
始める時期は、請求を出し終えた月の中ごろがおすすめです。最初の月は、事業所で作った請求とAI社員AIKATAの結果を並べて、利用者様ごとの保険や公費の登録に漏れがないかを確かめます。指示書の期限の一覧も、その間に整えます。看護の内容、請求の送信、紙の資料の受け渡しなど、人が動く工程は事業所に残ります。
07 COMPARISON SUMMARY 残る道は「作業そのものを任せる」だけです 請求・書類の事務を手放すという目的で、選択肢を見直します
ここまでシステムの機能と導入の準備を確かめました。記録や請求のソフトは、訪問看護の現場を支える大切な道具です。そのうえで、御社の目的が「請求・集計・期限管理を担う人と仕組みを抱え続けないこと」なら、機能を増やす比較から、仕事を誰に任せるかの比較へ進みます。以下の記号は、この目的に対する整理であり、特定の製品の品質や法令適合性の採点ではありません。
| 確認する点 | 手作業のまま | ソフトの追加・乗り換え | AI社員AIKATAに任せる |
|---|---|---|---|
| 忙しい時期の負荷 | ✕ 月初に管理者へ作業が集まります | △ 機能は増えても運用は事業所が持ちます | ◎ 採用・教育をせず事務の処理量を増やせます |
| 事業所ごとのルール | ✕ 担当者の記憶に依存します | △ 設定の維持を事業所が管理します | ◎ 保険・公費・加算のルールを仕組みに落とし込みます |
| 利用者様・ご家族への対応の速さ | ✕ 記録を集めてから確認します | ○ 照会はできても資料の整理が残る場合があります | ◎ 請求書や案内文の下書きを用意し、承認へつなぎます |
| 事務の人の採用と教育 | ✕ 人数と引き継ぎの負担が続きます | △ 操作の教育と運用の担当が必要です | ◎ 事務の仕組みをAI社員AIKATAが構築・運用します |
| 法令の線引き | ○ 事業所が看護と請求を行います | ○ 導入後も事業所の責任は変わりません | ◎ 事務を受託し、看護と事業所の判断を明確に分けます |
7-1. AI社員AIKATAが選ばれる5つの理由
増員・外注・自作・乗り換えは、どれも事業所が人か仕組みを抱え続けます。作業を手放せる道はAI社員AIKATAに任せることだけです。ここで手放すのは、請求・集計・期限管理・書類の下準備などの定型事務です。利用者様への看護、計画書と報告書の内容、請求を送信するかどうかの判断という事業所の役割は残ります。
08 NEXT STEP 次の月初を、管理者が夜に請求を抱えずに越える準備を始めませんか 人を増やす・ソフトを替えると決める前に、任せられる事務を整理します
8-1. 記録ソフトと請求の流れから、最初に任せる業務を決めます
人を増やす・ソフトを替えると決める前に、御社の事務を一度棚卸ししてください。無料相談は60分、Google Meetでのオンラインです。レセプトの作成、訪問実績の集計、指示書の期限管理、利用料の請求と口座振替の照合のうち、どの業務から任せられるか、どこまでを任せるかをその場で整理します。契約の義務はなく、全国から相談できます。
準備いただく内容は、お使いの記録ソフト・請求ソフト、月初に止まりやすい仕事、利用者様ごとに例外のある保険や公費の有無です。看護記録や病状の情報を含む資料は、受け渡しと保管のルールを先に決めます。完成したマニュアルがなくても、普段の画面操作を見ながらAI社員AIKATAが業務を分解します。
相談で範囲を整理することと、その日に本番の請求を始めることは別です。事業所の請求と並べて確認する最初の月を設け、請求を出し終えた月の中ごろから準備を進めます。次の月初と報酬改定の時期を迎える前に、管理者が確認と承認に集中できる流れを準備しましょう。
人を増やす・外注する・AIを自作する・ソフトを替える——どの道を選んでも、入力・集計・書類づくり・確認の作業か、それを回す人と仕組みが社内に残り続けます。
AI社員AIKATAなら、いまお使いのiBow・カイポケ訪問看護などはそのまま、取引先・利用者ごとのルールも登録して処理し、社内に残るのは仕上がりの確認と承認だけです。どの業務から任せられるかは、無料相談(60分・オンライン)でその場で整理します。
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訪問看護ステーションの事務作業を、
AI社員に任せてみませんか?
9. よくある質問
Q. 訪問看護のシステムを比較するとき、最初に何を整理しますか?
A. 記録、請求、書類の期限、利用料の請求のうち、どこで作業が止まっているかを整理します。そのうえで、医療保険・介護保険・公費の組み合わせなど御社の実際の例外を示し、候補製品の標準機能・設定・追加費用・手作業に分けて比べます。
Q. 料金はどのように比べればよいですか?
A. 初期費用、月額、端末、オプション、別契約の機能を分けて確認します。職員数や訪問件数で条件が変わるか、AI機能が別料金かなども製品ごとに異なります。確認できない条件は各社の公式サイトや見積もりで確かめてください。
Q. システムを入れれば、請求や書類の期限管理まで自動で終わりますか?
A. 記録から請求まで連動するソフトも多くありますが、指示書の依頼、保険証や受給者証の期限確認、利用料の請求書の作成、口座振替の照合などが人の作業として残る場合があります。AI社員AIKATAは、こうした事務を受託し、承認できる状態まで進めます。
Q. 法令上、訪問看護の事務をAIに任せて問題ありませんか?
A. 当社がお引き受けするのは、レセプトの作成・訪問実績の集計・指示書の期限管理・利用料の請求など、看護業務にあたらない事務作業です。利用者様への看護、アセスメント、計画書や報告書の内容、主治医への報告は、引き続き事業所の看護師の方が行います。請求の送信や書類の確定も、事業所で内容を確認・承認していただいてから行う運用です。
Q. 今の記録ソフトや請求ソフトのままで使えますか?
A. 使えます。AI社員AIKATAは特定のソフトに限定せず、iBow・カイポケ訪問看護・ほのぼのNEXTなど、いまお使いのソフトの画面操作も含めて自動化します。乗り換えや、看護師の操作の覚え直しは要りません。
Q. 医療保険と介護保険の両方に対応できますか?
A. 対応できます。利用者様ごとにどちらの保険で訪問しているか、公費の有無、加算の扱いといった決まりを仕組みに登録し、それを参照して実績の集計とレセプトの作成を行います。加算を算定できるかの判断は事業所が行います。
Q. 利用者様の看護記録を預けても大丈夫ですか?
A. 看護記録や病状の情報は、個人情報保護法の要配慮個人情報です。当社は厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」を踏まえ、どの情報を・どこで・どう扱うかを導入前に事業所と取り決めます。秘密保持契約(NDA)を結んだうえで、記録ソフトへのアクセス権限は、お任せいただく業務に必要な範囲だけに絞ります。
Q. いつ準備を始めればよいですか?マニュアルは必要ですか?
A. 月初の請求が重なる時期を避け、請求を出し終えた月の中ごろから始めるのがおすすめです。完成したマニュアルは必須ではなく、普段の操作画面を見ながらAI社員AIKATAが業務を分解します。無料相談は60分のオンラインで、どの業務から任せられるかを整理します。
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