【2026年11月最新】プロパティマネジメント(PM)とは?賃貸管理会社が押さえるAM・BMとの違い・業務内容・必要な資格と、PM事務をAIに任せる方法

【2026年11月最新】プロパティマネジメント(PM)とは?賃貸管理会社が押さえるAM・BMとの違い・業務内容・必要な資格と、PM事務をAIに任せる方法

「プロパティマネジメント(PM)という言葉は聞くが、うちの賃貸管理と何が違うのか」「アセットマネジメント(AM)やビルディングマネジメント(BM)との線引きがあいまいだ」「PMの業務をうたうなら、何を整えればよいのか」——賃貸管理会社(賃貸仲介を兼ねる会社を含む)の社長・管理担当の方から、管理の付加価値を高めたいと考え始めた会社で、よく出てくる相談です。

結論から言うと、プロパティマネジメント(PM)とは、オーナー(投資家)に代わって、賃貸不動産の運営・管理を行い、物件の収益の最大化と資産価値の維持を図る業務です。入居者の募集、賃料の集金、建物の維持管理、入居者対応、収支の報告といった日々の管理を担いながら、オーナーの収益を高める提案まで行う点が、一般的な管理業務との大きな違いです。

この記事では、賃貸管理会社の実務目線で、PMの基本から、AM・BMとの違い、一般の管理会社との違い、注目される理由、業務内容、必要な資格、身につく能力までを整理します。そのうえで、PMの日々の事務作業(入金の照合、報告書づくり、情報の入力・更新など)を、いまの管理システムのまま Claude Code/Codex で自動化する方法を、AI社員AIKATA(運営: 株式会社GENAI)の仕組みとあわせて解説します。

⚠️ この記事の読み方(出典と時点について)

PMの業務範囲や呼び方は、会社・業界によって幅があります。法令・資格に関する記述は、国土交通省・e-Gov法令検索など公的機関の公表内容を前提にしています。制度や資格の要件は変更されることがあるため、実際に運用・受験する前に、最新の公式情報で確認してください。

✔️プロパティマネジメント(PM)とは何かと、PMの目的
✔️アセットマネジメント(AM)・ビルディングマネジメント(BM)、一般の管理会社との違い
✔️PMが注目されている理由と、PMの業務内容(LM・集金・建物管理・入居者対応・請求出納・CM)
✔️PMに必要な資格と、身につく能力・向いている人
✔️管理会社の手作業の限界と、Claude Code/CodexによるPM事務の自動化
✔️法令の線引き(AIが担う範囲と、会社・宅建士が担う範囲)
代表菅澤 代表菅澤
PMは、「管理を丁寧にやる」ことと同じではありません。オーナーの収益を高めるために、数字を見て提案する仕事です。ただ、その数字をそろえる事務が重く、ここで多くの会社が詰まります。弊社のAI社員AIKATAは、その事務を引き受ける側の話をします。
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
まずは言葉の整理から順番にいきます。PMを名乗っている会社も、これから取り組む会社も、自社の立ち位置を確かめながら読み進めてください。
AI社員AIKATA|賃貸管理会社の社長・管理者の皆さまへ。家賃の入金消込・物件入力から、契約・更新・解約の書類の下準備まで。賃貸管理会社向けの無料相談はこちら
📌 この記事の結論
【2026年11月最新】プロパティマネジメント(PM)とは?賃貸管理会社が押さえるAM・BMとの違い・業務内容・必要な資格と、PM事務をAIに任せる方法
プロパティマネジメント(PM)とは何かを賃貸管理会社向けに解説。AM・BMや一般の管理会社との違い、リーシング・集金・建物管理・入居者対応・請求出納・CMの業務内容、必要な資格と身につく能力を整理し、PMの事務作業をClaude Code/Codexで自動化するAI社員AIKATAの活用法まで紹介します。

01 プロパティマネジメント(PM)とは?目的と、AM・BMとの違い 賃貸管理会社が最初に押さえる、PMの定義と立ち位置

1-1. プロパティマネジメント(PM)とは

代表菅澤 代表菅澤
言葉が横文字で、AM・BM・PMと似た略語が並ぶので混同しやすい分野です。社内で使う前に、定義をそろえておきましょう。

プロパティマネジメント(PM)とは、不動産のオーナー(投資家)から委託を受けて、賃貸不動産の運営・管理を行う業務です。入居者の募集(リーシング)、賃料の集金、建物の維持管理、入居者対応、収支の管理と報告などを行い、物件の収益性を高め、資産価値を保つことを目指します。

📚 用語解説

プロパティマネジメント(PM):オーナーに代わって、賃貸不動産の日々の運営・管理を行い、収益の最大化と資産価値の維持を図る業務。リーシング、集金、建物管理、入居者対応、請求出納、報告などを含む。担う会社を「PM会社」と呼ぶ。

1-2. プロパティマネジメントの目的

PMの目的は、オーナーの利益を守り、増やすことです。具体的には、次の3つに整理できます。

✔️収益の最大化:空室を減らし、適正な賃料で貸し、無駄な費用を抑えて、物件の収入を高める
✔️資産価値の維持・向上:建物の状態を保ち、修繕や改修を計画的に行い、物件の価値が下がらないようにする
✔️オーナーの負担軽減:入居者対応や管理の実務を代わりに行い、オーナーが運用の判断に集中できるようにする

1-3. アセットマネジメント(AM)やビルディングマネジメント(BM)との違い

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
この3つは、「どの階層で、何を管理するか」の違いで整理すると分かりやすいです。上から、資産運用の戦略、運営管理、建物の維持管理、という順です。
アセットマネジメント(AM)プロパティマネジメント(PM)ビルディングマネジメント(BM)
主な役割不動産を投資対象として、運用の戦略を立てる(取得・保有・売却の判断)AMの戦略のもとで、物件の運営・管理を行い、収益を高める建物・設備の維持管理を行う
主な業務投資計画、資金調達、売買の判断、投資家への報告募集、賃料の集金、入居者対応、収支管理、修繕の計画と提案設備の点検、清掃、警備、修繕の実施
見る対象ポートフォリオ(複数の物件の全体)個々の物件の運営建物・設備そのもの
主な相手投資家・出資者オーナー・入居者(テナント)建物の所有者・PM会社

賃貸管理会社の多くは、PMとBMにまたがる業務を行っています。AMは、投資の意思決定を担う立場で、賃貸管理会社が直接担うことは少ないものの、AMを担う投資家や運用会社に対して、PMとして物件の運営データを報告し、提案する関係になります。

1-4. 一般の管理会社との違い

代表菅澤 代表菅澤
「管理会社なら、どこでもPMをやっているのでは」と聞かれることがあります。違いは、「管理の範囲」と「提案・報告の深さ」にあります。
観点一般的な賃貸管理会社PMを行う会社
主な目的物件を問題なく運営する(管理業務の遂行)物件の収益性を高める(運営の成果)
オーナーへの関わり方依頼された管理業務を実施し、必要に応じて報告収支を分析し、賃料・募集条件・修繕・改修などを提案
報告の内容入金・修繕・入退去の状況稼働率・賃料の推移・費用の内訳など、収益の分析を含む報告
修繕・改修必要が生じたときに対応資産価値の維持を見据えた、計画的な修繕・改修の提案
求められる力管理業務の正確さと、入居者・オーナーへの対応力収支の分析力、提案力、マーケットの理解

ここでいう一般管理会社との違いは、優劣ではなく、役割の違いです。PMは、不動産の運営を担う職種として、今後の不動産業界でも、オーナーの収益を支える役割が期待されています。

もちろん、すべての管理会社がPMを名乗る必要はありません。ただ、オーナーから「収益を良くする提案がほしい」と求められる場面は増えており、PMの考え方を取り入れることは、管理を受託し続けるための差別化にもなります。

1-5. プロパティマネジメントが注目されている理由

PMが注目されている背景には、次のような変化があります。

✔️オーナーの目が、収益性に向いている:不動産投資が広がり、オーナーが「管理の手間」だけでなく「収支の改善」を管理会社に求めるようになった
✔️人口減少と空室の増加:賃貸住宅の供給が多い地域では、空室を減らす工夫が、収益に直結する
✔️賃貸住宅管理業法による管理業者の登録制度:賃貸住宅管理業者の登録や、管理受託契約の重要事項説明などのルールが整い、管理の質が問われるようになった(詳細は国土交通省の資料で確認)
✔️データの活用:稼働率・賃料・費用などのデータを分析し、提案に活かす動きが広がっている

管理を担う会社の経営の観点では、不動産業界におけるSaaSの具体例や、不動産テックの種類と選び方も参考になります。

02 プロパティマネジメント(PM)の業務内容——6つの業務 リーシング・集金・建物管理・入居者対応・請求出納・CM

2-1. PMの業務の全体像

代表菅澤 代表菅澤
PMの業務は、大きく6つに分けられます。賃貸管理会社が日々行っている業務とほとんど重なっていますが、それぞれを「収益を高める」視点で行うところに違いがあります。
業務内容PMとしての視点
リーシングマネジメント業務(LM業務)入居者(テナント)の募集・選定・契約賃料・募集条件の適正化、空室期間の短縮
集金業務賃料・共益費などの回収と、滞納への対応滞納の早期発見と、回収率の向上
建物やテナントの管理業務建物・設備の維持管理、テナントとの関係の維持資産価値の維持、テナントの満足度の向上
入居者対応問い合わせ・クレーム・退去の対応トラブルの早期解決と、退去の抑制
請求出納業務請求書の発行、支払、帳簿の管理費用の適正化と、収支の見える化
コンストラクションマネジメント業務(CM業務)修繕・改修工事の計画と管理工事費用の適正化と、価値向上につながる改修の提案

2-2. リーシングマネジメント業務(LM業務)

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
LMは、PMのなかでも収益への影響がもっとも大きい業務です。募集の質で、空室の期間が変わります。

リーシングマネジメント(LM)は、空室に入居者(テナント)を迎えるための募集・選定・契約の業務です。賃料の設定、募集条件の検討、ポータルサイトへの掲載、募集図面の作成、内見の対応、入居審査、契約の手続きが含まれます。PMとしては、周辺の相場や自社の過去の成約データをもとに、賃料や条件の見直しをオーナーに提案するところまでを行います。

📚 用語解説

リーシングマネジメント(LM):空室に入居者(テナント)を迎えるための、賃料・募集条件の設定、募集、入居者の選定、契約までを管理する業務。PMのなかでも、収益への影響が大きい業務。

📚 用語解説

稼働率:物件の部屋数(または面積)のうち、入居している割合。PMでは、空室期間とあわせて、収益の状況を示す基本の指標として、物件ごとに毎月確認する。

✔️賃料・募集条件の設定:周辺の賃料の相場と、物件の強みを踏まえて、適正な賃料を提案する
✔️募集の実務:ポータルへの掲載、募集図面(マイソク)の作成、仲介会社への情報提供
✔️入居審査と契約:入居希望者の審査、保証会社の手配、契約書類の準備(重要事項説明と契約書面への記名は、宅建士が行う)

募集の実務は、不動産CRMとは?機能・選び方・比較と導入後の活用法で触れている、反響の管理とも密接に関わります。

2-3. 集金業務

集金業務は、賃料・共益費などの入金を確認し、滞納があれば督促する業務です。PMでは、単に回収するだけでなく、滞納の兆候を早く見つけ、回収率を高めることが求められます。入金の照合(消込)は、物件が増えるほど手間が増える、事務の中心的な作業です。

✔️入金データと請求データの照合(消込)
✔️未入金の一覧の作成と、督促の連絡(督促の判断と、法的な手続きは会社が行う)
✔️保証会社を利用している場合は、保証会社への連絡と、代位弁済の手続き

2-4. 建物やテナントの管理業務

建物の管理業務は、設備の点検・清掃・修繕の手配など、建物の状態を保つ業務です。PMとしては、点検の記録や修繕の履歴を整理し、将来の修繕に必要な費用の見通しを、オーナーに示すことが求められます。テナント(入居者)との関係を良好に保つことも、退去を抑え、稼働率を維持するうえで大切です。

2-5. 入居者対応

入居者対応は、入居者からの問い合わせ・設備の不具合・近隣トラブル・退去の連絡などに対応する業務です。対応の速さと正確さが、入居者の満足度と、更新・退去の判断に影響します。PMでは、対応の記録をデータとして残し、トラブルの傾向を分析して、物件の改善につなげる視点も加わります。

2-6. 請求出納業務

請求出納業務は、請求書の発行、費用の支払、帳簿の管理を行う業務です。工事の費用、管理費、光熱費、保険料などの支払を、正確に処理します。PMでは、収入と支出を物件ごとに整理し、オーナーに分かりやすく報告するために、この業務の正確さが土台になります。

2-7. コンストラクションマネジメント業務(CM業務)

コンストラクションマネジメント(CM)は、修繕・改修工事の計画、業者の選定、見積の比較、工事の進行管理を行う業務です。PMとしては、工事の費用を適正に抑えつつ、物件の価値を高める改修を提案する役割を担います。

💡 6つの業務は、同じデータでつながっている

LMの成約データ、集金の入金データ、入居者対応の記録、請求出納の支出データ、CMの修繕履歴は、すべてオーナーへの報告と提案の材料になります。業務ごとにデータが別々に管理されていると、報告のたびに集計し直すことになり、PMの付加価値が事務に消えてしまいます。

2-8. 一般的な不動産管理会社の業務内容との比較

一般的な管理会社の業務と比べると、PMは業務の種類が増えるというより、各業務で「分析と提案」が加わるという違いです。たとえば、集金なら「回収した」だけでなく「回収率の推移と滞納の傾向」を、修繕なら「直した」だけでなく「今後の修繕の見通しと費用」を、オーナーに示します。報告書の質が、PMとしての評価を左右します。

03 PM業務に必要な資格・スキルと、身につく能力 宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士

3-1. プロパティマネジメント(PM)業務に必要な資格

代表菅澤 代表菅澤
PMの業務には、必須の資格があるわけではありません。ただし、業務に関連する資格を持つ人がいると、オーナーからの信頼が高まります。
資格概要PM業務との関わり
宅地建物取引士(宅建士)宅建業法に基づく国家資格。宅建業法上の重要事項説明と、35条書面・37条書面への記名は、宅建士が行う(独占業務)。賃貸住宅管理業法に基づく説明とは別の制度賃貸の募集・契約(LM業務)の場面で、宅建業法に基づく重要事項説明を行う
管理業務主任者マンション管理業者が、管理組合から管理を受託する業務に関わる国家資格。賃貸住宅管理業法の賃貸不動産経営管理士とは、別の資格分譲マンションの管理を扱う場合に関わる
マンション管理士マンションの管理組合の運営などを、専門家の立場で助言する国家資格分譲マンションの管理組合を支援する場面で関わる
賃貸不動産経営管理士賃貸住宅の管理に関する知識を証明する資格。賃貸住宅管理業法の業務管理者の要件の一つとして位置づけられている賃貸住宅の管理業務全般で、管理の質を支える

各資格の内容や、賃貸住宅管理業法上の要件は、国土交通省・試験の実施機関の最新の案内で確認してください。資格については、賃貸管理に資格は必要?おすすめ資格5選と取得のメリット・デメリットや、賃貸不動産経営管理士の国家資格化を巡る動きでも整理しています。

3-1-1. 宅地建物取引士(宅建士)

賃貸の契約では、重要事項説明と、35条書面・37条書面への記名を、宅地建物取引士が行います。PMの業務のうち、LM業務(募集・契約)を自社で行う場合に、欠かせない資格です。

3-1-2. 管理業務主任者

分譲マンションの管理を受託するマンション管理業者の資格です。賃貸住宅の管理が中心の会社では必須ではありませんが、分譲マンションの管理も手がける会社では、関わりが出てきます。

3-1-3. マンション管理士

マンション管理士は、管理組合の運営を助言する専門家の資格です。PMの現場では、分譲マンションの管理組合や区分所有者の支援を行う場面で役立ちます。

3-2. PM業務に求められるスキル

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
資格よりも、現場で差がつくのは、数字を読む力と、相手に伝える力です。
✔️マネジメントスキル:複数の物件・業務・外部の業者を、期限と品質を保って管理する
✔️コミュニケーションスキル:オーナー・入居者・仲介会社・工事の業者など、立場の違う相手と調整する
✔️さまざまな分野に対する学習意欲:法令・税務・建築・マーケットなど、幅広い知識を学び続ける

3-3. PM業務で身につく能力

PMの業務を経験すると、不動産の運営に必要な、次のような能力が身につきます。

3-3-1. マーケティング力

周辺の相場、入居者のニーズ、競合する物件の状況を調べ、賃料・募集条件・設備の改善を提案する力です。

3-3-2. リーシング力・テナントリレーション

空室を埋めるリーシング力と、入居者と良好な関係を保ち、長く住んでもらうテナントリレーションの力です。

3-3-3. コスト管理能力

修繕費・管理費・運営費などを、適正な水準に保つ力です。業者の見積を比べる、工事の内容を精査するといった場面で発揮されます。

3-3-4. 資産価値維持能力

建物の状態を把握し、計画的な修繕・改修で、資産価値を保つ力です。長期の修繕計画を作り、オーナーに説明する場面で必要になります。

3-3-5. アカウンティング力とレポーティング力

収支を正確に把握するアカウンティング力と、その内容をオーナーに分かりやすく伝えるレポーティング力です。PMの価値は、報告の質に表れます。

3-3-6. 周辺業務遂行能力

保険・税務・法令・行政への届出など、PMの周辺にある業務を、正確にこなす力です。

3-4. プロパティマネジメント(PM)がおすすめの人

✔️提案力がある人:データをもとに、オーナーに具体的な改善策を示せる
✔️コミュニケーションが得意な人:立場の違う相手の話を聞き、調整できる
✔️勉強を苦に感じない人:法令や市場の変化を、継続して学べる

PMは、不動産管理に欠かせない業務のひとつです。ただ、提案や報告に使える時間を、事務作業が奪っているのが、多くの管理会社の実態です。次の章で、その限界を整理します。

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04 PMを自社で整えるときの進め方と、つまずきやすい点 管理会社が、PMの考え方を取り入れるときの確認項目

4-1. まず「数字がそろう状態」をつくる

代表菅澤 代表菅澤
PMへの第一歩は、特別な提案力ではありません。物件ごとの稼働率・賃料・費用・入金の状況が、いつでも同じ書式で出せる状態をつくることです。
✔️物件ごとの稼働率・空室期間を、毎月同じ基準で出せる
✔️賃料の推移と、周辺の相場を、物件ごとに比べられる
✔️費用の内訳(修繕・管理・光熱など)を、物件ごとに整理できる
✔️入金・滞納の状況を、月次で一覧にできる

4-2. オーナーへの報告の型を決める

PMの価値は、報告で伝わります。月次の報告書に含める項目(稼働率・入金・修繕・入退去・課題と提案)を決め、物件・オーナーごとに同じ型で出せるようにします。報告の頻度とタイミングを決め、期限を守る体制をつくることも大切です。

データの収集
管理システム・入金・修繕の記録を集める
→
集計・分析
稼働率・賃料・費用を物件ごとに整理
→
課題の把握
空室・滞納・修繕の見通しを確認
→
報告書の作成
オーナーごとの型で作成
→
提案・協議
オーナーと、賃料・修繕などを話し合う

4-3. 業務の線引きと法令の確認

PMの業務を広げるときは、どの業務に、どの法令・資格が関わるかを整理します。賃貸の契約では、宅建業法に基づく重要事項説明は宅建士が行います。管理受託契約を結ぶ場合は、賃貸住宅管理業法に基づくルール(登録・業務管理者・契約前の重要事項説明など)があります。サブリース(特定賃貸借契約)を扱う場合は、別途、勧誘のルールと重要事項説明があります(詳しくは特定賃貸借契約の重要事項説明とは?を参照)。最新の内容は、国土交通省の資料で確認してください。

4-4. つまずきやすい点

つまずき現場で起きること対応の方向
データが分散している管理システム・Excel・メールに情報が散らばり、報告のたびに集計し直す集計の型を決め、入力の場所を一本化する
報告が属人化している担当者ごとに報告書の書式と内容が違う報告書の型を共通にし、手順書にする
提案の時間が取れない日々の事務に追われ、分析と提案に手が回らない事務作業そのものを減らす(第5章以降)
繁忙期に品質が落ちる1〜3月は募集・契約が集中し、報告や入力が遅れる繁忙期の事務の量に左右されない仕組みをつくる

05 PMの事務作業で膨らむ、管理会社の手作業の限界 提案に使いたい時間を、事務が奪っている

5-1. PMの価値は「提案」、時間は「事務」に消える

代表菅澤 代表菅澤
PMに取り組もうとした会社で、よく聞く悩みがあります。「提案に力を入れたいが、報告書づくりと入力に追われて、その時間が取れない」というものです。

PMでは、入金の照合、物件情報の入力・更新、募集状況の反映、月次報告書の作成、費用の集計、問い合わせの一次対応といった事務が、日々積み重なります。しかも、オーナー・物件ごとに条件も報告の書式も違います。物件の数が増えるほど、事務の量は増え、提案の時間は減っていきます。

5-2. 物件・オーナーごとに違う条件と、繁忙期の集中

✔️物件・オーナーごとに違う条件と報告の型:報告の項目・頻度・書式がオーナーごとに違い、集計の手間が増える
✔️1〜3月の繁忙期に集中する募集・契約・入退去:事務が一気に膨らみ、報告や入力が後回しになる
✔️入金の照合と滞納の確認:物件が増えるほど、消込と未入金の確認に時間がかかる
✔️管理システムとポータルへの二重入力:同じ情報を別の画面に入力し直し、食い違いが出る
✔️事務員の採用難と属人化:集計や報告書の作り方が特定の担当者に偏り、休まれると止まる
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
提案と判断は、PMの核心で、会社が責任を持ってやる仕事です。でも、その土台になる事務まで、担当者が手作業で抱え続ける必要はありません。

ここで、ひとつ大事な発想の転換があります。システムを替えなくても、作業そのものを任せる道がある、ということです。次の章で、その考え方を整理します。

06 PMの事務作業を、AIで自動化する 「AIに聞いて早くする」と「AIが毎日の作業を回す」は、まったく別のもの

6-1. 「効率化」と「自動化」の違い

代表菅澤 代表菅澤
「AIで効率化」という言葉は、2種類の意味で使われています。ここを分けて考えないと、期待した成果が出ません。
AIに聞いて早くする(効率化)AIが毎日・毎月の作業を回す(自動化)
動かす人担当者が、都度AIに質問・依頼する決めた手順のとおりに、AIが自動で作業する
担当者の負担AIへの依頼と、結果の貼り付けが毎回残る承認の確認だけが残る
繁忙期の効果担当者の手が回らなければ変わらない件数が増えても、同じ手順で処理できる
例報告書の文章をAIに添削してもらう入金の照合・数字の集計・報告書の下書きを、手順どおりに自動で進める

📚 用語解説

Claude Code/Codex:AI(大規模言語モデル)を使って、パソコン上の作業を自動で進められる「AIエージェント」型のツール。日本語の指示をもとに、ファイルの作成・更新や、画面の操作、他のシステムとの連携を行える。担当者が一つずつ依頼しなくても、決めた手順に沿って作業を進められる点が、チャット型のAIとの違い。

📚 用語解説

AIエージェント:人が細かく指示しなくても、与えられた目的に向けて、必要な手順を自分で組み立て、実行するAI。PMの事務に当てはめると、「入金データを取り込む→請求と照合する→未入金を一覧にする→月次報告書の下書きを作る」までを連続して処理できる。

6-2. いまのシステムはそのまま、AIが受け取りから承認待ちまでを回す

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
大事なのは、管理システムを替えないことです。AIが、いま使っている画面や、報告書のひな形をそのまま操作します。

弊社のAI社員AIKATAでは、Claude Code/Codex を使い、会社がすでに使っている管理システム・ポータルサイト・報告書のひな形を、そのまま使い続けたまま、画面の操作を含めて自動化します。システムの乗り換えや、新しいソフトの導入は要りません。

受け取り
入金データ・物件情報を、管理システムや書類から取り込む
→
照合
請求と入金を照合し、未入金の一覧を作成
→
集計・下準備
稼働率・費用を物件ごとに整理し、報告書を下書き
→
承認待ち
担当者が確認し、承認する
→
記録
送付履歴・報告の予定を登録して保管

PMに引きつけて言えば、AIが担うのは、提案の土台になる事務作業です。たとえば次のような作業が対象になります。

✔️家賃管理・入金消込:入金データと請求を照合し、未入金の一覧を作る
✔️物件情報の入力・更新:管理システム・ポータルの募集状況を更新し、食い違いを照合する
✔️月次報告書の下準備:稼働率・入金・費用の数字を集計し、オーナーごとの型で下書きを作る
✔️問い合わせメールの一次対応と、更新・解約の事務処理の下準備

6-3. 事務員がやっていた作業 vs AIに任せた後

代表菅澤 代表菅澤
「人がやる仕事」と「AIがやる仕事」を分けるのは、提案と判断を、会社が持ち続けるためでもあります。
作業これまで(事務員の手作業)AIに任せた後
入金の消込入金データを見ながら、一件ずつ照合AIが照合し、未入金の一覧を作成。担当者が確認して連絡
月次報告書の作成数字を集めて転記し、書式を整えるAIが集計と下書きを作成。担当者は内容を確認し、提案を書き足す
募集状況の更新管理システム・ポータルを順に手で直すAIが画面操作で更新し、食い違いを照合。担当者は承認だけ
記録の保管担当者ごとに書式がばらばらAIが同じ書式で整理。検索しやすい形で保管
契約情報の二重入力管理システムと書類に、同じ内容を入力AIが画面操作で入力し、食い違いを照合

6-4. 法令との線引き(AIが担う範囲/会社・宅建士が担う範囲)

⚠️ AIに任せてはいけない範囲

オーナーへの提案・協議、賃料や修繕の判断、交渉、契約を結ぶかどうかの決定は、会社が行います。宅地建物取引業法に基づく重要事項説明は宅地建物取引士だけが行える独占業務で、35条書面・37条書面への記名も宅地建物取引士が行います。賃貸住宅管理業法に基づく管理業務の管理・監督(業務管理者の役割)も、会社が行います。AIが担うのは、その前の事務作業(物件情報の入力・更新、書類の下準備、入金消込、問い合わせの一次対応、更新・解約の事務処理)だけです。

AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
AIがオーナーに提案したり、賃料を決めたりするわけではありません。PMの核心である、提案と判断は、これまでどおり、会社の担当者の仕事です。
✔️会社が行う:オーナーへの提案・協議、賃料・修繕の判断、交渉、業務管理者による管理・監督、最終確認と承認
✔️宅建士が行う(宅建業法):入居希望者への重要事項説明、35条書面・37条書面への記名
✔️AIが行う:情報の入力・更新、入金の照合、数字の集計、書類・報告書の下準備、問い合わせの一次対応、記録の整理

なお、郵送物の受け取り・押印・現物の受け渡しなど、人が物理的に動く工程は、自動化しきれません。AIKATAは、画面の中で完結する事務作業が主な対象です。

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07 増員・外注・自作では、繁忙期の事務作業は片づかない 4つの選択肢のうち3つは、会社の悩みを別の悩みに置き換えるだけ

PMの日々の事務を片づけようとするとき、管理会社が取れる道は大きく4つあります。4つのうち3つは、会社の悩みを別の悩みに置き換えるだけです。

選択肢よくある期待実際に行き詰まる所判定
①事務員を増やす人を増やせば、繁忙期の件数をさばける採用・教育が繁忙期に間に合わない。閑散期に人件費が残る。担当者ごとのやり方が増え、属人化が進む✕
②従来型の外注・BPO外に出せば、会社の手間が減る物件・オーナーごとの条件と報告の型を外注先に説明し、結果の手直しをする作業が会社に残る。繁忙期の増量に追従しにくい✕
③社内でAIを自作する自社で作れば、安く自由に使える物件・オーナーごとのルールを言語化できない。検証の型がない。作った人しか直せず、第二の属人化が生まれる✕
④AI社員AIKATAに任せる作業そのものを手放したい郵送・押印など、人が動く工程は自動化しきれない(その部分は会社が担当)◎

7-1. 「①増員」「②外注」で片づかない理由

代表菅澤 代表菅澤
増員も外注も、「人が抱える作業を、別の人に移す」だけです。繁忙期の波そのものには、対応できません。
✔️繁忙期に間に合わない:1〜3月の波に向けて採用しても、教育が終わるころには繁忙期が過ぎてしまう
✔️閑散期に人件費が残る:繁忙期に合わせて増員すると、閑散期には作業が足りなくなる
✔️属人化が増える:担当者が増えるほど、報告書や記録の書式がばらつく
✔️外注先への説明と手直しが会社に残る:物件・オーナーごとの条件を説明し、納品物を確認・修正する作業が、結局会社の担当者に戻ってくる

7-2. 「③自作」の壁

✔️物件・オーナーごとのルールの言語化:担当者の頭の中にある「このオーナーの物件はこう」を、AIが読める形に書き出す作業が、想像以上に重い
✔️検証の型:AIの出力を、契約書や過去の書面と突き合わせて確かめる方法がないと、間違いに気づけない
✔️作った人しか直せない:作った担当者が異動・退職すると、仕組みを直せる人がいなくなり、第二の属人化になる
AI鬼管理山崎 AI鬼管理山崎
どれも「会社が人か仕組みを抱え続ける道」なんです。抱える対象が、事務員から外注先に、そして社内のAIに変わっただけで、会社の負担は残ります。
代表菅澤 代表菅澤
弊社のAI社員AIKATAは、仕組みの構築も運用もAIKATA側が行います。会社が抱えるのは、承認だけです。

08 AI社員AIKATAとは?賃貸管理会社の事務作業を丸ごと受託する 業務代行(BPO)としての受託の範囲と、会社の役割

AI社員AIKATA(運営: 株式会社GENAI)は、事務員の方がパソコンで行っている業務を、AIと人の二重体制で丸ごと受託する業務代行(BPO)サービスです。不動産会社向けには、専用のご案内ページを用意しています。

8-1. 受託できる業務の例

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賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介・分譲など、業態は問いません。業務単位で受託できるかを決めます。
✔️物件情報の入力・更新、募集図面(マイソク)作成の下準備
✔️契約書類の下準備(書面の下書き、条件の食い違いのチェック)
✔️家賃管理・入金消込、未入金の確認
✔️問い合わせメールの一次対応
✔️更新・解約の事務処理

8-2. いまのシステムのまま、画面操作を含めて自動化

AIKATAは、特定のシステムに限定しません。会社がいま使っている管理システム・ポータルサイトをそのまま使い、画面操作を含めて自動化します。システムの乗り換えは要りません。物件種別や取引形態ごとの入力ルールを、仕組みに落とし込むため、担当者の経験や繁忙度で精度が落ちません。

8-3. 会社の作業は「承認」だけ

AIの処理結果は、人が品質チェックしたうえで、会社に渡されます。最終確認と承認は会社が行います。会社の日々の作業は、原則として「入力済みの物件情報や、作成済みの書類の承認」だけです。

業務の棚卸し
事務員の操作画面を見ながら、AIKATAが業務を分解・整理
→
仕組みの構築
AIKATAがルールを仕組みに落とし込む
→
AIが処理
画面操作を含めて自動で作業
→
人が品質チェック
AIKATA側で確認
→
会社が承認
最終確認と承認

8-4. 繁忙期も人を増やさずに処理量を増やせる

代表菅澤 代表菅澤
1〜3月の繁忙期に、人を採用・教育せずに処理量を増やせるのは、AIKATAの大きな特徴です。辞めない・休まない・業務が止まらない、という点も、事務の属人化への対策になります。

料金は、月額の定額で、業務量が増えても料金は変わりません。仕組みの構築・運用はAIKATAが行うため、会社にAIの知識は要りません。引き継ぎは、事務員の方の操作画面を見ながら、AIKATAが業務を分解・整理します(マニュアルが無くてもかまいません)。

8-5. 守ること・できないこと

✔️宅地建物取引士の独占業務は引き受けません:重要事項説明・契約書面への記名は、会社の有資格者が行う。経営判断や交渉も会社が行う
✔️人が物理的に動く工程は自動化しきれません:郵送物の受け取り・押印・現物の受け渡しなど
✔️NDAを結びます:入居者・オーナーの個人情報や契約条件は、受け渡しと保管のルールを、会社の規程に合わせて決める

AIKATAを使う不動産会社では、事務員の方が行っていた書類の下準備や入力を、AIKATAの仕組みで処理し、会社の担当者が承認する、という形で運用しています。

09 残る道は「作業そのものを任せる」だけ——手作業・システム追加・AIKATAの比較 PMの事務作業を、どう片づけるか

手作業のままシステムの追加・乗り換えAI社員AIKATAに任せる
繁忙期の負荷✕ 件数に比例して増える△ 入力の一部は減るが、運用の手間が残る◎ 人を増やさず処理量を増やせる
物件・オーナーごとのルール△ 担当者の経験に依存△ 製品の仕様の範囲内◎ 仕組みに落とし込み、残る
入居者・オーナーへの対応の速さ✕ 繁忙期に遅れる○ 一部は自動化◎ 一次対応・下準備が早い
事務員の採用と教育✕ 採用難・教育が必要△ 新しい操作の教育が必要◎ 採用・教育が不要
法令の線引き○ 会社が管理○ 会社が管理◎ 会社・有資格者の業務と、AIの業務が明確に分かれる

9-1. AI社員AIKATAが選ばれる5つの理由

代表菅澤 代表菅澤
ここまで読んでいただいたとおり、PMの日々の事務は、システムの追加でも増員でも、根本的には片づきません。
✔️今のシステムのまま:管理システム・ポータルの乗り換えが要らない
✔️物件・取引ごとのルールが残る:担当者の頭の中にあるルールが、仕組みとして残る
✔️会社は承認だけ:日々の作業は、入力済みの情報や作成済みの書類の承認に限られる
✔️繁忙期も人を増やさない・定額:1〜3月も、採用・教育なしで処理量を増やせる。月額の定額で、業務量が増えても料金は変わらない
✔️AIの知識は不要・宅建士の業務との線引きが明確:仕組みの構築・運用はAIKATAが行い、重要事項説明などは会社の宅建士が行う

増員・外注・自作・乗り換えは、どれも会社が人か仕組みを抱え続ける道です。作業を手放せる道は、AIKATAに任せることだけです。

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PMの事務の次は、オーナーへの定例報告や、募集・更新の事務へと、自動化の対象を広げていけます。まずはいちばん手間がかかっている事務を、1つ教えてください。

次の繁忙期を、事務員を増やさずに越える準備を始めませんか

AI社員AIKATAの無料相談(60分・オンライン・Google Meet)では、御社のPM・オーナー対応まわりの業務を棚卸しし、どの業務から任せられるかをその場で整理します。人を増やす・システムを替えると決める前に、一度、作業そのものを手放す選択肢を確かめてください。契約の義務はなく、全国から対応しています。

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入金の消込、月次報告書の下準備、募集状況の更新など、いま一番時間を取られている事務を教えてください。AIKATAに任せられる範囲を、一緒に整理します。

事務員を増やす・外注する・AIを自作する・管理システムを替える——どの道を選んでも、入力・書類づくり・入金の照合・問い合わせの一次対応か、それを回す人と仕組みが会社に残り続けます。

AI社員AIKATAなら、いまお使いの管理システム・ポータルサイトはそのまま、物件や取引ごとのルールも登録して処理し、会社に残るのは仕上がりの確認と承認だけです。どの業務から任せられるかは、無料相談(60分・オンライン)でその場で整理します。

NEXT STEP

管理業務の事務作業を、
AI社員に任せてみませんか?

AI社員AIKATA — 不動産会社の物件入力・書類の下準備・入金消込・問い合わせ対応を丸ごと代行

賃貸管理会社・不動産会社の経営者・管理者の方へ

AI社員AIKATA

物件情報の入力・更新、契約書類の下準備、家賃の入金消込、更新・解約の事務、問い合わせの一次対応を、AIと人の二重チェックで丸ごと代行。いまのシステムのまま、会社は承認するだけです。

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よくある質問

Q. プロパティマネジメント(PM)とは何ですか?

A. オーナー(投資家)に代わって賃貸不動産の運営・管理を行い、収益の最大化と資産価値の維持を図る業務です。入居者の募集(リーシング)、賃料の集金、建物の維持管理、入居者対応、請求出納、修繕・改修工事の管理(CM)などを行い、収支の分析や提案、オーナーへの報告までを担います。

Q. PMとアセットマネジメント(AM)・ビルディングマネジメント(BM)は、どう違いますか?

A. AMは不動産を投資対象として運用の戦略を立てる役割、PMはその戦略のもとで物件の運営・管理を行い収益を高める役割、BMは建物・設備の維持管理を行う役割です。賃貸管理会社の多くは、PMとBMにまたがる業務を行っています。

Q. 一般的な賃貸管理会社とPMを行う会社は、何が違いますか?

A. 一般的な管理会社は、依頼された管理業務を確実に行うことが中心です。PMを行う会社は、稼働率・賃料・費用などを分析し、賃料や募集条件、修繕・改修などをオーナーに提案する点が違います。報告の内容も、入金や修繕の状況に加えて、収益の分析を含みます。

Q. PM業務に必要な資格はありますか?

A. PMに必須の資格はありません。ただし、宅建業法に基づく重要事項説明を行う宅地建物取引士、分譲マンションの管理に関わる管理業務主任者・マンション管理士、賃貸住宅の管理に関する賃貸不動産経営管理士などが、業務に関連する資格です。賃貸住宅管理業法上の要件は、国土交通省の最新の資料で確認してください。

Q. PMの業務で、とくに事務の負担が大きいのはどこですか?

A. 入金の照合(消込)と未入金の確認、物件情報の入力・更新(管理システムとポータルへの二重入力)、オーナーごとの月次報告書の作成が、物件数に比例して増える事務の代表です。これらの事務が、分析や提案に使う時間を圧迫します。

Q. 宅建業法・賃貸住宅管理業法上、PMの事務作業をAIに任せて問題ありませんか?

A. オーナーへの提案・協議、賃料や修繕の判断、交渉、業務管理者による管理・監督は、会社が行います。宅建業法に基づく重要事項説明は、宅地建物取引士だけが行える独占業務です。35条書面・37条書面への記名も、宅地建物取引士が行います。一方、入力・更新、入金の照合、数字の集計、書類や報告書の下準備、問い合わせの一次対応といった事務作業は、AIに任せることができます。AI社員AIKATAは、宅建士の独占業務は引き受けず、AIの処理結果を人が品質チェックし、最終確認と承認は会社が行う体制です。

Q. 今使っている管理システムのまま、AI社員AIKATAを使えますか?

A. 使えます。AI社員AIKATAは特定のシステムに限定せず、会社が今使っている管理システム・ポータルサイト・報告書のひな形を、そのまま使い、画面操作を含めて自動化します。システムの乗り換えは要りません。無料相談(60分・オンライン・Google Meet)で、御社の業務を棚卸しし、どこまで任せられるかを整理します。

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監修 最終更新日: 2026年11月6日
菅澤孝平
菅澤 孝平 株式会社GENAI 代表取締役
  • AI業務自動化サービス「AI鬼管理」を運営 — Claude Code を活用し、経営者の業務を「AIエージェントに任せる仕組み」へ転換するパーソナルトレーニングを 伴走構築 で提供。日報・採用・問い合わせ対応・経費精算・議事録・データ集計・営業リスト等の定型業務を、AIに代行させる体制を経営者と一緒に作り込む
  • Claude Code 実装ノウハウを 経営者・法人クライアント に直接指導。生成AIを「便利ツール」ではなく 「業務を任せる存在」 として運用する手法を体系化
  • 「やらせ切る管理」メソッドの開発者。シンゲキ株式会社(2021年設立・鬼管理専門塾運営)にて累計3,000名以上の学習者を志望校合格に導いた管理メソッドを、AI × 経営者支援 に転用
  • 著書『3カ月で志望大学に合格できる鬼管理』(幻冬舎)、『親の過干渉こそ、最強の大学受験対策である。』(講談社)
  • メディア出演: REAL VALUE / カンニング竹山のイチバン研究所 / ええじゃないかBiz 他
  • 明治大学政治経済学部卒
現在は AI鬼管理(Claude Code活用の伴走型パーソナルトレーニング)を主事業とし、経営者と二人三脚で「AIに業務を任せる仕組み」を実装。「実行を強制する環境」を AI で構築する手法を、自社の実運用知見をもとに発信している。